筋子は冷凍できる?保存方法・日持ちは?食べ方・いくらの作り方も紹介!

筋子は冷凍保存できるのか知っていますか?冷凍して、日持ちを長くできるのかも気になります。今回は、〈生筋子・筋子の醤油漬け〉の冷凍保存方法・日持ちを紹介します。冷凍した筋子の食べ方・解凍方法や、ほぐし方・イクラの作り方も紹介しますので参考にしてください。

目次

  1. 筋子は冷凍できる?日持ちはいつまで?
  2. 筋子は冷凍すると1〜3ヶ月ほど日持ちする!
  3. 筋子を冷凍するとアニサキス対策にもなる
  4. 筋子の冷凍保存方法は?
  5. 筋子は小分けにして冷凍保存しよう
  6. 筋子の醤油漬け・塩漬けも同じ方法で冷凍できる
  7. 冷凍筋子の食べ方・解凍方法は?いくらの作り方も!
  8. ①冷蔵庫で自然解凍
  9. ②流水解凍
  10. 解凍した筋子のほぐし方・いくらの作り方
  11. 解凍した筋子の再冷凍はNG

筋子は冷凍できる?日持ちはいつまで?

筋子とは鮭や鱒の卵のことを指し、卵巣膜に包まれ全体が繋がっています。鮭や鱒の腹から出したばかりの物は、生筋子とも呼ばれます。柔らかい食感の筋子は、冷凍保存して品質を長く保てるのでしょうか。筋子の冷凍保存が可能かや、日持ちする期間を説明します。

筋子は冷凍すると1〜3ヶ月ほど日持ちする!

塩漬けの筋子の日持ちは冷蔵庫で約1週間です。生筋子は塩漬けの筋子よりも賞味期限は短く、当日中に食べ切る必要があります。筋子を全て食べ切れない場合は、正しい方法で冷凍保存をすれば、日持ち期間を延ばせます。ただし時間の経過とともに風味は劣化するため、1年など長期間の保存はせず、早めに食べ切りましょう。

筋子を冷凍するとアニサキス対策にもなる

厚生労働省では、事業者に向けてアニサキスによる食中毒の予防方法を紹介しています。

・より新鮮な魚を選び、速やかに内臓を取り除いてください。
・魚の内臓を生で提供しないでください。
・目視で確認して、アニサキス幼虫を除去してください。
・冷凍してください。(-20℃で24時間以上冷凍)
・加熱してください。(70℃以上、または60℃なら1分)

アニサキスは太い糸のような形で、幼虫は鮭や鯖などの海洋生物に寄生する寄生虫の一種です。アニサキスの幼虫は海洋生物が生きている間は内臓に寄生しており、命を絶つと筋肉へ移動します。これを人が口にするとアニサキス症と呼ばれる食中毒を引き起こすおそれがあり注意が必要です。

アニサキスの幼虫は、-20℃で24時間以上凍らせると命を絶ちます。ただし、家庭用の冷凍庫は-18℃に設定されていることが多いため、冷凍庫に入れてから48時間以上は置きましょう。筋子を冷凍しておけばアニサキスを死滅させられ、下痢や嘔吐を引き起こす食中毒を防げます。

筋子の冷凍保存方法は?

筋子は冷凍すれば日持ち期間が延び、アニサキスなどの食中毒対策にもなります。筋子の品質を長く保つためには、どのような手順で保存すれば良いでしょうか。筋子の正しい冷凍保存の方法を説明します。

筋子は小分けにして冷凍保存しよう

筋子が多くある時は、食べやすい量に分けて冷凍しておくと、食べる分だけを解凍できて便利です。ラップで包んだり密閉袋に入れたりする際は、中の空気を抜いて品質を保ちましょう。密閉袋は、耐冷性のある物を使ってください。

【筋子を冷凍保存する手順】
1.筋子を食べやすい量に分け、ラップで包む
2.ラップで包んだ物を密閉袋に入れる
3.冷凍庫で保管する

筋子の醤油漬け・塩漬けも同じ方法で冷凍できる

筋子の醤油漬けや塩漬けも、生の物と同様にラップで小分けにして密閉袋に入れて冷凍すれば、長期間美味しく食べられます。醤油漬けや塩漬けの筋子は塩分濃度が高く、冷凍保存しても完全には凍らないのが特徴です。そのため少し常温に置いたり、炊き立てのご飯にのせたりしておけば、すぐに食べられます。

冷凍筋子の食べ方・解凍方法は?いくらの作り方も!

冷凍保存した筋子は、どのように解凍すれば美味しく食べられるのでしょうか。冷凍筋子の正しい2つの解凍方法を、いくらの作り方とともに紹介します。

①冷蔵庫で自然解凍

冷凍筋子は冷蔵庫で時間をかけて解凍すると、味わいを落とさずに食べられます。また冷蔵庫での低温解凍で、筋子の粒の食感もキープできます。冷凍した筋子を冷蔵庫で自然解凍するには、6~12時間かかるため、食べる前日の夜などに冷蔵庫へ移しましょう。

②流水解凍

冷蔵庫で自然解凍している時間がない時は、流水を使えば約20分で食べられる状態になります。流水解凍する時は、食べる分の筋子を密閉袋に移し、袋の上から15~20分間水をかけ続けます。この時に水圧が強いと筋子が割れてしまうので、弱く水を当てましょう。流水解凍は袋の上から水を流すので筋子の旨味は損なわれず、味わいを保てます。

解凍した筋子のほぐし方・いくらの作り方

筋子はぬるま湯と少量の塩を使うと、ほぐしやすくなります。これは塩の成分で、卵巣膜と筋子の粒がはがれやすくなるからです。ボウルに40℃前後のぬるま湯500ccに塩15gを入れ、その中に筋子を浸し、指の腹で優しく皮を剥いてほぐしましょう。

薄皮を全て取り除き、粒を全てほぐした筋子からいくらを作るには、一度ザルで水をよく切ります。ほぐした物を保存容器へ移し、醤油やみりん、酒などの調味料と合わせます。冷蔵庫に入れて、約1日味を染み込ませたら完成です。

解凍した筋子の再冷凍はNG

筋子を始め、一度解凍した食材は再冷凍すると品質の劣化に繋がります。特に魚介類や肉類などは解凍すると菌の繁殖が始まり、再度冷凍しても菌は死滅せず、品質の低下のほか食中毒のおそれがあります。一度解凍した物は再冷凍せず、当日中に食べ切りましょう。

筋子の冷凍保存方法を知ろう

冷蔵すると日持ちの短い筋子ですが、小分けにして冷凍しておけば、品質を保って長期間保存できます。醤油漬けや塩漬けした筋子も同様に冷凍できるので、食べ切れない分はラップと密閉袋を使って冷凍庫で保存しましょう。冷凍保存した筋子は、冷蔵庫や流水で適切に解凍してください。

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