天ぷらは冷凍保存できる!日持ちや解凍方法は?サクサクに戻す温め方も紹介!

天ぷらは冷凍保存できるのか知っていますか?冷凍保存できれば、作り過ぎてしまったときに便利です。海老やかき揚げ、さつまいもなど、余った天ぷらを冷凍保存する方法や日持ちする長さなどを紹介しましょう。冷凍天ぷらがサクサクになる解凍方法や温め方、リメイクレシピも取り上げます。

目次

  1. 天ぷらは冷凍保存できる?日持ちは?
  2. 天ぷらは冷凍すると2週間〜1ヶ月ほど日持ちする!
  3. 天ぷらを冷凍保存する方法は?
  4. 天ぷらを冷凍保存するときのポイントは?
  5. ①水分の少ない食材を選ぶ
  6. ②冷水+炭酸(重曹)で衣を作る
  7. ③衣をつける前に薄力粉を薄くまぶす
  8. ④具材は小さめ・衣は薄めがおすすめ
  9. ⑤油の温度を下げない
  10. ⑥仕上げに強火で衣の水分を飛ばす
  11. 冷凍天ぷらの解凍方法・温め方は?サクサクに戻すには?
  12. ①自然解凍+トースター
  13. ②フライパン
  14. 電子レンジでの解凍はおすすめしない
  15. 冷凍の天ぷらのリメイクレシピを紹介!
  16. ①レンジでできる天丼
  17. ②お手軽鍋焼きうどん
  18. ③かぼちゃ天入りお好み焼き

天ぷらは冷凍保存できる?日持ちは?

海老などの天ぷらを多めに作ったり購入したりして余りが出た場合、保存して後日食べられないかと考えたことがある人も多いでしょう。しかし、適切な保存方法や日持ちする日数を知らないと、安心できません。

冷凍して保存できるのか、どのように解凍すれば良いのかを知っていれば、天ぷらに余りが出たときに役立つでしょう。天ぷらは冷凍保存できるのかどうかや、日持ちする期間について紹介します。

天ぷらは冷凍すると2週間〜1ヶ月ほど日持ちする!

お惣菜や手作りの天ぷらを食べ切れず、余ってしまったときは、冷凍するのが日持ちの日数を延ばすコツです。天ぷらの衣に含まれる油分は、空気や熱、光に晒されると徐々に酸化し、風味が落ちます。酸化は低温であればあるほど、進行を遅らせられるので、冷凍保存をすれば2週間~1ヶ月も日持ちします。

油は少しずつ酸化していくので、新鮮な状態で冷凍するのがポイントです。ただ、揚げる前の状態の天ぷらは冷凍できません。天ぷら粉と小麦粉を水に溶かした衣を放置すると粘度が高くなり、揚げたとき時に天ぷらの食感が悪くなってしまいます。揚げる前ではなく、揚げた後の天ぷらを冷凍するのが基本です。

天ぷらを冷凍保存する方法は?

天ぷらの油を切らなかったり粗熱が取れていなかったりすると、衣の食感が悪くなる原因になります。油が空気に触れて酸化するのを防ぐため、キッチンペーパーとラップで包んだうえで、保存袋に入れて密閉するのがおいしさを保つコツです。

冷凍庫に入れる際は熱伝導性が良い金属製のトレイに載せると、急速冷凍できます。天ぷらを包むキッチンペーパーは、厚手タイプの物にすると衣に張り付きにくくなります。

【天ぷらを冷凍保存する方法】

1.天ぷらをキッチンペーパーに載せ乗せ、油を切りながら粗熱を取る

2.天ぷらをキッチンペーパー、ラップの順に包む

3.保存袋に入れて冷凍庫に入れる

天ぷらを冷凍保存するときのポイントは?

天ぷらは冷凍保存が可能ですが、正しい方法で行わなければおいしさが損なわれてしまいます。冷凍するのに適した食材選びや、適切な調理方法を覚えておきましょう。天ぷらを冷凍保存するときのポイントを紹介します。

①水分の少ない食材を選ぶ

海老などの水分が少ない食材やでんぷん質が多い物は、冷凍しても細胞が壊れにくい性質があり、解凍後に衣がベタつくのを抑えられます。一方、水分が多い食材は冷凍に不向きです。こうした食材は、凍らせると水分が結晶となり細胞壁を壊してしまうため、解凍すると壊れた細胞壁から水分が流れ出し、衣が水っぽくなってしまいます。

