豆腐の賞味期限切れはいつまで?1週間・2日後や未開封だと?腐るとどうなるかも紹介!

豆腐の賞味期限切れはいつまで食べられるのか知っていますか?今回は、豆腐の賞味期限切れがいつまで大丈夫かを〈1日・2日・5日・1週間・10日・1ヶ月〉など日数別に、開封前後での違いや腐るとどうなるのかを紹介します。豆腐の日持ちする保存方法も紹介しますので参考にしてください。

目次

  1. 豆腐の賞味期限・日持ちは?切れたら食べられない?
  2. そもそも賞味期限と消費期限の違いは?
  3. 【水入り】豆腐の賞味期限は3〜10日
  4. 【充填】豆腐の賞味期限は1〜6ヶ月
  5. 豆腐は賞味期限切れでも食べられる場合がある
  6. 豆腐の賞味期限切れはいつまで大丈夫?1週間後は?
  7. 開封した後は2〜3日以内に食べきろう
  8. 【1日・2日・3日】賞味期限切れの豆腐
  9. 【4日・5日】賞味期限切れの豆腐
  10. 【1〜2週間】賞味期限切れの豆腐
  11. 【1ヶ月以上】賞味期限切れの豆腐
  12. 豆腐の賞味期限が切れて腐るとどうなる?見分け方は?
  13. 豆腐の日持ちする保存方法は?
  14. ①冷蔵保存する方法
  15. ②冷凍保存する方法
  16. 豆腐の賞味期限・日持ちに関するQ&A|手作りは?
  17. ①手作りした豆腐の賞味期限・日持ちは?
  18. ②調理後の豆腐料理の賞味期限・日持ちは?
  19. 豆腐の賞味期限が切れる前に消費するレシピも紹介!
  20. ①豆腐とチンゲン菜のオイスターソース炒め
  21. ②豆腐ステーキ
  22. ③冷しゃぶ豆腐サラダ
  23. ④揚げ出し豆腐
  24. ⑤麻婆豆腐

豆腐の賞味期限・日持ちは?切れたら食べられない?

水分が多い豆腐は、賞味期限が切れたらすぐに捨ててしまうべきか、それともまだ食べられるのか判断に迷うことも多いでしょう。種類や保存状態によっても変わる豆腐の賞味期限について、日持ちの目安を説明します。

そもそも賞味期限と消費期限の違いは?

種類 賞味期限の目安
水入り 3~10日
充填 1~6ヶ月

賞味期限は、多少過ぎても品質は大きく劣化しません。ただし風味や食感が変わるなど、本来の食品の味とは異なってきます。一方、消費期限切れの食品を食べると、食中毒のリスクが高まります。どっちの期限が記載されている食品も風味や食感だけで判断せず、期限内に食べきることを意識し、表示を確認することが大切です。

【賞味期限の定義】
・美味しく食べられる期限
・期限が過ぎてもすぐに食べられないわけではない


【消費期限の定義】
・安心して口にできる期限
・期限が過ぎると腐敗の可能性が高まり、口にしない方が良いという目安
・腐敗によって健康を害する可能性がある

【水入り】豆腐の賞味期限は3〜10日

未開封で冷蔵保存していた場合、3~10日は美味しく食べられますが、開封済みや常温保存では3日以内に傷む可能性があります。絹ごし、木綿豆腐で賞味期限の差はありません。どちらも加熱処理されていないため、菌が繁殖しやすく賞味期限が短いことから開封後は早めに消費しましょう。

【充填】豆腐の賞味期限は1〜6ヶ月

充填豆腐は加熱処理されているので、未開封で冷蔵保存しておくと長期保存が可能です。水入り豆腐と異なり、パック詰め後に加熱することで殺菌され、菌の繁殖を抑え衛生的な状態を保ちます。この製造工程の違いから、充填豆腐は水入り豆腐よりも賞味期限が長く設定されています。

豆腐は賞味期限切れでも食べられる場合がある

賞味期限が過ぎた未開封の豆腐を食べる前に、変色していないか、ぬめりや容器が膨張していないか、酸っぱいような臭いはしないか等の確認をしてください。1〜2日過ぎた程度で異常がなければ、食べられる場合もありますが、気温の高い夏場は特に注意し、念のため加熱をしましょう。賞味期限が切れても、いつまで大丈夫なのかを知っておくことも重要です。

豆腐の賞味期限切れはいつまで大丈夫?1週間後は?

