ふきの保存方法は?冷凍できる?失敗しない下処理・解凍の仕方も紹介!
ふきの保存方法を知っていますか?冷凍できるのでしょうか?今回は、ふきの保存方法を〈冷蔵・冷凍〉別に、失敗しないポイントとともに紹介します。ふきの下処理の方法や、長期保存できる保存食レシピも紹介しますので参考にしてください。
目次
ふきの保存方法は?失敗せずに冷凍できる?

春の訪れを感じさせてくれる季節の味覚のふきですが、正しい保存方法が分からないと、すぐに傷んで食べられなくなってしまう可能性があります。ふきの正しい保存方法や日持ちを理解して、日々の料理に取り込んで、季節の美味しさを楽しみましょう。
ふきの保存方法・期間の一覧
| 保存方法 | 日持ち |
| 冷蔵 | 1週間 |
| 冷凍 | 1ヶ月 |
| 塩漬け | 半年~1年 |
| 常温 | 不可 |
ふきは、常温での保存は厳禁です。すぐにアクが強くなって傷んでしまうため、必ず処理後の冷蔵庫か冷凍庫での保存が推奨されています。ただし、塩漬けの処理を施すことで、常温での長期保存も可能になります。ふきが大量にある時は、すぐに使う分と塩漬け用に分けて処理するのがおすすめの方法です。
ふきの保存で失敗しないためには『下処理』が重要
ふきは収穫後、時間が経つほどアクが強まってしまうため、いずれの場合も下処理が必須です。生での保存はせず、入手し次第できる限り早めに下処理を行いましょう。茹でたふきの筋を取り、水を張った保存容器に入れることでアク抜きができ、下処理が完了します。ひと手間加えることで、ふきを美味しく食べられるので試してみましょう。
ふきの正しい下処理の仕方は?
ふきは下茹でをして水煮にするといった一連の下ごしらえによって、保存が可能になります。また、フライパンで茹でる際は冷蔵か冷凍保存で茹で時間が異なります。冷蔵は3〜5分、冷凍は1〜3分を目安に、太さに合わせて調整してください。包丁で皮をむく際は、バナナを剥く時のように、切れ目を入れて一気に剥がしましょう。
【ふきの下処理の方法】
1.フライパンを用意し、ふきをフライパンの直径に合わせてカットする
2.まな板にふきを並べ、塩で板摺りする
3.フライパンに2〜-3cmの水を入れ、沸騰させる
4.ふきが重ならないように3へ入れ、茹でる
5.ふきを取り出し冷水へ入れ、水を交換しながら冷やす
6.包丁でふきの皮を全て剥く
7.ふきを食べやすいサイズにカットする
8.保存容器に水とふきを入れ、冷蔵庫で一晩寝かしアク抜きをする
【冷蔵】ふきの保存方法は?

下処理後は冷蔵保存が可能です。水に浸しておくことで、ふきの綺麗な緑色をキープできます。水の入れ替えは、毎日忘れずに行いましょう。正しく保存することで、約1週間の保管が可能です。適切な量を保存容器から出して、すぐに料理に使えます。また、ふきらしい歯ごたえある食感をキープできるのも嬉しいポイントです。
【冷蔵庫での保存方法】
1.下処理後、保存容器ごと冷蔵庫へ入れる
2.一晩経つとアクが出るので、水を張り換える
3.毎日水を換える
【冷凍】ふきの保存方法は?
長い期間保管をしたい場合は、冷凍保存がベストです。冷凍、冷蔵いずれも下処理は必要なので、下茹でをしてふきの皮を剥くところまでは冷蔵と同様の手順で進めましょう。失敗せず、大量保存が可能な冷凍保存方法を紹介します。
ふきの冷凍保存方法
金属のバットの上に保存袋ごと乗せて冷凍庫へ入れて、急速冷凍しましょう。ラップに包む際はふきの向きを揃えることで、空気に触れる面を減らし、より冷凍効率を上げられます。
【冷凍庫での保存方法】
1.下茹で後の皮剥きを行う
2.キッチンペーパーでふきの水分を取る
3.ふきを小分けにしてラップで包む
4.保存袋に入れてから冷凍庫で保存
冷凍したふきの解凍方法・使い方

