お茶の賞味期限切れはいつまで飲める?未開封で5年は?緑茶・烏龍茶など種類別に紹介!
お茶の賞味期限を知っていますか?未開封・開封後でどれほど違うのでしょうか?今回は、〈緑茶・烏龍茶〉などお茶の賞味期限を、期限切れで〈1年・2年・5年〉後でも飲めるのかとともに紹介します。お茶が腐るとどうなるかや、日持ちする保存方法も紹介しますので参考にしてください。
目次
お茶の賞味期限はどのくらい?

お茶っ葉は5月から新茶のシーズンが始まり、日本人の食文化として楽しまれています。賞味期限は、緑茶やほうじ茶、烏龍茶などの種類や、未開封か開封したかによっても変わるため、お茶の種類や状態別の賞味期限を紹介しましょう。
そもそも賞味期限と消費期限の違いは?
賞味期限は袋や容器を開けず、適切に保存していた場合に美味しく食べられる期間を表しています。賞味期限が切れたからといってすぐに食べられなくなるわけではありません。また、品質の劣化が極めて少ないアイスクリームや砂糖、酒類など賞味期限が書いてない物もあります。
一方、消費期限は適切に保存した場合、安全に食べられる期間を表し、期限が切れたら食べられません。賞味期限、消費期限どちらも未開封で適切に保存した場合の期間を表しており、開封した場合は期限に関わらず速やかに食べ切りましょう。
【賞味期限と消費期限の違い】
・賞味期限とは美味しく食べられる期間を表す
・消費期限とは安全に食べられる期間を表す
【未開封】お茶の賞味期限
| 賞味期限 | |
| 緑茶 | 6ヶ月〜1年 |
| ほうじ茶 | 1年〜2年 |
| 紅茶 | 2年〜3年 |
| 烏龍茶 | 1年〜2年 |
煎茶、玉露、抹茶などの緑茶は茶葉を発酵させないので酸化しやすく、香りも飛びやすいため賞味期限が短いのが特徴です。一方、ほうじ茶や紅茶、烏龍茶はある程度発酵、焙煎されているので緑茶よりも保存性が高く、賞味期限が長い傾向にあります。
ティーパックに入ったお茶は開封前に防湿加工が施されており、適切な保存状態であれば賞味期限は1年〜2年です。真空パックされた茶葉は、空気に触れることがなく酸化しずらいため賞味期限が3年〜4年と長くなります。
【開封後】お茶の賞味期限
一度茶葉のパッケージを開けると品質が落ちてしまいます。茶葉は空気や湿度、紫外線、温度変化によって酸化が進み、香りや味が悪くなるので注意が必要です。開封したお茶は長くても1ヶ月を目安に飲み切ってください。特に高温多湿になり腐りやすい夏場は、2週間を目安に飲み切りましょう。
茶葉を発酵させた紅茶やほうじ茶であっても、開封後の賞味期限は3ヶ月程度です。毎日お茶を飲む場合や、茶筒の開け閉めが多い場合は、空気に触れる頻度が高く酸化しやすい傾向があります。1〜2週間以内に飲み切れる量を小分けに入れておき、余った茶葉を別に保管するとよいでしょう。
お茶の賞味期限切れはいつまで飲める?未開封で1年後は?

お茶には賞味期限が記載されているため、期限切れになったからといってすぐに飲めなくなるわけではありません。賞味期限切れのお茶はいつまで飲めるのかを紹介しましょう。
お茶の賞味期限切れは腐っていなければ飲める場合もある
お茶に表示されているのは賞味期限であり、未開封の茶葉は適切に保存をしていれば腐りにくいとされています。賞味期限が切れたお茶は、見た目や臭いに問題がなければ飲めることもありますが、飲む場合は自己責任になります。しかし、風味や香りは保存する期間が長くなるにつれて劣化していくため、本来のお茶の味わいは損なわれるでしょう。
【1ヶ月】賞味期限切れのお茶
賞味期限が1ヶ月切れたお茶はそれほど劣化していないため基本的に飲めるでしょう。見た目や風味に問題がなければ、試しに一口だけ飲んでみて確かめてください。とても渋い、酸っぱいなど変な味がしなければ飲んでも問題ありません。味に異常があれば腐っている可能性が高いので捨ててください。
【1ヶ月賞味期限が切れたお茶】
・見た目や風味に問題がなければ飲める
・風味は落ちている
【3ヶ月〜半年】賞味期限切れのお茶
温度変化が少ない冷暗所で保存し、風味に問題がなければ3ヶ月〜半年賞味期限が切れたお茶も飲めるでしょう。賞味期限は美味しく飲める期間を表しており、検査で安全が確認された日数よりも2割ほど短く設定されていることがほとんどです。
例えば賞味期限が1年の茶葉の場合、期限が切れた後に飲める期間は100日になります。そのため賞味期限が1年で未開封の茶葉であれば、3ヶ月切れても問題ないでしょう。しかし、数ヶ月賞味期限が切れたお茶は酸化が進み劣化している可能性が高いため、風味や味に問題がないか確かめてから飲んでください。
【3ヶ月〜半年賞味期限が切れたお茶】
・風味に問題がなければ飲める
・酸化が進み劣化している可能性が高い
【1年】賞味期限切れのお茶
高温多湿を避けて適切に保存をしていればお茶はほとんど腐らないため、1年賞味期限が切れても飲める可能性はあるでしょう。特に真空パックのまま冷凍庫で保存をしたお茶は、1、2年は美味しく楽しめます。賞味期限が1年切れた茶葉は茶色く変色していることがありますが、風味に問題がなければ飲めます。
【1年賞味期限が切れたお茶】
・風味に問題がなければ飲める
・冷凍保存した茶葉は飲める可能性が高い
・茶葉の色が茶色に変色する
【5年】賞味期限切れのお茶
腐りづらいお茶でも5年賞味期限が切れた物は廃棄をしましょう。乾燥させた茶葉にも3%程度水分が含まれており、例え未開封でも変色したり、湿気たりする場合があります。また茶葉の香りが弱くなっている、違う臭いになっていると感じたら腐敗が進んでいる可能性があります。5年賞味期限が切れた古いお茶は飲まずに、掃除や除湿剤などに活用しましょう。
【5年賞味期限が切れたお茶】
・飲めない可能性が高い
・変色、湿気ている場合がある
・抽出したお茶が酸っぱい場合がある
お茶が賞味期限切れで劣化・腐るとどうなる?見分け方は?