水分の多い食材は揚げる前に塩水に漬けたり、炒めたりして水気を飛ばすと、解凍時の食感の悪化を最小限に抑えられます。ただ、ひと手間かけるのが面倒に感じられるのであれば、最初から水分が少ない食材を選びましょう。

【冷凍に向いている食材】
・カボチャ
・さつまいも
・しいたけ
・しめじ
・イカ
・海老

【冷凍に向いていない食材】
・玉ねぎ
・ナス
・ピーマン
・葉物野菜

②冷水+炭酸(重曹)で衣を作る

冷凍しても食感の良い天ぷらを作るためには、衣の粘りとなるグルテンの形成を抑えるのが重要です。グルテンが多く形成された状態では衣が水分を吸いやすくなり、解凍後のベタつきに繋がります。小麦粉に含まれるたんぱく質は水と結び付くとグルテンを形成しますが、冷水を使うとこの働きが弱まります。

さらに、衣に少量の重曹を加えるのも、水分を減らす方法の一つです。重曹を加熱すると、二酸化炭素が発生するので衣の内部に細かな空洞ができ、水分が抜けやすくなります。

③衣をつける前に薄力粉を薄くまぶす

天ぷらの中でも、特にかき揚げは解凍すると衣と具材が分離しやすく、見た目が悪くなりがちです。衣が剥がれるのを防ぐには、揚げる前に打ち粉となる薄力粉をまぶし、食材の水分を吸着させておきましょう。水分を吸着した薄力粉は、衣と食材を繋ぐ接着剤としての役割も果たしますあります。

④具材は小さめ・衣は薄めがおすすめ

具材のサイズを小さめにして揚げると、早く水分が飛びます。具材が小さいと冷凍や解凍、再加熱をするとき時に温度が素早く均一に伝わる点もメリットです。また、衣が厚いと内部の水分が蒸発しきらず、ベタつく原因となります。衣はできるだけ薄くしましょう。

⑤油の温度を下げない

冷凍した天ぷらが解凍後もおいしさを保てるかどうかは、揚げたときの温度に左右されます。天ぷらを揚げるときに食材をたくさん入れてしまうと油の温度が下がります。低い温度で天ぷらを揚げると衣が油を吸収し、軽い食感に揚がりません。低温で揚げた天ぷらを冷凍すると、解凍後に油っこくなります。

油は鍋に食材が泳げる位の量にして、少量ずつ揚げましょう。食材を1つずつ丁寧に揚げれば油の温度が下がらず、冷凍してもおいしい天ぷらになります。揚げ鍋は厚手の物を使う用すると、揚げ油の温度をキープしやすくなります。

⑥仕上げに強火で衣の水分を飛ばす

最後の仕上げの調理工程として、少し強火にして揚げると衣に含まれる水分が蒸発し、冷凍後に解凍しても軽い食感を残せます。衣が濃い目の黄金色に色付くまで揚げるのが目安です。

冷凍天ぷらの解凍方法・温め方は?サクサクに戻すには?

折角おいしい天ぷらを作って冷凍しても、解凍の仕方を誤ると食感が損なわれてしまいます。揚げ立てに近い軽い食感に戻すため、適切な解凍の手順やコツを知っておきましょう。冷凍した天ぷらの解凍方法や温め方について紹介します。

①自然解凍+トースター

冷凍した天ぷらを冷蔵庫に移すと、1個につき約30分で自然解凍できます。天ぷらを加熱する際に、シワを付けてから広げたアルミホイルを敷けば、余分な油が落ちて食感が良くなります。自然解凍せずに凍ったままトースターに入れる場合は、アルミホイルを下に敷くだけでなく天ぷらの上にもかぶせて、5分を目安に加熱しましょう。

【自然解凍とトースターで解凍する方法】

1.冷凍天ぷらを冷蔵庫に移し、自然解凍する

2.アルミホイルにシワをつけてから広げてトースターに敷き、200℃で2分ほど程温める

②フライパン

凍った天ぷらをフライパンで加熱すると、中身が冷たいままの状態になってしまう場合があります。フライパンで温める前に常温で解凍しておけば、中まで十分に熱が入ります。中火で加熱すると焦げる恐れがあるので、弱火で時間をかけて加熱するのがおいしく温め直すポイントです。

【フライパンで解凍する方法】
1.冷凍庫から天ぷらを出し、お皿の上に置いて1時間を目安に常温で解凍する
2.フライパンにシワを付けてから広げたアルミホイルを敷き、天ぷらを載せる
3.衣が香ばしくなるまで弱火で加熱する

電子レンジでの解凍はおすすめしない

冷凍した余り物の天ぷらを電子レンジで解凍すると、衣に含まれる水分が急速に加熱されます。蒸発した水分は衣の中にこもり、ベチャベチャな食感になってしまいます。電子レンジで解凍するのは避けましょう。

冷凍の天ぷらのリメイクレシピを紹介!