賞味期限切れの豆腐がいつまで安全に食べられるかの目安を詳しく解説します。日数ごとの状態や注意点を知って、賢く食品ロスを減らしましょう。

開封した後は2〜3日以内に食べきろう

開封により雑菌が付着しやすく、水分が多い豆腐は菌が繁殖しますので、未開封の状態よりも品質の劣化が早くなります。冷蔵庫で保存し、見た目や匂いに異常がないか確認してから、賞味期限に関わらず3日以内に食べきることが重要です。次の見出しからは、未開封の賞味期限切れの豆腐がどのくらいまで食べられるのか紹介します。

【1日・2日・3日】賞味期限切れの豆腐

臭いや色、ぬめりがなければ食べられます。水入り、充填豆腐どちらも同様ですが、夏場など気温の高い季節は注意が必要です。安全のため、見た目に問題がなくても加熱調理をしてから食べましょう。

【賞味期限が1日・2日・3日過ぎた豆腐の状態】
・食べられる
・匂いは変化なし
・見た目も変化なし
・食感も変化なし

【4日・5日】賞味期限切れの豆腐

適切な衛生管理と日本の食品安全基準に基づき、賞味期限切れ後5日以内であれば微生物が増えにくく、安全に食べられます。加熱すると微生物の繁殖を抑えられるので、より安全に食べられます。

【賞味期限が4日・5日過ぎた豆腐の状態】
・食べられる
・匂いは変化なし
・見た目も変化なし
・食感も変化なし

【1〜2週間】賞味期限切れの豆腐

賞味期限が1週間過ぎた水入り豆腐は、アクが出て風味も落ちるので破棄しましょう。充填豆腐は比較的長持ちしますが、食中毒のリスクもあるため見た目や匂いを慎重に確認し、少しでも異常があれば廃棄してください。食べる場合は必ず加熱調理をしましょう。いずれも賞味期限が10日を過ぎたら、健康被害の恐れがあるので、未開封でも食べられません。

【賞味期限が10日以上切れた豆腐の状態】
・食べられない
・鼻を突くような異臭
・黄色に変色している
・酸っぱい味がする

【1ヶ月以上】賞味期限切れの豆腐

未開封でも傷んでしまっているので、水入り豆腐、充填豆腐どちらも腐敗している可能性があります。ガスが発生してパックが膨張するなどの見た目に異常が起こり、食べると健康を損ねる恐れがあります。

【賞味期限が1ヶ月以上過ぎた豆腐の状態】
・食べられない
・酸っぱい臭いがする
・カビが生えている
・粘り気がある

豆腐の賞味期限が切れて腐るとどうなる?見分け方は?

水分が多い豆腐は、傷むと茶色に変色するほか、カビが浮く場合もあります。腐った豆腐を食べてしまったら体調を確認し、下痢、嘔吐、腹痛、発熱など食中毒の兆候があれば速やかに病院を受診しましょう。症状は30分程度で現れることもあれば、菌の種類によっては1週間ほど潜伏することもありますので注意してください。

【腐った豆腐の見分け方の特徴】
・変色する
・酸っぱい臭いがする
・食べると舌を刺すような刺激を感じる
・ヌメリが出てくる
・未開封でもパックが膨張する

豆腐の日持ちする保存方法は?

豆腐は水分が多いので日持ちしないのが難点ですが、少しの工夫で保存期間を延ばせます。最適な冷蔵、冷凍保存方法から、冷凍の保存後の使い方まで紹介します。

①冷蔵保存する方法

未開封の物はそのまま保存して良いですが、使いかけの豆腐は傷みを防ぐため水道水に浸して保存しましょう。水道水に含まれる塩素には消毒効果があり、豆腐を衛生的な状態に保てます。毎日水を替え、賞味期限内に使いきってください。

【使いかけの豆腐の冷蔵保存のやり方】
1.豆腐が浸かる深さの容器にそのまま豆腐を入れる
2.水道水を豆腐が浸かるまで入れる
3.蓋かラップで密閉する

②冷凍保存する方法

豆腐は丸ごと、または食べやすいサイズにカットして保存すると、2週間ほど日持ちします。冷凍により豆腐内の水分が固まって解凍時には空洞になり、スポンジのような独特の食感になるので、ナゲットなどに調理すると肉のような食感を楽しめます。

【冷凍保存のやり方】
1.パックから取り出す
2.キッチンペーパーで水分をふき取る
3.冷凍保存用の袋に入れる

豆腐の賞味期限・日持ちに関するQ&A|手作りは?

手作り豆腐や加熱後の豆腐料理となると、市販品とは扱いが違うのでいつまで食べられるのか分からない人もいるでしょう。手作り豆腐の賞味期限および日持ちや保存方法から、調理済み豆腐料理の注意点まで、安全に美味しく楽しむための情報も紹介します。

①手作りした豆腐の賞味期限・日持ちは?

手作りした豆腐は、市販品と異なり保存料が無添加のため、基本的に賞味期限は当日中です。冷蔵保存する際は清潔な容器に、豆腐が完全に浸かるように水道水を張り保存すると、2~3日程度日持ちします。

②調理後の豆腐料理の賞味期限・日持ちは?

豆腐料理は冷蔵保存で1~3日程度、冷凍保存で3~4週間程度日持ちします。料理に水分が多いと傷みやすくなるため、作るときに豆腐の水気をしっかり飛ばしましょう。冷凍保存すると、加熱後でも豆腐の食感が変わってしまうので注意が必要です。

豆腐の賞味期限が切れる前に消費するレシピも紹介!

