小麦粉の代用品6選!片栗粉・米粉など料理ごとの選び方や違いも紹介!

小麦粉がないとき、家にある粉で代用できるか知っていますか?今回は、小麦粉の代用品になる〈片栗粉・米粉・天ぷら粉〉など6種類を、向く料理や仕上がりの違いとともに紹介します。フライなどの揚げ物やクッキー、クリーム煮に使う際の代用品の選び方も紹介しますので参考にしてください。

目次

  1. そもそも小麦粉とは?
  2. 小麦粉の代用品6選!
  3. ①片栗粉【おすすめ】
  4. ②米粉【おすすめ】
  5. ③天ぷら粉
  6. ④お好み焼き粉・たこ焼き粉
  7. ⑤コーンスターチ
  8. ⑥大豆粉
  9. 小麦粉を代用するときの注意点は?
  10. ①用途に合う代用品を選ぶ
  11. ②小麦不使用なら原材料を確認する

そもそも小麦粉とは?

小麦粉は、小麦を細かく挽いて作られ、料理やパン、お菓子作りなどに使われます。水分を加えてこねるとグルテンが形成され、粘りや弾力が生まれるのが特徴です。グルテンの量や性質によって強力粉、準強力粉、中力粉、薄力粉の4つに分類され、粘りや弾力が強い強力粉はパンやピザ、餃子の皮に使われます。

コシがある中力粉は主にうどんに、グルテンが少ない薄力粉はケーキやお菓子、天ぷらなどに適しています。

【小麦粉の主な役割】
・揚げ物やソテーの衣
・ソースや煮込みのとろみ付け
・パンや菓子の生地

小麦粉の代用品6選!

代用品 おすすめ度 向く料理・用途 特徴・注意点
①片栗粉 唐揚げなどの揚げ衣、肉や魚のまぶし粉、料理のとろみ付け クッキーやケーキの生地への使用はレシピごとに確認、揚げ衣の食感は、製品、配合、レシピにより異なる
②米粉 フライや唐揚げなどの揚げ衣、クッキーなどの焼き菓子、ホワイトソースやクリーム煮 グルテンフリーを目的とするなら、米粉製品であっても原材料表示およびアレルゲン表示を確認する
③天ぷら粉 唐揚げ、竜田揚げ 小麦粉や卵の使用および含有は商品によって異なるため、原材料表示およびアレルゲン表示を確認する
④お好み焼き粉・たこ焼き粉 揚げ衣、ソテー、ムニエル 小麦粉、食塩、だし原料、調味料などを含む商品がある。原材料は商品ごとに異なるため、使用前に原材料表示およびアレルゲン表示を確認する
⑤コーンスターチ カスタードクリーム、ホワイトソース、クリーム煮 パン作りには向かない
⑥大豆粉 唐揚げの衣、焼き菓子 使用できる料理、配合および加熱の必要性は、大豆粉製品ごとの表示およびレシピに従う

小麦粉を切らしてしまっても、小麦粉なしでフライや揚げ物、唐揚げを作ることができます。クッキーなどのお菓子やクリーム煮に使える代用品、グルテンフリーに対応できる粉なども知っておくと便利です。小麦粉の代用品を6つ紹介します。

①片栗粉【おすすめ】

【向く料理・用途】
・唐揚げなどの揚げ衣
・肉や魚のまぶし粉
・料理のとろみ付け


片栗粉は、じゃがいものでんぷんを原料とする粉です。小麦粉にはたんぱく質が含まれ、水を加えて混ぜるとグルテンが形成されますが、片栗粉の主成分はでんぷんです。揚げ物の衣に片栗粉を使うと、白っぽく揚がり、表面は軽い食感になります。とろみ付けでは、片栗粉は小麦粉に比べてとろみの付く温度が低く、あんかけなどに適しています。

片栗粉は水を加えてもまとまらず、小麦粉のようにグルテンを形成しません。そのため、グルテンによる生地のまとまりを必要とする菓子やパン作りで小麦粉を片栗粉だけに置き換えられるかどうかは、使用するレシピごとに確認が必要です。

②米粉【おすすめ】

【向く料理・用途】
・フライや唐揚げなどの揚げ衣
・クッキーなどの焼き菓子
・ホワイトソースやクリーム煮


米粉を使った天ぷら衣は、加水後に時間が経っても衣の粘性がほとんど変わらず、揚げるとカラリと仕上がります。海老フライなど揚げ物の衣に使う場合は、米粉、卵、米粉パン粉の順に衣を付け、180℃の油で揚げてください。クッキーを作るときに小麦粉と同じ配合で米粉に置き換えると、粉っぽい生地になり、やわらかく焼き上がることがあります。

