7月が旬の食材・食べ物といえば?季節の野菜・魚介や高級食材を紹介!
7月が旬の食材・食べ物を知っていますか?今回は、7月が旬の美味しい〈野菜・魚介類・果物〉などの食材・食べ物を紹介します。7月の季節にぴったりな高級食材や、6月・8月にかけて旬を迎える食材も紹介しますので参考にしてください。
目次
7月が旬の食材・食べ物といえば??

梅雨が明け、本格的な夏が始まる7月は気温が急激に上がり、夏バテになる人は少なくありません。日々の暑さに疲れ切った体には、7月に旬を迎える野菜や果物、魚介を使ったグルメを積極的に取り入れたいものです。食材は旬を迎える季節に栄養価が最も高くなり、厳しい暑さを乗り切る助けになります。7月に旬を迎える食材を紹介します。
【野菜】7月が旬の食材・食べ物は?
夏本番を迎える7月は、夏ならではの旬の野菜が豊富に揃う時期です。スーパーに並ぶ野菜を見るだけで、本格的な夏の到来を感じられるでしょう。7月に旬を迎える野菜について紹介します。
①枝豆
6月下旬~8月に旬を迎える枝豆は日本全国で栽培されていますが、特に群馬県と秋田県で多く生産されています。枝豆にはメチオニンという成分が豊富に含まれ、アルコールの分解を助ける効果があり、お酒のおつまみにすると二日酔いに効果が期待できるといわれています。
その他にも筋肉や骨を作るのに欠かせないタンパク質や、美肌効果のあるイソフラボンが豊富です。食物繊維、葉酸、ビタミンB1・B2、カリウムなども含み、夏の疲れの予防に効果が期待できます。
【枝豆の主な料理、レシピ】
・塩茹で
・炊き込みご飯
・サラダ
・スープ
②かぼちゃ
国内で生産されているかぼちゃは、夏と冬の2回旬を迎えます。7月~8月が最も収穫量が多く、夏に旬を迎えるかぼちゃは水分が多く甘さは控えめで、暑さで食欲が落ちやすい時期には夏バテの体にも美味しく食べられるでしょう。夏に収穫したかぼちゃは、適切な環境で数ヶ月ほど追熟させると秋から冬に濃厚で甘い味わいになります。
かぼちゃは野菜の中でもβ-カロテン、ビタミンE、ビタミンCなどの抗酸化作用を持つ栄養成分を豊富に持ち、体内の活性酸素の働きを抑制して老化を予防する効果が期待できます。腸内環境を整える食物繊維や、むくみの軽減に期待ができるカリウムも豊富です。
【かぼちゃの主な料理、レシピ】
・煮物
・サラダ
・天ぷら
・スープ
③とうもろこし
とうもろこしは穀物やポップコーンに加工する物、家畜の飼料用など、用途によってさまざまな品種が存在します。一般的に食べられているのは、スイートコーンと呼ばれる6月~9月中旬に旬を迎える物です。全国的に栽培されていますが、北海道で約40%のスイートコーンが栽培されています。
とうもろこしは穀物に分類され、エネルギー源となる炭水化物が豊富に含まれます。白米100gには40gの炭水化物が含まれますが、とうもろこしはおよそ25gです。カロリーを抑えつつも、食物繊維やビタミン、ミネラルも摂取でき、食欲が落ちる夏におすすめの野菜といえるでしょう。なかでもビタミンB1が多く、疲労回復やアルコールの分解に効果があります。
【とうもろこしの主な料理、レシピ】
・コーンポタージュ
・焼き、茹でとうもろこし
・サラダ
・炊き込みご飯
④ゴーヤ

沖縄料理に欠かせないゴーヤはニガウリとも呼ばれ、6月~8月に旬を迎えます。ゴーヤの注目成分は、モモルデシン、カリウム、ビタミンCなどです。これらの成分は美肌効果やむくみの改善、夏バテ予防など健康や美容に効果が期待できます。特に苦み成分のモモルデシンは、研究によりさまざまな健康効果があるといわれているようです。
ゴーヤは胃腸の粘膜を保護し、夏バテによる食欲不振を改善する効果もあります。高い血糖値や血圧を下げたり、お腹の調子を整えたりする効果も期待されています。ゴーヤの栄養素を活かすには、動物性たんぱく質や油などの食材と一緒に摂取できる料理のレシピを取り入れましょう。
【ゴーヤの主な料理、レシピ】
・ゴーヤチャンプルー
・野菜炒め
・天ぷら
・サラダ
⑤ピーマン

