もやしの長持ちする保存方法・日持ち期間は?つまようじが鍵?ナムルの場合も紹介!

もやしの保存方法や日持ち期間を知っていますか?今回は、〈生のまま・茹でる〉別に、〈袋のままつまようじで穴を開ける〉など、もやしを冷蔵庫で長持ちさせる保存方法を紹介します。もやしのナムルの日持ち・保存期間も紹介しますので参考にしてください。

目次

  1. もやしの保存方法・期間は?何日持つ?
  2. もやしの保存方法と日持ち期間の一覧
  3. もやしの常温保存はNG
  4. 【生のまま冷蔵】もやしの保存方法や日持ち・保存期間は?
  5. 【袋のままつまようじで穴を開けて】もやしの冷蔵での保存方法・期間
  6. 【水につける】もやしの冷蔵での保存方法・期間
  7. 【加熱後に冷蔵】もやしの保存方法や日持ち期間は?
  8. 【茹でる】もやしの冷蔵での保存方法・期間
  9. 【電子レンジ】もやしの冷蔵での保存方法・期間
  10. 【冷凍で長持ち】もやしの保存方法や日持ち期間は?
  11. もやしの作り置き・保存食レシピ!調理後の日持ちも!
  12. もやしのナムル|日持ち・保存期間:冷蔵庫で約3〜4日
  13. もやしの酢の物|日持ち・保存期間:冷蔵庫で約4〜5日
  14. もやしの漬物|日持ち・保存期間:冷蔵庫で約6〜7日

もやしの保存方法・期間は?何日持つ?

疲労回復に効果のあるアスパラギン酸や、免疫力向上や美肌効果が期待できるビタミンCなどの栄養素を含むもやしは、スーパーなどで安く手軽に購入できる食品です。買い置きした物や食べ切れないもやしは、どの程度保存しておけるのでしょうか。もやしの保存方法や、日持ちする期間を説明します。

もやしの保存方法と日持ち期間の一覧

保存方法 日持ち・保存期間
生(袋のまま) 約2~3日
生(水につける) 約3~7日
加熱後(茹でる) 約3日
加熱後(電子レンジ) 約3~4日
冷凍 約1ヵ月
ナムル 約3~4日
酢の物 約3~4日
漬物 約6~7日

もやしは水分を多く含み傷みやすく、生のまま冷蔵庫で保存すると約2~3日と長持ちしない野菜です。表に記載した冷凍保存以外は全て冷蔵庫で保管した場合の日持ち期間ですが、長くても7日程度しか品質を保てません。

手元に多くあるもやしを長く日持ちさせたい時は、保管場所を冷凍庫にしてください。1週間以内に食べ切れる場合は、もやしを水につけて保存したり、調理をしてから冷蔵庫に入れたりすると良いでしょう。

もやしの常温保存はNG

緑豆や大豆もやしを低温の場所で保存すると鮮度を保ちやすいので、必ず冷蔵庫や冷凍庫で保管しましょう。もし常温に置いてしまった場合は、品質の劣化が進む前に数時間以内に食べ切るようにしてください。またもやしは冷蔵庫などに入れても長くは日持ちしないので、購入する際は茎が白く張りのある鮮度の高い物を選びましょう。

【生のまま冷蔵】もやしの保存方法や日持ち・保存期間は?

水分量が多く日持ちしないもやしでも、つまようじなどを使って正しく保存すれば長持ちします。もやしを生のまま冷蔵する際の正しい保存方法や、日持ちするポイントを紹介します。

【袋のままつまようじで穴を開けて】もやしの冷蔵での保存方法・期間

スーパーなどに置いてある未開封のもやしは、菌の増殖や酸化を防止するために、袋の空気を抜いて真空状態にされています。しかし真空状態のままだと、もやしが呼吸できないことから品質の劣化に繋がるので、袋につまようじで穴を開けて呼吸できるようにすると約2~3日保存できます。

また日持ちをより長くするために、つまようじで穴を開けたもやしは低温の冷蔵庫やチルド室で保管してください。温度の高い野菜室は避けましょう。

【袋につまようじで穴を開けて保存する手順】
1.もやしが入っている袋につまようじで数ヵ所穴を開ける
2.穴を開けたもやしを冷蔵庫やチルド室で保管する

【水につける】もやしの冷蔵での保存方法・期間

つまようじがなくても、水につけて冷蔵保存すれば約3~7日程度と日持ちが長くなり、鮮度や食感を維持できます。使いかけで残り半分のもやしや開封後の物なども、水につければ鮮度や食感を維持して長持ちするでしょう。なお、もやしをつけている水は菌の繁殖を防ぐため、2日に1回程度は水を交換する必要があります。

また最初にもやしを洗う時は50度洗いをすると、みずみずしさが増し、より食感を落とさずに保存が可能です。常温水と沸騰した湯を1:1の割合で合わせると、約50度の湯が完成します。

【生のもやしを水につけてから保存する手順】
1.もやしを水で洗う
2.容器に洗ったもやしを入れる
3.もやしが浸る程度の水を入れる
4.容器に蓋をして、冷蔵庫かチルド室で保管する

【加熱後に冷蔵】もやしの保存方法や日持ち期間は?

