シチューは冷凍で作り置きできる?保存方法・日持ちは?鍋のままは危険?

シチューは、作り置きして冷凍保存できるのか知っていますか?今回は、シチューの冷凍保存方法や、日持ち・保存期間はいつまでか、鍋のまま保存して大丈夫かについて説明します。冷凍したシチューが分離しない解凍方法や、〈じゃがいも〉など具材の注意点も紹介しますので参考にしてください。

目次

  1. シチューは冷凍できる?日持ちはいつまで?
  2. シチューは冷凍すると1ヶ月ほど日持ちする!
  3. シチューを冷凍保存する時のポイントは?鍋のままOK?
  4. ①じゃがいもは潰してから戻す
  5. ②粗熱を素早く取る
  6. ③金属トレーで急速冷凍する
  7. シチューの冷凍保存方法は?
  8. 冷凍シチューの分離しない解凍方法は?
  9. 【保存容器】冷凍シチューの解凍方法
  10. 【保存袋】冷凍シチューの解凍方法
  11. シチューの冷蔵庫での保存方法は?
  12. 冷凍シチューのアレンジレシピを紹介!
  13. シチューグラタン
  14. シチュードリア
  15. シチューパイ

シチューは冷凍できる?日持ちはいつまで?

シチューはたくさん作りすぎると、一度に食べ切れず残ることがあります。作り置きが何日もつのか、翌日以降に食べる方法として冷凍できないかが気になるところです。シチューを上手に長く保管できるのかや、具体的な日持ち期間の目安について解説します。

シチューは冷凍すると1ヶ月ほど日持ちする!

保存方法 日持ち
冷蔵 2〜3日
冷凍 約1ヶ月

シチューを冷凍すれば1ヶ月ほど日持ちしますが、冷蔵は2〜3日が目安です。時間が経つと風味の低下や傷むリスクが高まるため、食べ切れない分は新鮮なうちに冷凍すると良いでしょう。まとめて調理して小分けに冷凍すれば、忙しい日の食事作りが時短できて楽になります。

ただし長期の保存期間は冷凍焼けや品質低下に繋がるので、保存日をメモして期限内に消費してください。

シチューを冷凍保存する時のポイントは?鍋のままOK?

シチューは常温保存するよりも、冷凍保存が向いています。常温放置するとウェルシュ菌による食中毒の原因になることもあるため、長時間置きっぱなしにしないよう注意しましょう。また、鍋のまま冷凍するより、底の浅い容器に小分けして保存してください。冷凍時に押さえておきたい3つのポイントを紹介します。

【シチューを冷凍保存する時のポイント】
・じゃがいもは潰してから戻す
・粗熱を素早く取る
・金属トレーで急速冷凍する

①じゃがいもは潰してから戻す

じゃがいもはそのまま冷凍すると水分が抜け、ぼそぼそした食感になります。冷凍前にじゃがいもを鍋から取り出し、マッシャーなどでしっかり潰してルーに戻すのがポイントです。にんじんも大きく切ったままだと食感が変わってスカスカに感じることがあるため、気になる場合は小さめに切るか、冷凍前に取り除きましょう。

潰すことで解凍時の不自然な食感を防ぎ、とろみが増して濃厚な味わいになります。潰すのが面倒な場合は、冷凍する分だけ根菜を取り除いておくのも良い方法です。根菜抜きで調理し、食べる際に茹でた野菜などの具材を加えれば、作りたての美味しさを味わえるでしょう。

②粗熱を素早く取る

温かいままのシチューを容器に入れて凍らせると、容器内に結露が生じて水分が溜まりやすくなります。この水分が凍ると解凍時に水っぽくなり、味が薄まる原因となるようです。また、熱い状態で冷凍庫に入れると庫内の温度が急上昇し、周囲の食材が溶けたり傷んだりする恐れがあります。

粗熱を素早く取るには、鍋の底を氷水に当てながらかき混ぜるのが効果的です。これにより均一に熱を下げられ、菌が繁殖しやすい温度帯を素早く通過できます。長時間常温に置かず、粗熱が取れたら密閉できる容器や袋に移し替えて冷凍庫で保存しましょう。

③金属トレーで急速冷凍する

シチューを鍋のまま冷凍庫に入れると、中心部まで冷えるのに時間がかかり、菌が繁殖しやすい温度帯に長く留まりやすくなります。食中毒のリスクを抑えるため、シチューを底の浅い保存容器や保存袋に小分けにして入れましょう。

保存袋に入れたシチューは、熱伝導率の高いアルミやステンレス製トレーに平らに乗せて、冷凍庫に入れてください。これで短時間で凍り、風味や食感を保ちやすくなります。急速冷凍は解凍後の美味しさを左右する重要な方法です。冷凍庫の急速冷凍機能を利用しましょう。

シチューの冷凍保存方法は?

シチューを冷凍する際は、具材の食感を保つ工夫と急速冷却がポイントです。じゃがいもは取り出して潰してルーに戻し、にんじんなど他の具材は食感が気になる場合のみ小さく切るか取り除きましょう。

【冷凍保存の手順】
1.じゃがいもを潰してルーに戻す
2.氷水で粗熱を素早く取る
3.1食分ずつ小分けにして密閉する


色鮮やかな具材は温め直しの最後に加えると、食感などが美味しく楽しめます。他の煮込み料理にも応用が可能です。

冷凍シチューの分離しない解凍方法は?

