きのこの賞味期限はどれくらい?書いてない?種類別に保存方法や腐るとどうなるかも紹介!

きのこの賞味期限(消費期限)を知っていますか?書いていないことが多いでしょう。今回は、きのこの賞味期限・日持ちの目安を〈しめじ・エリンギ・舞茸〉などの種類別に紹介します。きのこが腐るとどうなるかや、長持ちする保存方法も紹介しますので参考にしてください。

目次

  1. きのこの賞味期限はどのくらい?なぜ書いてない?
  2. きのこの賞味期限の目安は冷蔵庫で1週間程度
  3. きのこなど生鮮食品には賞味期限の記載はない
  4. 【種類別】きのこの賞味期限・日持ちの目安は?
  5. 【しめじ】の賞味期限・日持ち:冷蔵5~7日・冷凍1ヶ月
  6. 【舞茸】の賞味期限・日持ち:冷蔵3~5日・冷凍1ヶ月
  7. 【エリンギ】の賞味期限・日持ち:冷蔵約1週間・冷凍1ヶ月
  8. 【えのき】の賞味期限・日持ち:冷蔵約1週間・冷凍1ヶ月
  9. 【ひらたけ】の賞味期限・日持ち:冷蔵2~3日・冷凍6ヶ月
  10. 【しいたけ】の賞味期限・日持ち:冷蔵1週間・冷凍1ヶ月
  11. 【マッシュルーム】の賞味期限・日持ち:冷蔵約5日・冷凍1ヶ月
  12. きのこが腐るとどうなる?見分け方は?
  13. 腐ったきのこの特徴
  14. 賞味期限切れで腐ったきのこを食べると食中毒の危険も

きのこの賞味期限はどのくらい?なぜ書いてない?

多くの食品のパッケージには賞味期限や消費期限の表示がありますが、きのこには見当たらない場合があります。きのこを美味しく食べられる期間が分かりにくいので、賞味期限の表示は必要と感じる人もいるでしょう。きのこの賞味期限が書かれていない理由について紹介します。

きのこの賞味期限の目安は冷蔵庫で1週間程度

きのこは賞味期限や消費期限が設定されていませんが、品質を保ったまま食べられる期間の目安は存在します。きのこの種類によって賞味期限の長さに多少の違いはありますが、冷蔵庫で保存した場合は1週間を目安に早めに使い切ると良いでしょう。

ただし、冷蔵庫によって庫内の温度や環境は異なり、日数だけでは判断できないので、きのこの状態を確認しながら使うことが大切です。

きのこなど生鮮食品には賞味期限の記載はない

きのこのパッケージには、賞味期限や消費期限が書いていない物が多いです。期限が書かれていないので、いつまで食べられるのか分かりにくいと感じる人もいるでしょう。賞味期限を表示しない理由は、食品表示法が関係しています。きのこは加工が施されていない生鮮食品に分類されておらず、期限表示の対象には含まれていません。

賞味期限や消費期限の表示が義務付けられているのは加工食品や食肉であり、それ以外の生鮮食品には記載の義務がないのです。ただし、期限が記載されていないからといって日持ちする訳ではありません。安全にきのこを食べるために、どれくらい日持ちするのか目安を知っておくと良いでしょう。

【種類別】きのこの賞味期限・日持ちの目安は?

種類 冷蔵 冷凍
しめじ 5~7日 1ヶ月
舞茸 3~5日 1ヶ月
エリンギ 約1週間 1ヶ月
えのき 約1週間 1ヶ月
ひらたけ 2~3日 6ヶ月
しいたけ 1週間 1ヶ月
マッシュルーム 約5日 1ヶ月

きのこは種類ごとに特徴が異なり、傷みやすさにも差があるので冷蔵庫や冷凍庫での保存を前提としても、日持ちの感覚が掴みにくいでしょう。適切に管理するには、それぞれの賞味期限の目安を把握しておくことが重要です。きのこを冷蔵庫や冷凍庫で保管する場合の、種類別の賞味期限の目安や長持ちする保存法について紹介します。

【しめじ】の賞味期限・日持ち:冷蔵5~7日・冷凍1ヶ月

ぶなしめじは石づきの部分から傷みやすく、カビが見られたり色が変わったりしている場合は食べるのは控えた方が無難です。また、軸やかさにぬめりが出ている状態のしめじも、腐敗が進んでいる可能性があります。

日持ちを延ばしたい場合は冷凍が適し、調理に使いやすい形で保存しておくと良いです。石づきを取り除いた後、房を小さく分けてから保存袋に入れ、平らな状態で冷凍庫に入れると使う際に取り出しやすくなるでしょう。

【舞茸】の賞味期限・日持ち:冷蔵3~5日・冷凍1ヶ月

舞茸は腐敗が進むと水分が出やすくなります。パックのまま冷蔵庫で保存している場合は、水滴が増えているかどうかでも状態の変化を確認できます。さらに、きのこの軸が黒ずんでいたり、酸味を感じる臭いがしたりする場合も腐敗が進んでいるサインです。

冷凍保存すると日持ちが延び、旨味が増す効果も期待できます。表面の汚れを取り除き、扱いやすい大きさに分けてから保存袋に入れて冷凍庫に入れてください。解凍すると水分とともに旨味成分が流れてしまうので、料理には凍ったまま使用しましょう。

【エリンギ】の賞味期限・日持ち:冷蔵約1週間・冷凍1ヶ月

エリンギは時間の経過とともに弾力が失われ、触れた際の感触が弱くなっていきます。さらに、軸の部分が黄色や赤色へと変わっている場合は傷んでいる可能性があり、食べるのは控えた方が無難です。

