生八ツ橋の賞味期限は?未開封でも期限切れ1週間後は危険?保存方法も紹介!
生八ツ橋の賞味期限・日持ちを知っていますか?未開封・開封後でどれほど違うのでしょうか?今回は、生八ツ橋の賞味期限を、〈1週間・2週間・1ヶ月〉など期間別に、賞味期限切れはいつまで大丈夫なのか紹介します。生八ツ橋が腐るとどうなるかや、〈常温・冷凍〉保存方法も紹介しますので参考にしてください。
目次
生八ツ橋の賞味期限は?八ツ橋より日持ちしない?

| 賞味期限・日持ち | |
| 未開封 | 7~約13日 |
| 開封後 | 1~3日 |
京都の銘菓として知られている八ツ橋には、生と焼きの2タイプがあります。せんべいのように硬い八ツ橋に比べ、お餅のようにやわらかい生八ツ橋は賞味期限切れが早めです。密封状態で販売されているとはいえ、賞味期限切れが気になります。代表的な生八ツ橋メーカーの賞味期限を見ていきましょう。
【未開封】生八ツ橋の賞味期限
生八ツ橋を製造しているメーカーは複数あります。代表的なメーカーの賞味期限を見てみると、7日から13日と違いがあります。焼いて作られる八ツ橋の賞味期限は長いですが、生八ツ橋は日持ちしないため注意が必要です。お土産として購入する場合は、相手にお渡しする期間も考慮する必要があるため、賞味期限をよく確認しましょう。
【メーカー別、生八ツ橋の未開封時の賞味期限】
・本家西尾八ッ橋 常温で7日
・株式会社美十 常温で約10日
・聖護院八ッ橋総本店 常温で12日
・井筒八ッ橋本舗 常温で約13日
【開封後】生八ツ橋の賞味期限
生八ツ橋の特徴といえばお餅のようなやわらかさです。開封後は空気に触れるため、食感や香り、味が落ち、水分を多く含む生地は硬さが顕著に現れます。開封後の賞味期限は各メーカーとも設けていませんが、3日以内なら美味しく食べられるようです。しかし、生八ツ橋は常温保存が基本のため、湿度や室温が高くなる梅雨や夏場は、開封した日に食べ切りましょう。
生八ツ橋の賞味期限切れはいつまで食べられる?1週間は大丈夫?

未開封時の賞味期限が1週間程度に設定されている生八ツ橋ですが、気が付いたら賞味期限が過ぎていたということが起こりえます。未開封の賞味期限切れの生八ツ橋がいつまで食べられるのかについて紹介しますので、参考にしてください。
そもそも賞味期限と消費期限の違いは?
賞味期限は、商品ごとに設定された1未満の安全係数を定められた期間に掛けて割り出された期限のことです。安全確認が取れている最大保管期間よりも短期間に設定しているため、賞味期限を多少経過しても食べられますが、自己責任が問われます。一方、消費期限は安全に食べられる期限で、これを過ぎた食品を食べると食中毒などの体調不良になる可能性があります。
【賞味期限と消費期限の違い】
・賞味期限:未開封のまま、記載された保存方法で美味しく食べられる期限
・消費期限:未開封のまま、記載された保存方法で安全に食べられる期限
【1週間後】賞味期限切れの生八ツ橋
安全性が確認されている最大期間よりも短めに設定されているのが賞味期限です。そのため、未開封の生八ツ橋なら1週間後でも食べられる可能性はありますが、生地が硬くなっていたり、風味が劣っている場合があります。食べる前に、見た目や臭いに明らかな変化が無いか、しっかりと確認したうえで食べるか否かの判断をしましょう。
【2週間後】賞味期限切れの生八ツ橋
未開封の状態で賞味期限から2週間経過した生八ツ橋の安全性は不透明です。そのため、食べるか否かの判断は自己判断に委ねられることになります。水分を含む生八ツ橋は傷みやすい特徴もあるため、2週間も賞味期限が過ぎている場合は食べないのが無難です。
【1ヶ月以上】賞味期限切れの生八ツ橋
脱酸素剤入りで密封されている未開封の生八ツ橋でも、賞味期限から1ヶ月以上経過した物を食べるのは危険です。直射日光や高温多湿を避けて保存している場合でも、食べないようにしましょう。
生八ツ橋が傷んで腐るとどうなる?見分け方は?

生八ツ橋が腐ると白や緑のカビが発生したり、茶色に変色したり見た目に変化が現れます。また、カビ臭や酸っぱい臭い、手で触れたら粘り気がある時も傷んでいるサインです。これらの異常を感じたら、食べないようにしましょう。
【腐敗した生八ツ橋の特徴】
・カビの発生
・変色がみられる
・異臭がする
・粘り気がある
賞味期限切れで腐った生八ツ橋を食べたらどうなる?

問題ないと判断した生八ツ橋でも、食べてみると腐っていたという場合があるでしょう。万が一、賞味期限切れの腐った生八ツ橋を食べてしまった時の対処法を紹介します。
腐った生八ツ橋を食べると食中毒の危険性がある
腐った生八ツ橋を食べると食中毒の危険性が高まり、場合によっては数時間から数日後に嘔吐、下痢、腹痛、発熱、悪寒などの体調不良が起こります。症状をすぐに感じなくても、腐った生八ツ橋を食べた場合は、医療機関を受診してください。また、口に含んだ時点で味の異変を感じた場合は吐き出し、口を水で十分にゆすぎましょう。
生八ツ橋を日持ちさせる保存方法・ポイントは?

生八ツ橋は未開封の状態でも賞味期限が短めです。賞味期限を少し過ぎても食べられるとはいえ、正しい保存方法を知っておけば、安心して美味しく食べられます。生八ツ橋を日持ちさせる保存方法のポイントを紹介します。
生八ツ橋は基本的に常温保存する
生八ツ橋は、未開封、開封後とも直射日光や高温多湿を避けた常温で保存するのが基本です。冷蔵すると生地が硬くなり、やわらかな食感が損なわれます。開封後は空気に触れないように密閉容器に入れて、風通しが良く、日光が当たらない場所で保存しましょう。
生八ツ橋を長期保存したいなら冷凍保存もおすすめ
生八ツ橋を賞味期限内に食べ切れない場合は、冷凍保存すると日持ちします。冷凍すると生地や中のあんは凍りますが、自然解凍すればもとのやわらかさに戻ります。食べる時は、常温で15分ほどおいて自然解凍しましょう。
【生八ツ橋を冷凍する方法】
1. 1個ずつラップで包む
2. ラップで包んだ生八ツ橋を密閉容器に入れて空気を抜く
3. 冷凍庫に入れる
生八ツ橋の賞味期限・日持ちを知っておこう
生八ツ橋は生菓子に分類されるので賞味期限が短くなります。未開封でも常温保存で1~2週間未満、開封後は1~3日の賞味期限です。賞味期限内に食べ切れない場合は、生八ツ橋をラップで個包装して保存容器に入れて冷凍すると日持ちします。生八ツ橋のやわらかい生地の食感を損なわないよう、早めに美味しく食べ切りましょう。
