バニラビーンズの代用品5選!エッセンスやオイルの違いと使い方も紹介!
お菓子作りなどでよく使われるバニラビーンズですが、手元にないときの代用品を知っていますか?バニラエッセンスやバニラオイルなど、バニラビーンズの代わりになるものを5品紹介しましょう。香りの残り方や黒い粒の有無、プリンと焼き菓子での使い分けなども取り上げます。
目次
そもそもバニラビーンズとは?

バニラビーンズは、ラン科の植物であるバニラのさやを発酵、乾燥させた物です。収穫後に発酵と乾燥を繰り返すことで、バニラ特有の甘い香りが生まれます。さやごと液体に入れて煮出すほか、中の種をしごき出して生地に混ぜて使用します。プリンやカスタードクリーム、焼き菓子などに幅広く使われ、甘い香りだけでなく黒い粒状の見た目も特徴です。
【バニラビーンズの主な役割】
・お菓子に甘い香りを付ける
・卵や乳製品の風味を整える
・黒い種でお菓子の見た目に特徴を出す
・クリームや生地へ香りを移す
バニラビーンズの代用品5選!
| 代用品 | 近さ・おすすめ | 置き換えの目安 | 向いているお菓子 | 注意点 |
| ①バニラエッセンス | 〇 | 商品表示を確認 | チーズケーキ、キャロットケーキ、ディップ | 高温で香りが飛びやすい |
| ②バニラオイル | 〇 | 商品表示を確認 | クッキー、ケーキ、マフィン | 油溶性のため水分の多い生地には馴染みにくい |
| ③バニラエクストラクト | 〇 | 商品表示を確認 | プリン、クリーム、焼き菓子 | 高温で加熱すると香りが飛びやすい |
| ④バニラペースト | 〇 | 商品表示を確認(製品例:小さじ1杯(約6g)でバニラビーンズ1本分) | プリン、カスタードクリーム、アイス | 糖分を含む商品がある |
| ⑤バニラビーンズパウダー | 〇 | 商品表示を確認 | クッキー、ケーキ | 砂糖などの甘味料が加えられた製品もある |
お菓子作りの際、レシピにバニラビーンズが書かれているのに、手元にないこともあるでしょう。また、バニラビーンズは高価で、さやから種を取り出すのにも手間がかかります。もっと、手ごろな値段で、手軽に使える物はないかと考えている人もいるのではないでしょうか。バニラビーンズの代用品を5つ、それぞれの特徴や向いているお菓子とともに紹介します。
①バニラエッセンス

【置き換える際の分量の目安】
・商品表示に従う
【向いているお菓子】
・プリン
・アイス
・ムース
バニラエッセンスは水分の多い材料になじみやすく、プリンやアイス、ムースの香り付けに適しています。バニラビーンズのような黒い粒や重厚な風味はないものの、少量で手軽に香りを付けられるのが特徴です。香りの成分が熱で飛びやすいため、冷菓用として使用するのが基本です。
入れすぎると苦味を感じるので、分量は商品表示を確認したうえ、少量ずつ加えながら調整していきましょう。
②バニラオイル
【置き換える際の分量の目安】
・商品表示に従う
【向いているお菓子】
・クッキー
・ケーキ
・マフィン
バニラオイルは、バターなどの油脂になじみやすく、熱しても香りが飛びにくいのが特徴です。バニラビーンズのような黒い粒はありませんが、焼き菓子に加えても香りが残りやすく、クッキーやケーキ、マフィンなどに向いています。バニラビーンズに比べて手軽に使えるのもメリットです。
商品ごとに香りの強さが異なるので、使用量の目安は製品の表示を確認しましょう。
③バニラエクストラクト

