9月の旬の食材・食べ物といえば?野菜・果物・魚介別にレシピも紹介!
9月の旬の食材・食べ物といえば何があるか知っていますか?今回は、9月に旬を迎える食材・食べ物を〈野菜・果物・魚介〉のジャンル別に一覧で紹介します。9月の旬の食材・食べ物を使ったレシピ・料理や、〈8月・10月・11月〉の旬の食材・食べ物も紹介しますので参考にしてください。
目次
9月の旬の食材・食べ物といえば?

9月は、夏の名残と秋の味覚が入れ替わる季節です。残暑が和らぐにつれて、野菜や果物が秋の顔ぶれへと変わり、海では脂ののった美味しい魚介も出回り始めます。十五夜のお月見や新米の収穫など、秋の味覚を楽しむ行事が増えるのもこの時期ならではです。毎日の料理に使いやすく、高級な品も揃う9月の美味しい旬の食べ物を、ジャンル別に紹介します。
【野菜】9月の旬の食材・食べ物は?
9月の畑では、夏に実った野菜と秋に向けて収穫が始まる根菜が一緒に並びます。実りの季節を迎える代表的な野菜を、産地や美味しい食べ方とあわせて紹介します。
①なす

なすは夏が最盛期ですが、9月に出回る秋なすは実が締まり、種が少なくて食べやすいのが持ち味です。主な産地は高知や熊本、群馬で、ハウス栽培も含めて長い期間出回ります。なすは9割以上が水分でできており、紫紺色の皮にはナスニンと呼ばれるポリフェノールが含まれています。
【なすを使った料理・レシピ】
・揚げ浸し
・麻婆なす
・焼きなす
②さつまいも

さつまいもは8月頃から収穫が始まり、9月は掘りたての新物が多く出回ります。貯蔵して余分な水分を抜くと甘みが増すため、味が濃くなる旬は10月以降です。9月は鹿児島など西日本の産地から早掘りの新物が届き、寝かせて蜜がのる前の爽やかな口当たりが持ち味です。
焼き芋にするととろけるような紅はるかや安納芋は、もう少し寝かせた秋本番が食べ頃になります。また、ビタミンCが豊富で、でんぷんに包まれているため熱に強いのも特徴です。
【さつまいもを使った料理・レシピ】
・天ぷら
・大学芋
・甘煮
③枝豆

枝豆は夏から初秋にかけてが旬で、9月も美味しい時期が続きます。枝豆は未成熟の大豆を収穫したもので、枝付きのまま扱われたことが名前の由来です。主な産地は群馬や千葉、山形で、これらの県が生産量の上位を占めます。塩茹でにした豆は、おつまみや料理の彩りとして使われています。
また、枝豆はたんぱく質やビタミンB1、カリウム、食物繊維、鉄分をバランス良く含むのも特長です。
【枝豆を使った料理・レシピ】
・塩茹で
・かき揚げ
・ずんだ和え
④きのこ

秋に旬を迎えるきのこは、ぶなしめじや舞茸、椎茸などが代表的です。天然のぶなしめじや舞茸は9月下旬頃から出回り始め、香りや食感の良さで古くから親しまれています。旨味の元になるグアニル酸を含み、加熱すると香りとコクが引き立つため、炊き込みご飯や鍋など秋の献立で活躍します。
【きのこを使った料理・レシピ】
・炊き込みご飯
・バター炒め
・味噌汁
⑤里芋

里芋は、8月下旬から10月にかけての秋に旬を迎えます。十五夜の月に里芋を供える「芋名月」の風習があるように、古くから秋の行事と結びついてきました。独特のぬめりが持ち味で、柔らかく煮含めると味がよく染み込み、月見の時期の煮物にもよく使われます。
【里芋を使った料理・レシピ】
・煮っころがし
・芋煮
・田楽
【果物】9月の旬の食材・食べ物は?
9月は果物も充実する季節で、夏のぶどうから秋の柿や栗まで幅広く出回ります。みずみずしいものから、贈り物に選ばれる高級な品種まで揃う時期です。9月に旬を迎え、美味しく食べられる果物を紹介します。
①ぶどう
ぶどうは7月頃から出回り、9月に出荷のピークを迎えます。産地は山梨が全体の4割以上を占め、これに長野や山形が続きます。大粒で甘みの強い巨峰や、種がなく皮ごと食べられるシャインマスカットなど、品種が豊富に揃う時期です。巨峰は多汁で香りが良く、シャインマスカットは糖度が高く酸味が穏やかなのが特徴です。
ぶどうは洗わずに冷蔵庫の野菜室で保存し、食べる直前に水洗いしましょう。
②梨
梨は品種によって7~10月まで旬が続き、9月には多くの品種が出回ります。代表的な幸水は8月が出荷の最盛期で、甘みの中に程良い酸味があります。果汁が多くみずみずしいのも持ち味で、主な産地は千葉や茨城、栃木です。冷やして皮を剥き、そのまま味わうのが定番の食べ方です。
③いちじく

