豆腐ハンバーグの冷凍保存！焼いてから？タネ？日持ちやまずい時の原因も紹介！

豆腐ハンバーグは作り置きしておくとお弁当に使いやすい料理です。十分に加熱してから冷凍すれば雑菌の繁殖を抑えられ、保存期間はおよそ2週間です。ただし、家庭用冷凍庫は温度変化が起こりやすいので、風味を保つためにも保存期間に関わらずできるだけ早く食べ切るようにしましょう。

豆腐ハンバーグは手作りでも市販でも、生のタネのままではなく、十分に加熱してから冷凍するのが基本です。生のタネをそのまま冷凍すると、解凍時にドリップが出やすく、焼く前に衛生面で問題が生じやすくなります。

焼いた後に冷凍すれば、再加熱が短時間で済み、柔らかい食感を保てます。焼き上がったら粗熱を取り、1つずつラップで包んで保存袋に入れ、空気を抜いて密閉しましょう。

豆腐ハンバーグは冷凍や解凍により水分が抜けやすく、食感が変わってしまうことがあります。味や食感を保つにはまず、豆腐の水切りを十分に行って作ることが重要です。さらに、つなぎに片栗粉やパン粉を加えて形崩れを防ぎましょう。

また、冷凍する前提なら豆腐の形がなくなるまで潰して作ると、解凍後にパサつきにくくなります。冷凍焼けなどで風味を損なわないよう、ラップなどで密閉して保存することも大切です。

豆腐に水分が残ると、冷凍や解凍の時に水が出て食感が崩れやすくなります。木綿豆腐はキッチンペーパーで包み、電子レンジ500Wで約3分加熱した後、重しをして5分ほど置くと効果的です。水分が出なくなり、固く締まった状態になれば完了です。

焼き上がったハンバーグは1つずつラップで包み、金属トレーに並べて冷凍庫に入れると、冷気が効率よく伝わり急速に凍ります。氷の粒が小さくなることで、解凍後も水分が出にくくなり、食感の変化を防げます。ハンバーグを重ねて冷凍すると冷えムラが起きやすいため、最初の数時間は重ねずに冷凍すると効果的です。

豆腐だけでは柔らかく崩れやすいため、片栗粉やパン粉、卵を加えると生地が安定します。特に片栗粉を入れると粘りが出て、焼いた後も形が崩れにくくなります。豆腐の割合が多い時は、つなぎを少し多めに加えてください。冷凍後もまとまりを保ち、解凍時に水分が出にくくなります。

【冷凍しても美味しい豆腐ハンバーグの材料】
・鶏ひき肉または合い挽き肉：250g
・木綿豆腐（十分に水切りした物）：150g
・卵：1個
・玉ねぎ：1/2個
・にんじん：1/3本
・乾燥ひじき：大さじ1
・片栗粉：大さじ1〜2
・しょうゆ：小さじ2
・塩：少々
・こしょう：少々
・しょうがのすりおろし：小さじ1
・ごま油：小さじ1

豆腐ハンバーグを上手に作るコツは、材料を均一に混ぜることと、焼き方のポイントを押さえることです。豆腐は十分に水切りし、野菜の水分を飛ばしておくと冷凍しても崩れにくくなります。タネをこねたら空気を抜いて小判型に整え、中央を軽くくぼませましょう。

豆腐ハンバーグを焼く際、何度も引っくり返すと崩れや食感を損ねる原因となります。片面づつ1度で焼き上げ、竹串を刺して透明な汁が出れば完成です。

【冷凍しても美味しい豆腐ハンバーグの作り方】

1.木綿豆腐をキッチンペーパーで包み、電子レンジで3分加熱してから重しをし、5分置いて水切りする

2.水切りした豆腐に余分な水分が残っていないか確認する

3.鶏ひき肉と豆腐、塩を食品用ポリ袋に入れてよく揉み、全体をなじませる

4.ポリ袋の中身をボウルに移し、卵と調味料、野菜を加えてタネを作る

5.フライパンにサラダ油を引き、タネを並べて焼く

6.焼き目が付いたらハンバーグを引っくり返す

7.爪楊枝で中央を刺して焼き加減を確認し、透明な汁が出たら完成

豆腐ハンバーグを美味しく冷凍保存するには、粗熱を取るタイミングや包み方、冷凍時の配置を工夫することが大切です。焼きたてのまま冷凍すると水分がこもり傷みやすくなるほか、食感も落ちてしまいます。十分冷ましてから個包装にし、空気を抜いて保存しましょう。金属トレーを使えば冷気がよく伝わり、短時間で簡単に冷凍できます。

【豆腐ハンバーグの冷凍保存の方法】

1.焼いた豆腐ハンバーグの粗熱を取り、1つずつラップで包んだら、冷凍用保存袋に入れる

2.金属トレーの上に並べ、冷凍庫で冷凍保存する

冷凍保存した豆腐ハンバーグを美味しく食べるには、温めすぎず中心まで均一に熱を通すことが大切です。電子レンジを使えば、短時間で簡単に解凍できます。冷凍した豆腐ハンバーグはラップに包んだまま耐熱皿に並べ、電子レンジ600Wで1〜2分加熱しましょう。加熱しすぎると水分が抜けて食感が変わるため、30秒〜1分ごとに様子を見ながら温めるのがコツです。