だしの素・和風顆粒だしの代用は?めんつゆ・白だしは?分量も紹介!
だしの素・和風顆粒だしがないとき、何で代用できるか知っていますか?今回は、だしの素・和風顆粒だしの代用品となる〈だしパック・めんつゆ・白だし〉などを、使い方とともに紹介します。鶏がらスープの素で代用できるかや、かつお節・昆布を使っただし汁の取り方も紹介しますので参考にしてください。
目次
そもそもだしの素・和風顆粒だしとは?

だしの素は、かつお節や昆布など旨味の強い素材のエキスを粉末にし、塩や糖類で味を整えて作られています。店頭では顆粒だしや和風顆粒だしという名前で販売されていることも多く、顆粒タイプが主流です。味噌汁や煮物をはじめ、さまざまな和食の下味や味付けに幅広く使われています。
【だしの素の役割】
・かつお節や昆布などの旨味を加える
・水に溶かすだけでだしの味を出す
・塩と糖類で味の土台を作る
だしの素・和風顆粒だしの代用品6選!
| 代用品 | 近さ・おすすめ | 向く料理・用途 | 注意点 |
| ①だしパック | ◎ | 煮物、汁物、炒め物 | だしが出るまで時間がかかる |
| ②めんつゆ | ○ | 煮物、鍋、炊き込みご飯 | 醤油の色がつく |
| ③白だし | ○ | うどんつゆ、色を残したい煮物 | 塩味が濃い |
| ④昆布茶 | △ | 味噌汁、スープ | かつお節の風味は出ない |
| ⑤うどんスープの素 | ○ | うどんつゆ、おでん、炒め物、浅漬け | 食塩が入っている |
| ⑥手作りの粉末だし | △ | だし取り、トッピング、混ぜ込み | 塩味が入らないので調味料で補う |
だしの素がないときに、家にある物で代用できないか考える人もいるでしょう。だしの素や和風顆粒だしを切らしていても、身近な調味料や乾物を使えば、味噌汁や煮物に合うだしの風味を補えます。だしの素や和風顆粒だしの代わりになる物を6つ紹介します。
①だしパック【おすすめ】

【向く料理・用途】
・煮物
・汁物
・炒め物
だしパックは、かつお節や昆布、煮干しなどを袋に詰めた商品で、使用している素材によって風味が異なるのが特徴です。粉末タイプなら、そのまま料理に加えるだけで手軽に使えます。粉末ではないタイプも、ミルサーなどで細かく砕けば、だしの素の代用品として使えます。
基本的には煮出して使うので、だしの素のようにすぐに旨味は出せません。旨味が十分に出るまで、時間をかけて煮出しましょう。
②めんつゆ

【向く料理・用途】
・煮物
・鍋
・炊き込みご飯
めんつゆは粉末のだしの素とは異なり、水やお湯で薄めて使うのが基本です。濃縮タイプは少量でも十分な味が付くので、使用量を調整しましょう。塩味や甘みが含まれており、レシピにある醤油や砂糖を控えめにすると味のバランスが整います。
だしの素との大きな違いは、醤油の色や風味がそのまま料理に反映される点です。商品によってだしの味わいも異なるため、幅広い料理に使うなら風味が控えめなめんつゆを選びましょう。
③白だし

【向く料理・用途】
・うどんつゆ
・色を残したい煮物
白だしはめんつゆと同じ液体調味料ですが、薄口醤油をベースにしているので、料理の色が濃くなりにくいのが特徴です。だしの風味を活かした上品な味わいで、だしの素の代用品としても使いやすいでしょう。見た目は淡い色でもだしの素より塩味が強いため、レシピに塩を加える場合は量を減らすか、省いて味を調整してください。
④昆布茶

【向く料理・用途】
・味噌汁
・スープ
昆布茶はお湯で溶かして使う他にも、粉末のまま料理に加えられます。昆布の旨味を手軽にプラスできて、代用品として使いやすいのが特徴ですが、だしの素のようなかつお節の風味は加わりません。
味に物足りなさを感じる場合は、めんつゆや白だしを少量加えると、より深みのある味わいになります。塩分量はメーカーによって異なるため、味を確認しながら少しずつ加えて調整しましょう。
⑤うどんスープの素

