かぼちゃが腐るとどうなる?見た目・臭いは?見分け方や食べたらどうなるかも紹介!
かぼちゃが腐るとどうなるか知っていますか?今回は、〈見た目・カビ・臭い〉などかぼちゃが腐ったときの見分け方・原因を、腐るまでの期間とともに紹介します。腐ったかぼちゃは取り除けば食べられるかや、日持ちする保存方法も紹介しますので参考にしてください。
目次
かぼちゃが腐るとどうなる?見分け方は?

かぼちゃは冬至の時期まで保存できるほど貯蔵性に優れた野菜ですが、保存状態が悪いと腐ることがあります。かぼちゃが腐るとどうなるかを紹介しますので、安心して調理するための参考にしてください。
①見た目|表面にカビが生えている
かぼちゃの皮や断面に生えるカビには白や緑、黒があり、それぞれリスクがあります。わた状の白カビは毒性が強く、発がん性を持つ種類もあり、品質の劣化や腐るのを早めます。
白カビを放置すると緑カビになることがあり、皮の色と似ていて見分けにくいだけでなく、皮の下や実の奥まで浸食することが多いため、断面を確認することが大切です。黒カビは湿気の多い場所を好み、表面だけでなく内部深くまで根を張るのが特徴です。
②感触|水分・滑りが出ている
かぼちゃを触ったときに糸を引くような粘り気や滑りが出ている物は、雑菌が繁殖している証拠になります。断面が濡れて溶けたようになっていたり、表面に汁が付着している場合も傷んでいるため、食べるのは避けましょう。
③感触|ぶよぶよして柔らかい
かぼちゃは本来、皮が硬く身が引き締まった野菜です。指で押すと簡単にへこんだり全体的に柔らかい場合は、中まで腐敗している可能性があります。一部だけが柔らかい場合でもそこから腐ることがあるため、全体の状態をよく確認しましょう。
④臭い|酸っぱい・カビ臭い
見た目に分かりにくい場合でも、鼻を近づけたときに酸っぱい臭いやカビ臭い異臭を感じる場合はかぼちゃが腐るサインです。雑菌が増殖しているため、普段のかぼちゃの香りとは明らかに異なる臭いがする場合は食べずに処分しましょう。
かぼちゃが腐る原因は?腐るまでの期間は?

かぼちゃは厚く硬い皮に覆われているため傷みにくい印象がありますが、保存環境によっては中から腐敗が進みます。かぼちゃが腐る原因や、おいしく食べられる期間の目安を紹介します。
原因①高温多湿な環境で保存している
かぼちゃは涼しい場所を好む野菜のため、直射日光を避け、乾燥した環境を保って腐るのを防ぎましょう。激しい温度変化による結露も傷みの原因となるため、保管場所の温度管理にも注意が必要です。
原因②ワタ・種を取らずに放置している
カット済みのかぼちゃは、水分を多く含むワタと種から腐り始めます。購入後にワタと種が付いたまま放置しているとそこから雑菌が繁殖しやすくなり、全体が腐る原因となります。
かぼちゃが腐るまでの期間の目安
かぼちゃは保存方法が丸ごとかカット済みかによって賞味期限や腐るまでの期間が変わります。丸ごと保存する場合は長期保存が可能ですが、カットした物は腐るまでの期間が短くなるため、冷蔵庫や冷凍庫で保存して早めに使い切りましょう。
【かぼちゃの保存期間の目安】
・丸ごと常温で保存:数ヶ月から半年ほど
・カットして冷蔵庫で保存:4〜7日ほど
・カットして冷凍庫で保存:2週間〜1ヶ月
かぼちゃが食べられるかどうか迷う状態は?

調理の際、かぼちゃの見た目に普段とは違う変化があると、食べても問題ないか判断に迷うことがあります。かぼちゃの腐敗やカビと間違えやすい特徴を紹介しましょう。
①表面に白いわたが付いている場合
カットしたかぼちゃの断面に、白い粉のような物が付着していることがあります。これはカビではなくかぼちゃに含まれるデンプンや糖分が乾燥によって結晶化して変色した物で、クリスタル症状とも呼ばれます。
食べると苦味を感じやすいため、取り除いてから食べましょう。なお、結晶ではなく白いわた状の物が付いている場合は白カビの可能性が高いため、食べずに処分しましょう。
②皮の一部が黄色に変色した場合
畑で土に接していた部分に日光が当たらなかったために、かぼちゃの皮の一部が黄色やオレンジ色に変色していることがあります。これは病気や腐敗ではなく、味や品質に問題はありません。黄色い部分の色が濃いほど熟しており、美味しいかぼちゃだといえます。
腐ったかぼちゃを食べたら食中毒の危険も?取り除けば食べられる?

見た目や臭いに違和感に気づかずに腐ったかぼちゃを食べると、体調を崩すおそれがあります。腐ったかぼちゃを食べた場合のリスクや傷んだ部分の対処法を紹介しましょう。
腐ったかぼちゃを食べると食中毒の危険性がある
腐ったかぼちゃには、食中毒の原因となる細菌やカビ毒が含まれている場合があります。食べると激しい腹痛や下痢、吐き気、嘔吐、発熱、めまいなどの症状を引き起こすことがあります。食べた後に体調の異変を感じた場合は、下痢止めなどで排出を止めずに水分補給を行い、症状が重い場合は速やかに医療機関を受診しましょう。
腐った部分を取り除いても食べるのはやめておこう
カビがかぼちゃの一部だけでも、目に見えない根や胞子を飛ばして全体に広がっている可能性があるため、食べるのは避けましょう。特に白や緑のカビは毒性が強く、加熱調理をしてもカビが生成した毒素は残ります。
黒カビも完全な除去は難しく、腐敗が進んでいる可能性があるため推奨できません。カビはアレルギーの原因にもなるため、少しでもカビが生えたかぼちゃは処分しましょう。
かぼちゃの日持ちする保存方法は?

かぼちゃを丸ごと保存する場合は、直射日光を避けた風通しの良い10℃前後の場所で保存しましょう。近くにリンゴなどエチレンガスを出す食材があると追熟が進んで腐るのを早めるため、離して置くと長持ちします。夏場など気温の高い時期は、新聞紙で包んでから野菜室へ入れると安心です。
カットしたかぼちゃは傷みやすい種とワタを取り除き、乾燥を防ぐためにラップで密閉してから冷蔵庫で保存しましょう。冷凍する場合は使いやすい大きさにカットするか、ペースト状にして1回分ずつ小分けにして冷凍用保存袋に入れると、使う分だけ取り出せて調理の時短にもなります。
かぼちゃが腐るとどうなるかを知っておこう
かぼちゃは見た目で腐敗を判断しにくいため、皮や断面のカビや変色、酸っぱい臭い、触ったときの柔らかさなどの変化を見逃さないことが大切です。少しでも違和感がある場合は、食中毒を防ぐためにも迷わず処分しましょう。カットした物は乾燥を防いで冷蔵庫に入れるなど、保存方法に注意して栄養豊富なかぼちゃを最後まで美味しく味わってください。