【置き換える際の分量の目安】
・商品表示に従う
【向いているお菓子】
・プリン
・クリーム
・焼き菓子
バニラエクストラクトは、天然のバニラビーンズを水とアルコールに漬けて抽出した天然香料です。バニラビーンズのような黒い粒はありませんが、天然バニラならではの自然な香りがあります。液体で水分の多い生地になじみやすく、プリンやカスタードクリームなど加熱温度が低いお菓子や冷菓に向いています。
ただし、高温で加熱する焼き菓子に使うと、アルコール分が揮発してしまい香りが残りにくいので注意が必要です。製品によって香りの強さが異なるので、バニラビーンズの代用にする場合は、原材料表示や容器に記載された使用量を確認し、数滴など少量ずつ加えながら調整しましょう。
④バニラペースト
【置き換える際の分量の目安】
・製品例:小さじ1杯(約6g)でバニラビーンズ1本分
【向いているお菓子】
・プリン
・カスタードクリーム
・アイス
バニラペーストは、バニラの抽出物や種を糖液などに混ぜ合わせた物です。バニラビーンズのようにさやから種を取り出す手間がなく、手軽に使えます。豊かな香りに加えて黒い粒も残るため、バニラビーンズを使ったような見た目になります。
製品によっては、アルコールを含む場合があるので注意しましょう。アルコールを避けたい場合は、生地に加えたあとに加熱調理をすれば揮発させられます。砂糖を含む商品もあるので、原材料や使用量の表示を確認してから加えましょう。
⑤バニラビーンズパウダー
【置き換える際の分量の目安】
・商品表示に従う
【向いているお菓子】
・クッキー
・ケーキ
バニラビーンズパウダーは、バニラのさやを乾燥させて粉末にした物です。バニラビーンズと違ってさやを割る手間がなく、そのまま使えるのが特徴です。粉末なので生地全体に混ざりやすく、クッキーやケーキなどの焼き菓子に向いています。
バニラのみを粉末にした製品と砂糖などの甘味料が加えられた製品があるので、原材料や、使用量を確認して選びましょう。
バニラビーンズを代用するときの注意点は?

バニラビーンズの代用品はそれぞれ性質や使い勝手が異なるので、それぞれの特徴を知っておくことが大切です。バニラビーンズの代用品を使うときは、次のような点に注意しましょう。
①商品ごとの使用量を確認する
バニラペーストやバニラエッセンス、バニラオイルなどは、同じ種類でも製品によって香りの強さが異なります。そのため、バニラビーンズの代用品として使う場合は、バニラビーンズの使用量をそのまま置き換えず、パッケージに記載された使用量を確認しましょう。
液体は滴数、ペーストは重さなど、製品によって計量方法も異なります。記載がない場合は少量から加え、香りを確かめながら調整していきましょう。
②加熱の有無で種類を選ぶ
バニラエッセンスは高温で香りが飛びやすいため、アイスなどの冷菓や低温で焼くプリンに向いており、使用温度帯は-20℃~40℃です。一方、クッキーやケーキなど加熱するお菓子には、耐熱性が高いバニラオイルが向いています。バニラオイルはバターを多く含む生地にもなじみやすく、焼いた後も香りが残りやすいのが特徴です。
バニラエクストラクトは、低温でも加熱しても香りが飛びにくいのが特徴で、冷菓と焼き菓子のいずれにも使用できます。いずれも、商品表示の使用量を確認して加えましょう。
③色やアルコールの違いに注意する
バニラビーンズを使用すると黒い粒が残りますが、種を含まないエッセンスやオイルではバニラビーンズを使った料理と同様の見た目にはなりません。バニラビーンズを使ったときの見た目に近づけたい場合は、バニラペーストなど種を含む物を選びましょう。
また、バニラエッセンスやエクストラクトの多くは原材料にアルコールを含みます。アルコールを避けたい場合は原材料表示を確認して含まれていない物を選ぶか、加熱調理をして、アルコール分を飛ばしましょう。
バニラビーンズの代用品を活かそう
バニラビーンズの代用品は、バニラの香りをどの程度残したいかや、お菓子の種類に合わせて選ぶことが大切です。バニラエッセンスは手軽に香りを加えられますが耐熱性がなく、加熱調理をしないお菓子に使用します。バニラペーストなら黒い粒も加えられます。代用品を使い分けて、お菓子作りに役立てましょう。