【向く料理・用途】
・うどんつゆ
・おでん
・炒め物
・浅漬け
うどんスープの素はお湯で溶かして使う他にも、粉末のまま料理に加えられます。だしの旨味がしっかり効いており、だしの素の代用品として使いやすく、和食との相性も良好です。
だしの素よりも食塩が多く含まれているので、レシピの塩は減らすか省略して味を調整しましょう。お湯で溶かして使う場合は、商品ごとに推奨されている希釈量が異なるため、パッケージの表示を目安に濃さを調整してください。
⑥手作りの粉末だし

【向く料理・用途】
・だし取り
・トッピング
・混ぜ込み
【材料】
・かつお節:20g
・昆布:20g
・煮干し:20g
【作り方・手順】
1.昆布をはさみで1cm角に切り、煮干しの腹わたを除く
2.クッキングペーパーの上にかつお節、昆布、煮干しを別々に広げて耐熱皿に載せ、ラップなしで600Wで20秒ずつ加熱する
3.3種をまとめてミキサーにかけ、粉状になるまで回す
手作りの粉末だしなら市販品と違って添加物や食塩を含まず、素材本来の旨味を楽しめるのがメリットです。だしの素のような塩味などがないので、料理に使う際は塩や醤油を加えて味を整えてください。出来上がり量は約120mLで、清潔な密閉容器に入れておけば、冷蔵で約2週間保存できます。
だしの素・和風顆粒だしは鶏がらスープの素などで代用できる?

だしの素や和風顆粒だしがないとき、鶏がらスープやコンソメで代用できるのか気になる人もいるでしょう。代用する際の注意点や、料理に合わせた使い方のコツを詳しく解説します。
①鶏がらスープの素
鶏がらスープの素は、だしの素とは風味が異なり、昆布やかつお節など和風だしに使われる素材が含まれていません。和食の味付けをそのまま再現する用途には向きませんが、旨味やコクを加える目的であれば使用できます。煮物や鍋のアクセントとして使うと、味に深みが出るでしょう。
和風パスタを中華風にアレンジするように、相性が良いのは料理の方向性を変える使い方です。商品によっては甘みが不足する可能性があり、少量の砂糖を加えると味のバランスを整えられます。
②コンソメ
洋風だしの素ともいわれるコンソメは、ブイヨンをベースに塩などで味を調整して作られています。だしの素とは風味が異なり、昆布やかつお節などの素材は使われていないので、和食には向きません。スープや炒め物などで旨味を加えることはできますが、塩味が付いているので、使う際はレシピの塩分を減らして調整しましょう。
だしの素・和風顆粒だしの代わりになるだし汁の取り方5選!
だしの素がなくても、かつお節や昆布、煮干しなどの乾物があればだし汁を取れます。だしの素や和風顆粒だしの代わりになる、だし汁の代表的な5つの取り方や分量を解説します。
①かつおだし

【材料】
・かつお節:30g
・お湯:1L
【作り方・手順】
1.鍋のお湯が沸いたら、火を落とす
2.かつお節を加える
3.1〜2分置き、鍋底に沈んだらこす
かつおだしの一番だしは、豊かな香りと爽やかな旨味で本来の風味をしっかり楽しめるのがメリットです。だしの素のように塩味や甘みがないので、味付けは醤油や塩などの調味料で調整しましょう。
だしをこす際はかつお節を強く絞らず、自然に落ちるのを待つと雑味を抑えられます。使い終わったかつお節は二番だしにも使え、香りよりも濃い旨味を活かしただしが取れるでしょう。
②昆布だし

【材料】
・昆布:10g
・水:1L
【作り方・手順】
1.鍋に水と昆布を入れ、約30分置く
2.火にかけ、沸騰する直前に昆布を取り出す
昆布だしは上品かつ優しい風味で、素材本来の味を引き立てたい料理に向いています。昆布は沸騰させるとえぐみが出やすいため、加熱する際は火加減に注意しましょう。翌日に使うなら、昆布を水に浸して冷蔵庫で一晩置く水出しでも手軽にだしを取れます。だしの素のような塩味などはないので、醤油や塩で味を調整してください。
③煮干しだし