賞味期限が切れる前に美味しく消費できる、豆腐の簡単なレシピを紹介します。普段の食卓のメイン料理から副菜、お弁当のおかずにもなるので、参考にして作ってください。

①豆腐とチンゲン菜のオイスターソース炒め

【材料】
・木綿豆腐:200g
・チンゲン菜:2株
・しいたけ、エリンギ:400g
・サラダ油:大さじ1
・ラー油:適量
・A オイスターソース、醤油、酒:各大さじ1
・水溶き片栗粉:適量


チンゲン菜と豆腐のオイスターソース炒めの作り方を紹介します。

【作り方】
1.食材を食べやすい大きさに切る
2.フライパンにサラダ油を熱し、キノコ類から炒め、チンゲン菜、豆腐の順番で加える
3.Aの調味料をまわし入れ、蓋をして中火で3分蒸す
4.3に水溶き片栗粉を加えて、とろみをつけたら完成


大きさにもよりますが、チンゲン菜は縦半分に切ると食べやすくなります。冷めても美味しい1品です。

②豆腐ステーキ

【材料】
・木綿豆腐:200g
・薄力粉:大さじ3
・A 料理酒、みりん、醤油:各大さじ1
・ごま油:適量
・小ねぎ:適量
・かつお節:適量


豆腐ステーキの作り方を紹介します。

【作り方】
1.木綿豆腐を4等分に切り、薄力粉を全体にまんべんなくまぶす
2.ごま油をフライパンに入れ中火で熱し、1を入れて焼く
3.両面に焼き色がついたらAを加えて、中火のまま全体に味を馴染ませるように、からめて煮詰める
4.皿に盛り付けて、小ねぎ、かつお節を散らせば完成


豆腐が苦手な人でも、甘辛く照り焼き風に仕上げているので食べやすいおかずです。辛い食べ物を好む人は、七味唐辛子をかけると良いでしょう。

③冷しゃぶ豆腐サラダ

【材料】
・木綿豆腐:200g
・豚しゃぶしゃぶ用肉:200g
・水菜:1袋
・料理酒:少々
・ごまドレッシング:適量


冷しゃぶ豆腐サラダの作り方を紹介します。

【作り方】
1.豆腐と水菜を食べやすい大きさに切る
2.鍋に湯を沸かしたら料理酒を加え豚肉を茹でて、色が変わったらすぐに取り出しザルにあげる
3.皿に水菜、豆腐、豚肉の順で盛り付ける
4.ごまドレッシングをかけたら完成


豚肉を茹でた後に水でさらさず、自然に冷ますと柔らかく仕上がります。食欲がない日でも、食べやすい料理です。

④揚げ出し豆腐

【材料】
・木綿豆腐:1丁
・大根おろし:適量
・おろししょうが:適量
・小麦粉:適量
・だし汁:200ml
・醤油:50ml
・みりん:25ml


揚げ出し豆腐の作り方を紹介します。

【作り方】
1.豆腐を食べやすい大きさに切り、キッチンペーパーの上に並べ、途中で裏返しながら5~10分おく
2.つゆはだし、醤油、みりんを鍋に入れ、温める
3.豆腐の水分が軽くきれたら、小麦粉をまんべんなく付ける
4.160~170度の油で、途中で裏返しながら揚げ、表面がきつね色になったら取り出す
5.器に豆腐を入れ、お好みで大根おろし、おろししょうがをのせ、つゆをかけたら完成


豆腐に少し手間を加えるだけで、満足感のある美味しい料理になります。ししとうなどを添えたら、彩りが良くなります。

⑤麻婆豆腐

【材料】
・絹ごし豆腐:1丁
・豚ひき肉:150g
・にんにく:1かけ
・しょうが:少々
・長ねぎ:1/2本
・豆板醤:5g
・A 料理酒:大さじ2
・A 甜面醤:大さじ1
・A 鶏がらスープの素:大さじ1/2
・A 砂糖:大さじ1/2
・A 水:250cc
・水溶き片栗粉:適量
・ごま油:大さじ1/2


麻婆豆腐の作り方を紹介します。

【作り方】
1.フライパンに油をひき、中火でみじん切りにしたにんにく、しょうが、長ねぎを炒める
2.豚ひき肉も加えて色が変わるまで炒めたら、豆板醤を入れる
3.Aの調味料を加えて、ひと煮立ちさせる
4.豆腐を加えて、崩さないようにまぜながら少し煮る
5.弱火にして、水溶き片栗粉を加えてよくまぜる
6.中火に戻しとろみがついたら、仕上げにごま油を加えて完成


豆板醤でお好みの辛さに調節してください。水溶き片栗粉は弱火にしてから入れると、ダマになるのを防げます。最後に小ねぎを散らせば、彩りも良くなります。

豆腐の賞味期限切れに注意しよう

豆腐の賞味期限は種類や保存方法によって異なります。賞味期限はあくまで美味しく食べられる目安であり、過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではありません。ただし、賞味期限以内であっても見た目や臭いなどに異常が出ていたら、口にしないようにしてください。豆腐は賞味期限以内に早めに調理して、美味しく食べきりましょう。

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