バジルの保存方法は?冷凍・オイル漬け・乾燥など大量消費・長期保存する方法も紹介!

バジルの保存方法を知っていますか?冷凍できるのでしょうか?今回は、〈常温・冷蔵・冷凍〉など別に、生バジルの葉の保存方法や日持ち期間を、解凍方法や使い方とともに紹介します。〈オイル漬け・乾燥〉などバジルの大量消費・長期保存する方法も紹介しますので参考にしてください。

目次

  1. バジルの保存方法・日持ちは?冷凍できる?
  2. バジルの保存方法や日持ち期間の一覧
  3. 保存したバジルが黒くならない方法
  4. 【常温】バジルの保存方法は?
  5. 【冷蔵】バジルの保存方法は?
  6. 【冷凍】バジルの保存方法は?解凍方法・使い方は?
  7. 【ラップで包んで】バジルの冷凍保存方法や保存期間・日持ち
  8. ラップで包んで冷凍保存したバジルの使い方・解凍方法
  9. 【オリーブオイルに漬けて】バジルの冷凍保存方法や保存期間・日持ち
  10. オリーブオイルに漬けて冷凍保存したバジルの使い方・解凍方法
  11. 【乾燥】バジルの保存方法や保存期間・日持ちは?
  12. 【天日干しで乾燥】バジルの保存方法や日持ち期間
  13. 【電子レンジで乾燥】バジルの保存方法や日持ち期間
  14. バジルの長期保存&大量消費レシピもおすすめ!
  15. 【オイル漬け】バジルの保存方法や保存期間・日持ち
  16. 【バジルソース】バジルの保存方法や保存期間・日持ち
  17. 【バジルバター】バジルの保存方法や保存期間・日持ち
  18. 【塩漬け】バジルの保存方法や保存期間・日持ち

バジルの保存方法・日持ちは?冷凍できる?

ハーブ野菜の一種であるバジルにはスイートバジルやイタリアンバジル、爽やかな香りが特徴のレモンバジルなどさまざまな種類があります。いずれもフレッシュバジルならではの香りや風味が楽しめますが、どのように保存すると良いのでしょうか。バジルの正しい保存方法や日持ちについて紹介します。

バジルの保存方法や日持ち期間の一覧

保存方法 保存期間・日持ち
常温 1週間
冷蔵 1週間
冷凍(ラップで包んで) 1ヶ月
冷凍(オリーブオイルに漬けて) 1ヶ月
乾燥 半年
オイル漬け 2~3週間
バジルソース 1週間(冷蔵)1ヶ月(冷凍)
バジルバター 半年(冷凍)
塩漬け 1年

バジルは保存方法によって香りや色、日持ち期間が変わります。生のまま冷蔵すると日持ちは短めですが、冷凍することで長期間保存が可能です。またオイル漬けや塩漬け、乾燥など少し手を加える方法を取り入れると生のバジルよりも長持ちさせられます。家庭菜園で大量に収穫できた際など、バジルが余ったときには長期保存できる方法を取り入れましょう。

保存したバジルが黒くならない方法

生のバジルは繊細なハーブ野菜のため、収穫後も丁寧に扱うことが大切です。積んだ葉っぱの表面が擦れたり、水で濡れたりしただけでも細胞が傷ついて黒ずむことがあります。また、バジルは熱帯アジア原産の野菜で寒さに弱く、冷えすぎても黒く変色します。冷蔵庫で保存する際は、温度が高めの野菜室に入れると良いでしょう。

【バジルが黒ずむ原因】
・葉が擦れて傷がつく
・葉が水に濡れる
・低温障害

【常温】バジルの保存方法は?

バジルは常温保存することで、爽やかな香りと美味しさを最大限に引き出すことが可能です。生のバジルを常温で保存するときには直射日光を避けて風通しの良い涼しい場所を選び、水を毎日こまめに入れ替えて清潔を保つことが大切です。常温保存は日持ちしないため、できるだけ早めに使い切りましょう。

【バジルを常温保存する方法】
1.茎の先をはさみで斜めにカットして、水を吸いやすくする
2.ガラス瓶や保存容器に水を入れ、茎の切り口を水につける

【冷蔵】バジルの保存方法は?

