春雨は冷凍保存できる?パサパサでまずい?日持ちや正しい解凍方法も紹介!
春雨は冷凍保存できるのでしょうか?春雨の保存方法にはコツがあります。今回は、春雨や〈サラダ・スープ〉など春雨料理の冷凍保存方法や、解凍方法を紹介します。冷凍春雨がパサパサでまずいのはなぜかや、おすすめレシピも紹介しますので参考にしてください。
目次
春雨は冷凍できる?パサパサでまずい?

春雨はスープやサラダなど、幅広い料理に使われます。乾物で保存しやすく、調理時間が短い点も特徴です。その反面、冷凍した春雨はパサパサしてまずいといわれることがあります。食感が損なわれる原因と、戻した春雨の正しい保存方法について説明します。
春雨は冷凍で1ヶ月程度日持ちする!
茹でた春雨や調理済みの物は、正しい手順で下処理をすることで冷凍できる状態になり、1ヶ月程保存が可能です。ただし、戻した春雨を長期間保存すると食感が徐々に損なわれていくので、冷凍後は早めに使いきることで食感を保てるでしょう。
ただし冷凍する際は緑豆春雨がおすすめ
春雨には、芋類のデンプンを原材料とする物と、豆類の物の2種類があります。芋類が原料の春雨はデンプンの粒が大きく、冷凍すると内部の水分が抜けやすくなります。解凍後は食感が変わりやすく、冷凍保存には向きません。これが冷凍した春雨はパサパサしてまずいといわれる理由の一つです。
冷凍保存には、戻した後に再加熱しても煮崩れしにくい緑豆春雨が向いています。
冷凍に向いていない春雨料理も知っておこう
冷凍に向くかどうかについては、春雨のデンプンの種類だけでなく、求める食感や調理法によって変わります。芋類が原料の春雨はスープやサラダに向いており、滑らかな舌触りが特徴です。春雨を使ったサラダは冷凍できますが、きゅうりなどの水分を多く含む野菜が入っていると、解凍時に水っぽくなってしまいます。
豆類が原料の春雨はコシがあり、長く煮込んでも煮崩れしにくい特徴があります。炒め料理や煮物にも使いやすく、多めに作った場合は作り置きとして冷凍保存におすすめです。
【冷凍に向いている春雨料理】
・麻婆春雨
・チャプチェ
・春雨スープ
【冷凍に不向きな春雨料理】
・春雨サラダ
春雨を冷凍保存する時のポイントは?

春雨は原材料の種類に注目するだけではなく、冷凍する前の下処理を工夫すると食感を保ちやすくなります。春雨を冷凍保存する際のポイントを3つ説明します。
①硬めに茹でる
冷凍することが分かっている場合は、春雨のパッケージに表示された時間より1〜2分短めに茹でます。茹で上がってすぐの春雨は余熱で柔らかくなりやすいため、すぐに氷水に移して食感を保ってください。
②水気をしっかり切る
茹でた春雨は水を切った後、キッチンペーパーで軽く押さえて余分な水分を取ります。また少量のごま油やオリーブオイルを全体になじませておくと、春雨の表面がコーティングされ、解凍した時に水分が多くなりません。
③小分けにして急速冷凍する
春雨は1食分ずつ小分けにし、空気が入らないようにラップで包みます。包んだ春雨はまとめて保存袋に入れ、急速冷凍しましょう。急速冷凍することが食感を保つコツです。急速冷凍の機能がない場合は、金属製のトレーに保存袋を乗せて冷凍庫に入れると、凍るまでの時間を短縮できます。
春雨の冷凍保存する方法は?

春雨を冷凍する際は、水分をよく拭き取っておくと、解凍後の食感が水っぽくなるのを防げます。また外気に触れる時間を短くすると、春雨の食感を保てるので、ラップで包む際や保存袋に入れる時はできるだけ空気を抜くようにしてください。
【春雨を冷凍保存する方法】
1.春雨を表示時間より短めに茹でる
2.氷水で冷やす
3.水を切り、キッチンペーパーで水分を拭き取る
4.油をかける
5.小分けにしてラップで包む
6.保存袋に入れて急速冷凍する
冷凍春雨の解凍方法は?