天ぷらの余りは、そのまま温めて食べるだけでなく、さまざまな料理にも使えます。もし解凍に失敗しても、料理に上手に使えば、おいしく食べられるでしょう。冷凍の天ぷらを使ったリメイクレシピを紹介します。

①レンジでできる天丼

【材料】
・ご飯:お好み1杯
・冷凍海老天ぷら:お好みで
・水:大さじ3
・市販のめんつゆ(3倍希釈用):大さじ1
・白ゴマ(いりゴマ・すりゴマどちらでも):小さじ1


レンジで作れる天丼のレシピです。

【作り方】
1.底が広い耐熱容器に、めんつゆと水を入れる
2.凍ったままの海老の天ぷらを入れる
3.ラップ、蓋をせずに500Wの電子レンジで約2分加熱する
4.ご飯を丼によそい、白ごまをかける
5.天ぷらをご飯に乗せ、つゆを回しかける


電子レンジを使えば、短時間で簡単に天丼の具が作れます。レシピを覚えておけば、忙しいときに便利でしょう。600Wで加熱する場合は1分40秒が時間設定の目安です。ご飯に振りかけるゴマは多めにかけると、香ばしい風味が食欲をそそります。

②お手軽鍋焼きうどん

【材料】
・冷凍うどん:ひと玉
・卵:1個
・残ってる野菜:お好み
・冷凍天ぷら:余りの物で可能
・水:400cc
・昆布茶:小さじ1/2
・めんつゆ:大さじ3


手軽に作れる鍋焼きうどんのレシピです。

【作り方】
1.一人用の土鍋に水、めんつゆ、昆布茶を入れる
2.冷凍うどん、残り野菜を加えて強火で煮る
3.弱めの中火にし、冷凍天ぷらを加える
4.天ぷらが温まったら、卵を割り落とし蓋をして弱火で加熱する


土鍋で調理中は蓋を完全に閉めずに少し開け、吹きこぼれないように注意しましょう。天ぷらの衣から油分が溶け出し、コクのある出汁になります。卵を煮込む時間は、好みの食感に合わせて調整します。

③かぼちゃ天入りお好み焼き

【材料】
・かぼちゃの天ぷら:8〜10個程度
・キャベツ:1/2玉
・豚こま肉:200g
・山芋:200g
・卵:4個
・小麦粉:100g
・水:60ml
・白だし:大さじ1
・紅しょうが:大さじ3
・サラダ油:大さじ4
・お好み焼きソース:大さじ3×4
・マヨネーズ:大さじ2×4
・鰹節:3gパック×4
・青のり:大さじ1×4


かぼちゃ天入りお好み焼きのレシピです。

【作り方】
1.キャベツを1cm角に刻む
2.ボウルに山芋をすりおろす
3.②に白だし、卵を加えて泡立て器で混ぜる
4.③に小麦粉と水を少量ずつ加えて混ぜ合わせる
5.生地に紅しょうが、豚こま肉を加えて軽く混ぜる
6.かぼちゃの天ぷらを1cm角に刻む
7.別のボウルに生地、キャベツ、かぼちゃ天の順に1/4ずつ加え、混ぜ合わせる
8.フライパンに油を敷き、弱めの中火にかける
9.フライパンに混ぜ合わせた具材を加え、丸く形を整える
10.フライパンの蓋を閉め、弱めの中火で6分加熱する
11.生地を引っくり返し、蓋をして6分加熱する
12.皿に盛り付け、ソース、マヨネーズ、鰹節、青のりをかける


天ぷらをお好み焼きの具材にすると、天かすの代わりになりコクが出ます。焼く直前に具材と生地を混ぜ合わせ、焼いている最中は上から押さえつけないのが、おいしく焼き上げるコツです。

天ぷらの冷凍保存方法を知ろう

天ぷらは余りが出た場合でも、冷凍保存をすれば日持ちします。上手に冷凍しても解凍の仕方によっては味が落ちてしまう恐れがあるので、正しいやり方やコツをしっかり覚えておくことが大切です。余りがちな天ぷらを無駄なく食べ切るためにも、正しい冷凍保存や解凍方法、リメイクレシピを知っていれば、余りがちな天ぷらも無駄なく食べ切れるでしょう。

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