なお、米粉を使用した製品には、小麦を含む原材料が使用されていたり、製造工程で小麦が混入することがあります。グルテンフリーが目的なら、原材料や添加物表示に小麦粉またはグルテンの表示がないか、製造工場に関する注意表示がないかを確認してください。

③天ぷら粉

【向く料理・用途】
・唐揚げ、竜田揚げ

天ぷら粉は、小麦粉にでん粉やベーキングパウダーなどを配合した粉です。水と天ぷら粉のみで衣を作ることができるので、天ぷらを揚げる用途で代用できます。

天ぷら粉には、卵黄粉や卵白粉などが配合される場合があります。使用前には、商品パッケージの原材料表示およびアレルギー情報を確認してください。主原料は小麦粉なので、グルテンフリーを目的とした代用には向きません。

④お好み焼き粉・たこ焼き粉

【向く料理・用途】
・揚げ衣
・ソテー
・ムニエル


お好み焼き粉やたこ焼き粉の原材料は商品によって異なりますが、小麦粉をベースに、だしや食塩などを配合した物があります。このような商品は小麦粉だけで作る場合とは違い、だしの風味や塩味が加わるため、料理に使うと下味も付けられます。

揚げ物の衣やソテー、ムニエルなどは、小麦粉の代用として使いやすい一方、だしや塩味が影響するお菓子の生地には向きません。

⑤コーンスターチ

【向く料理・用途】
・カスタードクリーム
・ホワイトソース
・クリーム煮


コーンスターチはとうもろこしのでんぷんから作られ、小麦粉とは違いグルテンを含みません。カスタードクリームに使うと、小麦粉を使った場合よりもなめらかな口当たりになります。クリーム煮では、バターと小麦粉でルウを作らなくても、水に溶いてから加えればとろみを付けられます。なお、グルテンが含まれていないため、パン作りでは代用できません。

⑥大豆粉

【向く料理・用途】
・唐揚げの衣
・焼き菓子


大豆粉は大豆を粉末にした食品で、小麦粉の代用品として使用できます。小麦粉のようにグルテンを形成しないため、焼き菓子を作る際は大豆粉を使用するレシピや配合を確認して使用してください。揚げ物に使用する場合は、大豆粉を用いた衣に食材をくぐらせ、180℃に熱した揚げ油で揚げます。

なお、大豆粉には、加熱調理が必要な製品と加熱せずにそのまま食べられる製品があります。使用前に製品パッケージの表示を確認してください。

小麦粉を代用するときの注意点は?

小麦粉の代わりに他の粉を使う際は、それぞれの粉の特徴を理解しておくことが大切です。代用品によって向いている料理や食感が異なるため、どれも同じように置き換えられるわけではありません。小麦粉を代用するときの注意点を解説します。

①用途に合う代用品を選ぶ

小麦粉の代用品は、料理の用途や仕上がりに応じて選んでください。クッキーやホワイトソースには米粉が、揚げ衣には天ぷら粉やお好み焼き粉、たこ焼き粉が適しています。とろみ付けには片栗粉や米粉で代用することが可能です。ただし、片栗粉で付けたとろみは小麦粉とは異なる仕上がりになり、米粉は冷めるととろみが弱くなる傾向があります。

②小麦不使用なら原材料を確認する

小麦粉を切らした場合は、天ぷら粉、お好み焼き粉、たこ焼き粉など、原材料に小麦を使用している商品を代用品として使用できます。一方で小麦を避ける必要がある場合は、小麦を含む商品を代用しないでください。

米粉を使用した商品であっても、原材料として小麦粉が含まれている場合があります。小麦を避ける必要がある場合は、商品名だけで判断せず、容器包装の原材料名およびアレルギー表示を確認してください。卵など、ほかに避ける必要がある原材料がある場合も、同様に確認しましょう。

小麦粉の代用品を料理に活かそう

小麦粉がない場合、揚げ物の衣には片栗粉や米粉、とろみ付けには片栗粉や米粉で代用できます。小麦を使用しない料理を作る場合は、使用する食品それぞれの原材料表示およびアレルゲン表示を確認してください。フライや唐揚げ、ムニエルなどを作る際に小麦粉がない場合には、料理に合った代用品を活かしましょう。

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