いちじくは露地物が8~10月に収穫され、9月に食べ頃を迎えます。主な産地は和歌山で、全国の収穫量の約2割を占めます。日頃から食べている部分は、果実ではなく花に当たるのが特徴です。そのまま食べるほか、水溶性食物繊維のペクチンが多いためジャムにも向いています。
④柿
柿は9月頃から12月まで旬が続き、9月は早い品種が出回り始めます。産地は和歌山が全体の4割を占め、奈良や福岡が続きます。甘くてそのまま食べられる甘柿と、渋抜きをして味わう渋柿があり、中でも富有柿が代表的です。みずみずしい果肉と上品な甘さで、秋を代表する果物として親しまれています。
硬い歯触りを長く楽しむには、ポリ袋で包んで冷蔵庫の野菜室に入れましょう。
⑤栗

栗は9月頃に旬のピークを迎え、そのまま11月まで出回ります。茨城が国内最大の産地で、熊本や長野でも栽培されています。9月9日の重陽の節句に栗ご飯を炊く習わしがあるように、秋の始まりを告げる味覚として親しまれてきました。硬い鬼皮と渋皮に包まれているため、茹でたり焼いたり、甘露煮にしたりと、一手間かけて味わいましょう。
【魚介・海鮮】9月の旬の食材・食べ物は?
9月は、脂がのった魚も出回り始めます。夏から秋の味覚へと主役が移り変わる9月に旬を迎える代表的な魚介類を、産地や食べ方とあわせて確認しましょう。
①さんま

さんまは秋から晩秋にかけてが旬で、9月になると脂ののったものが出回り始めます。水揚げは北海道が中心で、宮城や岩手など三陸の沿岸も主な漁場です。9月は漁が始まったばかりの走りにあたり、漁場が南へ下る秋が深まるほど脂のりが増します。また三陸沖まで南下する終漁期には、旬の味わいが一層濃くなります。
なお、さんまはDHAやEPAを豊富に含む青魚としても有名です。
【さんまを使った料理・レシピ】
・塩焼き
・蒲焼き
・刺身
②戻り鰹

戻り鰹は8月中旬から9月下旬が旬で、秋に向けて脂がのっていきます。鰹は春に黒潮にのって北上し、夏から秋に南下する物が「戻り鰹」と呼ばれます。三陸沖で多く獲れ、12月にかけてさらに脂のりが増す時期です。春の初鰹に比べ、戻り鰹は脂がのった濃厚な味わいが持ち味です。また、旨味の元になるタウリンも豊富に含まれています。
【戻り鰹を使った料理・レシピ】
・たたき
・刺身
・漬け丼
③さけ

産卵のため川に戻る秋に獲れる「秋鮭」が旬を迎え、9月から本格的に出回ります。水揚げは北海道が大半を占め、岩手や青森でも獲れる魚です。産卵期に沿岸へ寄る9~11月が漁の盛りで、卵を筋子やいくらに仕込むのもこの時期ならではです。塩焼きから石狩鍋まで幅広く使え、秋の食卓に欠かせない存在でしょう。
【さけを使った料理・レシピ】
・塩焼き
・ムニエル
・石狩鍋
④太刀魚

太刀魚は夏から秋に旬を迎え、7~10月にかけてが食べ盛りです。主な産地は愛媛で、これに和歌山や大分が続きます。太刀魚は鱗がなく、全体が白銀色に輝く細長い姿が大きな特徴です。淡白で上品な白身は、塩焼きや天ぷら、刺身など幅広い料理に使われます。
【太刀魚を使った料理・レシピ】
・塩焼き
・天ぷら
・刺身
⑤さば

さばは秋から冬が旬で、9月はその走りに当たる時期です。水揚げは茨城が最も多く、長崎、静岡、三重と続きます。脂がのる本番は秋が深まってからで、10~11月のものを「秋さば」、12~2月のものを「寒さば」と呼びます。EPAやDHAの含有量は、数ある青背魚の中でも群を抜いているのが特徴です。
【さばを使った料理・レシピ】
・味噌煮
・塩焼き
・しめさば
8月・10月・11月の旬の食材・食べ物は?

旬を迎える食材は、月ごとに少しずつ顔ぶれが変わります。8月はとうもろこしや枝豆、桃やスイカ、うなぎなど夏の味覚が盛りです。10月になるとさつまいもや栗、柿やりんごが充実し、さばやぶりも脂をのせ始める頃です。
11月は大根や白菜といった冬野菜に加え、みかんやぶり、牡蠣など冬に向かう味覚が並びます。
9月の旬の食材・食べ物を堪能しよう
9月は秋なすや里芋といった実りの野菜、ぶどうや梨などの果物、さまざまな魚介類が旬を迎えます。旬の食材は味が良いだけでなく栄養も豊富で、価格も手頃になりやすいのが特徴です。夏の名残と秋の実りが入り混じる9月は、毎日の食材選びがより楽しい時期になるでしょう。



