砂肝は冷凍保存できる?茹でてから?下味・下ごしらえや解凍・焼き方も紹介!
砂肝は冷凍保存できるのか知っていますか?今回は、〈下ごしらえをして・下味をつけて・茹でてから〉別の砂肝の冷凍保存方法や保存期間・日持ちを紹介します。また、冷凍した砂肝の焼き方・解凍方法も紹介しますので参考にしてください。
目次
砂肝は冷凍できる?保存方法は?

砂ずりとも呼ばれる砂肝は、独特な食感が人気で安く売られています。砂肝の保存方法が分からない人もいるでしょう。美味しい状態で日々の料理に取り入れるには、冷凍や解凍を含めた保存の考え方を理解しておくことが重要です。そこで、砂肝の保存方法について紹介します。
砂肝は冷凍すると1ヶ月ほど日持ちする!
砂肝は火を通してから冷凍すれば、約1ヶ月日持ちします。生の状態で冷凍する場合は1〜2週間が限度とされ、保存時の状態次第では鮮度が早く低下します。冷凍しているからといって安心せず、なるべく早く食べ切りましょう。
家庭用の冷凍庫は開閉の頻度が高く、内部の温度が安定しにくい環境です。その影響で砂肝の鮮度や食感が落ち、長く冷凍しておくと冷凍焼けが起こる可能性もあります。冷凍焼けした砂肝は色味や食感が悪く、表面が乾いた状態になるのが特徴です。冷凍後はできるだけ目安の保存期間以上の時間を置かず、早めに解凍して調理に使用してください。
砂肝をそのままパックで冷凍するのはNG
市販のパックに入った状態の砂肝を、そのまま冷凍庫へ入れるのは避けてください。パックのまま冷凍保存すると、冷凍焼けが起こる原因になります。その結果、砂肝の品質が低下し、美味しさや食感が損なわれてしまいます。砂肝の美味しさを保つために適切な下処理を行い、保存に適した形に整えてから冷凍庫に入れてください。
砂肝の冷凍保存方法は?下ごしらえの仕方は?

砂肝の保存までの流れや料理前の工程を意識して実践すれば、食感や風味を損なわずに冷凍保存が可能です。砂肝の冷凍保存で失敗した経験がある人は、冷凍する前の下ごしらえに問題があった可能性があります。そこで、砂肝を冷凍保存する際のポイントを紹介しましょう。
【生】砂肝の冷凍保存方法
砂肝の下処理を済ませて生のまま冷凍しておけば、さまざまな料理に使えます。一口大にスライスしておいても良いでしょう。下処理を終えた砂肝を金属製のトレーに乗せて急速冷凍すると、美味しさが保たれます。
【生のまま冷凍する方法】
1.砂肝を半分に切り、白い膜を剥がす
2.数ヶ所に浅く切り込みを入れる
3.水洗いし、砂肝の水気をキッチンペーパーで拭く
4.1食分ずつに分けてラップで包む
5.冷凍用の保存袋に入れ、空気を抜いて口を閉じる
6.冷凍庫に入れる
砂肝の【下味冷凍】で保存する方法
味付けをしてから冷凍すると、解凍後にすぐ料理に使えて便利です。あらかじめ下味を付けると内部まで味が行き渡り、より美味しくなります。また、砂肝の臭いが苦手な人は下味を付けて冷凍すれば、臭いが抑えられ食べやすくなる利点もあります。作り置き料理を作る際にも重宝する食材になるでしょう。
【下味を付けてから冷凍する方法】
1.塩麹、醤油などをベースに、生姜、ニンニク、唐辛子で味付けする
2.1食分ずつに小分けにし、ラップで包む
3.冷凍用の保存用袋に入れて空気を抜き、冷凍庫に入れる
砂肝を【茹でてから】冷凍保存する方法
砂肝を茹でて冷凍する場合は、十分に冷ましてから冷凍庫へ入れることが重要です。調理後の熱い状態のまま冷凍保存すると庫内の温度が上昇し、その影響で冷凍焼けが起きたり、周囲に入っている他の食材も劣化したりする可能性があります。
下茹でした砂肝を冷ました後は、熱伝導の良い金属トレーに並べて冷凍すると短時間で凍り、食感や風味を損なわずに保存が可能です。
【下茹でをしてから冷凍する方法】
1.砂肝を茹でる
2.粗熱を取る
3.ラップで包み、冷凍用の保存袋に入れる
4.金属製のトレーに並べて冷凍庫に入れる
冷凍砂肝の解凍方法は?

