中力粉の代用品4選!薄力粉・強力粉を混ぜる割合や性質の違いも紹介!
中力粉がないとき、薄力粉などで代用できるか知っていますか?今回は、中力粉の代用品になる〈薄力粉と強力粉を混ぜたもの・薄力粉・強力粉〉など4種類を、向く料理や仕上がりの違いとともに紹介します。中力粉の用途や、薄力粉と強力粉を混ぜる割合、代用するときの注意点も紹介しますので参考にしてください。
目次
そもそも中力粉とは?用途・使い道は?

中力粉はグルテンの力が強力粉と薄力粉の中間な小麦粉です。中力粉はタンパク質の含有量が中程度の中間質小麦や、タンパク質量が少なく柔らかい軟質小麦を原料としています。うどんのほか、生パスタ、お好み焼きなどを作るのに適しています。
【中力粉の役割】
・生地に粘り気と弾力性を与える
・うどんなどの日本麺に使用する
中力粉の代用品4選!
| 代用品 | おすすめ度 | 向く料理・用途 | 食感の違い | 注意点 |
| ①薄力粉+強力粉 | ◎ | うどん、パン、チュロス | 単品で代用するより、中力粉に近い弾力を出しやすい | 薄力粉と強力粉を1:1で混ぜることで、中力粉に近いタンパク質含有量(約9%)を再現できる |
| ②薄力粉 | 〇 | チュロス、クッキー | 中力粉より軽く、弾力は弱くなる | コシが必要な麺やパンでは食感が変わりやすい |
| ③強力粉 | 〇 | パン、うどんを含む麺類 | 中力粉より弾力と歯ごたえが強くなる | 菓子では硬い食感になりやすい |
| ④準強力粉 | 〇 | うどんを含む麺類、ハード系パン | 中力粉よりコシや噛みごたえが強くなる | 焼き菓子は歯ごたえのある食感になる |
中力粉の代用品として強力粉や薄力粉を使う場合、含まれるたんぱく質の量によって、グルテンの形成量が異なり、生地の弾力や食感が変わります。料理に合う代用品を正しく選ぶのが、美味しく作るポイントです。中力粉の代用品になる4つを紹介します。
①薄力粉+強力粉【おすすめ】

【向く料理・用途】
・うどん
・パン
・チュロス
中力粉の代用品の作り方は、薄力粉と強力粉を1:1の割合で混ぜる方法が基本です。中力粉200gが必要な場合は、薄力粉と強力粉を各100g使います。ただし、本来の中力粉とは、加工時の性質が完全に一致するわけではありません。
②薄力粉

【向く料理・用途】
・チュロス
・クッキー
薄力粉は、中力粉を使うチュロスやクッキーなど、軽い食感の菓子に代用できます。中力粉よりたんぱく質が少なく、生地の弾力は弱く、軽く歯切れが良い食感になります。うどんやパンのようにコシや弾力が必要な料理では、強力粉と混ぜてください。
③強力粉

【向く料理・用途】
・パン
・うどんを含む麺類
強力粉は、弾力のある生地が適した料理において中力粉の代用に使えます。強力粉は中力粉よりたんぱく質が多く、麺はコシが強くなり、パンはよく膨らんで弾力のある食感になります。一方、クッキーなど、軽さや歯切れの良さを求める菓子では硬くなりやすいため、薄力粉を選ぶか、強力粉と薄力粉を混ぜて使用してください。
④準強力粉

【向く料理・用途】
・うどんを含む麺類
・ハード系パン
準強力粉は中力粉よりたんぱく質がやや多く、うどんを含む麺類やフランスパンをはじめとするハード系パンを作るときに中力粉の代用になります。ただし、クッキーなどの焼き菓子には主に薄力粉が使われ、準強力粉は適しません。
中力粉を代用するときの注意点は?

中力粉の代用品は、種類によって生地の弾力や食感が異なります。料理を美味しく作るには違いを理解しておくことのが大切です。薄力粉と強力粉を混ぜる場合も含め、料理に合う粉の選び方と、置き換え後の違いについて紹介します。
①作る料理に合う粉を選ぶ
中力粉の代用品は、作る料理に応じて選んでください。硬く弾力のある食感のパンを作りたいときは強力粉、クッキーなどの歯切れの良い食感の菓子にはたんぱく質の少ない薄力粉が適しています。ハード系のパンやうどんなどの麺類を作るときは準強力粉を使うと良いでしょう。
②1:1でも同じ性質にはならない
薄力粉と強力粉を1:1で混ぜると、たんぱく質の割合は中力粉に近づきますが、本来の中力粉とは加工時の性質が異なります。配合や手順が中力粉向けに作られたレシピでは、食感が完全に同じになるとは限りません。薄力粉と強力粉の割合によって弾力やコシの強弱が変わるので、料理や好みの食感に合わせて割合を調節してください。
中力粉の代用品を料理に活かそう
中力粉は、薄力粉と強力粉を混ぜた混合粉や、薄力粉、準強力粉などで代用できます。薄力粉と強力粉を混ぜる場合は、1:1を目安にしてください。粉によって弾力や歯ごたえが変わるので、作る料理と求める食感に合う種類を選びましょう。