凍らせたシチューを温め直す際、水分と油分が分離してしまい、舌触りが悪くなる場合があります。解凍方法と分離を防ぐ工夫を、保存容器・保存袋の2ケースで紹介します。

【保存容器】冷凍シチューの解凍方法

保存容器に入れたシチューを電子レンジで加熱する場合は、必ず電子レンジ対応の耐熱容器か確認しましょう。油分の多いシチューは容器の耐熱温度を超えることがあるため、商品表示によっては解凍までにとどめ、温め直しは鍋や耐熱皿に移してください。

また、電子レンジを使うと加熱ムラが起きやすく、水分と油分が分離する原因になります。容器のふたを少しずらして加熱し、途中で全体をかき混ぜると、乳化が戻ってクリーミーな口当たりになります。

【保存容器での解凍手順】
1.ふたをずらして電子レンジで加熱する
2.途中で取り出して全体をかき混ぜる
3.状態を見ながら追加加熱して全体を熱々にする


電子レンジを使う解凍方法は手軽に準備でき、時間がない時におすすめの方法です。

【保存袋】冷凍シチューの解凍方法

保存袋で冷凍したシチューは、袋の耐熱温度やレンジ対応の有無を確認してから解凍しましょう。油分の多いシチューは袋のままレンジ加熱すると破損する恐れがあるため、耐熱容器に移すのが基本です。

【保存袋での解凍方法】
1.湯煎で解凍する
2.耐熱容器に移してレンジ解凍する
3.鍋に移して温め直す


湯煎の場合は火を止めた湯に袋を入れるか、半解凍してから鍋に移して弱火で温めます。レンジを使う場合は、冷蔵庫や流水で半解凍してから耐熱容器に移して加熱してください。鍋移しは半解凍後に弱火で混ぜながら温め、牛乳を少し足すとクリーミーさが復活します。

シチューの冷蔵庫での保存方法は?

数日で食べ切る場合は冷蔵保存が向きますが、鍋のまま入れるのは中心部が冷めにくく菌が増える原因になります。粗熱を素早く取って密閉容器に小分けし、2〜3日で食べ切りましょう。

【冷蔵保存の手順】
1.鍋ごと氷水に浸けて、粗熱を素早く取る
2.シチューを密閉容器に小分けする
3.ふたをして冷蔵庫で2〜3日保管する
4.必要な分を加熱し、全体を混ぜて温める

冷凍シチューのアレンジレシピを紹介!

たくさん作って凍らせておいたシチューは、そのまま食べるだけでなく、別の料理に作り変えることで最後まで飽きずに楽しめます。解凍したルーを利用すれば、調理時間を大幅に短縮でき、忙しい日の食事にも役立つでしょう。手軽に作れて見栄えも良い、人気のアレンジレシピを3つ紹介します。

シチューグラタン

【材料】

・冷凍シチュー:500g

・早ゆでペンネマカロニ:50g
・ブロッコリー:60g
・パン粉:大さじ1
・オリーブオイル:適量

シチューをグラタンにアレンジするレシピです。

【作り方】
1.塩を加えた湯でペンネマカロニを3分茹で、残り1分前に小房に切ったブロッコリーを加える
2.水気を切り、温めた冷凍シチューに加えて混ぜ、グラタン皿に盛る
3.オリーブオイルをまぶしたパン粉を全体にかける
4.予熱したオーブントースターでパン粉に焼き目がつくまで焼く

マカロニ全体にシチューの旨味が絡み、パン粉の香ばしさも合わさって食欲をそそる一品です。

シチュードリア

【材料】

・冷凍シチュー:400g
・炊き立てご飯:300g
・バター:10g
・トマトケチャップ:大さじ2
・ブロッコリー:30g
・ツナ缶:80g
・溶けるチーズ:50g


ご飯と合わせた、食べ応えのあるシチュードリアのレシピです。

【作り方】
1.炊いたご飯にバター、トマトケチャップを加えてよく混ぜる。ブロッコリーは小さめの小房に分けて硬めに茹でる
2.汁気を切ったツナをほぐし、解凍した冷凍シチューに混ぜる
3.耐熱皿にご飯を広げてブロッコリーを乗せ、シチューをかけて溶けるチーズをちらす
4.オーブントースターで焼き色がつくまで約10分焼く


バターライスのコクとシチューのまろやかな味わいを楽しめる、ボリューム満点のメニューです。

シチューパイ

【材料】

・冷凍シチュー:1食分

・冷凍パイシート:適量
・溶き卵:少々

冷凍パイシートを使った、香ばしいシチューパイを作るレシピ方法です。

【作り方】
1.解凍した冷凍シチューを冷ましてから、ココットなどの耐熱容器に入れる
2.冷凍パイシートを容器の口径より一回り大きく切り、容器にかぶせて縁に押さえつける
3.表面に溶き卵を塗る
4.200℃に予熱したオーブンで約15分、パイ生地に焼き色がつくまで焼く

パイを崩しながら中のシチューと一緒に食べると、贅沢な味わいを楽しめます。寒い季節の食卓に華やかさを添えてくれる一品です。

シチューの冷凍保存方法を知ろう

シチューはじゃがいもを潰して粗熱を素早く取り、小分けにして密閉すると、約1ヶ月間美味しく冷凍保存できます。解凍時は電子レンジや湯煎を使い、途中でかき混ぜて水分と油分が分離するのを防ぐのがポイントです。正しい保存方法を実践して、シチューを美味しく長期間楽しみましょう。

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