里芋の保存方法・日持ち期間は?土付き・皮を剥いた後や長持ちのコツも紹介!
里芋の正しい保存方法や日持ちする期間を知っていますか。長持ちさせるにはどうすれば良いのでしょう。常温や冷蔵、冷凍での里芋の保存方法と日持ち期間を、土付きの状態や皮を剥いた後、茹でた後など状態別に解説します。里芋の煮物など調理後の保存方法・日持ち期間も紹介します。
目次
里芋の保存方法は?日持ち期間はどれくらい?

里芋は寒さにも乾燥にも弱い野菜で、土が付いているか、皮を剥いたか、煮物にしたかによって、適切な保存場所も日持ちも変わります。里芋の日持ちは、その時の状態から見極めなければなりません。里芋の日持ち期間について紹介します。
里芋の保存方法・日持ちの一覧
| 状態 | 常温の日持ち | 冷蔵の日持ち | 冷凍の日持ち |
| 土付き | 約1ヶ月 | 1週間 | 不可 |
| 皮を剥いた後 | 向かない | 2〜3日 | 約1ヶ月 |
| 茹でた後 | 向かない | 2~3日 | 2~3週間 |
| 煮物 | 向かない | 2~3日 | 約1ヶ月 |
里芋は寒さと乾燥に弱いので、土付きのまま常温保存すれば長く日持ちします。一方で、皮を剥いたり調理したりした後の里芋は長持ちしません。皮を剥いた後、一度に使い切れなかった分は、冷凍して長期保存しましょう。
里芋を長持ちさせる保存のコツ
里芋の日持ちを左右するのは、置き場所の温度と湿度です。寒さに弱く、5℃以下の低温では変色や腐敗、食感の低下などが起こることがあります。これを「低温障害」と言います。
一方、25℃を超える高温や風通しの悪い場所も良くありません。高温の場所では品質が落ちやすく、湿気がこもるような場所ではカビが生える恐れがあります。里芋に適した温度や湿度の環境で保存することが大切です。
【長持ちのポイント】
・直射日光の当たらない風通しの良い場所に置く
・10〜25℃の冷暗所で保存し、湿気がこもらないように保存する
・水で洗わず土が付いたままにする
・乾燥を防ぐため新聞紙やキッチンペーパーなどで包む
・冷蔵庫の冷蔵室や野菜室でも、5℃以下に冷え過ぎる場所は避ける
【常温】里芋の保存方法・日持ちは?

里芋を常温で保存できるかどうかは、下処理の状態によって変わります。なるべく長持ちさせたい場合は、適切な状態での保存が必要です。土付きのまま置く場合と、皮を剥いたり茹でたりした後の扱いについて紹介します。
【土付き】里芋の常温保存方法・日持ち
里芋は泥を落とすと傷みやすくなるため、土が付いたまま保存するのが基本です。 常温での保存期間の目安は1ヶ月です。里芋は乾燥に弱いため、泥付きのまま新聞紙やキッチンペーパーで1個ずつ包んでおきましょう。
【保存の手順】
1.里芋は水で洗わず、泥付きのまま1個ずつ新聞紙やキッチンペーパーで包む
2.新聞紙やキッチンペーパーで包んだ里芋を紙袋に入れ、口を少し開けるか軽く閉じて通気性を保つ
3.直射日光が当たらず、日中の温度差が少ない風通しの良い冷暗所に置く
皮を剥いた後・茹でた後の里芋は常温保存に向かない
皮を剥いた里芋は傷みが進みやすく、常温には向きません。下茹でした里芋も日持ちしないので、皮を剥いた後や茹でた後は冷蔵か冷凍で保存しましょう。冷蔵または冷凍保存していても、早めに使い切ることが大切です。
【冷蔵】里芋の保存方法・日持ちは?

