みかん「せとか」の旬の時期・収穫時期は?愛媛や特徴・見極め方も紹介!
みかん「せとか」の旬・収穫時期を知っていますか?今回は、みかん「せとか」の旬・収穫時期を〈ハウス栽培・露地栽培〉別や、〈愛媛県・和歌山県〉など産地別に紹介します。みかん「せとか」の特徴も紹介しますので参考にしてください。
目次
- みかん「せとか」の旬・収穫時期は?
- みかん「せとか」の旬は2月〜4月頃が目安
- 【ハウス栽培】旬:1月下旬〜2月上旬|収穫時期:1月〜2月中旬頃
- 【露地栽培】旬:3月頃|収穫時期:2月下旬〜3月頃
- みかん「せとか」の収穫時期の見極め方
- 【産地別】みかん「せとか」の旬・収穫時期は?
- 【愛媛県】みかん「せとか」の旬・収穫時期
- 【和歌山県】みかん「せとか」の旬・収穫時期
- 【関東】みかん「せとか」の旬・収穫時期
- 【宮崎県・長崎県】みかん「せとか」の旬・収穫時期
- みかん「せとか」の特徴は?
- ①濃厚なコクと甘味
- ②香りが良い
- ③皮が薄い
- ④見た目が綺麗
- 「せとか」以外のみかんの旬・収穫時期は?
- みかん「せとか」のおすすめ商品を紹介!
- ①【2月お届け】 愛媛産「せとか」 2.5kg
- ②広島産 自然熟 「せとか」 3kg
みかん「せとか」の旬・収穫時期は?

「せとか」は清見、アンコール、マーコットを交配して生まれ、2001年に品種登録されました。「柑橘の大トロ」とも称され、希少性と味わいの高さから贈り物として選ばれる機会も多く、春の訪れを感じさせる中晩柑として親しまれています。「せとか」の旬や収穫時期の目安を押さえて、その時期ならではの味わいを楽しみましょう。
安部加代子
野菜ソムリエpro
せとかの名前は、育成地である長崎県南島原市口之津町から見える「早崎瀬戸」と、瀬戸内地域での栽培が期待されること、そして豊かな香りから名づけられたそうです。
みかん「せとか」の旬は2月〜4月頃が目安
春の柑橘として知られる「せとか」は、2月上旬から4月中旬にかけてが旬の時期です。中でも3月頃の果実は風味が良く、最も味が乗るタイミングといわれています。出荷時期はハウス栽培品か露地栽培品かの栽培環境によって異なります。「せとか」は市場全体の流通量が少ない品種のため、食べ頃を逃さないよう時期を確認して購入しましょう。
【ハウス栽培】旬:1月下旬〜2月上旬|収穫時期:1月〜2月中旬頃
ハウス栽培の「せとか」は、露地栽培よりも早い時期に市場へ出荷されるように育てられます。温度や水分管理を細かく行えるため果実が安定して育ち、糖度も早い段階で高まりやすいのが特徴です。外気の影響を受けにくいことから品質のばらつきが少ない一方、管理に手間がかかるため露地栽培品より価格が高めになる傾向があるのです。
収穫は露地栽培品より早く1月上旬から2月中旬頃まで行われ、露地物が出回る前の1月下旬から2月上旬にかけて旬のピークを迎えます。
【露地栽培】旬:3月頃|収穫時期:2月下旬〜3月頃
露地栽培の「せとか」は、日中と夜間の温度差を受けることで糖度が徐々に上がり、香りに厚みが生まれます。ハウス栽培よりも長い期間樹上で過ごすため仕上がりに時間はかかりますが、その分だけ濃厚な甘味になるのが特徴です。旬の時期は比較的遅く、地域によっては希少性が高まります。
露地栽培の「せとか」の収穫はハウス栽培が落ち着く2月下旬から3月下旬頃まで続き、熟度が極まって最も味が乗る3月頃に旬を迎えます。
安部加代子
野菜ソムリエpro
せとかは、皮が薄いのであまり日持ちがしません。鮮度が落ちると酸味がなくなり味がボケてしまいます。ポリ袋に入れて野菜室で保存し、なるべく早くたべきりましょう。
みかん「せとか」の収穫時期の見極め方
「せとか」の特徴である滑らかな食感と濃厚な甘みを引き出すには、収穫時期の見極めが重要です。早く収穫しすぎると酸味が強く残り、樹上の期間が長いほど酸味が穏やかになって糖度が高まります。果皮は薄く繊細で傷がつきやすいため、外観の状態だけでなく、果汁量を示す張りや重量もあわせて確認し、総合的に仕上がりを判断することが大切です。
【「せとか」の収穫の判断ポイント】
・樹上での熟成が進み、酸味が落ち着いている
・糖度と酸度の比率が安定し、風味の厚みが感じられる
・外皮の擦れや傷がなく、均一な着色が確認できる
・持った際に重みを感じる
【産地別】みかん「せとか」の旬・収穫時期は?

