干物の冷凍保存方法は?アジの開きなどの解凍やコツ・注意点も紹介!
干物は冷凍保存できるのか知っていますか?今回は、〈アジの開き〉など干物の冷凍保存方法を紹介します。ポイントを押さえて冷凍すれば、風味を保ったまま長く保存できます。冷凍した干物の解凍方法も紹介しますので参考にしてください。
目次
アジの開きなど干物は冷凍できる?

日本の伝統的な食文化のひとつ、アジの開きや鯖などの魚の干物は、朝食の定番メニューとして人気です。しかし、スーパーなどで購入した干物はいつまで保存できるのかと悩むこともあるでしょう。干物の冷凍保存について紹介します。
干物は冷凍すると1ヶ月ほど日持ちする!
アジなどの干物は水分が少なく、塩分も含まれているため、生の魚に比べて日持ちしやすいのが特徴です。しかし、冷蔵庫で保存した場合の賞味期限は短く、5日が目安です。日持ちさせたい場合は、冷凍保存が適しています。保存状態にもよりますが、保存期間は約1ヶ月です。すぐに食べる予定がない場合、冷凍保存すると干物の美味しさをより長く保てます。
干物の冷凍保存方法は?

干物を冷凍する場合は、ひと手間かけて保存することが大切です。冷凍する干物は1枚ずつ丁寧に包みます。この時、できるだけ空気を抜き、ラップなどで密閉することがポイントです。こうすることで、匂い漏れを防ぎ、酸化や冷凍焼けも防止できます。
また、冷凍庫の中でも温度を一定に保つことも重要です。冷凍庫内の一番奥や冷気の吹き出し口付近など、温度変化が少ない場所に保存しましょう。
【干物の冷凍保存手順】
1.干物を1枚ずつ、ラップでピッタリと包む
2.さらに新聞紙やアルミホイルで包む
3.最後に冷凍用の密閉袋に入れる
冷凍した干物の解凍方法は?

冷凍保存したアジなどの干物を美味しく食べるためには、解凍方法がとても重要です。解凍方法を間違えてしまうと、干物本来の風味や食感が損なわれてしまいます。干物を美味しく解凍するための方法を紹介します。
冷凍した干物の常温での解凍はNG
冷凍保存した肉や魚を解凍する際に出てくる水分は、ドリップと呼ばれる物です。ドリップには風味や旨味成分、栄養分も含まれており、ドリップの量が多くなるほど味や食感が損なわれます。特に、常温解凍すると冷凍された干物と室温との温度差が大きくなり、細胞が壊れやすくなることでドリップが出やすくなります。
さらに、常温解凍の際に室内の温度が高いと、細菌が繁殖しやすい環境となり、食中毒の原因になりかねません。干物を美味しく、安全に食べるためには、常温解凍は避けましょう。
解凍法①凍ったまま焼く
冷凍保存したアジなどの干物を美味しく食べるには、解凍せずに冷凍のまま焼く方法が最も適しています。ドリップによる旨味の流出を防ぎ、風味を閉じ込めたまま調理できるからです。魚焼きグリルだけではなく、フライパンやトースターなどでも焼けます。
なお、焼く時は、まず身側から焼き始めてください。表面に焼き色が付いたら、裏返して皮側を焼きましょう。この手順を守ることで、身が崩れにくく、綺麗に焼き上がります。
解凍法②冷蔵庫で解凍してから焼く
冷凍のまま焼くのが難しい場合や干物に厚みがある場合は、冷蔵庫で解凍してから焼きます。解凍してあるため、火が通りやすく、調理時間の短縮も可能です。この場合、冷凍庫から出した干物を冷蔵庫に移し、3〜4時間ゆっくりと時間をかけて解凍します。解凍時にドリップが出た場合は、キッチンペーパーなどで拭き取ってから焼いてください。
できるだけドリップが出ないよう、焼く直前まで冷蔵庫に入れておくことがポイントです。
解凍後の干物はなるべく早く食べ切ろう
アジなどの干物を解凍した後は、安全面や美味しさを保つためにも、できるだけ早めに食べ切りましょう。解凍後の干物を冷蔵庫で保存する場合、賞味期限は1週間ほどです。ただし、時間が経つにつれて風味は徐々に落ちていきます。また、冷凍保存前の状態や鮮度によっても賞味期限は変わります。調理前に状態や匂いをよく確認することが重要です。
なお、一度解凍した干物の再凍結は避けてください。再冷凍すると、旨味成分が流れ出し、風味が大きく損なわれてしまいます。食べ切れる分だけを解凍しましょう。
干物の冷凍保存方法を知ろう
アジなどの干物は、正しい方法で冷凍すれば、1ヶ月ほど保存できます。保存する際のひと手間や解凍方法のポイントを抑えることが大切です。冷凍保存を活用して、干物を美味しく安全に食べましょう。
