アイスの賞味期限はある?ない理由は?1年後でも大丈夫?腐ることはあるの?
アイスの賞味期限・消費期限を知っていますか?書いていませんが、あるのでしょうか?今回は、アイスに賞味期限がない理由や、10年前などのアイスは食べても大丈夫かを紹介します。アイスは腐るのかや正しい保存法も紹介しますので参考にしてください。
目次
アイスの賞味期限はある?書いてない?

アイスは年間を通してさまざまな種類が販売されており、つい買い置きして冷凍庫に残してしまうこともあります。アイスには賞味期限や消費期限があるのでしょうか。アイスの賞味期限と消費期限について紹介します。
アイスに賞味期限・消費期限ともにない理由
一般的に食品には、安全に食べられる期間として消費期限が、美味しく食べられる期間として賞味期限が表示されています。しかし、アイスのパッケージの多くには、これらの記載がありません。食品の品質が劣化する原因には、細菌やカビなどの微生物があります。アイスはそれらが繁殖しにくい低温の冷凍庫の中で保管されるので、品質が保たれやすいとされています。
そのため、アイスには賞味期限や消費期限の表示の省略が法的に認められていますが、全く劣化しないというわけではありません。保存状態によっては、品質は徐々に変化します。理論上は100年後でも食べられると考えられますが、実際には時間の経過とともに風味や食感などは少しずつ損なわれていくのです。
ただし開封後のアイスは早めに食べ切ろう
長期間保存できるアイスでも、開封後は空気に触れることで風味や品質が変わりやすくなります。美味しさを保つためにも、開封後は1週間を目安に食べ切りましょう。すぐに食べ切れない場合は大容量のアイスを避け、個包装タイプを選ぶと良いでしょう。
古いアイスはいつまで食べられる?1年前・10年前の物は?

賞味期限がないアイスは何年前の物まで食べられるのでしょうか。製造からの年数とともに変化するアイスの状態について紹介します。保存状態によって品質にどのような違いが出るのかも説明します。
未開封で保存状態が良ければ数年前の物でも食べられる
アイスには賞味期限や消費期限の表示がないため、−18℃以下で適切に保存されていれば、数年前の物でも食べられます。ただし、冷凍庫の開閉などによる温度変化が繰り返されると品質が低下するおそれがあるので、長期間にわたって良い状態を保てるとは限りません。
近年では、食の安全に対する消費者の意識の高まりを受け、賞味期限を記載するメーカーも出てきています。
【1年前】のアイス
未開封で適切に保存されていれば、半年〜1年前のアイスでも微生物は増殖しにくく、品質の劣化も小さいので食べられるでしょう。メーカーが設定している賞味期限は製造日から2年程度の物が多く、この期間であれば味や風味が変化しにくいとされています。
【1年前のアイスの特徴】
・食べられる
・味が変化しにくい
・風味が変化しにくい
【3年前】のアイス
3年前のアイスも食べられますが、保存状態によっては品質に変化が現れる場合もあります。家庭用の冷凍庫ではドアの開閉によって庫内の温度が変化しやすく、温度を一定に保つのが困難です。一度溶けたアイスは再び固まる際に霜が発生し、食感が損なわれます。さらに長い間冷凍すると、水分が蒸発して脂肪分が乾燥して起こる冷凍焼けにより滑らかさが失われます。
【3年前のアイスの特徴】
・食べられる
・食感が変わっている場合がある
・風味が落ちている場合がある
【10年前】のアイス
アイスには賞味期限がないので、10年前のアイスでも適切に保存されていれば食べられるといえるでしょう。ただし、開封時に霜が付いていたり、溶けて再冷凍した跡があったりする場合は、品質が劣化している可能性があります。食べる際は色や匂い、食感などを確認して判断することが大切です。
保存期間が長くなるほど風味や口当たりは変化しやすくなるので、未開封の物であってもできるだけ早く食べ切りましょう。
【10年前のアイスの特徴】
・食べられるとされている
・食感が変わっている場合がある
・匂いが変わっている場合がある
・変色している場合がある
アイスは腐ることがない?ある?

アイスは冷凍庫で保存する食品ですが、腐ることはあるのか気になる人もいるでしょう。見た目や匂いの変化が分かりにくいので、判断に迷う食品でもあります。アイスが腐る可能性や開封後に起こる変化について説明しましょう。
アイスは基本的に腐ることはない
乳製品は腐りやすいイメージがありますが、−18℃以下で冷凍保存されたアイスは微生物がほとんど増殖しないので、基本的に腐ることはないとされています。家庭で手作りしたアイスも、密閉して適切に冷凍保存されていれば同様です。
ただし、未開封であっても長期間保存すると品質が変化する可能性があります。風味やコク、なめらかさも徐々に失われるので、早めに食べ切りましょう。
ただし開封後のアイスは劣化の可能性がある
未開封のアイスは長期保存が可能ですが、一度開封した物は品質が変化しやすくなります。開封して空気に触れると酸化が進み、風味が落ちます。また、溶けかけたアイスを再び冷凍すると霜が発生し、舌触りが悪くなるのも特徴です。
大容量パックのアイスなどは、1週間程度で食べ切るようにしましょう。なお、中身を確認した際に、色や食感、匂いなどに違和感があれば、食べるのは控えてください。また、食べかけのアイスは唾液が付着して菌が繁殖しやすくなるため、処分するのが望ましいでしょう。
【劣化しているアイスの特徴】
・変色している
・大量の霜が付いている
・食感が変わっている
・異臭がする
開封後のアイスの正しい保存方法は?

開封後のアイスは、風味や食感を保つために、表面を平らにしてラップをかけて保存しましょう。空気に触れる面積が減り、酸化を防ぎやすくなります。また、開封後は、冷凍庫特有の香りや他の食品の臭いがアイスに移って、風味が損なわれる可能性があります。
臭い移りを防ぐには、密閉できる容器や袋に入れて保存してください。大容量のアイスであらかじめ食べ切れないとわかっている場合は、清潔なスプーンで器に取り分けてから食べましょう。
【開封後のアイスを保存する際のポイント】
・ラップをする
・保存容器や保存袋に入れる
・取り分ける際は清潔なスプーンで器に移す
アイスに賞味期限はないが開封後は注意しよう
アイスには賞味期限がないので、適切に保存されていれば製造から時間が経過していても食べられます。ただし、家庭では冷凍庫の開閉により品質が落ちてしまうこともあります。また、開封後は酸化などにより、風味や食感が低下しやすい状態です。美味しく楽しむには、できるだけ早めに食べ切ることが大切です。
