めかぶの賞味期限は?切れたらいつまで?5日・1週間は?腐るとどうなるかも紹介!
めかぶの賞味期限はどのくらいか知っていますか?今回は、〈パック・生・乾燥〉めかぶの賞味期限や、賞味期限切れはいつまで食べられるかを紹介します。めかぶが腐るとどうなるかや、日持ちさせる方法も紹介しますので参考にしてください。
目次
めかぶの賞味期限はどのくらい?

種類 | 賞味期限 |
パック | 1週間~20日 |
生 | 2日~3日 |
乾燥 | 半年~1年 |
ミネラルやビタミンを豊富に含むめかぶはワカメの根元部分にあたり、歯ごたえの良い食感とぬめりが特徴の食品です。スーパーなどで手に入りやすい食品ですが、どれくらいの期間美味しく食べられるのでしょうか。めかぶをの賞味期限をパック、生、乾燥別で紹介します。
【パック】めかぶの賞味期限
パックのめかぶは湯通し済みの物が多く、生めかぶよりも賞味期限が長くなります。賞味期限は製造日から1週間~20日ほどで、味付けされていないパックめかぶより、味がついている物や子持ちめかぶの方が日持ちする傾向です。なお、パックめかぶは冷蔵が基本ですが、量が多く食べ切れない場合は冷凍庫に入れて保存も可能です。
【生】めかぶの賞味期限
加工がされておらず鮮度が落ちやすい生めかぶは賞味期限が短いので、冷蔵保存して当日中に食べ切ると良いでしょう。食べられない分の生めかぶは一度湯通しをすれば約3日間の保存が可能で、冷凍庫に入れれば約30日間日持ちさせられます。
【乾燥】めかぶの賞味期限
水やお湯で戻してから使う乾燥めかぶは半年~1年ほどの賞味期限で、めかぶの販売が少ない時期でも手軽に食べられるでしょう。なお、乾燥めかぶを開封した後は密閉袋や蓋がついた容器に入れ空気が触れないように保存すると、劣化しにくく長く日持ちします。
めかぶの賞味期限切れはいつまで大丈夫?腐るとどうなる?

パック、生、乾燥ごとに賞味期限が異なるめかぶですが、期限が過ぎた物は食べられるのでしょうか。また、賞味期限を過ぎて腐っためかぶの見分け方も気になります。賞味期限が切れためかぶが食べられるのかや、腐っためかぶを見分けるポイントを紹介します。
めかぶの賞味期限切れは腐っていなければ食べられる
めかぶに限らず食品の賞味期限は商品を美味しく食べられる期間と定義しており、日本では製造メーカーが設定した賞味期限に0.8以上1未満の安全係数をかけることを推奨しています。そのため食品に記載の賞味期限は本来メーカーが設定した物より短くなっており、めかぶの賞味期限が多少切れていても問題なく食べられます。
なお、消費期限が表記されている物は期限を過ぎると食品の味や品質が劣化する恐れがあるので、消費期限切れの物や変化を感じる食品は食べない方が良いでしょう。
【めかぶが腐ったときの特徴】
・鼻をつく臭いや異臭がする
・溶けている
・カビが生える
・変な液体が出ている
・酸味を感じる
【2日〜3日】賞味期限切れのめかぶ
賞味期限を2日~3日、または4日ほど過ぎためかぶでも問題なく食べられることが多いようです。ただしめかぶのパックが開封されていたり保存状態が悪かったりすると劣化が早まるので、賞味期限が2日以上過ぎためかぶを食べたいときは見た目や匂いを確認しましょう。
【賞味期限が2日~3日切れためかぶの特徴】
・通常通り食べられることが多い
・匂い、見た目、味わいに変化が現れることは少ない
【5日〜1週間】賞味期限切れのめかぶ
加熱済みのパックめかぶなら、5日から1週間、または10日ほど賞味期限切れでも冷蔵庫などで正しく保存していれば食べられることもあるようです。しかし、賞味期限を2週間から1ヶ月以上過ぎると腐敗し、腹痛などを引き起こす可能性が高くなります。大幅な期限切れのめかぶや賞味期限がわからないもの、見た目や味わいに変化があるものは食べるのを避けましょう。
【賞味期限が5日~1週間切れためかぶの特徴】
・正しく保存してあれば食べられることが多い
・刺激のある臭いやカビが発生することがある
・強い酸味を感じる場合がある
めかぶを日持ちさせるには?