バジルは冷蔵保存することで1週間ほど保存が可能です。特に痛みの早い夏場は、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。

生のバジルは冷気に弱いため、冷蔵庫の吹き出し口付近には置かないようにするのがポイントです。また、バジルの葉は水に触れると変色することがあるので、保存前に洗うのは避けましょう。万が一、バジルがしなびてしまった場合は冷水に10分ほど浸すと、みずみずしい状態に戻せます。

【バジルを冷蔵保存する方法】

1.バジルを洗わずに湿らせたキッチンペーパーを保存容器に敷き、バジルを入れる

2.キッチンペーパーを上から被せる

【冷凍】バジルの保存方法は?解凍方法・使い方は?

バジルは長持ちしにくいハーブですが、冷凍すると香りを保ちつつ長期保存が可能です。一言で冷凍といってもさまざまな方法があります。そこで、冷凍や解凍方法、料理への使い道、食べ方を詳しく解説しますので参考にしてください。

【ラップで包んで】バジルの冷凍保存方法や保存期間・日持ち

生のバジルをすぐに使い切れないときは、ラップに包んで密閉して冷凍保存しましょう。冷凍する場合は、解凍せずにそのまま調理できるよう、バジルを軽く水洗いしておきます。

ただし、バジルは水分がつくと傷みやすいので手早く洗うことが大切です。冷凍庫での保存期間は目安として1ヶ月程度ですが、冷凍すると風味や香りが落ちやすいため、できるだけ早めに使い切るのが良いでしょう。

【バジルをラップで包んで冷凍保存する方法】

1.バジルの汚れを軽く落とす

2.バジルの葉をラップにくるむ

3.保存容器に入れて冷凍庫で保存する

ラップで包んで冷凍保存したバジルの使い方・解凍方法

ラップで包んで冷凍保存したバジルは、解凍せずそのまま料理に使いましょう。完全解凍してしまうと香りが逃げやすく食感や見た目も損なわれるため、凍った状態で使用するのがポイントです。凍ったまま使うと手で砕くだけで、みじん切りの手間も省けます。

【オリーブオイルに漬けて】バジルの冷凍保存方法や保存期間・日持ち

一度に使い切れない生のバジルは、オリーブオイルに漬けて冷凍すると良いでしょう。オイルでバジルを覆うことで空気との接触が減り、香りや鮮度をキープしたまま約1ヶ月保存可能です。必要な分だけ取り出して使うことができ、手軽にバジルの風味を楽しめます。

【オリーブオイルに漬けるバジルの冷凍保存方法】

1.洗って水気を切ったバジルの葉をみじん切りにする

2.冷凍用保存袋にバジルを入れ、ひたひたになるくらいのオリーブオイルを加える

オリーブオイルに漬けて冷凍保存したバジルの使い方・解凍方法

オリーブオイルに漬けたバジルを使うときは使用する分だけ折って取り出し、冷蔵庫で約30分程置いてから使用しましょう。カプレーゼやパスタ、蒸し野菜にかけるなどバジルソースの代わりとしてさまざまな料理に使えます。

【乾燥】バジルの保存方法や保存期間・日持ちは?

生バジルは、乾燥させて保存する方法もあります。乾燥バジルの保存期間の目安や最適な場所について詳しく説明しましょう。

【天日干しで乾燥】バジルの保存方法や日持ち期間

天日干しでバジルを乾燥させるには、葉を水で軽く洗って汚れを落とします。キッチンペーパーでしっかり水気を拭き取りましょう。葉はざるに並べて干しても良いですが、天日干し用ネットが便利です。

天日干しする期間は2〜3日ほどが目安ですが、干す場所や日当たりによって前後します。完全に乾燥したバジルはカサカサとした手触りになり、水分が残っているとカビの原因になるため、しっかり乾かすことが長期保存のポイントです。