夏の緑黄色野菜の王様とも呼ばれるピーマンは、四国や九州地方では6月上旬から収穫が始まり、東北や北海道では7月上旬から旬を迎えます。ピーマンが持つビタミンCは熱に強く、火を通しても成分が破壊されにくいのが特徴です。コラーゲンの生成に必要で、皮膚や粘膜の健康維持に欠かせません。
β-カロテンも豊富に含まれ、水に溶けにくい性質を持つので、油と一緒に摂取できる食材やレシピで食べると良いでしょう。油と摂取すると効率的に体内に吸収され、肌の健康維持に効果を期待できます。ピーマンならではの苦味はクエルシトリンという成分によるもので、血管を強くし血圧の上昇を抑える健康効果があるといわれています。
【ピーマンの主な料理、レシピ】
・ピーマンの肉詰め
・野菜炒め
・焼きびたし
【魚介・海鮮】7月が旬の食材・食べ物は?
7月は魚の脂乗りや香りのバランスが良く、身も良く引き締まっています。暑さで食欲が落ちる時期こそ、栄養豊富な魚介を食べて暑さを乗り切ってください。7月に旬を迎える魚介や海鮮を紹介しましょう。
①アユ

天然物のアユは熊本県、静岡県、岐阜県で獲れる物が有名ですが、日本全国の川に生息しています。綺麗な水で育ったアユはほのかにすいかのような爽やかな香りがし、香魚とも呼ばれています。この香りはアユが食べる藻類由来のもので、綺麗な水で育った物ほど強く香るのが特徴です。
旬の時期は6月~9月で、産卵を控えるこの時期は身が引き締まり、脂も蓄えています。滋賀県や愛知県ではアユの養殖を行っていますが、こだわりの餌や細やかな温度管理により、天然物にも匹敵する美味しさを楽しめます。
【アユの主な料理、レシピ】
・塩焼き
・甘露煮
・酢の物
②アジ

4月~7月に旬を迎えるアジは15㎝ほどの小さな物から150㎝以上の大きな個体まで存在し、種類は146を超えます。日本では主に真アジ、丸アジ、シマアジが食べられます。最も有名なのは、スーパーでもよく並んでいる真アジです。丸アジは美味しく食べられるだけでなく、安価で手に入りやすいのが特徴です。
シマアジは高級魚として知られ、天然物は養殖物よりも3倍程度の価格で取引されます。アジにはタンパク質、カルシウム、DHA、EPAが豊富に含まれています。脳の働きを活性化し、記憶力の維持に役立つDHAや、動脈硬化の予防に効果を期待できるEPAは健康維持に欠かせません。
【アジの主な料理、レシピ】
・刺身
・塩焼き
・アジフライ
・なめろう
③イワシ

一年を通して流通しているイワシですが、最も美味しいといわれている時期は6月~8月です。この時期のイワシは、入梅イワシと呼ばれます。なかでも千葉県銚子港で水揚げされた物は有名で、親潮と黒潮が交わり、餌が豊富な銚子沖で成長するイワシは身が厚く脂乗りも良くて美味しいといわれています。
イワシはビタミンB群やビタミンDが豊富に含まれ、ストレス軽減や疲労回復に役立つようです。ビタミンDはカルシウムの吸収をサポートする効果があり、骨粗鬆症の予防に効果が期待できるでしょう。日常的な摂取が難しいDHAやEPAなどの骨や血管の健康維持に欠かせない栄養素も豊富に含まれています。
【イワシの主な料理、レシピ】
・塩焼き
・生姜煮
・つみれ汁
・刺身
・梅煮
④キス

本州や四国、九州など広い地域で獲れるキスは6月~9月に旬を迎えます。漁獲量は年々減りつつあり、価格は昔よりも高価です。アオギス、モトギス、ホシギスなどさまざまな種類が存在しますが、日本では主にシロギスが食べられています。
旬を迎えたキスは身が柔らかくて栄養価も高く、ビタミンやオメガ3脂肪酸を含みます。疲労回復に効果を期待できるビタミンB1は、夏の疲れた体を回復させるのに役立つでしょう。肌荒れを防ぎ綺麗な肌を保つビタミンB2も豊富に含まれています。
【キスの主な料理、レシピ】
・素揚げ
・塩焼き
・天ぷら
⑤カンパチ