賞味期限が切れた茶葉は元々緑が強い色をしていますが、開封をして空気に触れ、酸化が進むと茶色に変色します。鮮度が落ちたお茶は青葉のような香りはなくなり、「枯れ臭」と呼ばれる茶葉の酸化した臭いがします。
お茶を飲んで旨みや甘みがなく、苦味や渋みが強い場合も茶葉が劣化している証拠です。特に香りが重視される煎茶や抹茶は賞味期限が切れると美味しさが半減するでしょう。茶葉が変色したり、風味が変わったりしている程度であれば飲める可能性はありますが、白い粉や黒い斑点が生えている場合はカビの可能性があるので飲まないようにしてください。
【劣化したお茶の見分け方】
・茶葉が茶色に変色している
・酸味が感じられる
・茶葉が酸化した臭いがする
・お茶の色が暖色系になっている
・茶葉に白い粉や黒い斑点が発生している
お茶の劣化を防ぐ保存方法は?

一度開けて空気に触れると酸化が進み、味や風味が悪くなるお茶は、適切に保存することで劣化を防げます。美味しくお茶を楽しむための保存方法を未開封の場合と開封した場合に分けて紹介します。
【未開封】のお茶の保存方法
お茶は基本的に常温で保存しますが、未開封のお茶に限り冷蔵庫や冷凍庫での保存も可能です。冷蔵することで茶葉の酸化を抑え、香りの揮発を抑制するため、特に煎茶や抹茶の保存に適しています。冷凍したお茶を開封して使用する場合は、まず冷蔵庫に移して1日、そこから常温に戻して1日と徐々に温度を上げてください。
お茶が冷たい状態のまま開封すると温度差で結露が発生し、品質が落ちる原因になります。未開封のお茶でも常温と冷蔵、冷凍を繰り返すと変質しますので、一度解凍したら再冷蔵、再冷凍はしないでください。
【未開封のお茶の保存方法】
・未開封のまま食器棚などの冷暗所で保存する
・冷蔵庫、冷凍庫で保存する場合は、密閉できる保存袋に入れる
【開封後】のお茶の保存方法
開封後の茶葉は酸化が始まるため、空気に触れないよう保存することが大切です。お茶を茶筒に移す場合は、残量に合った大きさを選び、容器いっぱいに茶葉を詰めて空気に触れないようにしてください。パッケージのまま保存する場合は、空気を抜いて袋の口を何度か折ってからクリップで止めます。
ティーパックは光が遮光できる容器に、食品の乾燥剤とともに入れると長持ちします。いずれの方法でもお茶は直射日光が当たらない、温度、湿度の変化が少ない場所で保存することが大切です。
【開封したお茶の保存方法】
1.茶葉を茶筒に移す
2.常温の冷暗所で保存する
賞味期限切れのお茶の活用法・使い道は?

濡らした茶葉を床や畳に散らすと茶葉が埃に絡み、さらにほうきで掃くと隙間に入り込んだゴミを取り除きやすくなります。お茶をお茶パックに入れて浴槽に入れると入浴剤としても使用可能です。しかし、長く放置すると浴槽に茶渋が付着しますので当日中に掃除をしてください。
他にも茶葉は湿気や臭いを吸い込むため、除湿剤や消臭剤として使用できます。茶葉をお茶パックやガーゼに包み、クローゼットや下駄箱などの臭いが気になる場所に置いてください。
【賞味期限切れのお茶の活用方法】
・掃除
・入浴剤
・除湿剤
・消臭剤
お茶の賞味期限を知っておこう
煎茶や抹茶の賞味期限は約1年ですが、茶葉が発酵された紅茶やほうじ茶、烏龍茶は約2年と長く日持ちします。ただし、一度開封すると酸化が進み劣化するため早めの消費が大切です。もし、しばらく開封しない場合は冷蔵庫や冷凍庫で保存しましょう。賞味期限が切れたお茶は掃除や消臭剤に活用すると、最後まで無駄なく使い切れます。