もやしはつまようじで穴を開けたり、水につけたりしなくても、加熱して保存することが可能です。下茹でや電子レンジを使用して加熱したもやしがどの程度日持ちするのかや、保存方法を紹介します。

【茹でる】もやしの冷蔵での保存方法・期間

もやしを下茹でしてから冷蔵保存すると約3日程度日持ちするため、使いかけや残っている物は茹でて保存しておくと良いでしょう。もやしを最初に茹でる時は水から入れるのではなく、沸騰した状態のお湯に入れるようにしてください。もやしは茹ですぎると水溶性の栄養素が流れ出るので、短時間で茹で上げることが大切です。

【もやしを茹でてから保存する手順】

1.沸騰したお湯にもやしを入れて、短時間茹でる

2.茹でたもやしをザルにあげて冷ます

3.水気を拭き取り、密閉可能な容器や袋に入れる

4.冷蔵庫で保管する

【電子レンジ】もやしの冷蔵での保存方法・期間

もやしは電子レンジで加熱してから冷蔵すると、保存期間が約3~4日程度と長持ちします。電子レンジは600Wで2分程度が目安ですが、食感をしんなりさせたい時は3分程加熱すると良いでしょう。なお、袋のまま電子レンジで加熱すると、有害物質の発生や破裂の危険があるため避けてください。

【電子レンジで加熱してからもやしを冷蔵保存する手順】
1.耐熱容器にもやしを入れた後に、中央をたるませた状態でラップをかける
2.電子レンジを600Wに設定し約2分加熱する
3.もやしから出た水気を拭き取る
4.冷めたら密閉袋に入れて、冷蔵庫で保管する

【冷凍で長持ち】もやしの保存方法や日持ち期間は?

もやしは未開封であれば袋のまま長期の冷凍保存が可能で、約1ヵ月程度日持ちします。開封後の物は水洗いをし、水気を拭き取って密閉袋に入れれば冷凍保存できます。冷凍もやしはシャキシャキとした食感ではなくしんなりとするので、ナムルなどではなく、味が染み込みやすい汁物や炒め物に使うと良いでしょう。

もやしの作り置き・保存食レシピ!調理後の日持ちも!

傷みやすく長持ちしにくいもやしでも、作る料理によっては日持ちする保存食になります。もやしの作り置き料理や保存食になるナムルなど3つのレシピを、保存期間とともに紹介します。

もやしのナムル|日持ち・保存期間:冷蔵庫で約3〜4日

【材料】
・もやし:1袋
・ニラ:2分の1束
・ごま油:大さじ1と半分
・いりごま:大さじ1
・醤油:大さじ半分
・鶏ガラスープの素:小さじ1
・塩:小さじ4分の1
・豆板醤:好みの量


もやしのナムルの作り方を紹介します。

【作り方】
1.もやしとニラを1~2分程度茹で、冷たい水に浸して水気をよく切る
2.ボウルにごま油、いりごま、醤油、鶏ガラスープの素、塩、豆板醤を混ぜる
3.野菜と調味料を混ぜ合わせて、冷蔵庫で1時間ほどナムルに味を染み込ませる


材料を茹でて和えるだけで手軽に手作りできる、ピリ辛もやしナムルのレシピです。ナムルはもう一品欲しい時の副菜にしたり、サラダなどに添えてボリューム感のある料理にしたりするのも良いでしょう。

もやしの酢の物|日持ち・保存期間:冷蔵庫で約4〜5日

【材料】
・もやし:2分の1袋
・きゅうり:半分
・酢:大さじ2
・砂糖:大さじ1
・醤油:大さじ半分
・ごま:大さじ1
・塩:適量


もやしを使った酢の物の作り方を紹介します。

【作り方】
1.きゅうりを千切りにして、塩を振って揉みこんでおく
2.もやしは電子レンジで1分半程度加熱しておく
3.きゅうりを洗って、もやしとともに水気を絞る
4.野菜と酢、砂糖、醤油、ごまを混ぜ合わせる
5.冷蔵庫で冷やす


上記のレシピで2人分作れますが、もやしを消費したい時は分量を増やして作っておくと良いでしょう。シャキシャキとした食感が楽しめ、さっぱりとした味わいなので、食欲がない時でも食べやすい一品です。

もやしの漬物|日持ち・保存期間:冷蔵庫で約6〜7日

【材料】
・もやし:1袋
・塩:ひとつまみ
・酢:大さじ1
・砂糖:小さじ1
・顆粒和風だしの素:小さじ1


もやしの漬物の作り方を紹介します。

【作り方】
1.もやしをビニール袋に入れて、塩をひとつまみ入れる
2.袋の口を開けた状態で、600Wの電子レンジで2分加熱する
3.ビニール袋ごともやしを絞り、出た水分を捨てる
4.ビニール袋に酢、砂糖、顆粒和風だしの素を入れて揉みこむ


もやしから出た水分をしっかりと切って酢と合わせると、長持ちして長期保存が可能です。毎日の副菜だけでなく、お弁当のおかずとしても美味しく食べられます。ビニール袋を使うことで、洗い物が減る手軽な漬物レシピです。

もやしの長持ちする保存方法や日持ち・保存期間を知ろう

長持ちしにくいもやしは、袋につまようじで穴を開けたり水につけたりして冷蔵保存すると、日持ちを延ばせます。茹でるか電子レンジで加熱してからの冷蔵保存や、冷凍庫での保管もできます。ナムルなどの作り置き料理にして長持ちさせるのも良いでしょう。

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