生姜のはちみつ漬けの日持ちはどれくらい？保存方法や腐るとどうなるかも紹介！

生姜のはちみつ漬けは、頻繁に保存容器を開けて使用する場合、1～3ヶ月程度が日持ちの目安です。長期間の保存が可能な生姜のはちみつ漬けですが、適切な保存がされていなければ腐る可能性があるので注意が必要です。1～3ヶ月程度の長期間の保存ができるので、はちみつ漬けにされた生姜を使って生姜焼きなどの普段の料理にも使うと良いでしょう。

生姜のはちみつ漬けが腐ると、白色や緑色、黒色のカビが生えるのでよく確認しましょう。ただし、生姜に含まれるポリフェノールが酸化して茶色くなっているだけの部分は、食べられます。また、シロップが水っぽく分離している、酸味のある異臭を感じる場合は腐っている可能性が高いでしょう。

【腐った生姜のはちみつ漬けの見分け方】
・カビが生えている
・生姜が黒くなっている
・生姜が柔らかい
・シロップが分離している
・異臭がする

生姜のはちみつ漬けは、生姜全体をはちみつが覆っていれば常温保存も可能ですが、少しずつはちみつが減るため冷蔵庫で保存すると良いでしょう。また暑い夏場も菌が繁殖しやすいため、生姜のはちみつ漬けは冷蔵庫に入れておくと安心です。

生姜のはちみつ漬けを腐らせずに長く保管するためには、作る前に保存容器の煮沸消毒が必要です。煮沸消毒できるガラス製の保存瓶が生姜のはちみつ漬けの保存に適しています。熱湯をかけられない容器での保存は避けましょう。

生姜がはちみつに完全に浸かるように、保存容器の中をはちみつで満たし、空気が入らないようにするとより日持ちします。食材が空気に触れると酸化やカビの発生の原因となり劣化が進むので、長期保存するためには小分けにして保存し、使う分だけ開封すると良いでしょう。

保存容器から生姜のはちみつ漬けを取り出す時は、丁寧に洗って水気を切った清潔な調理器具を使うと雑菌の繁殖を防げます。取り出す菜箸やスプーンなどの調理器具は、使う前に熱湯消毒やキッチン用アルコール消毒をするとより安全です。

より長く生姜のはちみつ漬けを保存したい場合は、ジッパー付きの保存袋などに入れることで冷凍保存が可能です。生姜のはちみつ漬けをはちみつごと密閉できる容器に移して、空気が入らないように保存してください。

・根生姜：150g
・純粋はちみつ大瓶入り：200g

生姜のはちみつ漬けには、採れたてのみずみずしい新生姜よりも水分が抜けて栄養価が高くなった根生姜を使うと、より栄養を享受できます。常温の冷暗所に置く時間は、室温が高い夏場であれば半日程度にするなど温度の管理をすると、より日持ちします。生姜のはちみつ漬けの中にレモンなどの他の食材を入れると、賞味期限が短くなるので注意が必要です。

【生姜のはちみつ漬けの作り方】
1.保存瓶を煮沸消毒し、乾かす
2.根生姜をよく洗い、スプーンの先で皮をむき、薄切りにする
3.保存瓶に生姜を入れ、生姜が浸かる量のはちみつを注ぎ入れる
4.ふたをしっかりと閉める
5.常温の冷暗所に置く
6.翌日には生姜エキスが出るため冷蔵庫に移す
7.1日1回ふたを開けて混ぜて、馴染ませる