にんにくの賞味期限はいつまで?冷蔵庫での日持ちは?保存方法別に紹介!
にんにくの賞味期限を知っていますか?冷蔵庫で日持ちするのでしょうか?今回は、にんにくの〈丸ごと・すりおろし〉別の賞味期限や、正しい保存方法を紹介します。にんにくの賞味期限切れで腐るとどうなるかも紹介しますので参考にしてください。
目次
にんにくの賞味期限は?冷蔵庫でいつまで日持ちする?

さまざまな料理に使えて便利なにんにくですが、どれくらいの期間日持ちするのでしょうか。丸ごとやおろしたにんにくなど、状態や保存環境によって賞味期限が変わるのかも気になるところです。生のにんにくに加え、市販のチューブタイプの賞味期限も紹介します。
【丸ごと】保存した場合の賞味期限
| 状態 | 常温保存 | 冷蔵保存 | 冷凍保存 |
| 丸ごと | 1週間~10日 | 1~2ヶ月 | 半年 |
皮付きのにんにくは、常温、冷蔵庫、冷凍庫のいずれでも保存できます。にんにくは水分に弱いため、保存する際はしっかり乾燥していることを確認しましょう。冷蔵庫で保存する場合は、野菜室ではなくチルド室に入れると発芽しにくくなり、より日持ちします。また、外皮のみ除いて丸ごと冷凍しておけば、カビの発生を防ぎつつ、半年ほど保存可能です。
【使いかけ・皮を剥いた後】の賞味期限
| 状態 | 常温保存 | 冷蔵保存 | 冷凍保存 |
| 使いかけ・皮を剥いた後 | 非推奨 | 1週間 | 約3ヶ月 |
使いかけや薄皮まで剥いた後のにんにくは、丸ごと保存する場合と比べて賞味期限が短めです。乾燥しないようにラップに包んで冷蔵庫や冷凍庫で保存しましょう。用途に合わせてカットしておくと、そのまま料理に使えて便利です。しかし、薄皮を剥いたにんにくは香りや風味が飛びやすく、日持ちしないため早めに使い切りましょう。
【すりおろし】保存した場合の賞味期限
| 状態 | 常温保存 | 冷蔵保存 | 冷凍保存 |
| すりおろし | 非推奨 | 2~3日 | 約1ヶ月 |
すりおろしにんにくは、数日で使い切る場合は冷蔵庫で、長期の保管の場合は冷凍庫がベストな方法です。常温での保存は傷みやすく、日持ちしないため不向きです。使う量ごとに小分けしてラップで包み、密閉容器などに入れて保存しましょう。
にんにくは、金物と反応すると緑に変色する場合があります。人体に影響はありませんが、セラミックやプラスチックのおろし器を使用すると変色を防げます。また、刻みにんにくの場合も同様の方法で冷凍保存が可能です。賞味期限はおろしにんにくと同様に約1ヶ月です。
【漬け】保存した場合の賞味期限
| 種類 | 賞味期限 |
| 醤油漬け | 冷蔵庫で2~4ヶ月 |
| はちみつ漬け | 冷蔵庫で約1年 |
| オリーブオイル漬け | 冷蔵庫で半月~1ヶ月 |
にんにくはオリーブオイルやはちみつ、醤油に漬けることで、風味を損なわずに美味しく楽しめます。醤油漬け・オリーブオイル漬けにする場合は、薄皮までむいたにんにくを清潔な容器に入れます。にんにくがしっかり浸かる量の醤油、またはオリーブオイルを注ぎ、蓋をして冷蔵庫で保存しましょう。
はちみつ漬けは、根元をカットして皮を剥いたにんにくと、全体が浸る量のはちみつを容器に入れ、冷蔵庫で約3ヶ月熟成させます。そのまま食べるほか、料理の隠し味や風味付けにも使えます。瓶詰めの中の液体が減ってきた場合は、都度継ぎ足してにんにくが常に浸かっている状態を保ってください。
常温での保存も可能ですが、気温や湿度の高い夏場は冷蔵庫で管理すると安心でしょう。
【にんにくチューブ】の賞味期限
| 賞味期限 | |
| 未開封 | 1年~1年半 |
| 開封後 | 1~3ヶ月 |
未開封のにんにくチューブは真空パックになっているため、賞味期限が比較的長めです。一方、開封後は空気に触れて酸化が進み、あまり日持ちしません。風味や味が劣化するため、メーカーの賞味期限の表記に関わらずなるべく早めに使い切りましょう。また、未開封の物は常温保存が可能ですが、開封後は必ず冷蔵庫に入れて保存してください。
にんにくが賞味期限切れで傷むとどうなる?

にんにくは、劣化すると見た目や風味などに変化があるのでしょうか。賞味期限が切れて劣化が進み、食べられなくなってしまったにんにくの見極め方を説明しましょう。
にんにくが傷んで食べられない場合の特徴
生のにんにくが腐ると白いカビが生えたり、黒や茶に変色したり、通常とは違う見た目に変化します。また、傷み始めると酸っぱい匂いが現れ、さらに腐敗が進むと生ごみのような悪臭を放ちます。
チューブタイプのにんにくも風味の変化や変色、異臭がないかを確認して判断してください。内容物が分離していたり、苦味を感じたりする場合は劣化のサインです。賞味期限内であっても使用せず廃棄しましょう。
【傷んで賞味期限が切れたにんにくの特徴】
・カビが生えている
・ぬめりが見られる
・変色が見られる
・乾燥しきっている
・柔らかい感触になっている
・液状化している
・異臭を放っている
芽が出たにんにくは食べても大丈夫
にんにくは、しばらく保存していると中心の芯の部分から緑の芽が伸びてきます。芽に毒性はないので、基本的には食べられます。しかし、芽の部分は香りが強すぎて料理の風味を損ねたり、加熱すると焦げやすかったりと、調理トラブルの原因になりがちです。にんにくから出た芽は、調理前に取り除いておくのがベストです。
にんにくを日持ちさせる保存方法は?

