鶏肉の消費期限切れはいつまで?1〜2日過ぎても加熱すればOK?腐るとどうなるかも紹介!

鶏肉の消費期限切れはいつまで食べられるのか知っていますか?今回は、鶏肉の消費期限切れがいつまで大丈夫かを〈1日・2日・3日〉など期間別に、加熱すれば食べられるかや腐るとどうなるかも紹介します。消費期限が1週間過ぎた鶏肉を食べたらどうなるかや、日持ちする保存方法も紹介しますので参考にしてください。

目次

  1. 鶏肉の消費期限はどのくらい?冷蔵庫で何日?
  2. 【部位別】鶏肉の消費期限の目安
  3. 鶏肉の消費期限切れはいつまで大丈夫?加熱すれば食べられる?
  4. 消費期限切れの鶏肉を食べるのは止めよう
  5. 【1日】消費期限切れの鶏肉
  6. 【2~3日】消費期限切れの鶏肉
  7. 【4~5日】消費期限切れの鶏肉
  8. 【1週間】消費期限切れの鶏肉
  9. 鶏肉が消費期限切れで傷む・腐るとどうなる?見分け方は?
  10. 消費期限切れの鶏肉を食べたらどうなる?
  11. 食中毒になる可能性があるため体調に異常が出たら病院へ行こう
  12. 鶏肉の日持ちする保存方法は?
  13. 鶏肉を冷蔵保存する方法・ポイント
  14. 鶏肉を冷凍保存する方法・ポイント
  15. 鶏肉の消費期限が切れる前に消費するレシピ
  16. ①ふわふわチキンナゲット
  17. ②ヤンニョムチキン
  18. ③チキンとほうれん草のグラタン

鶏肉の消費期限はどのくらい?冷蔵庫で何日?

鶏肉は多くの家庭で消費されていながら、消費期限がどの程度なのか、冷蔵庫でどれくらい保存できるのかを正確に把握していない人は少なくありません。購入後に期限が切れそうな場合や1日や2日過ぎてしまった時は、食中毒の心配なく安全に食べられるのか不安になるでしょう。そこで、鶏肉の消費期限と保存の目安について紹介しましょう。

【部位別】鶏肉の消費期限の目安

冷蔵 チルド 冷凍
むね肉・もも肉 2~3日 2~3日 2~3週間
ささみ・手羽元 3日 2~3日 2~3週間
ひき肉 1日 1日 1~2週間

鶏肉の部位によって消費期限には差があり、食中毒の心配なく食べるにはそれぞれの期限や、保存方法による日持ちの違いを知る必要があります。鶏ひき肉は肉を加工する際に広い面積が空気に触れ、酸化が進みやすいので、消費期限が1日と最も短くなっています。また、鶏肉は水分が多く含まれ、傷みやすい肉です。

むね肉やもも肉は肉を挽く工程がなく、ひき肉と比べて長く保存ができますが、2~3日で食べ切れない場合は、冷蔵庫保存から冷凍保存に切り替えるのが安全でしょう。ささみ、手羽元も同様に、2日程度で食べ切れないなら安全のために冷凍保存が推奨されています。

鶏肉の消費期限切れはいつまで大丈夫?加熱すれば食べられる?

鶏肉の消費期限が切れてしまった場合、照り焼きや唐揚げなど十分に加熱すれば安全に食べられるのかどうか気になる人はいるでしょう。健康を損なわないようにするには、正しい判断基準を知っておくことが大切です。そこで、消費期限が切れた鶏肉はいつまで安全に食べられるかについて紹介します。

消費期限切れの鶏肉を食べるのは止めよう

傷みやすい食品には、賞味期限ではなく消費期限が表示されています。鶏肉は特に劣化が早く食中毒の恐れがあり、期限を過ぎた物を食べるのは危険です。見た目に変化がなく安全そうに感じても、自己責任で大丈夫と判断するのは避けましょう。かつては製造年月日が表示されていましたが、現在は保存可能な期間が分かる期限表示に変更されています。