6月~9月に旬を迎えるカンパチの主な漁場の1つである四国地方の中で、愛媛県や高知県は養殖も盛んです。高知県では、業界内最高ランクの評価を受ける「極美勘八」というブランドが活発に養殖されています。
また温暖な気候の九州地方はカンパチの養殖に適しており、鹿児島県が特に力を入れて「海の桜勘」とブランド名を付けています。餌に焼酎かすや鹿児島茶を混ぜて魚臭さを軽減し、旨みを増しているのが特徴です。カンパチにもDHAやEPAが豊富に含まれ、生活習慣病の予防に効果を期待できるといわれています。
【カンパチの主な料理、レシピ】
・刺身
・煮付け
・ムニエル
・カルパッチョ
【果物・フルーツ】7月が旬の食材・食べ物は?
太陽の恵みをたくさん浴びた果物も、次々と旬を迎え美味しくなります。食欲が揺らぐ7月でも甘くて果汁の多い果物は食べやすく、疲れた体を癒してくれるでしょう。7月に旬を迎える果物を6つ紹介します。
①さくらんぼ
5月~7月に旬を迎えるさくらんぼは、主に露地栽培とハウス栽培の方法で生産されています。5月~7月に収穫されるさくらんぼは、露地栽培の物です。さくらんぼの主な生産地は最も多い出荷量を誇る山形県、次いで北海道、山梨県と続きます。特に有名なのは「佐藤錦」で、さくらんぼの王様や初夏のルビーと呼ばれます。
さくらんぼは酸味と甘さのバランスが良く、果汁を豊富に含んだ柔らかい果肉と、カリウムを豊富に含むのが特徴です。カリウムは体内の余分なナトリウムの排出をサポートする成分です。皮ごと食べれば水溶性と不溶性の食物繊維を両方摂取でき、お腹の調子を整える効果が期待できるでしょう。
②すいか
生産地により差はありますが、すいかは7月~8月に旬を迎えます。主な生産地は熊本県、千葉県、山形県などで、出荷の時期に差があります。7月~8月に旬を迎えるのは山形県の物で、尾花沢市や村山市、大石田町が栽培地です。山形県では尾花沢すいかが主に栽培され、真っ赤で果汁の多い果肉が特徴です。
尾花沢すいかの中では祭ばやし、富士光といった品種が有名ですが、近年は小玉のひとりじめや姫甘泉も注目されています。すいかはカリウムとブドウ糖のバランスが良く、利尿作用があり腎臓病に効果があるといわれています。
③ぶどう・マスカット
茨城県で2006年に品種登録されたシャインマスカットは、ほとんど酸味がなく甘みが強いのが特徴です。強い甘みを持つ果物ですが爽やかな後味で、しつこさはありません。シャインマスカットは早生品種に分類され、早ければ7月から旬を迎えます。生産地は主に山梨県と山形県です。
シャインマスカットで注目したい栄養成分は、ポリフェノールの一種のレスベラトロールです。抗酸化作用に優れ、老化や美肌、疲労感の予防と改善に効果が期待できます。レスベラトロールは皮に多く含まれるので、丸ごと食べると良いでしょう。
④マンゴー
果物の中でも特に濃厚な甘みを楽しめるマンゴーは、5月~7月に旬を迎えます。主に宮崎県や沖縄県で栽培され、7月~8月に最盛期を迎えるのは沖縄産のマンゴーです。国内で有名なのはアップルマンゴーで、オレンジ色の果肉と濃厚な甘みが特徴です。
マンゴーはβ-カロテン、ビタミンC、ビタミンE、カリウム、マグネシウムが豊富に含まれ、紫外線による肌のダメージを防ぐ効果が期待できるでしょう。また、ビタミンB群の一種である葉酸も豊富に含まれており、血液中の赤血球を作る手助けをすることから「造血のビタミン」と呼ばれています。
⑤メロン
贈答用に購入されることもあるメロンは、網の柄がある物と無い物に分かれます。甘みが強い高級なメロンは網状のネット系が多く、手頃な価格で購入できる物は網状になっていないノーネット系が多い傾向です。主に夏の間に市場に出回り、最盛期は5月~7月です。
有名なネット系には、マスクメロンがあります。静岡県や高知県で主に栽培され、黄緑色の果肉と豊富な果汁、強い甘みが特徴です。1本のツルから1個のみ収穫でき、病気や害虫に弱いので高い価格で販売されます。メロンは果物の中でもカリウムが多く、体内の余分なナトリウムを排出し、むくみの予防や改善に効果が期待できるでしょう。
⑥もも
果物の中でも収穫時期が短い桃は、7月に最盛期を迎えます。桃が有名な産地は日本各地にありますが、それぞれで旬の時期や品種は異なります。生産量のトップは山梨県で、栽培されている品種の多くは白鳳です。雑味の無い上品な味わいで、7月中旬~8月上旬まで楽しめます。
他にも福島県のあかつき、長野県の黄金桃やなつっこなども人気です。桃は水溶性食物繊維のペクチンが豊富に含まれ、お腹の調子を整え便秘を解消する効果が期待できるでしょう。
6月・8月に旬を迎える食材は?

6月に旬を迎える野菜にはナスがあります。ナスニンというポリフェノールを含み、抗酸化作用により老化やガンの予防に効果があるといわれています。果物はビワが旬を迎え、β-カロテンが豊富に含まれているので、生活習慣病の予防が期待できるでしょう。6月はアナゴも美味しく食べられる時期で、ビタミンAが豊富で夏バテの予防になります。
8月が旬の野菜にはみょうががあります。発汗を促進し体の熱を排出する効果が期待でき、夏バテ対策に良いでしょう。果物はブルーベリーが旬で、目の健康維持に良いとされるアントシアニンが豊富に含まれます。魚は和洋中どんな料理にも合うスズキが旬を迎え、淡白ですが皮と身の間に旨味があるので皮も一緒に調理してください。
7月の旬の食材を美味しく味わおう
7月は多くの野菜や果物、魚介が旬の時期を迎え、栄養や美味しさを蓄えた物が揃います。旬の食材は日々の料理に取り入れれば季節を感じられ、豊かな食卓になります。夏バテ対策に効果を期待できる食材もあるので、積極的に旬の物を食べて厳しい暑さを乗り切りましょう。