里芋は冷蔵庫でも保存できますが、状態によって適した方法や日持ちが変わります。土付きの場合、皮を剥いた後、茹でた後のそれぞれについて、冷蔵での保存の仕方と日持ちを、保存前の下ごしらえとともに紹介します。
【土付き】里芋の冷蔵保存方法・日持ち
室温が25℃を超える夏場は、常温だと暑さで傷みやすくなってしまいます。土付きでも冷蔵庫の野菜室で保存したほうが良いでしょう。里芋の低温障害を防ぐため、冷蔵庫に入れる場合は冷え過ぎる冷蔵室ではなく、温度が比較的高い野菜室に入れます。
冷蔵庫の野菜室で保存する場合の日持ちの目安は1週間です。土付きの里芋を保存する際は、土は落とさず、表面が湿っていれば天日で乾かしてから、新聞紙やキッチンペーパーで包みます。
【保存の手順】
1.里芋は洗わず、土が付いたまま用意する
2.表面が湿っている場合は1時間ほど天日で乾かす
3.1個ずつ、新聞紙やキッチンペーパーで包む
4.ポリ袋に入れて口を閉じ、冷蔵庫の野菜室に入れる
【皮を剥いた後】里芋の冷蔵保存方法・日持ち
里芋の皮を剥いてしまうと、傷みが進みやすくなり、冷蔵庫で保存しても2~3日しか日持ちしません。保存するとき、里芋のぬめりが気になる場合は、下処理をしておきましょう。塩で揉みこんで水洗いするとぬめりを落とせます。
【保存の手順】
1. 皮を剥いて、食べやすい大きさに切る
2. ラップで隙間なく包む
3. 保存袋に入れて空気を抜き、野菜室で保存する
【茹でた後】里芋の冷蔵保存方法・日持ち
里芋を茹でてから冷蔵した場合の保存期間は、皮を剥いたときと同様に2~3日です。里芋を下茹でするときは、加熱調理を想定して硬めに茹でます。鍋で茹でるほか、蒸し器で蒸したり、電子レンジで加熱したりする方法もあります。
【保存の手順】
1. 里芋を洗った後に皮を剥いて鍋に並べ、水を加え、強火で3~5分下茹でする
2. ざるにあげて冷まし、水気を取る
3. 保存容器に入れて冷蔵庫で保存する
【冷凍】里芋の保存方法・日持ちは?

里芋は冷凍すると、食感を大きく損なわずに長期間保存できます。冷凍した里芋の保存期間は、茹でた物は2〜3週間、皮を剥く前のものなら1ヶ月です。茹でてから冷凍した里芋は、解凍せずにそのまま煮物や汁物に使えて便利です。
丸ごと冷凍する場合、里芋の皮を水でよく洗ってキッチンペーパーで水気をふきとり、ラップで1つずつ包んでから冷凍用保存袋に入れます。
茹でて冷凍する場合は、皮を洗って皮を剥いた後、食べやすいサイズに切ってから鍋で下茹でします。茹でたら、ザルに上げて冷まし、水気を取ったらラップに包んで冷凍用保存袋に入れましょう。いずれも袋の空気を抜いて密閉し、冷凍室で保存します。
里芋の煮物の保存方法・日持ちは?

里芋は、さまざまな料理に使われますが、特に煮っ転がしや煮付けにする機会は多いでしょう。里芋の煮物が調理後にどのくらい日持ちするのかを、冷蔵と冷凍それぞれの保存の手順とあわせて紹介します。
【冷蔵】里芋の煮物の保存方法・日持ち
里芋の煮物は、調理後に粗熱がとれたら清潔な保存容器に移して冷蔵庫で保存し、2〜3日以内に食べきりましょう。それ以上もたせたいときは、冷凍保存します。冷蔵保存していた里芋の煮物は、十分に再加熱してから食べましょう。
【冷凍】里芋の煮物の保存方法・日持ち
里芋の煮物は、煮汁ごと冷凍すると約1ヶ月日持ちします。粗熱をとってから1食分ずつに小分けにし、煮汁と一緒に保存袋へ入れてから、空気を抜いて冷凍保存しましょう。小分けにして保存すると、解凍や盛り付けがしやすくなって便利です。食べる時は、十分に加熱しましょう。
カビが生えた里芋の見分け方も知っておこう

保存中の里芋は、傷むと見た目や臭い、手触りに変化が出ます。黒っぽく変色してカビが生えている物や、全体の手触りが変化した物、異臭がする場合は味を確かめずに処分しましょう。
傷み具合を判断する場合、味見はせず、見た目と臭いで見極めるのが安全です。里芋の表面だけに白いカビが付着している場合も、中まで浸食しているおそれがあるため、食べずに廃棄しましょう。
【傷んだ里芋のサイン】
・皮の表面にカビが生える
・全体が柔らかくなる
・カビ臭や酸っぱい臭いがする
里芋の保存方法・日持ちを知っておこう
里芋は土が付いたままなら常温で約1ヶ月もちますが、皮を剥いた後や茹でた後は傷みやすいので冷蔵か冷凍で保存しましょう。煮物は冷蔵で2〜3日、煮汁ごと冷凍すれば約1ヶ月は日持ちします。白いカビが生えたり異臭がする物は、味を確かめずに捨てましょう。