保存する際は、殺菌したボトルやビニール製の保存袋に入れましょう。乾燥させたバジルは水分が抜けて傷みにくくなるため、約半年間保存できます。冬場に生のバジルが手に入りにくいときのために、あらかじめ多めに作って小分け保存しておくと便利です。ドライバジルは生の物とは違った香りを楽しめます。

【電子レンジで乾燥】バジルの保存方法や日持ち期間

電子レンジを使って乾燥バジルを作ることも可能で、天日干しと比べると鮮やかな緑色が残りやすいのが特徴です。バジルを軽く洗って葉を外し、水分をしっかり拭き取ります。耐熱皿にキッチンペーパーを敷き、葉が重ならないように並べ、600Wで約2分加熱したら乾燥バジルの完成です。

水分が抜けた乾燥バジルは傷みにくく、天日干しの物と同じく約半年間の保存が可能です。完全に乾いたら密閉容器に入れ、直射日光や湿気を避けた場所で保管しましょう。乾燥して嵩が減るため、バジルの大量消費にも役立つでしょう。

バジルの長期保存&大量消費レシピもおすすめ!

香り高いバジルは料理を格上げしてくれますが、量が多いと使い切れず余ってしまうこともあります。そんなときに役立つ長期保存の方法や保存食へのアレンジを紹介します。

【オイル漬け】バジルの保存方法や保存期間・日持ち

バジルをオイルで漬けると葉だけでなく、オイルも料理に使えます。日持ちの目安は2~3週間程で常温保存が可能です。容器は煮沸やアルコールで消毒してから使用しましょう。簡単に行いたいなら、アルコールを含ませたキッチンペーパーで拭き取るだけでも効果的です。

【オイル漬けの作り方】
1.バジルを軽く洗い、水分をしっかり拭き取る
2.保存容器にバジルを入れ、オリーブオイルを注ぐ

【バジルソース】バジルの保存方法や保存期間・日持ち

生のバジルを大量消費したいならバジルソースにすると良いでしょう。冷蔵なら約1週間、冷凍すれば約1ヶ月ほど保存が可能です。使用するときに塩やにんにくなどを加えてジェノベーゼソースにすると、野菜や肉料理、パスタといったさまざまなレシピに使えます。

【バジルソースの作り方】
1.バジルの葉を洗って水気を切る
2.オリーブオイルと一緒にミキサーやフードプロセッサーで撹拌する
3.清潔な保存容器に入れて保存

【バジルバター】バジルの保存方法や保存期間・日持ち

バジルをバターに合わせて保存すると、料理にそのまま使える調味バターになります。冷凍すれば、半年ほど保存が可能です。凍らせても柔らかいので必要な分だけ切り分けられ、魚のムニエルやステーキ、グリル野菜や焼いたバゲットに添えるなど、さまざまな料理に使えます。

【バジルバターの作り方】
1.生のバジルを細かく刻む
2.柔らかくしたバターと混ぜる
3.ラップで包んで冷凍庫で保存

【塩漬け】バジルの保存方法や保存期間・日持ち

バジルを長期間保存したいなら、バジルの葉を塩と交互に漬け込んだ塩漬けが良いでしょう。塩漬けにすることで約1年保存ができ、葉だけでなく香りが移った塩も料理に使えます。塩漬けを作るときは、水分が残らないように葉をしっかり乾かしましょう。また常温保存は腐敗の原因となるため、必ず冷蔵保存してください。

【塩漬けの作り方】
1.バジルの葉を洗い、水気をしっかり拭き取る
2.清潔な密閉容器に塩を敷き、その上にバジルの葉を並べる
3.塩を重ね入れる工程を繰り返す

バジルの保存方法を知ろう

生のバジルは鮮度が落ちやすいため、保存方法に工夫が必要です。冷凍やドライバジルにすると長期保存でき、大量消費にも役立ちます。オリーブオイルに漬けて冷凍すれば香りが逃げにくく、バジルペーストやバターに加工すれば料理に使えて便利です。さまざまな保存方法を知り、バジルを美味しく食べましょう。

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