にんにくをなるべく日持ちさせるためには、環境によって適切な保存方法を理解することが大切です。傷みにくい保存方法を心がけることで、日々の食卓で安全ににんにくを使えます。
①常温での保存方法・ポイント
にんにくは湿気に弱いため、常温で保存する場合は、水気や高い湿度を避けることが大切です。風通しの良い籠やざるに入れておくと、比較的日持ちしやすくなります。また、販売時のネットに入った状態のまま、風通しの良い場所に吊るして保存しておく方法もあります。
【にんにくを常温保存する時のポイント】
・直射日光にさらさない
・風通しの良い場所に置く
・風通しのある容器に入れる
②冷蔵での保存方法・ポイント
丸ごとのにんにくを日持ちさせたい場合は、常温よりも冷蔵庫で保存しましょう。冷蔵庫で保存する際は、皮を剥かずにキッチンペーパーで包み、密閉できる袋に入れましょう。
キッチンペーパーで包むことで、冷蔵庫内での過度な乾燥を防ぎつつ、余分な湿気を吸収できます。にんにくに水気が残っているとカビの原因になります。保存前に水分をしっかり拭き取ることが大切です。
【にんにくの冷蔵保存方法】
1.水分がついていないか確認する
2.キッチンペーパーに包む
3.チャック付き保存袋に入れる
4.温度が適切なチルド室で保存
③冷凍での保存方法・ポイント
より賞味期限を延ばしたい場合は、丸ごとのにんにくを1片ずつばらして冷凍保存しましょう。皮付きのまま冷凍すると風味が落ちにくく、保存性が高まります。また、皮を残してラップで包むと、乾燥も防げるでしょう。使用する際は、根元を切り落としたにんにくを水に1分ほど浸すと、皮が剥きやすくなります。
【にんにくの冷凍保存方法】
1.丸ごとのにんにくを1片ずつにばらす
2.薄皮の直前まで皮を剥く
3.2〜3片ずつラップでくるむ
4.チャック付き保存袋に入れて保存
にんにくを賞味期限以内に使い切るレシピ!
にんにくを調味料や風味付けとしてだけでなく、料理に取り入れると賞味期限内に使い切りやすくなります。にんにくの風味や旨味を活かした、手軽で美味しい料理3選を紹介します。
①にんにくのバター焼き

【材料】
・にんにく:丸ごと1ケ
・しょうゆ:適量
・バター:20g
にんにくのバター焼きの作り方を紹介します。
【作り方】
1.にんにくはバラして一つずつにする
2.にんにくの皮を剥き、根元をカットする
3.バターを入れたフライパンを弱火にかける
4.2を加えて、弱火でじっくりと揚げ焼きをする
5.皿に移し、しょうゆをひとまわしする
にんにくを丸ごと一つ使えるレシピです。弱火でじっくり揚げ焼きにすることで、ほろりと崩れる食感になります。バターとにんにくの風味が食欲をそそる一品で、お酒のおつまみにも適しています。
②にんにくアヒージョ

【材料】
・にんにく:丸ごと1ケ
・オリーブオイル:200cc
・唐辛子:1本(お好きな量)
・塩:小さじ1
にんにくアヒージョの作り方を紹介します。
【作り方】
1.にんにくはバラして一つずつにする
2.にんにくの皮を剥き、根元をカットする
3.唐辛子は輪切りにする
4.小さめの鍋にオリーブオイルと2と3を入れて、塩をかける
5.弱火にかけ、にんにくに火が入るまで様子を見ながら煮て完成
にんにくを大量消費できる、アヒージョのレシピです。オリーブオイルとにんにくの風味が食欲をそそります。唐辛子の量は好みに合わせて調整しましょう。きのこや海鮮を入れてアレンジすれば、パーティ料理にも最適です。
③素揚げにんにく

【材料】
・にんにく:丸ごと1ケ
・サラダ油:適量
・塩:適量
素揚げにんにくの作り方を紹介します。
【作り方】
1.にんにくは最後の皮を残して一つずつにバラす
2.鍋に油を注ぎ、にんにくを弱めの中火で素揚げにする
3.にんにくから気泡が上がってきたら火を弱める
4.7分程度、焦げないように揚げ続け、気泡が小さくなったら取り出す
5.お好みで塩をかけて、皮を剥きながら食べる
皮のままあげることで蒸されたにんにくが美味しい、おつまみにもおかずにも合う一品です。にんにくのサイズが大きい場合は、楊枝などで小さい穴を開けることで火が通りやすくなります。にんにくの風味を活かして、パンに塗ったりパスタに和えたりしても美味しいでしょう。
にんにくを賞味期限内に美味しく食べ切ろう
にんにくは、風通しの良さや乾燥しすぎに気をつけて正しく保存すれば、日持ちする便利な野菜です。香り付けや臭み取りに使えるだけでなく、滋養強壮や抗菌作用にも優れ、日々の健康をサポートしてくれる存在といえるでしょう。傷みがないかを見極めながら、美味しく安全ににんにくを日々の食生活に取り入れてください。
