鏡餅にカビが生えたら食べるのはNG?カビない対策・防止方法も紹介!
鏡餅にカビが生えたらどうすればいいか知っていますか?取り方はあるのでしょうか?今回は、鏡餅にカビが生えたら食べられるのかや、カビが生えない対策・防止方法を紹介します。鏡餅にカビが生えたら縁起は悪いのかや、捨て方も紹介しますので参考にしてください。
目次
鏡餅にカビが生えたら食べられる?取り方は?

カビが生えた鏡餅は、除去すれば食べられるのか悩む人もいるでしょう。鏡餅にカビが生えた場合でも、問題なく食べられるのかを説明します。
鏡餅はカビを削っても食べるのはNG
鏡餅に生えたカビは、目に見える部分だけでなく広範囲に生えている可能性があります。鏡餅の中に菌糸やカビ毒が残っている可能性があるため、表面を削り取っても除去することはできません。カビが生えてしまった鏡餅は無理に食べようとせず、必ず処分しましょう。
鏡餅を加熱してもカビ毒は分解されない
カビ毒には熱に強い種類があり、表面のカビを取り除いたり、焼くなどの加熱をしたりしても分解されない場合があります。カビが生えた鏡餅は食中毒のリスクを避けるためにも、加熱して食べようとせずに廃棄することが大切です。
カビの色に関わらず食べるのはNG
鏡餅に生えるカビの色としては緑、黄、黒、赤色などがあります。カビの種類によって毒性は異なりますが、見た目から毒の有無や強さは判断できません。どんな色でも、カビが生えた鏡餅は食べないようにしてください。
鏡餅にカビが生えない対策・防止方法は?

飾っている鏡餅にカビを発生させないためには、どのような対策を取れば良いのでしょうか。鏡餅にカビが生えない対策や防止方法を3つ紹介します。
①個包装の商品を選ぶ
市販の鏡餅には、プラスチック容器の中に個包装された餅が入ったタイプがあります。個包装だと外袋に通気性のない素材を用いて脱酸素剤を同封し、密封することでカビの増殖を防ぎ、開封しなければ長期保存が可能です。生の餅をそのまま飾るよりカビを防止でき、鏡開きも中身を取り出すだけで済むのもメリットです。
②風通しの良い涼しい場所に飾る
暖房の効いた室温の高い部屋や、湿気がこもりやすい場所に鏡餅を飾るとカビが発生しやすくなります。鏡餅を飾る際には暖房の風が直接当たる場所は避け、玄関や床の間など比較的涼しく空気が流れやすい場所に置いて、カビの発生を抑えましょう。
③食品用アルコールを使う
鏡餅のカビを防ぐには、焼酎など度数35度以上のアルコールをキッチンペーパーに染み込ませ、ビニール手袋をして鏡餅の表面を拭き取る方法もあります。これによりアルコールで鏡餅の表面が消毒され、カビが生えにくくなります。鏡餅は鏡開きの際に口に入れるため、消毒用ではなく食品用を選んでください。
鏡餅にカビが生えたら縁起は悪い?

飾った鏡餅にカビが生えると、縁起が悪いのではないかと心配になる人もいるでしょう。鏡餅のカビと縁起の関わりや、処分しても良いのかを説明します。
鏡餅にカビが生えても縁起が悪いわけではない
鏡餅にカビが発生する原因は、高温多湿の環境と餅の水分や栄養分などカビが好む条件が揃いやすいためです。室温20度以上30度以下かつ湿度60%以上の環境はカビが最も繁殖しやすく、暖房や加湿器がついている場所ではカビが生えやすくなります。
カビの生え方で一年の吉凶が決まるといった言い伝えは、佐賀県などの伝統的な「粥占(かゆうら)」からきています。お粥に生えたカビの具合から1年間の天候や農作物の出来具合、災害などを占う神事です。これらは地域に伝わる占いや神事として行われており、科学的な根拠に基づくものではありません。そのため鏡餅にカビが出ても、縁起が下がると気に病む必要はないでしょう。
カビが生えた鏡餅を処分しても罰当たりではない
鏡餅は一年の無事や健康を願ってお供えする物で、感謝の気持ちを込めて手放せば罰当たりになることはありません。食中毒などのリスクを避けるためにも、衛生面を優先してカビが生えた鏡餅は処分してください。どうしても気になる場合は、塩で清めてから処分しましょう。
カビが生えた鏡餅の捨て方は?

カビが生えて食べられなくなった鏡餅は、どのように処分すれば良いのでしょうか。カビが生えた鏡餅の処分方法について詳しく説明します。
①塩を振って清める
鏡餅にカビが生えてしまった場合にお焚き上げが難しい時は、塩を振ってお清めし、他の生ゴミなどとは別の袋に入れて捨てる方法があります。袋に入れる前には、半紙や新聞紙の上に鏡餅を置いて包みましょう。塩を振って清めるのは決して特別な決まりがある訳ではなく、気になる人が行えば十分です。
②密閉して処分する
カビの生えた鏡餅を捨てる際には、他の食品や部屋に胞子が飛び散らないよう、新聞紙などに包んでから袋の口を結んで密閉しましょう。処分の区分は生ごみとして扱う地域が多く見られますが、自治体のルールを確認してから決められた方法で出してください。
鏡餅のカビに注意しよう
鏡餅のカビは内部まで菌糸を伸ばすので、削っても取り除けません。カビ毒には加熱でも分解されない種類があるため、無理に食べず処分しましょう。カビを防ぐには個包装の商品を選んだり、暖房を避けた風通しの良い場所に飾ったりするなどの対策が有効です。カビが生えても縁起が悪い訳ではないので、自分に合った処分をしてください。
