スイカの賞味期限は?半分に切った後・丸ごと別に!日持ちする保存方法も紹介!
スイカの賞味期限・日持ちを知っていますか?今回は、丸ごと・半分に切ったスイカの賞味期限を、〈常温・冷蔵庫・冷凍〉別に紹介します。さらに、スイカが腐るとどうなるかや、日持ちさせる保存方法も紹介しますので参考にしてください。
目次
スイカの賞味期限は?丸ごと・半分の日持ちは?

スイカは栄養価が高く、特にビタミンやミネラルを豊富に含んでおり、むくみを解消したり肌や細胞を健康に保ったりとさまざまな美容効果が期待できます。夏の代表的な果物として知られているスイカですが、賞味期限はあるのでしょうか。いつまで新鮮な状態を保持できるのか、保存方法別の賞味期限の違いについて説明しますので、参考にしてください。
【丸ごと・一玉】スイカの賞味期限・日持ち
保存方法 | 賞味期限 |
常温 | 2週間 |
冷蔵 | 3日 |
大玉スイカを丸ごと保存するなら、常温で保管してください。スイカは収穫後が最も美味しく、時間が経つにつれて甘みや風味を失って鮮度が落ちていきます。もともと暑い気候で育つ果物であり、寒さに弱い性質を持つため長時間冷やすと水っぽくなって日持ちしません。もし冷蔵保存するなら、冷蔵室よりも温度が高く湿度を一定に保てる野菜室で保管しましょう。
小玉スイカの賞味期限は常温では3〜5日、冷蔵では1週間といわれており、冷蔵で保存した方が賞味期限は長くなります。ただし、小玉スイカは大玉スイカに比べて外皮が薄いので、冷蔵庫に入れると過度に冷えて傷みやすいのが特徴です。冷蔵庫で保存するときには新聞紙で包んだ状態で野菜室に入れて、早めに食べ切るようにしましょう。
【カット・切った後】スイカの賞味期限・日持ち
保存方法 | 賞味期限 |
常温 | 不可 |
冷蔵 | 3日 |
冷凍 | 1ヶ月 |
スイカを半分に切ったり、ブロック状に切ったりして保存する場合、冷蔵庫や冷凍庫で保存してください。スイカは傷みやすく、切った断面が空気に触れると酸化が進むので、切る前に比べて日持ちしません。スーパーで販売されているカットスイカの賞味期限も半日~1日と短めに設定されているように、保存期間が短いのでできるだけ早く食べ切るのが基本です。
スイカを切ってから冷凍庫で保存すると、冷蔵保存したときと比べて賞味期限が長くなりますが、スイカに含まれる水分が凍ってしまい風味や食感が失われやすくなります。冷蔵して3日以内に食べ切れないときだけ凍らせて、できるだけ早く使い切るようにしましょう。凍らせた後に解凍すると水っぽくなってまずいので、解凍せずに食べてください。
スイカが傷んでる・早めに食べた方が良い状態は?

スイカは保存環境によって鮮度が落ちやすく、傷みはじめのサインとして外皮や果肉にさまざまな異変が起こります。特にスイカの色や触感に変化が起こりやすく、購入してから時間が経っている場合には、食べる前にスイカの状態を確認しておきましょう。異変を放置しておくと腐ってしまうので、見つけたら早めに食べ切ってください。
食べ頃を見分けるためにはスイカのおへそを見たり、叩いたりして確認してください。おへそとは、スイカのお尻にある茶色い部分を指し、この部分が5円玉よりも少し小さいと完熟している証拠です。また、叩いて低い音がするなら過度に熟し果肉が崩れている可能性があります。完熟したスイカは日持ちしないので、できるだけ早く食べ切りましょう。
【スイカが傷んでいるサイン】
・購入したときより、おへそが大きくなっている
・スイカを叩くと重たく低い音がする
・種の周りの色が濃い赤色になっている
・果肉の水気が多くなっている
スイカの賞味期限切れで腐るとどうなる?見分け方は?

賞味期限が切れて腐ったスイカを食べてしまうと、吐き気や腹痛などの症状を引き起こす可能性があるので食べる前にスイカの状態を確認しましょう。スイカを丸ごと保存しているときに、外皮が柔らかくなったり果汁が染み出していたりする場合は腐っている可能性があります。スイカを切って保存している場合は、果肉に異変がないか確認してください。
スイカは水分や栄養を多く含むので、間違った保存をしてしまうと酸化したり、雑菌が繁殖したりと腐りやすい傾向があります。特に種の周りから劣化していくことが多く、果肉の色が濃くなって液状に溶けている場合には腐っているサインです。スイカの見た目や匂いに異変を見つけた場合には食べるのを避けましょう。
【スイカが腐っているサイン】
・外皮や果肉から酸っぱい臭いがする
・外皮がぶよぶよと柔らかくなっている
・果肉が糸を引いている
・外皮の表面に白カビや黒い斑点がある
スイカを日持ちさせる保存方法は?

スイカは保存場所や状態によって日持ち期間が大きく変わり、誤った方法で保存すると劣化が早まり、腐って食べられなくなることもあります。温度変化に敏感なスイカを少しでも長く日持ちさせるためには、どのような保存方法が適しているのでしょうか。丸ごと、カット後などそれぞれ状態別の保存方法について紹介しますので、参考にしてください。
【丸ごと】スイカの保存方法
スイカを丸ごと保存するなら、常温で保存しましょう。ただしスイカの最適な保存温度は約10~15℃であり、真夏に放置しておくと劣化が早まります。スイカのサイズを問わず、日の当たらない風通しの良い冷暗所で保存してください。冷やしてスイカを食べたい場合は、食べる2時間前に冷蔵庫に入れたり、水道水で冷やしたりしておくと甘味を強く感じられます。
【スイカを丸ごと常温保存する方法】
1.スイカ全体を新聞紙で包む
2.直射日光の当たらない冷暗所に置く
3.食べる2時間前に冷蔵庫に入れるか、水道水で冷やしておく
【カット】スイカの保存方法
半分やサイコロ状に切ったスイカは、果肉のほとんどが空気にさらされるので酸化して傷みやすく日持ちしません。スイカを美味しい状態で食べるためにも、切ったらできるだけ早く食べ切るようにしてください。
【スイカをカットして保存する方法】
1.スイカをサイコロ状や半分など、お好みの形状にカットする
2.スイカの果肉を覆うようにラップで包む
3.タッパーや保存袋に入れて空気を抜いて密封する
4.冷蔵庫の野菜室か冷凍庫で保存する
スイカの賞味期限・日持ち期間を知っておこう
スイカは約10~15℃が最適な保管温度です。丸ごと保存するなら常温で約2週間、カット後は冷蔵庫の野菜室で約3日、冷凍庫で約1ヵ月ほど日持ちします。スイカは保存温度が低かったり、切った果肉の断面が酸化したりすると、種の周りが柔らかく水気が出てやがて腐ります。スイカを美味しく食べるために、賞味期限や保存温度を守って早めに食べ切りましょう。