手作りチーズケーキの日持ちは?冷蔵庫・冷凍・常温の賞味期限を種類別に紹介!

手作りチーズケーキの日持ち・賞味期限を知っていますか?冷蔵庫で日持ちするのでしょうか?今回は、〈ベイクド・バスク・レア〉など種類別に手作りチーズケーキの日持ち期間を紹介します。手作りチーズケーキが腐るとどうなるかや、日持ちする保存方法も紹介しますので参考にしてください。

目次

  1. 手作りチーズケーキの日持ち・賞味期限はどれくらい?
  2. 手作りチーズケーキの日持ちは種類による
  3. 【種類別】手作りチーズケーキの日持ち・賞味期限
  4. ①ベイクドチーズケーキ:約4~5日
  5. ②バスクチーズケーキ:約3日
  6. ③ニューヨークチーズケーキ:約3~4日
  7. ④スフレチーズケーキ:約3~4日
  8. ⑤レアチーズケーキ:約2~3日
  9. 手作りチーズケーキが賞味期限切れで腐るとどうなる?見分け方は?
  10. 手作りチーズケーキを日持ちさせる保存方法・ポイントは?
  11. 手作りチーズケーキを日持ちさせる保存方法
  12. ポイント①手作りチーズケーキは基本的に常温保存NG
  13. ポイント②乾燥と臭い移りを徹底的に防ぐ
  14. ポイント③長期間日持ちさせたい場合は冷凍保存する

手作りチーズケーキの日持ち・賞味期限はどれくらい?

家庭でも手軽に美味しく作れるチーズケーキですが、どれくらい日持ちするのでしょうか。今回は、手作りチーズケーキの種類ごとの賞味期限や、より長く美味しく食べられる保存方法について詳しく紹介します。

手作りチーズケーキの日持ちは種類による

系統 種類別 日持ち(冷蔵) 日持ち(冷凍)
しっかり焼く系 ベイクドチーズケーキ、バスクチーズケーキ ベイクドチーズケーキ:4~5日、バスクチーズケーキ:3日 3~4週間
蒸し焼き系 スフレチーズケーキ、ニューヨークチーズケーキ 3~4日 2~3週間
火を通さない系 レアチーズケーキ 2~3日 1~2週間

手作りチーズケーキは、ベイクドチーズケーキやレアチーズケーキなど種類が多く、それぞれ日持ちの仕方が異なります。しっかり焼く系は日持ちしやすく、火を通さない系ほど日持ちしにくい傾向があります。以下では、さらに詳しく手作りチーズケーキの種類ごとの日持ちについて説明しますので、参考にしてください。

【種類別】手作りチーズケーキの日持ち・賞味期限

手作りチーズケーキは、冷蔵庫で保管すると数日美味しく食べられますが、チーズケーキの種類によって日持ちの日数が異なります。チーズケーキを冷蔵庫で保存した時の賞味期限を、種類別に紹介します。なお、記載した賞味期限は一般的な内容であり、使用する食材や作り方、保存状態などによって異なる場合があるため注意してください。

①ベイクドチーズケーキ:約4~5日

しっかり焼き上げているベイクドチーズケーキは、比較的日持ちしやすく、約4~5日は美味しく食べられます。特に作ってから2~3日を過ぎた頃は、生地が安定してより濃厚なチーズの味わいが楽しめるようになる期間です。ただし、材料にチーズや生クリームを多く使用していると細菌が繁殖しやすいため、4~5日以内に食べるようにしてください。

②バスクチーズケーキ:約3日

高温のオーブンで焼き上げて強い焼き色の表面になるバスクチーズケーキですが、中身は柔らかい食感という特徴があります。ベイクドチーズケーキに比べると、中までしっかり焼き上げられていないため、少し賞味期限は短く約3日です。また、生クリームをたくさん使用しているためあまり日持ちせず、早めに食べ終えると良いでしょう。

③ニューヨークチーズケーキ:約3~4日

ベイクドチーズケーキの1種であるニューヨークチーズケーキの賞味期限は、約3~4日です。ニューヨークチーズケーキは、オーブンの中で湯せん焼きをしてしっとりと仕上げるため、劣化が早くなります。クリームチーズや生クリームを多く使用するため濃厚な味わいが感じられる反面、傷みやすいため常温保存は避けて早めに食べてください。