「せとか」は産地によって成熟のペースが変わる品種で、気候や栽培環境の違いが旬や収穫時期にも影響します。産地別の旬や収穫期、食べ頃を紹介しますので、美味しく味わうための参考にしてください。
【愛媛県】みかん「せとか」の旬・収穫時期
| 旬の時期 | 収穫時期 |
| 3月頃 | 1月上旬から3月下旬 |
愛媛県は「せとか」の主要な産地で、収穫は1月上旬から開始され、3月下旬まで続きます。ハウスで栽培された「せとか」の場合は1月から2月、露地で栽培された物は2月下旬頃に収穫されます。出荷量は全国の7割近くを占め、比較的長い期間楽しめますが、旬の時期は露地物が出回る3月頃です。
【和歌山県】みかん「せとか」の旬・収穫時期
| 旬の時期 | 収穫時期 |
| 2月中旬〜3月中旬 | 2月上旬〜3月下旬 |
和歌山県は、愛媛県と並ぶ柑橘類の一大産地として知られています。年間を通じて温暖な気候と急斜面に作られた段々畑の地形的特徴は愛媛県と共通し、寒さに弱い「せとか」の栽培に適した環境が整っています。露地栽培の収穫は2月上旬から始まり、旬は2月中旬から3月中旬です。
【関東】みかん「せとか」の旬・収穫時期
| 旬の時期 | 収穫時期 |
| 3月上旬〜3月下旬 | 2月下旬〜3月中旬 |
関東では、神奈川県の小田原周辺や千葉県の南房総地域で、「せとか」が少量生産されています。神奈川県小田原市のある農園では、「せとか」を1kgあたり500円で販売しています。生産は限定的で、産地直売所や観光農園での取り扱いが中心です。
【宮崎県・長崎県】みかん「せとか」の旬・収穫時期
| 旬の時期 | 収穫時期 |
| 2月~3月下旬 | 1月下旬〜4月 |
九州エリアは気候が温暖で、比較的早い時期から「せとか」が出荷される産地が多いのが特徴になります。長崎県と宮崎県はみかんの生産量が多い産地として知られ、宮崎県ではハウス栽培も盛んです。1月下旬頃から糖度の高いハウス物が市場に出始め、露地物は2月から4月にかけて収穫の最盛期を迎えます。
みかん「せとか」の特徴は?