鶏肉による食中毒で注意すべき菌はカンピロバクターです。鶏の腸内に存在し、下痢や嘔吐を引き起こします。東京都の調査では、市場に出回る鶏肉の4~6割で付着が確認されました。発症には数百程度の菌量で足りるとされ、少量でも発症する可能性があり、子供や高齢者の場合では重症化する恐れもあります。

【賞味期限の定義】
・美味しく食べられる期間
・劣化しにくい食べ物

【消費期限の定義】
・劣化が早い食べ物
・安全に食べられる期間

【1日】消費期限切れの鶏肉

消費期限を1日過ぎた鶏肉は、見た目に目立つ異常が見られない場合が多いでしょう。特に、冷蔵庫の中で最も温度が低いチルド室で保存していた場合、風味にも大きな違和感がなく、傷んでいると判断できないケースもあります。

しかし、変色など見た目に明確な変化がなくても、肉の表面に水分が滲み出ている場合は鮮度が徐々に低下しているサインです。十分に加熱したとしても、食べない方が無難でしょう。

【消費期限が1日過ぎた鶏肉】
・食べるのは控える
・匂いや見た目に変化が出ないこともある
・味や食感に違和感を感じない場合もある

【2~3日】消費期限切れの鶏肉

消費期限が2~3日過ぎても、見た目や匂いに大きな異変が見られない場合もあるでしょう。ただし、肉からは水分が流出し始め、鮮度は確実に低下しています。

さらに、期限が2日を過ぎる頃からは、食中毒菌が増殖している恐れがあり、安全性の面から処分することが推奨されています。保存状態によっては表面にぬめりが出たり、通常とは異なる臭いが生じたりする場合もあるでしょう。消費期限が2日以上過ぎた鶏肉は、食べないようにしましょう。

【消費期限が2日過ぎた鶏肉】
・食べるのは控える
・臭いが出る場合がある
・ぬめりが出る場合がある
・食感が悪くなる場合がある

【4~5日】消費期限切れの鶏肉

期限が4~5日過ぎた鶏肉は、見た目や臭いに明らかな異常が出やすく、これまでの段階とは違い安全ではないと判断できます。肉の内部からドリップと呼ばれる赤い液体が出てきたり、弾力が失われたりします。

また、表面にはぬめりが出て、不快な臭いも感じるでしょう。鶏肉は水分量が多く、菌が増えやすい環境とされています。食べた場合、食中毒を起こす恐れがあるため、安全のために処分してください。

【消費期限が4~5日過ぎた鶏肉】
・食べられない
・不快な臭いがする
・ぬめりが出る
・ドリップが出る

【1週間】消費期限切れの鶏肉

消費期限が1週間を過ぎると、強い刺激臭が発生したり白いカビが生えたりして、見た目から明らかな傷みが分かります。食中毒菌も大量に増殖し、少量を口にするのも危険な状態です。肉の色や脂身の色など、見た目にも大きな変化が現れます。新鮮な鶏肉の鮮やかなピンク色は失われ、明らかに食用に適さない状態であることが分かります。

消費期限が1週間~10日過ぎた鶏肉を誤って口に入れてしまった場合は、飲み込まずにすぐ吐き出してください。廃棄する際は、他の食材や調理器具に触れないよう注意しましょう。

【消費期限が1週間過ぎた鶏肉】
・食べられない
・アンモニア臭がする
・肉が黒く変色する
・脂身が黄色く変色する
・白カビが生える

鶏肉が消費期限切れで傷む・腐るとどうなる?見分け方は?

鶏肉は水分量が多く、保存時の環境の影響を受けやすい食品です。鮮度が低下すると肉全体の色味が本来の透明感を失い、変色します。加熱しても見た目は元に戻りません。また、緑や白い綿のような物が付着している場合は、腐敗が進んだ状態です。そして、傷んだ鶏肉からは異臭が発生します。

新鮮な状態とは明らかに異なり、少しでも違和感を覚えた時点で使用を控えてください。ただし、劣化の初期段階では強い臭いが出ないケースも多く、他の変化とあわせて確認する必要があります。鶏肉には元々ある程度のぬめりがありますが、水で洗っても取り切れない場合や、糸を引く状態になっている場合は処分してください。

【腐った鶏肉の特徴】
・茶、黄、黒などに変色し、見た目に異変が現れる
・酸っぱい臭いや硫黄の臭いがする
・緑カビ、白カビが生える
・ぬめりが出る
・糸を引く

消費期限切れの鶏肉を食べたらどうなる?

