蜂蜜の代用品10選!砂糖・みりんなど分量や用途ごとの使い方も紹介!

蜂蜜の代用品になる物を知っていますか?今回は、砂糖やみりんなど蜂蜜の代用品10種類を、置き換える分量の目安や向く用途とともに紹介します。また、蜂蜜の特徴や役割についても解説します。代用したときの仕上がりの違いや注意点も紹介しますので参考にしてください。

目次

  1. そもそも蜂蜜とは?
  2. 蜂蜜の代用品10選!
  3. ①砂糖【おすすめ】
  4. ②みりん
  5. ③水あめ
  6. ④オリゴ糖
  7. ⑤メープルシロップ
  8. ⑥ガムシロップ
  9. ⑦ジャム
  10. ⑧ケーキシロップ
  11. ⑨黒蜜
  12. ⑩黒糖
  13. 蜂蜜を代用するときの注意点は?
  14. ①少量ずつ加える
  15. ②風味・色・水分量を確認する
  16. ③みりんは加熱して使う

そもそも蜂蜜とは?

蜂蜜はミツバチが集めた花蜜などを巣の中で熟成させた天然の甘味料で、主成分はブドウ糖と果糖です。アカシアやレンゲなど蜜源となる花の種類によって香りや色、味わいが異なり、それぞれに違った風味があります。水分量が非常に少なく腐敗しにくいため、長期間保存できるのも特徴です。

また蜂蜜には採れたままの生蜂蜜と、加熱や精製を行った物があります。加熱や精製をすると結晶化が抑えられて扱いやすくなる一方で、生蜂蜜が持つ豊かな香りや風味は穏やかになります。

【蜂蜜の主な役割】
・料理やお菓子、飲み物に甘みを加える
・料理に照りと風味を付ける
・焼き菓子やパンの柔らかさを保つ

蜂蜜の代用品10選!

代用品 近さ・おすすめ 置き換えの目安 向く料理・用途 注意点
①砂糖 ◎ 蜂蜜10g→砂糖12~13g 料理、お菓子、飲み物 甘さと水分量を調整する
②みりん 〇 ー 煮物、照り焼き、魚料理 加熱し、甘さが足りない場合は砂糖を加える
③水あめ ◎ ー 焼き菓子、パン、チョコレート 甘さが控えめ
④オリゴ糖 〇 ー 料理、お菓子、飲み物 商品によって甘さや加熱への向き不向きがある
⑤メープルシロップ ◎ 蜂蜜の1.1~1.2倍 パンケーキ、焼き菓子、ドレッシング 香りと甘さが異なる
⓺ガムシロップ 〇 ー 飲み物、ゼリー、ヨーグルト コクが弱く、甘さが控えめ
⑦ジャム 〇 ー トースト、ヨーグルト、肉料理 果物の風味や酸味、色が加わる
⑧ケーキシロップ 〇 ー パンケーキ、ワッフル、焼き菓子 商品によって香りが異なる
⑨黒蜜 〇 ー 煮物、和菓子 色と風味が強くなる
⑩黒糖 △ ー 煮物、和菓子 色と風味が強くなる

砂糖やみりんなど、蜂蜜の代わりになる調味料は家庭にある身近な物で用意できます。ただし料理やお菓子に使うとき、どの代用品を選べば良いかや、同じ分量で置き換えて良いのかを知りたい人もいるでしょう。蜂蜜の代用品について、それぞれの特徴と置き換え方を説明します。

①砂糖【おすすめ】

【置き換えの目安】
・蜂蜜10gに対して砂糖12〜13g

【向く料理・用途】
・料理
・お菓子
・飲み物


砂糖は蜂蜜より水分を含まないため、置き換えると料理や生地の水分量が変わります。おかずに使う場合は味のバランスを見ながら、最初は換算量より控えめに加えてください。焼き菓子やパンでは、生地に入る水分量が減ると硬さが変わります。状態を見ながら、牛乳や水を少量ずつ足して調整しましょう。

②みりん

【向く料理・用途】
・煮物
・照り焼き
・魚料理


みりんと蜂蜜では、甘さの強さやコクの質が異なります。蜂蜜特有の風味は付きませんが、加熱すると自然な甘みと上品な照りが出て、魚料理では臭みを和らげる働きもあります。蜂蜜より甘さが弱いので、みりんだけでは物足りない場合は砂糖を少量加えて調整してください。

なお本みりんはアルコールを含むため、火を通さない飲み物やソースには使わず、加熱する料理に使いましょう。

③水あめ

【向く料理・用途】
・焼き菓子
・パン
・チョコレート


水あめは蜂蜜に近い粘度があり、粘りや艶を出しやすいのが特徴です。水分を保持する性質があり、液体の甘味料を粉末の砂糖に変えるより、生地の水分を保ちやすくなります。ただし蜂蜜より甘さが控えめなので、同量に置き換えると甘みが足りない場合があります。

一度に水あめを増やすと生地の水分量も変わるため、甘さが足りない場合は砂糖を少量加えて調整してください。

④オリゴ糖

【向く料理・用途】
・料理
・お菓子
・飲み物


液体タイプのオリゴ糖は、香りが穏やかで蜂蜜より甘さが控えめなのが特徴です。そのため、蜂蜜の風味を目立たせたくない料理やお菓子に使いやすい代用品です。商品によって甘さや加熱への向き不向きがあるので、同量での置き換えは避けてください。原材料やパッケージの使用方法を確認し、加熱できる商品かを確かめてから少量ずつ加えましょう。

