ショートニングの代用品6選!バター・ラードは代わりになる?お菓子・パン向きの油脂も紹介!

ショートニングがないとき、何で代用できるか知っていますか?今回は、ショートニングの代用品になる〈ラード・バター・オリーブオイル〉など6種類を、置き換えの目安とともに紹介します。お菓子やパンを作る際に代用するポイントや、油脂にを置き換えるときの注意点も紹介しますので参考にしてください。

目次

  1. そもそもショートニングとは?
  2. ショートニングの代用品6選!
  3. ①ラード【おすすめ】
  4. ②バター
  5. ③オリーブオイル
  6. ④マーガリン
  7. ⑤サラダ油
  8. ⑥米油
  9. パン作りに向くショートニングの代用品は?
  10. ①小麦粉のパン
  11. ②米粉パン
  12. ショートニングを代用するときの注意点は?
  13. ①液状油脂は膨らみと食感が変わる
  14. ②香りの強い油脂は用途を選ぶ
  15. ③油脂が多いレシピは置き換えを避ける

そもそもショートニングとは?

ショートニングは大豆油や菜種油などを原料とする固形の油脂で、水分をほとんど含まず常温では白いクリーム状をしています。味や香りが少なく、お菓子やパンを作る際には小麦粉や卵などの風味を残しながら食感を調整できるのが特徴です。

【ショートニングの役割】
・生地に歯切れの良い食感を加える
・生地に空気を含ませる
・素材の風味を邪魔せず油脂を加える

ショートニングの代用品6選!

代用品 おすすめ度 向く料理・用途 注意点
①ラード クッキー、ビスケット、パン 香りの少ない物を選ぶ
②バター ケーキ、パン、焼き菓子全般 素材本来の風味を消しやすい
③オリーブオイル ピザ生地、フォカッチャなどのパン 香りが残るのでお菓子には不向き
④マーガリン 惣菜パン、菓子パン、ケーキ 水分と乳成分を含む
⑤サラダ油 シフォンケーキ、カステラ、ロールパンなどの小型パン 大きく膨らませるパンには不向き
⑥米油 クッキーなどの焼き菓子 パンでは膨らみが弱くなる

ショートニングがない場合、代わりに何を使えば良いのでしょうか。ショートニングは他の物で代用が可能ですが、風味や食感が変わるので作る料理に合わせて選ぶことが大切です。家庭にあるショートニングの代用品や、それぞれの特徴や使い方を解説します。

①ラード【おすすめ】

【置き換えの目安】
・ショートニングと同量


【向く料理・用途】
・クッキー、ビスケット
・パン


ラードはショートニングと似た性質を持つ固形油脂で、基本的に同量で置き換え可能です。クッキーやビスケットに使うと歯切れの良い食感になり、パンでは生地が軽くなります。ただし、ラードは商品によって独特の香りがあります。お菓子やパン作りに使う場合は、香りの少ないラードを選びましょう。

②バター

【置き換えの目安】
・ショートニングと同量


【向く料理・用途】
・ケーキ
・パン
・焼き菓子全般


ショートニングをバターで代用すると、乳製品ならではの豊かな風味とコクが加わり、生地が柔らかく口当たりの良い仕上がりになります。小麦粉100gに対してショートニング10g前後を使うレシピなら、同量のバターに置き換えましょう。

油脂を多く使うレシピだと水分量などが変わるので、ショートニングと同量のバターに置き換えず、バターの量とレシピ全体の水分量を調整してください。

③オリーブオイル

【置き換えの目安】
・オリーブオイル:半量
・バターなどの固形油脂:半量


【向く料理・用途】
・ピザ生地
・フォカッチャなどのパン


オリーブオイルは固形油脂のように生地の形を保つ働きがないので、パンに使うとショートニングより膨らみが弱く弾力のある食感になります。

オリーブオイルで代用する際は全量を置き換えず、一部にして残りをバターなどの固形油脂で補いましょう。オリーブオイルの風味を生かせるピザやフォカッチャには向いていますが、香りを残したくないお菓子作りには適していません。