鶏肉は劣化が早い食品であり、消費期限が1週間も過ぎると腐敗します。期限を過ぎた鶏肉を食べた場合にどんな影響があるのか、不安に感じる人もいるでしょう。消費期限切れの鶏肉を食べてしまった場合に起こり得る影響について紹介します。

食中毒になる可能性があるため体調に異常が出たら病院へ行こう

消費期限が切れて1週間後などの腐った鶏肉を食べた場合、食中毒を起こし腹痛や下痢、おう吐、発熱などの症状が出る恐れがあります。特に高齢者や子供、妊婦、体調が優れない人は、食中毒が重症化する可能性があり危険性が高いでしょう。主な原因菌はカンピロバクターで、食べた後2~5日後に症状が現れるのが特徴です。

感染後にギランバレー症候群を発症する場合もあり、手足の痺れ(しびれ)や力が入りにくいなどの症状が出る恐れがあります。食中毒の疑いがある場合や、体調に異変を感じた際は水分補給を行い、必要に応じて医療機関を受診してください。

鶏肉の日持ちする保存方法は?

鶏肉は傷みやすい食材ですが、購入後の扱い方や保存環境によって日持ちや安全性が大きく変わります。消費期限内であっても、保存状態が適切でなければ品質は低下するでしょう。少しでも長く鮮度を保つには、保存方法を見直すことが大切です。そこで、鶏肉を日持ちさせるための保存方法について紹介します。

鶏肉を冷蔵保存する方法・ポイント

トレイのままでは鶏肉の表面が空気に触れやすく、劣化が進みやすい状態になります。雑菌の増殖を防ぐためにも、トレイから取り出して冷蔵庫で保存しましょう。ドリップを拭き取ってからラップで包んで保存すれば、より長く日持ちします。ラップで包んだ鶏肉は、ファスナー付きの袋に入れると、より密閉しやすくなります。

大きくて袋に入らない時は、適度なサイズにカットしてから包んでください。冷蔵庫にチルド室がある場合は、そちらに保存するのが適しています。チルド室がない場合は、冷蔵庫の温度が比較的低く安定している上段の奥に入れると良いでしょう。

【鶏肉を冷蔵保存する手順】
1.購入した鶏肉をトレイから出す
2.鶏肉をキッチンペーパーで拭く
3.保存用袋に入れる
4.冷蔵庫に入れる

鶏肉を冷凍保存する方法・ポイント

基本の手順は冷蔵庫保存と同じです。注意したいのは、冷凍しても食中毒菌は死滅しない点です。鮮度が落ちた鶏肉をそのまま冷凍しても、解凍すると再び菌が増殖します。購入後にすぐ使わない時は、肉の鮮度が落ちる前の段階で冷凍保存してください。

また、あらかじめ食べやすい大きさに切り、下味をつけてから冷凍する方法もあります。冷凍すると肉の繊維が壊れて、味が馴染みやすくなるのが利点です。解凍時は冷蔵庫内で時間をかけて戻すか、流水で解凍してください。なお、一度解凍した鶏肉を再び冷凍すると食中毒の危険性が高まるので、再冷凍は避けてください。

【鶏肉を冷凍保存する手順】
1.購入した鶏肉をトレイから出す
2.鶏肉をキッチンペーパーで拭く
3.保存用袋に入れる
4.冷凍庫に入れる

鶏肉の消費期限が切れる前に消費するレシピ

気づけば消費期限が迫っている鶏肉が、冷蔵庫に残っていたという経験はあるでしょう。傷みやすい食材だからこそ、期限内に使い切る工夫が大切です。無駄なく使い切るには、まとめて消費できるレシピを知っておくと良いでしょう。鶏肉の消費に役立つレシピを紹介します。

