つくねを冷凍保存で作り置き!焼いてから?焼く前?日持ち・解凍方法も紹介!
つくねの冷凍保存方法を知っていますか?今回は、つくねの冷凍保存方法を〈焼いてから・生(タネ)〉別に、日持ち期間とともに紹介します。適切な冷凍つくねの解凍方法や、作り置き・お弁当用のレシピも紹介しますので参考にしてください。
目次
つくねは冷凍で作り置きが便利!

子供から大人まで人気の鶏つくねは、まとめて作って冷凍保存しておくと、忙しい日の夕食やお弁当のおかずに使えて便利です。定番の焼き鳥から鶏つくね鍋、煮物など食べ方のバリエーションが豊富なので、多めに作り置きしても飽きずに食べられます。
つくねを冷凍保存する方法・日持ちは?
つくねは冷凍向きの食べ物ですが、適切な保存方法や日持ちの目安を知らなければ、美味しく安全に食べられません。鶏肉のつくねの適切な冷凍保存方法を紹介しますので、作り置きの参考にしてください。
【焼いてから】つくねを冷凍保存する方法
つくねを焼いて作り置きすると、加熱済みなので、電子レンジで解凍してすぐに食べられるのがメリットです。そのため、お弁当用の作り置きには、加熱後の冷凍保存が最適でしょう。一方、タネを保存する時に比べ、解凍後の用途が限定されるのはデメリットです。鍋に入れる予定なら茹でてから保存するなど、解凍後の用途によって加熱方法を変えても問題ありません。
【つくねを焼いてから冷凍保存する手順】
1.ボウルに肉や野菜、調味料など全ての材料を入れて混ぜ合わせる
2.1をフリーザーバッグに入れる
3.フリーザーバッグの下部の片方の角を斜めにカットし、その穴から1個分のタネを絞り出し、スプーンで丸くなるように成型する
4.つくねを焼き、中心までしっかり加熱できたら火から下ろして完全に冷ます
5.フリーザーバッグに入れて冷凍庫に入れる
【タネ】つくねを冷凍保存する方法
加熱後の冷凍保存に比べ、タネを生のまま冷凍保存した方が、食べる際の風味や食感が良いというメリットがあります。ピーマンの肉詰めにしたりそぼろにしたりとさまざまな料理に使えるので、用途が未定の時は生のまま作り置きしましょう。ただし、加熱後の保存に比べて日持ち期間は短めです。材料を混ぜる時は、衛生のためビニール手袋を着用してください。
【つくねのタネを冷凍保存する手順】
1.ボウルに肉や野菜、調味料など全ての材料を入れて混ぜ合わせる
2.1で作ったタネを、1度で使い切れる量ずつに分けて、フリーザーバッグに入れる
3.タネを平らにし、空気を抜きながら口を閉じる
冷凍したつくねの日持ち・賞味期限
焼いてから冷凍保存した鶏肉のつくねの日持ちは3週間、生のタネの状態で作り置きしたつくねの日持ちは2週間程度です。長期間保存していると、乾燥したり冷凍焼けしたりして、美味しさが損なわれていきます。フリーザーバッグに冷凍した日の日付を書いておき、劣化する前に食べ切るようにしましょう。
冷凍つくねの解凍方法・食べ方は?

冷凍保存した鶏肉のつくねの解凍方法や食べ方を、タネの状態で冷凍した場合と加熱して作り置きした場合に分けて紹介します。適切な方法で解凍し、安全に美味しく消費しましょう。
【タネ】の冷凍つくねの解凍方法
加熱せずに生のまま冷凍保存した鶏肉のつくねのタネは、使う数時間前から冷蔵庫に移して自然解凍するのが適切です。冷凍庫から出して常温で解凍すると、菌が繁殖して食中毒を引き起こす恐れがあるので避けましょう。解凍後は日持ちしないので、その日のうちに食べ切ってください。
【タネの冷凍つくねを解凍する方法】
1.タネを冷凍庫から冷蔵庫へ移す
2.タネが解凍したら成型し、好みの方法で加熱調理する
【加熱後】の冷凍つくねの解凍方法
加熱済みの冷凍つくねは、電子レンジで短時間で解凍して食べられるので、調理の時短に繋がり忙しい朝のお弁当作りにも便利です。加熱時間は6個で約2分半が目安ですが、これより多い場合や少ない場合は、様子を見ながら時間を調整してください。鍋やスープに入れる場合は、凍ったまま使っても問題ありません。
【加熱後の冷凍つくねを解凍する方法】
1.つくねをフリーザーバッグから取り出し、耐熱皿に並べて、上からふわりとラップをかける
2.600Wの電子レンジで2分半程度解凍する
冷凍用のつくねの作り置きレシピも紹介!

家庭の台所によくある材料や調味料を使って、簡単に作れる冷凍保存用つくねのレシピを紹介します。鶏ミンチが特売されていたら、早速買ってきて作り置きしましょう。
材料
・鶏ミンチ:400g
・玉ねぎ:1/2
・生姜チューブ:2cm程度
・味噌:大1
・醤油:小1
・片栗粉:大1
・塩コショウ:少々
作り方・手順
劣化しやすい卵をつなぎに使っていないので、日持ちしやすく、冷凍向きのレシピです。加熱して作り置きする場合にも、生のタネとして保存する場合にも使えます。味付けがシンプルなため、チーズをのせたり大葉で巻いたりしてアレンジをしても良いでしょう。
【作り方】
1.玉ねぎをみじん切りにする
2.1と他の材料を全てボウルへ投入し、しっかり練り混ぜる
つくねを冷凍で美味しく作り置き!
冷凍つくねは、加熱済みで3週間、生のタネでも2週間は日持ちする料理です。鶏ひき肉は比較的安価なので、多めに買ってきてつくねにして作り置きしておくと、節約や忙しい日の家事負担の軽減に繋がります。紹介したレシピや保存方法を参考に、つくねの冷凍作り置きを試してください。