加工方法によって日持ちが違うめかぶを長期間美味しく食べるには、どのような方法で保存すれば良いのでしょうか。パック、生、乾燥のめかぶ別により日持ちさせる方法を紹介します。
【パック】めかぶを日持ちさせる方法
パック入りのめかぶの場合は容器ごと冷凍保存が可能で、約30日間日持ちします。パックに入っていないめかぶは密閉袋や蓋のついた密閉容器に入れて空気に触れないように保存すると、酸化により品質の劣化を防ぎます。パックのめかぶの新鮮さを保ち、日持ちを伸ばすには賞味期限内に冷凍保存するようにしましょう。
【生】めかぶを日持ちさせる方法
生めかぶは日持ちが短く、早い場合は当日中に色味に変化が現れるので、すぐに食べないときは下処理をして冷蔵庫や冷凍庫で保存しましょう。生めかぶを冷蔵庫で保存すると2日~3日間日持ちしますが、入れる前に一度湯通しをしておく必要があります。約30日間日持ちする冷凍保存の場合は生めかぶを洗って水気を切り、小分けにして密閉袋に入れましょう。
【乾燥】めかぶを日持ちさせる方法
乾燥めかぶは常温で長期間の保存が可能ですが、開封後の場合は直射日光を避け湿度が低い冷暗所に置いておく必要があります。密閉袋や容器に詰め替えたり乾燥剤などを入れたりして正しく保存することで、長期間の日持ちが可能です。正しく保存されていないとめかぶに湿気が触れ、カビが発生する恐れがあります。
めかぶの冷凍保存については、下記を参考にしてください。
めかぶを賞味期限切れ前に消費するおすすめレシピ3選!
賞味期限が切れる前にめかぶを消費でき、美味しく食べるにはどのようなレシピがあるのでしょうか。パック、生、乾燥めかぶを使ったレシピを3つ紹介します。
①めかぶのめんつゆ漬け

【材料】
・乾燥めかぶ:大さじ1
・きゅうり:2本
・なす:1本
・オクラ:4本
・みょうが:3本
・めんつゆ:180cc
めかぶだけでなく、夏野菜をたっぷりと消費できるめかぶのめんつゆ漬けの作り方を紹介します。
【作り方】
1.乾燥めかぶを熱湯で戻して粘り気が出るまでよく混ぜる
2.なすを1cm角に切って水につけておく
3.オクラを1分ほど茹でて5mm幅に切る
4.みょうがを半分に切って薄切りにし、きゅうりは1cm角に切る
5.全ての材料をタッパーに入れて半日から1日漬ける
めかぶと夏野菜を使って、さっぱりと食べやすく仕上げた一品です。そのままでも良いですが、そばやうどん、冷奴に乗せても美味しく食べられます。
②めかぶと豆腐の味噌汁

【材料】
・水:4カップ
・出汁パック:2個
・絹ごし豆腐:200g
・パックめかぶ:2パック
・油揚げ:1枚
・ねぎ:30g
・味噌:大さじ2
パックめかぶと豆腐を使用した、5人分の味噌汁の作り方を紹介します。
【作り方】
1.鍋に水と出汁パックを入れて加熱する
2.豆腐、油揚げ、ねぎを一口大に切る
3.鍋が沸騰したらめかぶ、豆腐、油揚げを加える
4.再び沸騰したら味噌を入れて溶かす
5.最後にねぎを入れて器に盛る
普段作る味噌汁にパックめかぶを加えるだけで作れる、手軽な汁物レシピです。めかぶの粘りで、滑らかな舌触りを味わえます。
③生めかぶのとろろ丼

【材料】
・生めかぶ:4~6本
・長芋:適量
・白ねぎ:10cm
・だしの素:小さじ2
・醤油:適量
賞味期限の短い生めかぶをたっぷりと食べられる、生めかぶのとろろ丼の作り方を紹介します。
【作り方】
1.生めかぶを細かく切る
2.お湯を沸かした鍋にめかぶを入れて約30秒茹でてザルにあげる
3.白ねぎをみじん切りにする
4.長芋をする
5.材料を全てボウルに入れて混ぜてご飯に乗せる
生めかぶととろろ両方の粘り気を楽しめる、丼レシピです。生めかぶの残っている茎の部分は茹でた後ごま油で炒めて、醤油かポン酢をかけると美味しく食べられます。
めかぶの賞味期限を知ろう
めかぶはパック、生、乾燥ごとに日持ちが異なります。特に生めかぶは賞味期限が短いため、傷みや腐敗も心配です。めかぶを長期間美味しく食べるには種類ごとの賞味期限を知り、湯通しなどの下処理をしたり、密閉袋や容器に入れて冷凍したり正しく保存することが大切です。