④マーガリン

【置き換えの目安】
・ショートニングと同量


【向く料理・用途】
・惣菜パン、菓子パン
・ケーキ


マーガリンはショートニングと同量で置き換えられ、惣菜パンやお菓子の生地、ケーキなど幅広く使えます。バターに比べて風味や香りが控えめで、ショートニングよりも水分や乳成分を含むので、代用すると生地が柔らかく軽い食感になります。商品によっては塩分を含む物もあるため、有塩タイプを使うときは塩の量を調整しましょう。

⑤サラダ油

【向く料理・用途】
・シフォンケーキ、カステラ
・ロールパンなどの小型パン


サラダ油は無味無臭に近く、油脂の風味を加えたくないシフォンケーキやカステラなどのお菓子作りに向いています。液状の油脂なのでショートニングのように生地の形を保つ働きはなく、大きく膨らませる必要がある生地には向きません。一律の換算量は定められていないため、代用するときはサラダ油を使うレシピを選んでください。

⑥米油

【置き換えの目安】
・ショートニングの3分の1程度


【向く料理・用途】
・クッキーなどの焼き菓子


米油は香りが少なく、クッキーやビスケットなどの焼き菓子に代用できます。クセが少なく、素材本来の風味を生かしやすい代用品です。ショートニングから置き換える場合は、必要量の3分の1程度にしましょう。

米油で代用すると使用量が少なくなるので、ショートニングと同じ食感にはなりません。パンに使うと生地の膨らみが弱くなることがあるため、主に焼き菓子の代用品として使いましょう。

パン作りに向くショートニングの代用品は?

パンに使うショートニングの代用品は、小麦粉と米粉を使ったレシピでは生地の性質が異なり、適した油脂も変わります。それぞれのパンに向いている代用品を詳しく解説します。

①小麦粉のパン

小麦粉のパンを軽い食感にしてしっかり膨らませたいなら、バターやマーガリンなどの固形油脂が向いているでしょう。乳製品ならではの風味を加えたいときはバター、香りを控えめにしたいならマーガリンを選びましょう。なおオリーブオイルは、大きな膨らみを必要としないフォカッチャやピザ生地に適しています。

②米粉パン

米粉パンならショートニングを無塩バターやオリーブオイル、サラダ油などで代用できます。使う油脂によって風味や生地の状態が変わるので、好みの仕上がりに合わせて選びましょう。

米粉パンはレシピによって必要な水分量や油脂量が異なるため、代用する際は基本的に使用するレシピに従ってください。有塩バターを使う場合は、レシピに加える塩の量を減らすなどして味を調整しましょう。

ショートニングを代用するときの注意点は?

ショートニングを代用するときは、それぞれの油脂の特徴や仕上がりの違いを理解して選びましょう。代用品を使う際の注意点や、失敗を防ぐためのコツを説明します。

①液状油脂は膨らみと食感が変わる

サラダ油やオリーブオイルなどの液状油脂は生地の形を保つ働きが異なり、パンに使うと生地が横に広がりやすく、膨らみが弱くなる可能性があります。弾力のある食感に変わりやすいため、ショートニングと同じ仕上がりを求めるのではなく、液状油脂に適した配合のレシピを選んでください。

②香りの強い油脂は用途を選ぶ

ショートニングをオリーブオイルなど強い香りの物に置き換えると、料理やお菓子の仕上がりに影響します。オリーブオイルは風味を生かせるフォカッチャやピザ生地などに適していますが、繊細な味わいのお菓子には向きません。なお、加熱すると独特の香りが出やすい牛脂も、お菓子やパンへの代用は避けてください。

③油脂が多いレシピは置き換えを避ける

ショートニングはほとんど水分を含まないのに対し、バターやマーガリンには含まれています。油脂の使用量が少ないレシピなら同量で置き換えられる場合もありますが、多く使用するほど生地に加わる水分量の差も大きくなります。

特にパイや油脂を多く使うパンは仕上がりに影響しやすいため、ショートニングを全量そのまま置き換えるのは避けましょう。

ショートニングの代用を知ってお菓子作り・パン作りに活かそう

ショートニングはラードやバター、マーガリンなどの固形油脂で代用できます。液状油脂を使う場合はパンの膨らみや食感が変わることがあるため、作る物や仕上がりに合った物を選んでください。油脂を多く使うレシピではショートニングを全量置き換えず、代用品に合わせた配合のレシピを選びましょう。

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