「せとか」は味や香り、皮の薄さ、外観に特徴があり、ほかの柑橘とは違った持ち味があります。「せとか」が評価されているポイントをまとめましたので、参考にしてください。
①濃厚なコクと甘味
「せとか」は、強い甘味と果汁の多さが生み出す濃厚な味わいが特徴で、みかんに甘味を求める人に向いた品種です。平均糖度は13〜14度で、温州みかんの平均糖度の10~13度よりも高く酸味が穏やかで舌に刺さりにくいため、甘さをまっすぐ感じます。果肉は柔らかく、細かい果肉粒が口の中でほどけるように広がり、食後も余韻として甘さとコクが長く残ります。
②香りが良い
「せとか」は味だけでなく香りの良さでも評価されている柑橘です。オレンジに近いさわやかな香気を持ち、果汁や果肉からは柑橘らしい香りが感じられます。皮を剥いた瞬間に立ち上がる香りは豊かでフローラルな印象を持つこともあり、芳香が味わいにも厚みを与えます。
香り成分が多いため、口に含んだあとも余韻として残りやすく、甘味との一体感が感じられるのも特徴です。
③皮が薄い
「せとか」は外皮が薄く、実を包む薄皮も繊細です。薄皮が口に残りにくいため、果肉の柔らかさと果汁の多さをそのまま楽しめます。さじょうと呼ばれる果肉の粒も細かく、口当たりは滑らかです。果皮が柔らかく果肉に密着しやすいため、手で剥く際には果汁が流れ出ないよう力の加減に注意し、八つ切りにして食べると良いでしょう。
④見た目が綺麗
「せとか」は一般的な温州みかんより一回り大きく、表面は比較的滑らかで整った印象があり、外観の美しさでも高く評価されています。果皮の色は赤みを帯びた橙色で、光沢のある見た目が特徴です。形も丸くまとまりやすく、均一な色づきと相まって全体として上品な雰囲気を生み出すため、箱詰めギフトやご進物向けセットなど、高級感を求める用途で重宝されます。
「せとか」以外のみかんの旬・収穫時期は?

「せとか」が多く出回る冬から春にかけては、出荷時期を少しずつずらしながらさまざまな柑橘が旬を迎えます。気温の変化に合わせて品種が切り替わり、それぞれに異なる味わいや食感が楽しめます。季節の流れを意識して品種を選ぶと、みかんの良さを幅広く感じられるでしょう。
【季節ごとの主なみかんの旬・収穫時期と特徴】
・早生(わせ)温州みかん:旬 11月初旬~12月中旬/収穫 11月初旬~12月中旬/皮が薄く手で剥きやすい甘みと酸味のバランスが良い品種
・晩生(おくて)温州みかん:旬 2月初旬~3月中旬/収穫 12月中旬〜12月下旬/収穫後に貯蔵して酸味を抜きまろやかな甘みを引き出した濃厚な味わいが特徴
・甘平(かんぺい):旬 2月初旬〜3月上旬/収穫 1月下旬〜2月下旬/外皮が薄く独特の粒感ある食感を持つ愛媛県オリジナルの高級品種
・不知火(デコポン):旬 3月〜4月頃/収穫 12月中旬〜2月頃/頭部に突起があり、手で簡単に皮が剥けて袋ごと食べられ、濃厚な甘みが特徴
みかん「せとか」のおすすめ商品を紹介!

高級柑橘として親しまれる「せとか」は、自宅用だけでなく贈答用にも選ばれる果実です。おすすめの商品を2つ紹介しますので、柑橘類を選ぶ際の参考にしてください。
①【2月お届け】 愛媛産「せとか」 2.5kg
創業50年の歴史と全国90店舗以上の展開を誇る老舗青果専門店「九州屋」が、日本一の取扱量を持つ大田市場から直接仕入れた愛媛県産の「せとか」になります。目利き人が鮮度と品質に徹底的にこだわり、「その季節の一番美味しいものを」というスローガンのもとに選び抜かれた、一般的な家庭用とは一線を画す逸品です。
②広島産 自然熟 「せとか」 3kg
広島県で丹精込めて育てられた自然熟の「せとか」は、一度食べたら忘れられない食感と口いっぱいに広がるジューシーで濃厚な甘みが特徴です。外皮が薄く柔らかいため、手で簡単に剥いて食べられます。厳しい寒さを越えて熟成された贅沢な美味しさは、冬のギフトや自宅での特別なデザートに最適です。
みかん「せとか」の旬・収穫時期を知ろう
「せとか」は清見、アンコール、マーコットを掛け合わせて誕生した高級品種の柑橘類で、濃厚な甘味と香りの良さから贈答品としても人気があります。ハウス栽培では安定した環境で早い時期から出荷され、露地栽培では寒気を受けて味が深まります。旬や収穫時期の違いを知り、「せとか」ならではの甘味や香りを存分に楽しみましょう。
