煮卵の日持ち・賞味期限は?冷蔵庫で1週間?固茹で・半熟別だと?腐るとどうなる?
煮卵(味玉)の日持ち・賞味期限を知っていますか?冷蔵庫で1週間もつのでしょうか?今回は、〈固茹で・半熟〉の煮卵の日持ち・賞味期限を、保存方法のポイントと併せて紹介します。煮卵の賞味期限が切れて腐るとどうなるかも紹介しますので参考にしてください。
目次
煮卵(味玉)の日持ち・賞味期限は?冷蔵庫で1週間?

美味しく味が染み込み、栄養も満点な煮卵は、常備菜としても最適です。煮卵を常備する際に知っておきたい日持ちや賞味期限、また、冷蔵庫ではどのくらい保存できるのかについても紹介します。
【固茹で】煮卵の日持ち・賞味期限|冷蔵庫で約5日
煮卵は、つけ汁の塩分や糖分による静菌作用で、ゆで卵より日持ちが良く冷蔵庫で5日前後保存が可能です。また、卵の芯までしっかりと熱の入った固茹で卵で作ることも、細菌の繁殖を防くポイントです。
【半熟】煮卵の日持ち・賞味期限|冷蔵庫で2〜3日
煮卵は、卵のゆで加減によっても賞味期限が前後します。半熟の煮卵の日持ちや賞味期限は、固めの煮卵より短く、冷蔵庫で2~3日です。かなり柔らかめの半熟で作った煮卵は、さらに傷みやすいため、1~2日で食べきりましょう。
煮卵の冷凍・常温での保存はおすすめしない
煮卵のような味付け卵を手作りした際に、常温で保存をすると、雑菌が繁殖し傷みやすくなります。お弁当のおかず用などに作り置きをしておきたい場合は、必ず冷蔵庫で保存しましょう。保存期間は3~5日程です。
また、自家製煮卵を冷凍で保存するという方法もありますが、解凍の仕方によっては風味が落ちてしまうことから、あまりおすすめできません。
煮卵を日持ちさせる保存方法は?酢を入れると良い?

煮卵をたくさん手作りしておきたい時、日持ちさせる保存方法がわかっていると安心です。つけ汁に酢を加えると、日持ちや賞味期限が延びるのかも気になるところです。煮卵に美味しく味を染み込ませ、日持ちさせる保存方法を紹介します。
①しっかりと密閉して保存する
煮卵は、つけ汁が漏れないよう、密閉容器や密封式保存袋に入れて冷蔵庫で保存しましょう。使用する密閉容器や密封保存袋は雑菌の繁殖を防ぐため、汚れを洗浄した後に水分をしっかりとふき取り、清潔な状態にしておくと安心です。
②つけ汁・タレに全体を漬けて保存する
煮卵を保存する時は、煮卵全体がつけ汁やタレに漬かった状態で保存しましょう。まんべんなくつけ汁に漬かっていることで、煮卵の乾燥を防ぎ、同時に賞味期限を延ばす効果も期待できます。
③つけ汁・タレを濃くする
保存の効く醤油や砂糖などの調味料を使ったつけ汁や、2倍や4倍濃縮のめんつゆをそのまま使った濃い味のつけ汁は、微生物の繁殖を防ぎ煮卵を傷みにくくする効果があります。ただし、煮卵のつけ汁を濃い味付けにしても、大幅に賞味期限を延ばせるわけではありません。煮卵は、できる限り賞味期限の目安となる5日以内に食べきりましょう。
煮卵にお酢を入れても日持ち・賞味期限はあまり変わらない
煮卵を作る際、つけ汁にお酢を加えても、煮卵の賞味期限を延ばすという直接的な効果は期待できません。しかし、少量のお酢を加えたつけ汁で漬け込んだ煮卵は、いつもとはまたひと味違うさっぱりとした味わいを楽しめます。
煮卵が賞味期限切れで腐るとどうなる?

煮卵が腐ると、硫黄臭や生臭さなどの臭いを強く感じます。つけ汁が染み込んだ煮卵は腐敗による変色の判断がしづらくなりますが、割った時に黄身に黒や緑の斑点がある、触った時にぬめりがあるような場合は要注意です。また、口にした時に、酸っぱさや苦さなどいつもと違う味を感じた時はすぐに破棄してください。
【腐った煮卵の特徴】
・匂いが変わる
・変色する
・糸を引く
・味が変わる
煮卵の日持ちするレシピを紹介!

艶やかな醤油色に染まった煮卵は、食欲をそそる一品です。基本のつけ汁の作り方や漬け時間を覚えておけば、いつでも手早く美味しい煮卵を作れます。煮卵の日持ちするレシピを紹介します。
材料
・卵:6個
・砂糖:大さじ1
・しょうゆ:大さじ4
・水:大さじ3
・みりん:大さじ2
作り方・手順
煮卵を日持ちをさせたい場合、ゆで卵は固めに茹でておきましょう。漬け込み時間は、程よい濃さの味付けで食べたい場合は、2~3時間が目安です。7~8時間漬け込むと、つけ汁がより濃く染み込み日持ちや賞味期限も長くなります。
【煮卵の作り方の手順】
1.卵がしっかり漬かる位のお湯で卵を茹でる
2.つけ汁の材料、砂糖、しょうゆ、水、みりんを鍋にすべて入れ火にかける
3.一度しっかりと沸騰させ、火を止める
4.密封式保存袋に、殻をむいたゆで卵と粗熱を取ったつけ汁をすべて加える
5.空気を抜いて封をしたら、冷蔵庫で保存する
煮卵の日持ち・賞味期限を知ろう
煮卵の日持ちは、調理方法によっても異なりますが、何より大切なのは冷蔵庫で保存することです。賞味期限を意識し、美味しい作り置きのおかずとして、煮卵を日々の献立に取り入れましょう。