ふきは冷凍することで繊維が強くなるため、煮物や汁物にすることで、ふきの食感を失うことなく美味しく食べられます。冷凍庫から出したふきは、凍ったまま鍋に入れて調理が可能なので、料理に手軽に使えて便利なのも嬉しいポイントです。
ふきは調理後に冷凍するのもおすすめ
ふきはきゃらぶきや煮物などに調理した後で冷凍すると、冷蔵解凍ですぐに食べられます。調理後に冷凍したふきは凍ったままの状態でご飯に炊き込んだり、再度煮物に追加したり、使い勝手が良いのでぜひ試してみましょう。
ふきの塩漬けなど保存食レシピも紹介!
ふきは、春の味覚を楽しむ季節の野菜として、さまざまな調理方法があります。今回は、塩漬けを含めた3つのレシピを紹介します。アク抜きの下処理までは同じ工程です。ぜひ、日々の食卓に取り入れてみましょう。
①ふきの塩漬け

【材料】
・ふき:適量
・塩:ふきが完全にかぶる量
ふきの塩漬けの作り方を紹介します。
【作り方】
1.保存袋や漬物容器などの保存容器の底面に塩を敷く
2.塩の上にふきを並べる
3.2のふきを隠すように塩を大量にかける
4.1から3を繰り返し、最後に塩でかぶせる
5.ラップで4を覆ってから蓋をして、冷暗所で保存する
常温で半年〜1年の長期間での保存が可能です。調理する際は、ふきを取り出し一晩水に漬けて塩抜きをしてください。何度か水を入れ替えるのがポイントです。戻したふきは煮物などに利用しましょう。
②きゃらぶき

【材料】
・ふき:400g
・水:400cc
・濃口醤油:大さじ3
・砂糖:大さじ4
・酒:80cc
きゃらぶきの作り方を紹介します。
【作り方】
1.アクとり後のふきを3〜4cmにカットする
2.1と水、調味料全てを鍋に入れ火にかける
3.沸騰したら火を弱め、落とし蓋をする
4.アクを取りながら、煮汁がなくなるまで煮詰める
時間をかけてゆっくりと煮詰めることで、ふきに味が良く染み込み、美味しくなります。煮汁が減ってきたら焦がさないように気をつけつつ、ふきを絡ませましょう。
③ふきの炊き込みご飯

【材料】
・米:2合
・ふき:150g
・出汁:360ml(うち100mlはふきを煮る用)
・酒:大さじ2
・しょうゆ:大さじ1
・みりん:大さじ1/2
・塩:小さじ1/3
ふきの炊き込みご飯の作り方を紹介します。
【作り方】
1.米は洗って30分ほど浸水させる
2.アク抜きしたふきを1cm程度にカット
3.ふきと出汁100mlと調味料全てを鍋に入れて3分ほど煮る
4.3をふきと汁に分ける
5.4の汁と出汁を合わせて360ml用意する
6.水を切った米と5を合わせてご飯を炊く
7.炊き上がったご飯に4のふきを合わせて和えたら完成
ふきの風味と出汁が染みたご飯と、爽やかな色合いが見た目にも美味しい、簡単にできる春の炊き込みご飯です。ご飯とふきの食感の違いが嬉しい、旬の味わいを存分に楽しめる一品です。
ふきの保存方法を知っておこう
処理や調理方法が難しいイメージのあるふきですが、下処理のやり方さえ理解すれば、さまざまな料理に使えて日持ちもします。冷蔵保存から塩漬けまで、保管期間に合わせてうまく使い分けられるのもポイントです。食物繊維が豊富でビタミンやカリウムなども有する春の味覚を、ぜひ日々の食卓に取り込んでみましょう。