エリンギを乾燥させると、保存期間を延ばせます。薄く切ったエリンギを重ねずに並べ、天日で数日かけて水分を抜くのがコツです。内部まで十分に乾かさないと傷みの原因になります。完全に乾いた物は常温で約1年保存でき、水で戻してから調理に使用できます。

【えのき】の賞味期限・日持ち:冷蔵約1週間・冷凍1ヶ月

えのきは、かさの部分が崩れて簡単に外れてしまう状態になると傷んでいる可能性があるでしょう。さらに、表面にぬめりが出ている場合や、軸の色が黄色や茶色へ変化している物も腐敗が進んでいるサインとされています。日持ちを延ばしたい場合は、えのき氷にして冷凍すると良いでしょう。

えのきを細かくしてペースト状にした後、加熱してから製氷皿に流し入れ、冷凍庫に入れます。この状態であれば約2ヶ月保存でき、必要な分だけ取り出せて使い勝手が良く便利です。調理時は解凍せず、そのまま汁物や炒め物に加えてください。また、えのきの石づきの菌床とおがくずを切り落とし、房を分けて保存袋に入れた物は冷凍庫で1ヶ月の保存が可能です。

【ひらたけ】の賞味期限・日持ち:冷蔵2~3日・冷凍6ヶ月

水分が多いひらたけしめじは、袋の中に湿気がこもると傷む原因になります。触感が水っぽい物や酸っぱい臭いがする物は傷んでいる恐れがあり、食べない方が無難です。ひらたけは保存期間が短いので、すぐに食べ切れない場合は冷凍すると良いでしょう。

まず使いやすいサイズに切り、冷凍用の保存袋に入れます。半冷凍の状態になったタイミングで一旦取り出してバラバラにすると、くっつかずに冷凍できます。冷凍庫で6ヶ月保存できますが、時間が経つと風味が落ちてしまうので、できるだけ早く消費しましょう。

【しいたけ】の賞味期限・日持ち:冷蔵1週間・冷凍1ヶ月

しいたけはかさの裏側や軸の部分が黒く変わっている場合、カビの発生などにより傷んでいる可能性があります。また、切った断面がピンク色や茶色に変化しているのも、腐敗が進んでいるサインです。長期的に保存したい場合は、干ししいたけにすると良いでしょう。

硬い石づきを取り除き丸ごと干すか、調理しやすい形にカットしてから重ねずにザルに並べ、天日で乾燥させてください。手で触れたときに軽く感じ、表面が乾いた状態になるまで乾燥させるのがポイントです。干ししいたけにすると常温でも約2ヶ月保存できます。

【マッシュルーム】の賞味期限・日持ち:冷蔵約5日・冷凍1ヶ月

マッシュルームは時間の経過とともに水分が滲み出やすくなり、軸が黒っぽく変化していきます。さらに全体が柔らかくなったり、表面にぬめりが出ていたりする場合は品質が低下しているので、食べるのは控えましょう。かさの内側にあるひだや切り口が黒くなっている物は、他に異常がなければ食べることが可能です。

長く日持ちさせたい場合は、丸ごとまたは使いやすい形に切ってから冷凍庫で保存します。冷凍前にレモンの果汁を加えておくと酸化を抑え、変色しにくくなります。密閉できる袋に入れて冷凍庫で保存し、約1ヶ月を目安に使い切りましょう。調理するときは、冷凍のまま使用してください。

きのこが腐るとどうなる?見分け方は?

きのこは水分を多く含み、冷蔵庫に入れていても保存状態によっては品質が急激に落ち、気付かないうちに腐敗が進む恐れがあります。安全に食べるには、きのこの状態の変化を正しく見極めることが大切です。きのこが腐った際に見られる変化や見分け方について紹介しましょう。

腐ったきのこの特徴

きのこは腐敗が進むにつれて見た目や匂いにさまざまな変化が現れます。初期の段階では水分が抜けてしなびた状態へ変わります。この時点では腐敗が進行していない場合もありますが、日持ちはしない状態なので早めに使い切りましょう。さらに劣化が進むと、茶色や黒っぽい変色が現れます。取り除けば使用できる場合もありますが、全体に広がっていたら食べられません。

新鮮なきのこは穏やかな香りがしますが、酸味を感じる臭いや生臭さ、刺激のある臭いがする場合はすぐに処分してください。腐ったきのこは他の食材へカビや細菌を広げる場合もあるので、発見したら適切に処分しましょう。

【腐ったきのこの特徴】
・しわや乾燥が目立つ
・変色や黒い斑点がある
・表面にぬめりやカビが見られる
・異臭がする

賞味期限切れで腐ったきのこを食べると食中毒の危険も

ぬめりが出たりカビが生えたりして腐ったきのこを食べると、食中毒を起こす危険があります。食中毒の主な症状としては吐き気や嘔吐、腹部の痛み、下痢などがあります。下痢や嘔吐が続く場合は水分が失われやすく、脱水を防ぐためにもこまめな水分補給が必要です。

発熱や強い倦怠感、頭の痛み、寒気といった全身の不調が出る場合もあります。症状が軽い場合は自宅での休養と水分補給によって回復することもありますが、状態が悪化したり強い症状が続いたりする場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

きのこの賞味期限・日持ちを知っておこう

きのこのパッケージには賞味期限の表示がないので、日持ちの目安を理解しておくことが大切です。種類ごとに傷みやすさが異なる点には注意しましょう。変色やぬめり、臭いなどの変化が見られたら、食べずに処分してください。きのこの賞味期限と日持ちを正しく理解し、冷蔵庫や冷凍庫で適切に保存して日持ちさせて使い切りましょう。

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