④スフレチーズケーキ:約3~4日

蒸し焼きで作るスフレチーズケーキは水分が多く、しっかり焼く手作りチーズケーキに比べると賞味期限が短くなります。保存期間が長くなると、スフレチーズケーキ特有の軽い食感が失われていくため、3~4日以内には食べきると良いでしょう。

⑤レアチーズケーキ:約2~3日

焼かずに作るレアチーズケーキは、保存期間がチーズケーキの種類の中で最も短く冷蔵庫では約2~3日しか日持ちしません。レアチーズケーキには、クリームチーズなどの菌が繁殖しやすい乳製品が多く使われているうえに、火を通していないので傷みやすく注意が必要です。また、味や風味が落ちやすく、崩れやすいので常温保存は避けて冷蔵または冷凍保存してください。

手作りチーズケーキが賞味期限切れで腐るとどうなる?見分け方は?

手作りのチーズケーキは衛生管理が難しく、賞味期限が切れているかどうかの判断が大切です。腐った手作りチーズケーキは、チーズの香りではなく酸っぱいような臭いがします。緑や白のカビ、茶色に変色している部分がある場合、また糸を引くようなねばつきがある際も危険です。ケーキを口に入れると舌が痺れるような症状があれば、絶対に食べないでください。

【賞味期限切れの手作りチーズケーキの特徴】
・異常な臭い
・カビが生えている
・ねばつきがある
・舌への不快感や刺激が強い

手作りチーズケーキを日持ちさせる保存方法・ポイントは?

手作りチーズケーキを日持ちさせるために、冷蔵庫と冷凍庫でのそれぞれの保存方法を紹介します。なるべく美味しく保存するためのポイントや、冷凍できるチーズケーキの種類を確認してください。

手作りチーズケーキを日持ちさせる保存方法

手作りチーズケーキを日持ちさせるためには、カットせずラップなどで密閉して乾燥を防いでから、冷蔵庫の野菜室に入れましょう。冷凍保存も可能で、冷蔵庫で自然解凍すると美味しく食べられます。冷凍時は、解凍しやすくするために、1切れずつカットしてから保存してください。スフレチーズケーキなどの柔らかい種類は、深めのトレーにのせると型崩れ防止が可能です。

【手作りチーズケーキを日持ちさせる保存方法】
1.冷えてからカットする
2.1切れずつラップで包む
3.保存袋に入れて空気を抜く
4.金属製のトレーにのせて急速冷凍する

ポイント①手作りチーズケーキは基本的に常温保存NG

手作りチーズケーキには傷みやすい乳製品が多く使われているうえ、砂糖が少なく保存性が劣るため、常温での保存はできません。手作りチーズケーキを常温にしか置けない時には、保冷バッグなどを使って温度の管理をしてください。

ポイント②乾燥と臭い移りを徹底的に防ぐ

手作りチーズケーキを冷凍保存する際は、乾燥と臭い移りを防ぐ対策をすると、味や食感を保てます。1切れずつラップで包んだ後、保存袋に入れてストローなどで空気を抜いてなるべく真空の状態にすると、乾燥や臭い移りを予防できます。

ポイント③長期間日持ちさせたい場合は冷凍保存する

手作りチーズケーキはどの種類も冷凍が可能で、長期間、新鮮な味わいを楽しめるでしょう。ただし、生のフルーツを使用した物は解凍時に食感が悪くなり、ドリップで水っぽくなるため冷凍には向きません。生のフルーツは解凍後に乗せるか、冷凍する前に食べきりましょう。特にレアチーズケーキは、作ってからなるべく早く冷凍すると水分が抜けずに美味しく食べられます。

【冷凍に向いているケーキ】
・ベイクドチーズケーキ
・バスクチーズケーキ
・ニューヨークチーズケーキ
・スフレチーズケーキ
・レアチーズケーキ

【冷凍に向いていないケーキ】
・生フルーツがトッピングされている
・生フルーツがスポンジの中に入っている

手作りチーズケーキの日持ち・賞味期限に注意しよう

新鮮な味わいが魅力の手作りチーズケーキは、種類によって日持ちや賞味期限が異なります。多く作り過ぎてしまった時も、種類別の賞味期限を知り適切に保存していれば、より長く美味しいチーズケーキを楽しめるでしょう。

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