牛脂の代用品5選!ラード・サラダ油などの違いと上手な使い方も紹介!

すき焼きやステーキに使う牛脂がないとき、どのようなもので代用できるかご存じでしょうか?今回は、〈ラード・サラダ油・オリーブオイル・バター・肉の脂身〉の5品を、牛脂との香りやコクの違いとともに紹介します。ステーキ・ハンバーグを作る際のポイントや、代用するときの注意点も紹介しますので参考にしてください。

目次

  1. そもそも牛脂とは?
  2. 牛脂の代用品5選!
  3. ①ラード
  4. ②サラダ油
  5. ③オリーブオイル
  6. ④バター
  7. ⑤肉の脂身
  8. 牛脂を代用するときの注意点は?
  9. ①少量を鍋全体になじませる
  10. ②肉の脂身に合わせて量を減らす

そもそも牛脂とは?

牛脂は牛の脂肪を加熱して精製した物で、すき焼きやステーキで熱した鍋やフライパンに塗り広げると、肉や具材の焦げ付きを防ぎます。また、食材の表面をコーティングして、旨味や水分を閉じ込められる効果もあります。牛由来の香りやコクを加えられ、ハンバーグや野菜炒めなどに使うと風味豊かに仕上がるでしょう。

【牛脂の役割】
・鍋やフライパンに油をなじませる
・肉や具材を焦げ付きにくくする
・牛由来の香りとコクを加える

牛脂の代用品5選!

代用品 おすすめ度 向く料理・用途 注意点
①ラード すき焼き、ハンバーグ、炒め物 豚脂由来の風味に変わる
②サラダ油 すき焼き、ステーキ、炒め物 牛脂特有の香りは付かない
③オリーブオイル ステーキ、炒め物、すき焼き オリーブの香りが加わる
④バター すき焼き、ステーキ 乳由来の香りが加わり、焦げやすい
⑤肉の脂身 肉を焼くとき、炒め物 牛・豚の脂身や鶏皮を使い、肉の種類で風味が変わる

牛脂を使いたいのに家庭にない場合、他の食品で代用できるか迷う人もいるでしょう。代用品によって適した料理や用途が異なるため、それぞれの特徴を知っておくと便利です。牛脂の代わりになる食品や、使う際の注意点について詳しく解説します。

①ラード

ラードは動物性の脂ならではのコクを加えられ、すき焼きや炒め物などで牛脂の代用品として使えます。牛脂特有の牛由来の香りはつきませんが、豚脂特有の風味が加わる点に注意してください。

ラードを鍋やフライパンに引く場合は少量から使い、風味が強くなりすぎないよう量を調整しましょう。ハンバーグの肉だねに加える牛脂もラードで代用できますが、焼く際の油として使うのではなく、適量を肉だねに混ぜ込んでください。

②サラダ油

サラダ油はすき焼きやステーキなどで牛脂の代用として活用できます。鍋やフライパンに油をなじませ、焦げ付きを防ぐ役割は補えるものの、牛脂のような牛由来の香りやコクは加わりません。風味が穏やかなので、肉や調味料の味を生かし、料理の味わいを大きく変えたくない場合に向いています。

③オリーブオイル

オリーブオイルはステーキや炒め物で牛脂の代用品として使えます。牛脂のような牛由来のコクはなく、オリーブオイル特有の香りが加わる点に注意しましょう。赤身のステーキなどを、牛脂とは異なる風味で楽しみたいときにも適しています。

オリーブオイルの香りを抑えたいなら、まろやかな味わいの物を選びましょう。商品によって香りや風味が異なるため、普段使っているオリーブオイルが料理に合うか確認してください。

④バター

バターは油脂とコクを加えられ、すき焼きやステーキで牛脂の代用品として使えます。乳由来のまろやかな風味が加わり、すき焼きに使うと割り下とバターが合わさった濃厚な味わいになるのが特徴です。有塩バターを使用する場合は、料理に加える塩分を控えめにして味を調整しましょう。

ステーキは焼き始めに使うと焦げやすいため、最初はサラダ油などで肉を焼き、最後にバターを加えて風味を効かせるのがおすすめです。

⑤肉の脂身

牛肉や豚肉に付いた脂身を加熱して溶かせば、牛脂がなくても調理できます。脂身を使う際は他の具材を入れる前に炒め、溶け出した脂で肉や野菜を焼きましょう。鶏肉も皮目から焼くと脂が出て調理に使えますが、豚肉や鶏肉の場合は牛脂特有の香りではなく、それぞれの肉特有の風味が加わる点に注意してください。

牛脂を代用するときの注意点は?

牛脂を他の油脂に置き換える際のコツは、それぞれの特徴に合わせて使うことです。牛脂の代用品を使う際の注意点や、料理を美味しくする方法を解説します。

①少量を鍋全体になじませる

すき焼きなどで代用品を使うなら、鍋やフライパンの1か所に溜めず、具材を焼く面に少量を広げてから野菜や肉を入れましょう。牛脂がない場合でも、代わりの油脂を多く入れる必要はありません。油をなじませると具材が鍋に焦げ付きにくくなります。

②肉の脂身に合わせて量を減らす

脂身の多い牛肉を使うと肉から脂が溶け出すため、代用品を使わずに焼ける場合があります。鍋に脂が十分に広がっているなら、油脂を足す必要はありません。油脂を引くときも、肉から出る脂の量を見ながら少量にとどましょう。

肉から十分に脂が出ず、鍋になじまないときは、サラダ油などで補ってください。肉を焼いた後、鍋に余分な脂が残っている場合は、キッチンペーパーなどで拭き取ってから次の調理に移りましょう。

牛脂の代用品を牛肉料理に活かそう

牛脂はラードやサラダ油、オリーブオイルやバター、肉の脂身などで代用できます。コクを補いたいならラード、油脂の風味を目立たせたくないならサラダ油など、作りたい味わいに合わせて選びましょう。肉から出る脂の量も確認しながら、代用品は少しずつ加えて調整してください。

関連する記事