冷凍した春雨は調理の仕方によって解凍方法が異なり、適したやり方をすれば食感を保ち美味しく食べられます。冷凍春雨の正しい解凍方法を、3つのやり方に分けて説明します。
①凍ったまま調理する
スープや煮物に使う場合は、凍ったまま使っても問題ありません。ただし調理の途中で凍った春雨を入れると、温度が一時的に下がる恐れがあります。凍ったまま調理する時は、春雨を入れるタイミングを調節しましょう。
②冷蔵庫で自然解凍
春雨は冷蔵庫に移して半日から1日置いておくと、自然解凍できます。常温で解凍すると品質が落ちやすいので、できるだけ避けましょう。また、保存袋のまま流水に浸して解凍する方法もあります。
③電子レンジで解凍
急ぐ場合は、電子レンジで解凍もできますが、加熱ムラが起こりやすいので気をつけましょう。加熱しすぎた部分は食感が損なわれる可能性があります。加熱途中で一度混ぜたり、事前に冷水に浸けて軽く解凍させておいたりして、ムラが出ないようにすると良いでしょう。
【春雨を電子レンジで解凍する方法】
1.保存袋のまま冷水に浸す
2.耐熱皿に移してラップをする
3.600Wの電子レンジで2分加熱する
冷凍保存した春雨のおすすめレシピ3選!
冷凍保存した春雨はさまざまな料理に使えます。凍ったまま使えるメニューや、温めるだけで食べられる料理などを3つ紹介します。
レタスとベーコンのスープ春雨

【材料】
・春雨:20g
・ベーコン:2枚
・レタス:2枚
(調味料)
・酒:大さじ1
・塩:小さじ1/3
・鶏がらスープ:小さじ1/2
・醤油:小さじ1
・水:500cc
春雨を解凍せず使え、短時間で仕上がるスープの作り方を紹介します。
【作り方】
1.ベーコンを1㎝幅に切る
2.鍋に水と調味料を入れ、沸騰したらベーコンと凍ったままの春雨を入れる
3.ひと煮立ちして、春雨がほぐれたら弱火にする
4.レタスを一口大にちぎって入れたら火を止める
あらかじめ戻してある春雨は、長く茹でないことが食感を保つポイントです。仕上げにお好みで胡椒を振ると、味のアクセントになります。
甘辛チャプチェ

【材料】
・緑豆春雨:50g
・牛肉:100g
・ピーマン:2個
・人参:1/4本
・玉ねぎ:1/4個
・ごま油:適量
・白胡麻:適量
(調味料)
・砂糖:大さじ1と1/2
・醤油:大さじ1と1/2
・酒:大さじ1と1/2
・コチジャン:大さじ1
・水:1/2カップ
緑豆春雨を使った、食べ応えのあるチャプチェの作り方を紹介します。
【作り方】
1.春雨を解凍させておく
2.調味料を混ぜる
3.フライパンにごま油を熱し、中火で牛肉を炒める
4.牛肉の赤みがなくなってきたら、ピーマン、人参、玉ねぎを加えしんなりするまで炒める
5.4に春雨と調味料を加え、水分が少なくなるまで炒める
6.最後に香り付けのごま油を回し入れ、白胡麻を振る
味付け後に冷凍しても食感が変わりにくく、作り置きにも向いています。多めに作って保存しておくと便利です。
五目春巻き

【材料】
・春雨:40g
・豚薄切り肉:150g
・干ししいたけ:5枚
・竹の子水煮:80g
・ピーマン:1個
・人参:1/2本
・春巻きの皮:15枚
・ごま油
・揚げ油
(水溶き片栗粉)
・片栗粉:大さじ1
・水:大さじ1
(味付け調味料)
・水:1カップ
・醤油:大さじ2
・砂糖:大さじ1/2
・オイスターソース:大さじ1
・みりん:大さじ2
・酒:大さじ2
・胡椒:少々
具材の旨みを含んだ春雨を使った、五目春巻きの作り方を紹介します。
【作り方】
1.干ししいたけを水で戻す
2.解凍または半解凍した春雨を2〜3㎝に切る
3.豚肉、竹の子、ピーマン、人参、戻したしいたけを千切りにする
4.フライパンに油を熱し、中火で豚肉を炒める
5.肉の色が変わったら、春雨と残りの具材と味付けの調味料を全て入れて煮る
6.水気が少なくなったら火を止め、水溶き片栗粉を加えてとろみをつける
7.6をバットに広げ、粗熱をとる
8.7の餡を10等分に分け、春巻きの皮で巻いていく
9.フライパンに油を入れて中火で熱し、春巻きを入れて4分程揚げる
揚げる際はやや低めの温度から始め、最後に温度を上げると中まで火が通ります。揚げる前の五目春巻きは1本ずつラップをして、冷凍保存も可能です。
春雨の冷凍保存方法を知ろう
春雨は種類による特徴を理解して、適切な方法で冷凍すると食感の変化を抑えやすくなります。これまでパサパサしてまずいというイメージを感じていた人も、ポイントを押さえて冷凍することで、日々の料理に美味しく取り入れることができます。