⑤メープルシロップ

【置き換えの目安】
・蜂蜜の1.1〜1.2倍

【向く料理・用途】
・パンケーキ
・焼き菓子
・ドレッシング


メープルシロップは蜂蜜と同じ液体の甘味料ですが、サトウカエデから作られる独特の香りがあり甘さはやや控えめです。また蜂蜜より粘度が低く、そのまま置き換えると料理や生地の水分量に影響します。生地が緩くなることがあるので、焼き菓子などでは換算範囲の下限から加え、甘さや生地の状態を確認しながら調整しましょう。

⑥ガムシロップ

【向く料理・用途】
・飲み物
・ゼリー
・ヨーグルト


ガムシロップは冷たい液体にも素早く溶けやすく、蜂蜜のような強い香りがないため、素材本来の風味を損なわずに甘みを加えられます。一方で蜂蜜に比べて粘りやコクが弱く、甘さは控えめです。照りや深いコクを出す加熱料理には向かず、冷たい飲み物やデザートなどの甘み付けに適しています。

⑦ジャム

【向く料理・用途】
・トースト
・ヨーグルト
・肉料理


ジャムはトーストやヨーグルトなど、果物の風味や酸味が加わっても良い用途で代用できます。肉料理ではマーマレードやアプリコットジャムなどを使うと、甘みと果物の風味を加えられます。果物の種類や砂糖の含有量によって甘さや酸味、色が異なるため、一律の分量では置き換えられません。

料理の色や香りも変わることを踏まえ、少量ずつ混ぜて味を整えてください。

⑧ケーキシロップ

【向く料理・用途】
・パンケーキ
・ワッフル
・焼き菓子


ケーキシロップは蜂蜜に比べて粘度が弱く、コクや風味が控えめなのが特徴です。蜂蜜特有の香りを抑えて甘みを足したい場合に代用しやすく、生地に混ぜ込むことも可能です。商品によって原材料や香料が異なり、メープル風味が付いている場合もあります。作る物の香りと合うかを原材料表示で確かめ、生地へ混ぜる際は水分量も見ながら加えてください。

⑨黒蜜

【向く料理・用途】
・煮物
・和菓子


黒蜜は黒糖を水に溶かして煮詰めた物で、濃い色と独特のコクがあります。蜂蜜の代わりに使うと黒糖の風味が加わって味わいも変わりますが、液状なので煮汁や生地に混ぜて使いやすいのも特徴です。蜂蜜より甘く感じやすいため、一度に同量を入れず少量ずつ加えましょう。

ただし、黒蜜は淡い色の料理や蜂蜜の香りを活かしたいお菓子には不向きです。黒蜜の風味が活きる煮物や和菓子などに代用しましょう。

⑩黒糖

【向く料理・用途】
・煮物
・和菓子


黒糖は濃厚な風味とコクがあり、色も濃いのが特徴です。蜂蜜の代用に使うと、甘みとともに黒糖の風味が加わり、仕上がりの色も濃くなります。そのため淡い色合いや蜂蜜の香りを残したい料理には不向きで、黒糖は液体ではないため、蜂蜜のような粘りは出ません。固形の黒糖は細かく砕いてから煮汁などに溶かし、甘さを確かめながら加えてください。

なお焼き菓子では、蜂蜜から置き換えて減った水分を生地の状態に合わせて調整する必要があります。

蜂蜜を代用するときの注意点は?

蜂蜜を置き換える場合、甘みの強さや香り、色合いや含まれる水分量は代用品によってさまざまです。どのような点に注意して、代用品を使えば良いのでしょうか。失敗せずに調理できるよう、蜂蜜を代用するときの注意点を3つ解説します。

①少量ずつ加える

蜂蜜の代用品は、商品や種類によって甘みの強さが異なります。そのため、最初からレシピの蜂蜜と同量を一度に加えず少量から入れて全体を混ぜ、味を確認してください。少しずつ追加することで、料理が甘くなりすぎるのを防げます。液体の代用品は量を増やすほど水分量も変わるので、料理や生地の状態を見ながら調整してください。

②風味・色・水分量を確認する

蜂蜜を別の甘味料で代用すると料理やお菓子の風味・色合い、水分量が変わります。黒蜜や黒糖は色と風味が強く、ジャムは果物の酸味も加わるので、淡い色や蜂蜜の香りを活かしたい料理には不向きです。また砂糖で代用すると水分量が減り、液体のシロップ量を増やすと生地や煮汁が緩くなります。

味や見た目だけでなく仕上がりの状態も確認し、必要に応じて他の調味料の量を調整しましょう。

③みりんは加熱して使う

本みりんにはアルコールが含まれるため、蜂蜜の代わりに使う際は必ず加熱して、アルコール分を飛ばす必要があります。煮物や照り焼きなど調理工程で火を通す料理に使用し、加熱しない飲み物や生食への使用は避けてください。一方でみりん風調味料はアルコールをほとんど含まないため、加熱せずに使えます。

ただし本みりんとは風味や成分が異なるため、商品表示を確認してから使用してください。

蜂蜜の代用を知って料理やお菓子に活かそう

蜂蜜は砂糖やみりん、水あめやメープルシロップなど、身近な甘味料で代用できます。代用品ごとに甘みや香り、色合いや含まれる水分量が異なるため、それぞれの特徴を確認して選ぶことが大切です。蜂蜜がなくても料理やお菓子に合う代用品を選んで、毎日の調理に役立ててください。

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