①ふわふわチキンナゲット

【材料】
・木綿豆腐:1/2丁
・鶏むね肉:2枚
・卵黄:1個分
・小麦粉:大さじ3
・ショウガ汁:小さじ2
・塩コショウ:少々
・ブロッコリー:1/2株
・プチトマト:4~8個
・揚げ油:適量
・ケチャップ:適量


ふわふわチキンナゲットの作り方を紹介します。

【作り方】
1.チキンナゲットの材料をフードプロセッサーに入れ攪拌(かくはん)する
2.ボウルに移す
3.手に油を馴染ませ、小判型に成形し小麦粉をはたく
4.180℃の油で、きつね色になるまで揚げる
5.皿にチキンナゲット、ブロッコリー、プチトマトを盛る
6.チキンナゲットにケチャップをかける


豆腐入りでヘルシーな、柔らかい食感のチキンナゲットです。フードプロセッサーに入れる前に鶏肉は適度な大きさにカットしておきます。フードプロセッサーがない場合は、包丁で細かく刻んでください。肉感が残りますが、それも良いアクセントになります。

②ヤンニョムチキン

【材料】
・鶏もも肉:約400g
・片栗粉:大さじ3
・醤油:小さじ1
・にんにく:1かけ(すりおろし)
・コチュジャン:大さじ1.5
・みりん:大さじ1.5
・砂糖:大さじ1
・醤油:大さじ1/2


ヤンニョムチキンの作り方を紹介します。

【作り方】
1.冷蔵庫から取り出し、室温に戻した鶏肉の余分な脂を取り除く
2.フォークで肉に穴をあけ、食べやすいサイズにカットする
3.醤油、にんにくを肉に揉み込む
4.片栗粉をバットに広げ、鶏肉に薄くはたく
5.フライパンに油を敷き、鶏肉を中火くらいで揚げ焼きにする
6.焼き上がった鶏肉を金網に移す
7.フライパンに残った油をキッチンペーパーで取り除く
8.揚げ焼きした鶏肉、調味料をフライパンに入れ、弱火に近い中火で煮詰める
9.器に盛り付ける


色鮮やかな見た目が食欲を刺激するヤンニョムチキンです。鶏肉を焼いた後にフライパンに残った油は、残っているとタレの食感が悪くなるので、十分に拭き取ってください。火が強過ぎるとタレを煮絡める際に焦げ付くので、火加減は弱めの中火にするのがコツです。

③チキンとほうれん草のグラタン

【材料】
・玉ねぎ:1/4個
・牛乳:250cc
・鶏肉:120g
・ピザ用チーズ:ふたつかみ
・小麦粉:大さじ2
・ほうれん草:70g
・バター:大さじ1と1/2
・オリーブオイル:小さじ2
・塩、顆粒コンソメ:小さじ1/4
・こしょう:少々


チキンとほうれん草のグラタンの作り方を紹介します。

【作り方】
1.湯を沸騰させ、ほうれん草を茹でて水に上げ冷ます
2.ほうれん草の水気を取り、4cmくらいに切る
3.バターをフライパンで加熱し、玉ねぎを加えて炒め、さらに鶏肉を加え炒める
4.玉ねぎが柔らかくなるまで炒め、小麦粉を加えてさらに炒める
5.小麦粉が馴染んだら牛乳と顆粒コンソメ、塩、こしょうを加える
6.とろみが付くまで加熱したら、ほうれん草を加える
7.グラタン皿に移しチーズを散りばめ、オリーブオイルを回しかける
8.オーブントースターかオーブンで焼き色が付き、チーズが溶けるまで焼く


食事にもおつまみにもなる鶏肉とほうれん草のグラタンです。カボチャをプラスするなどのアレンジも楽しめます。小麦粉を加えた後は、粉っぽさがなくなるまで十分に馴染ませるのがコツです。

鶏肉の消費期限切れに注意しよう

鶏肉は消費期限が短く、保存状態によっては想像以上に早く傷んでしまう食材です。期限を過ぎた物を食べると、腹痛や下痢などの体調不良に繋がる恐れもあります。見た目や匂いに少しでも違和感がある場合は、もったいないと感じても、安全のために口にしない判断が大切です。日頃から正しい冷蔵庫、冷凍庫保存を心掛け、期限内に使い切る工夫を意識しましょう。

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