麦茶パックの保存方法・賞味期限は?開封前後で違う?ダニを防ぐコツも紹介!
麦茶パックの保存方法を知っていますか?ダニなどが心配になるでしょう。今回は、〈常温・冷暗所・冷蔵庫・冷凍庫〉別の麦茶パックの保存方法や、ダニを防ぐポイントを紹介します。麦茶パックの開封後の賞味期限・保存期間も紹介しますので参考にしてください。
目次
まずは麦茶パックの賞味期限を知っておこう!開封後は?

毎日の食事や暑い日の水分補給などで飲まれる麦茶は、パックを利用して簡単に作り置きできますが、麦茶パックに賞味期限はあるのでしょうか。麦茶パックの未開封または開封後による賞味期限の違いや、麦茶パックを使い切る目安などを紹介します。
麦茶パックの賞味期限は未開封で約12ヶ月
多くのメーカーが販売している麦茶パックは常温保存が可能で、未開封であれば約12か月間麦茶の味や品質を損なわずに飲めます。賞味期限が過ぎて麦茶パックの劣化が進むと、腹痛や吐き気などの食中毒の恐れもあるので、注意が必要です。
麦茶パックの開封後は2~3週間で使い切り推奨
開封した麦茶パックは2~3週間を目安に使い切ることで、お茶の品質を落とすことなく風味や味わいを楽しめます。開封後の麦茶パックは適切に保存することで、鮮度を保ちながら麦茶の香ばしい風味を味わえます。
伊達友美
管理栄養士
麦茶のパックは、傷んだり、変質するイメージがないので、賞味期限や保存方法を気にしない方も多いようですが、衛生的にも栄養的にもリスクはありますので、気をつけましょう。
麦茶パックの開封後の保存方法は?ダニを防ぐには?

未開封であれば約12ヶ月常温保存が可能な麦茶パックは、開封後でも正しい保存や収納方法を心掛ければお茶の味わいや品質を保てます。麦茶パックの新鮮さを保ちつつ、ダニなどの虫を防ぐ正しい保存や収納方法を紹介します。
①密閉容器に入れてダニ・湿気を防ぐ
開封後の麦茶パックは、密封袋などの密閉できる袋に入れて常温保存すると、麦茶パックが空気に触れず湿気やダニの繁殖を防げます。また蓋が付いている容器でも、麦茶パックを湿気から防いで保存できます。麦茶パックは湿気があると劣化しやすく虫が繁殖する恐れがあるので、密閉袋や密閉容器に入れる際は、乾燥剤を一緒に入れて保存すると良いでしょう。
②冷暗所で保管する
麦茶パックを直射日光などの高温多湿の場所で保存すると、茶葉の品質の劣化が早まります。日光が当たらず湿気の少ない冷暗所で保存すると、新鮮さを保てます。床下収納、シンク周辺、ガスコンロなどは湿気が多く温度が高くなる恐れがあるので、保存場所にするのは避けましょう。
【麦茶パックの保存に向いている冷暗所】
・食器棚
・パントリー
③冷蔵・冷凍庫で保存もおすすめ
開封後の麦茶パックは、密閉袋や容器に入れて冷蔵や冷凍保存をすることも可能です。保存期間は冷蔵庫で約6ヶ月、冷凍庫で約1年間です。開封後の麦茶パックは2~3週間で使い切ることが目安とされていますが、パックが多く残っているときは、密閉袋や容器に入れて冷蔵や冷凍保存をすることで長く品質を維持できます。
伊達友美
管理栄養士
お得な大袋で購入した場合は、5〜7袋ずつ小分けにして保存するのもオススメです。また、紫外線によって、成分が変化すると、風味や味が落ちるので、保管するときには光を防ぐ工夫を。
保存した麦茶パックのダニ以外に注意すべき場合は?

麦茶パックは冷蔵や冷凍保存が可能ですが、ドアポケットの近くに入れると急激な温度変化で結露ができて湿気が発生します。また高温多湿の環境や密閉していない容器に入れて保存すると雑菌が繁殖し、風味の変化や酸味などが現れ食中毒を引き起こす恐れもあります。
温度変化の少ない場所で保存すれば湿気の影響を受けにくくなり、密閉性の高い袋や容器に入れることで食材の臭い移りも防止することが可能です。
【ダニ以外に注意すべき点】
・冷蔵・冷凍保存の際の結露
・臭い移り
・雑菌の繁殖
・風味の変化
・酸味
麦茶パックの保存方法を知ろう
未開封の麦茶パックは約12ヶ月常温での保存が可能で、開封後でも冷蔵保存で約6ヶ月、冷凍保存では約1年間品質を保てます。開封した麦茶パックは密封袋などの密閉袋や蓋のついた密閉容器などに入れて湿気などを防ぎ、品質が劣化しないように冷暗所で保存しましょう。
伊達友美
管理栄養士
パックを入れて作った麦茶(液体)は、菌の繁殖など衛生的に気をつけたいもの。冷蔵庫に入れてあっても、2日を目安に飲み切るようにしましょう。