【材料】
・煮干し:10g
・水:500mL
【作り方・手順】
1.鍋に水と煮干しを入れ、30分以上置く
2.火にかけ、沸騰したらあくを取る
3.そのまま5分煮出す
煮干しだしは、魚の特有の香りや味わいが前に出るので、料理に深みを加えたいときに向いています。煮出すと旨味とともに雑味も出やすく、だしの素のような澄んだ味わいにはなりにくいのが特徴です。雑味を抑えたい場合は、火にかけず冷蔵庫で一晩置く水出しにすると、爽やかで上品なだしになります。
④昆布とかつお節の合わせだし

【材料】
・昆布:水の1%
・かつお節:水の1%
・水:適量
【作り方・手順】
1.昆布を水に30分程浸ける
2.弱めの火にかけ、じっくり時間をかけて温度を上げる
3.沸騰する手前で昆布を取り出す
4.煮立ったところでかつお節を加え、3〜4分そのまま煮る
5.火を止めたあと、かつお節が鍋底に落ちるのを待って静かにこす
昆布とかつお節の合わせだしは、単体で取るよりも旨味が強く感じられ、だしの素に近い味わいになります。昆布とかつお節の風味が合うことで、料理に深みとコクを加えられるのが特徴です。完成までに約1時間かかるため、時間に余裕があるときに向いています。
手間をかけた分、味わい深いだしになりますが、すぐに使いたいときは別の方法を選んでください。だしの素のような塩味はないので、調味料などで味を調整しましょう。
⑤干し椎茸の戻し汁

【材料】
・干し椎茸:使う分
・水:干し椎茸の全体が浸かる量
【作り方・手順】
1.保存容器に干し椎茸を入れ、水を注ぐ
2.冷蔵庫に入れて6~12時間置く
3.椎茸を取り出し、戻し汁をだしに使う
干し椎茸の戻し汁には旨味が含まれており、かつお節や昆布とは異なる独特の香りと風味を楽しめます。水で戻す時間が必要なため、思い立った時にすぐに使えないのがデメリットです。
戻した椎茸はそのまま料理の具材として入れられるので、使う予定がある場合は前日から準備しておくと無駄がないでしょう。だしの素のようにすぐ使えるわけではなく、塩味を加えるなどして味の調整が必要な点に注意してください。
だしの素・和風顆粒だしを代用するときの注意点は?

代用品はだしの素とは塩分や甘み、風味が異なるため、使う際にはコツが必要です。だしの素や和風顆粒だしの代用品を使うときの注意点について詳しく解説します。
①少しずつ加えて味見をする
代用品は商品によって塩分量や味付けが異なるため、だしの素と同じ分量で置き換えると、味が濃くなる場合があります。特に醤油やみりんが含まれている代用品は塩味や甘みが付いているので、追加する調味料の量には注意してください。少量ずつ味見をしながら加えると、味が濃くなるのを防ぎ、料理に合った味に整えられます。
②塩分と原材料を確認する
うどんスープの素や昆布茶には食塩が含まれており、レシピに記載された塩をそのまま加えると、塩辛くなるかもしれません。だしの素には砂糖類が含まれている商品も多く、甘みのない代用品を使うと出来上がりの味わいが変わります。代用品の原材料を確認しておくと、加える量を調整しやすくなるでしょう。
③手作りだしは調味料で整える
かつお節や昆布から取っただし汁には、塩味や甘みは含まれていません。だしの素と同じ感覚で加えるだけでは味が決まらず、塩や醤油などの調味料で整えることが必要です。煮物なら醤油とみりんを同量程度、鍋なら塩を組み合わせるなど、料理に合わせて味付けを調整しましょう。だし汁は旨味を加える役割が中心で、味の濃さや甘みは調味料で調整するのがコツです。
だしの素・和風顆粒だしの代用を知って料理に活かそう
家にだしパックやめんつゆがあれば、だしの素がなくても代用できます。白だしやうどんスープの素を使うなら、レシピの塩を減らして味を調整しましょう。時間に余裕があるときは、かつお節や昆布からだし汁を取ったり、自分で粉末だしを作ったりする方法もあります。料理に合わせて使い分ければ、だしの素がない場合でも風味豊かな味わいになるでしょう。