食感や美味しさを保つ方法で冷凍しても、解凍方法によっては無駄になってしまう可能性があります。美味しさを損なわないためには、正しい解凍方法の知識も必要です。そこで、冷凍した砂肝を美味しく解凍する方法を4つ紹介します。
【解凍方法とおすすめの人】
・そのまま加熱調理:食感や美味しさを保ったまま料理したい人におすすめ
・冷蔵庫で自然解凍:砂肝の状態を良いまま解凍したい人におすすめ
・流水解凍:簡単に解凍したい人におすすめ
・電子レンジ:短時間で解凍したい人におすすめ
①そのまま加熱調理
冷凍した砂肝はそのまま加熱調理に使えるため解凍は不要ですが、低い温度での焼き方をすると臭みが出たりドリップが出たりする点に注意が必要です。高温で一気に調理し、煮物に使う場合は煮汁が沸騰してから砂肝を入れてください。
また、鶏肉である砂肝はサルモネラ菌やカンピロバクターが潜み、中心部が75℃以上に達した状態で1分以上加熱することが厚生労働省で推奨されています。加熱後に弾力が弱かったり、押した際に赤い肉汁が出たりする場合は、十分に火が入っていない可能性があるでしょう。冷凍前に砂肝に切れ目を入れておけば、生焼けの防止になります。
②冷蔵庫で自然解凍
砂肝の解凍方法として最も良いとされるのが、冷蔵庫で時間をかけて自然解凍する方法です。低温で解凍するのでドリップが出づらいメリットがあります。ただし、砂肝の大きさにもよりますが解凍されるまで3~4時間がかかり、今すぐに砂肝を使用したい時には向いていません。食べるまでの時間を逆算し、計画的な解凍を心がけましょう。
③流水解凍
流水を使った解凍は、手軽で短い時間で行える方法です。冷凍した砂肝はポリ袋に入れ、内部の空気をできる限り抜いて口を閉じます。次に、ボウルなどの容器に水を張り、砂肝を入れたポリ袋を沈めます。その上から蛇口の水を細く流し、袋に水を当ててください。
袋が浮く場合は、水を入れたペットボトルを重しとして使うと安定します。状態を確認しながら水を流し続け、砂肝が半解凍の状態になったら、水から取り出してください。
④電子レンジ
電子レンジの解凍機能を使う方法は、手間が少なく取り入れやすい手段です。小まめに電子レンジにかけ、その都度上下を返すとムラなく解凍できます。解凍中に出てきたドリップは、そのままにすると水っぽさやアク、臭みに繋がるので必ず拭き取ってください。
砂肝が重ならないように並べ、100~200Wの低出力で1分ずつ電子レンジで加熱すると、温めムラが出にくくなります。加熱中にドリップが出るので、キッチンペーパーを敷いておきましょう。
冷凍砂肝のおすすめレシピ・食べ方3選!
下処理した砂肝を冷凍しておくと、日々の料理に取り入れやすくなります。冷凍保存した砂肝の使い道を知っておけば、献立作りに役立つでしょう。冷凍砂肝を使ったおすすめのレシピを紹介します。
①砂肝ワサビ和え

【材料】
・冷凍茹で砂肝:50g
・醤油:大さじ1
・ワサビ:小さじ1
・鰹だし:小さじ1/2
・かつお節:1袋
砂肝ワサビ和えの作り方を紹介します。
【作り方】
1.冷凍保存した茹で砂肝を電子レンジで3分加熱する
2.解凍した砂肝の粗熱を取る
3.容器に入れ、醤油、ワサビ、鰹だしと和える
4.皿に盛り、かつお節を振りかける
ワサビ醤油と鰹の風味が引き立つ、和風に味付けをした一品です。低糖質、低カロリーの砂肝を油を使わずに味付けしているので、ダイエット中の人に向いています。箸休めやお酒のおつまみにも良いでしょう。
②砂肝のレモン風味焼き肉炒め

【材料】
・玉ねぎ(くし切り):1個
・冷凍保存の茹で砂肝:約50g
・サラダ油:大さじ1
・人参(短冊切り):約50g
・レモン汁:大さじ1
・焼き肉のタレ:大さじ2
砂肝のレモン風味焼き肉炒めの作り方を紹介します。
【作り方】
1.冷凍した茹で砂肝を電子レンジで3分加熱する
2.玉ねぎ、人参をフライパンに入れ、中火で3分炒める
3.砂肝を加えて、中火で1分炒める
4.焼肉のタレとレモン汁を加え、中火で1分炒める
5.皿に盛りつける
焼肉のタレの濃い味付けが食欲をそそる、ご飯のおかずになる砂肝料理です。濃い味付けの中にもレモンの爽やかな風味が加わり、さっぱりとした味わいになっています。砂肝を冷凍前に茹でておくと、炒め時間が短く済みます。
③砂肝カレー

【材料】
・冷凍砂肝:50g
・ジャガイモ:2個
・玉ねぎ:1/2
・人参:1本
・ニンニクチューブ:小さじ2
・油:少々
・カレーパウダー:少々
・シナモン:少々
・ターメリック:少々
・トマト缶:60g
・ホエー:500cc
・カレールー:2片
砂肝カレーの作り方を紹介します。
【作り方】
1.ジャガイモ、人参、玉ねぎを一口大に切る
2.フライパンに油とニンニクチューブを入れ、野菜を炒める
3.調味料類を全て加え、中火で2分炒める
4.ホエーを加えて中火で15分煮る
5.冷凍砂肝を加え、中火で5分煮る
6.トマト缶、カレールーを加え弱火で5分煮る
7.2~3時間放置する
8.カレーを温め直す
9.盛り付ける
水ではなくホエーを使うことで、マイルドな味わいのカレーが作れます。完成後に数時間置いておくと食材に味が染み込み、より美味しくなります。ジャガイモと人参が柔らかく煮えてから、ルーを加えてください。
砂肝の冷凍保存方法を知ろう
砂肝の冷凍保存を実践し、保存期間の目安を守れば、美味しく日持ちさせられます。解凍方法にはさまざまなやり方があるので、用途に合わせて適した方法を選ぶと良いでしょう。砂肝の冷凍、解凍方法の知識を身につけ、日々の食事作りに活かしてください。
