ぶどうは追熟する?しない?収穫後の食べ頃や甘く感じる方法も紹介!
ぶどうは収穫後に追熟するか知っていますか?今回は、ぶどうが追熟する果物かどうかと、食べ頃の見分け方を紹介します。見分け方を知っておくと、ぶどうを選ぶときにも役立ちます。正しい保存方法や甘みが弱いぶどうの食べ方、おすすめ商品も紹介しますので参考にしてください。
目次
ぶどうは追熟する?しない?

ぶどうは樹木の上で成熟し、食べ頃になると収穫されます。そのため、購入後に常温で置いても、追熟によって甘みが増すことはありません。収穫時点の品質が最もよく、その後は品質が低下していくため、購入後は早めに食べるのが基本です。すぐに食べない場合は、ポリ袋に入れて冷蔵し、鮮度を保ちましょう。
ぶどうの食べ頃の見分け方は?

ピオーネやシャインマスカットといったぶどうは人気がありますが、見た目だけでは食べ頃がわかりにくいと感じることもあるでしょう。果皮、粒、ブルーム、軸の4つから、ぶどうの食べ頃を見分けるポイントを紹介します。
①果皮の色
ぶどうは、品種本来の果皮の色が鮮やかで、房全体がきれいに色づいた物を選びましょう。黒色系や赤色系のぶどうは色が濃く、黄緑色系は明るく鮮やかな物が食べ頃の目安です。
黒色系に分類されるピオーネは、大粒で紫黒色の果粒に色づいているかを確認しましょう。ただし、果皮の色だけで甘さを判断するのは難しいので、粒のハリや軸の状態もあわせて確認してください。
ぶどうは収穫後に追熟しないため、購入後に家庭でさらに色づくのを待つ必要はありません。
②粒のハリ
ぶどうは一粒ずつに丸みがあり、果皮にみずみずしいハリのある房が食べ頃の目安です。ぶどうの粒の大きさが揃っているか、果皮にしわやへこみがないかも確認しましょう。果皮にハリがある粒のぶどうは、水分が保たれているサインです。一方、粒がしぼんでいたり、果皮にしわが寄っていたりする物は避けましょう。
粒が房から落ちやすくなっているぶどうも鮮度が落ちているため、購入済みであれば早めに食べ切りましょう。
③ブルームの付き方
果皮の表面に白い粉状のブルームが均一に残っていることも、ぶどうが新鮮であることを見分ける目安です。ブルームはぶどうの果皮から自然に出る脂肪酸などでできた天然成分で、雨や朝露をはじいて病気を防いだり、水分の蒸発を抑えて鮮度を保ったりする働きがあります。
ブルームは無害で、生産者も収穫の際にはできるだけ落とさないように丁寧に扱っています。むしろ新鮮な証拠であるため、ブルームが残る房を避ける必要はありません。購入後も保存前にぶどうのブルームをこすり落とさず、房を洗う際も落とさなくて良いでしょう。
④軸の状態
軸が緑色で太く、粒がしっかり付いている房のぶどうは、鮮度が良い状態です。収穫から時間が経つと、ぶどうの軸は茶色く乾いたようになり、粒が房から落ちやすくなります。
ぶどうの軸の切り口や粒との接続部分まで確認し、枯れたような変色がない物を選びましょう。軸が茶色くなっている房は鮮度が落ちているサインです。購入後はぶどうの粒の状態も見ながら、早めに食べ切りましょう。
甘みが弱いぶどうを美味しく食べる方法は?

ぶどうを食べて、甘みが弱いと感じたとき、どうすれば美味しく食べられるのでしょう。追熟しないため、甘みが弱い場合は食べ方を工夫する必要があります。甘みが弱いぶどうを美味しく食べる方法を紹介しましょう。
①房の下の方から食べる
ぶどうは房の軸に近い上側から成熟が進むため、同じ房の中でも上部ほど糖度が高くて甘みが強く、下部の房の先は酸味が抜けにくい傾向があります。甘い部分から先に食べると、後から食べる房の下部を酸っぱく感じやすくなります。酸味が残りやすい下部の粒から食べ始め、上部へ向かって食べ進めると、最後まで美味しく味わえるでしょう。
②冷やしすぎない
冷蔵したぶどうは、食べる20~30分前に冷蔵庫から出し、常温にしたほうが甘味を感じやすくなります。ぶどうは常温での保存が可能ですが、日持ちは短く、室温が高いほど傷みが進みやすくなるため、購入後はなるべく早く食べ切りましょう。
③調理・加工で甘みを補う
そのままでは甘みが物足りないぶどうは、ジャムやコンポートに加工すると食べやすくなります。果物と砂糖を組み合わせて加熱することで、追熟しないぶどうでも甘みを補うことが可能です。ジャムはパンやヨーグルトに添えるほか、肉料理のソースにも使えます。コンポートは粗熱を取って冷蔵庫で冷やすと、デザートとして楽しめます。
ぶどうのおすすめ商品を紹介!
ぶどうは旬の時期に収穫され、産地や品種によって、甘みや香り、食感がさまざまです。旬のぶどうを味わえる商品から、厳選して3つ紹介します。
①岡山・船穂産 シャインマスカット 「晴王」 1房(600g)【8月中旬頃〜お届け】
岡山県産のシャインマスカット「晴王」は、岡山県下のJAより出荷するシャインマスカットの名称で、JA全農おかやまの登録商標です。出荷基準として糖度18度以上、顆粒重は赤秀15g以上、青秀13g以上と定められています。大粒で種がなく皮ごと食べられ、高い糖度と爽やかな風味が特徴です。見栄えの良さから、贈答用としても人気です。
②「甲斐の里グループ」 山梨産 「巨峰」 1.4kg【8月中旬頃〜お届け】
「甲斐の里グループ」は、山梨県の地元農家が連携する生産団体で、桃やシャインマスカットを中心に、巨峰などのぶどうを生産しています。巨峰は黒色系を代表する大粒品種で、甘みと酸味のバランスに優れた濃厚な味わいが特徴です。山梨県における巨峰の露地栽培での収穫時期は7月下旬から9月下旬であり、この時期に合わせて旬の巨峰が届けられます。
③山形産「ニューピオーネ」1.4kg【9月中旬頃〜お届け】
寒暖差の大きい山形県の気候で育まれ、種なし処理が施されたニューピオーネは、巨峰の甘みとカノンホール・マスカットの爽やかな香りをあわせ持っています。大粒で種がなく皮離れも良いため、食べやすいのが特徴です。山形県産は9月中旬頃から出荷が始まります。
ぶどうの追熟について知ろう
ぶどうは収穫後に追熟しないため、購入後に置いても甘みが増すわけではありません。購入時に果皮の色や粒のハリ、ブルーム、軸の状態から食べ頃の房を見極めるのがポイントです。甘みや香り、食感などが異なるさまざまな品種があるので、特徴を比べながら好みのぶどうを見つけましょう。



