豆乳を冷凍保存!解凍方法・日持ちは?アイスの作り方・レシピとともに紹介!
豆乳は冷凍保存できるのでしょうか?今回は、余った豆乳の〈パックのまま・小分け〉別の冷凍方法・日持ち期間や、解凍方法・豆乳アイスの作り方を紹介します。他にも、冷凍した豆乳のアレンジレシピも紹介しますので参考にしてください。
目次
豆乳は冷凍できる?解凍方法は?

豆乳は栄養豊富で料理や飲み物に幅広く利用できますが、保存方法に迷う人は少なくありません。使い切れなかった豆乳を冷凍できるのか、解凍した後にどう扱えば良いのかは気になる点です。そこで、豆乳の冷凍保存の可否や解凍の仕方について紹介します。
豆乳は冷凍すれば長期保存できる!
豆乳は開封前であれば常温でも保存可能ですが、開封後は雑菌が入りやすく、数日以内に消費しなければなりません。賞味期限が過ぎたり保存環境が不適切だったりした場合は劣化しますので、注意が必要です。もし短期間で豆乳を消費できない場合には、冷凍すれば約2週間の保存が可能です。保存期間を延ばせる上に栄養もほぼ損なわれません。
ただし冷凍した豆乳は解凍しても元の状態に戻らない
冷凍した豆乳は再び常温に戻しても、液体の性質が変化してしまいます。栄養成分に大きな損失はありませんが、凍結と解凍を経ると成分が分離しやすくなり、滑らかさが失われます。口にした際の感じはやや重たくなり、風味も変化し、そのまま飲用するのには向きません。
飲み物として飲むよりも凍らせてアイスにしたり、加熱してスープなどの料理に取り入れたりするのに適しています。料理やスイーツの材料として活用すれば風味の変化も気になりにくく、美味しく使い切れるでしょう。
冷凍した豆乳はそのままアイスとして食べるのがおすすめ
豆乳は冷凍保存をしても支障ありませんが、解凍後は元の液状に戻らず粒状の食感が残ります。解凍後は豆乳としてそのまま飲むよりも、冷凍のままアイスとして食べる方が向いています。豆乳にはさまざまなフレーバー付きの商品もあり、手軽にヘルシーなアイス作りが可能です。無調整豆乳に甘味や果汁を加えて、アイスやシャーベットを作っても良いでしょう。
豆乳を冷凍保存する方法!アイスの作り方!

豆乳はそのまま飲むだけでなく、冷凍保存をして保存性を高めたり、アレンジの幅を広げたりできます。冷凍した豆乳は自家製アイスに仕立てるのも可能です。豆乳を冷凍保存する手順と、豆乳を使ったアイスの作り方を紹介します。
まずは容器のまま冷凍できるか確認しよう
豆乳を保存する際には、まずパッケージごと冷凍が可能かどうかの確認をしてください。冷凍に対応している容器であれば、そのまま冷凍庫に入れるだけで問題ありません。一方、容器ごとの冷凍に適していない場合は、製氷トレーなどに中身を移して小分けにすると良いでしょう。製氷トレーで小分けにして凍らせると取り出しやすく、料理に使いやすくなります。
①パックのまま冷凍する方法
プレーンの豆乳以外にもバナナやコーヒー、抹茶などのフレーバーの豆乳を凍らせれば簡単に豆乳アイスが完成します。パックのまま冷凍できるので手間が掛からず、好みに合わせて選べるのも利点です。冷たいデザートとしてだけでなく、栄養補給や子供のおやつにも良いでしょう。飲み切りサイズの豆乳なら、パックの上を切ればそのまま手で持って食べられます。
【パックごと冷凍する方法】
1.未開封の豆乳を準備する
2.パックを凍らせる前に注ぎ口部分を軽く持ち上げておく
3.冷凍庫に入れ、8時間以上凍らせる
②小分けにして冷凍する方法
豆乳を小分けにして保存する際は、製氷皿を利用すると扱いやすくなります。同じ大きさのキューブ状に凍らせると必要な分量だけを取り出せるのがメリットです。スムージーを作る時や料理に加える時に、そのまま使える便利な食材になります。
【小分けにして冷凍する方法】
1.豆乳を製氷トレーに流し入れる
2.上からラップや専用のフタで覆い、外気に触れないようにする
3.金属バットの上に置き、冷凍庫で凍らせる
4.固まったらトレーから外し、保存袋に移し替えて冷凍庫で保管する
冷凍した豆乳の日持ち・保存期間
豆乳を凍らせると保存期間をおよそ2週間延ばせます。ただし、未開封であっても賞味期限を過ぎていたり、直射日光や高温など不適切な環境で保管されたりしていた物は劣化している可能性があり、注意が必要です。
また、冷凍した豆乳を使用する場合、2~3日で使い切ってください。もし異常な臭いや酸味が出たり、色が黄色味を帯びたりしたら口にせず廃棄しましょう。
冷凍した豆乳のアレンジレシピ3選も紹介!
冷凍した豆乳はそのまま保存するだけでなく、ひと工夫加えると手軽に楽しめる料理やおやつに変身します。ただし、はちみつを使ったレシピは1歳未満の子供には食べさせないよう気を付けてください。冷凍豆乳を使ったアレンジレシピを3つ紹介します。
①豆乳アイスかき氷

【材料】
・豆乳:食べる分だけ
豆乳アイスかき氷の作り方を紹介します。
【作り方】
1.豆乳を凍らせる
2.凍った豆乳をかき氷器に入れて削る
3.好みのフルーツやシロップをかける
冷凍した豆乳をかき氷器で削ると、アイスクリームやシャーベットとは違う新しい食感のデザートになります。好みのフルーツやシロップ、練乳で自分好みのかき氷をカスタマイズでき、子供から大人まで楽しめる一品です。
②キウイとバナナの豆乳スムージー

【材料】
・冷凍豆乳:1杯分
・冷凍キウイ:半分
・冷凍バナナ:半分
・豆乳または牛乳:少量
・はちみつ:好み
キウイとバナナの豆乳スムージーの作り方を紹介します。
【作り方】
1.全ての材料を小さく刻む
2.全てミキサーに入れて滑らかになるまで回す
3.少量の豆乳や牛乳で好みの緩さに調整する
まろやかな味わいとキウイの酸味がマッチする冷凍豆乳のスムージーです。材料をミキサーに入れるだけで簡単に健康的なスムージーができます。ミキサーの一番下にバナナを入れるとミキサーが止まってしまう場合があります。バナナは一番上になるように入れるのがコツです。
③レモン風味の豆乳シャーベット

【材料】
・冷凍豆乳:200ml
・レモン汁:大さじ1
・はちみつ:1/4カップ
レモン風味の豆乳シャーベットの作り方を紹介します。
【作り方】
1.冷凍した豆乳を取り出す
2.冷凍豆乳とはちみつ、レモン汁をミキサーにかける
豆乳のまろやかな味わいとレモンの香りや酸味が爽やかなシャーベットです。冷たくシャリっとした食感を楽しみながら食べられます。ミキサーにかけて溶けてしまった場合は、再度冷凍庫で凍らせてください。
豆乳を冷凍保存してみよう
豆乳は、冷凍保存をすると保存期間が延びるだけでなく料理やおやつを作る際に便利な食材になります。飲み物としては風味が変化してしまいますが、加熱料理やアイスなどに応用すれば無駄なく楽しめます。豆乳の特徴を理解したうえで正しく冷凍して、日々の食生活に役立てましょう。