さくらんぼの種類・品種一覧!黒い・カタカナの名前や色・見分け方も紹介!

さくらんぼの種類・品種を知っていますか?今回は、さくらんぼの種類・品種一覧や、数は何種類あるのかを紹介します。一般的な物からあまり知られていない〈黒い・カタカナ〉などのさくらんぼの種類・品種や、見分け方・特徴なども紹介しますので参考にしてください。

目次

  1. さくらんぼの種類・品種の数は?
  2. さくらんぼの種類・品種は1,000種類を超える
  3. さくらんぼの種類・品種を一覧で!見分け方も紹介!
  4. ①佐藤錦
  5. ②紅秀峰
  6. ③紅王
  7. ④高砂
  8. ⑤ナポレオン
  9. ⑥水門
  10. ⑦紅さやか
  11. ⑧紅てまり
  12. ⑨ビング
  13. ⑩豊錦
  14. ⑪月山錦
  15. ⑫香夏錦
  16. ⑬南陽
  17. ⑭大将錦
  18. ⑮サミット
  19. 美味しいさくらんぼの見分け方は?

さくらんぼの種類・品種の数は?

さくらんぼは国内外で広く親しまれていますが、どのような品種があり、全部で何種類あるかを知っている人は少ないかもしれません。さくらんぼの品種数を知ることで、そのバリエーションの豊かさを感じられるでしょう。

さくらんぼの種類・品種は1,000種類を超える

さくらんぼの品種は非常に多く、海外を含めると1,300種以上ともいわれています。大きくは甘果桜桃、酸果桜桃、中国桜桃の3系統に分類され、日本で主に流通しているのは甘果桜桃です。国産だけでも代表品種の佐藤錦をはじめ、紅秀峰、ナポレオンなど約100種もの品種が栽培されています。

さくらんぼの種類・品種を一覧で!見分け方も紹介!

種類・品種 見た目 味・食感
佐藤錦 紅色 果肉が柔らかく、甘味が強い
紅秀峰 紅色 甘味が強く、しっかりとした果肉
紅王 紅色 甘くて酸味が弱く、果肉が硬め
高砂 紅色 甘酸っぱく、果肉が柔らかい
ナポレオン 紅色 強い甘味と適度な酸味、果肉はやや硬め
水門 赤色 果肉は柔らかく、適度な酸味と強い甘味
紅さやか 紅色~黒い紅色 酸味が強く、果肉は硬すぎずジューシー
紅てまり 紅色 強い甘味と程よい酸味、果肉は硬め
ビング 黒い赤色 程よい酸味と甘味で濃厚な味わい、果肉もしっかりしている
豊錦 赤色 優しい酸味と程よい甘味で、果汁も豊富
月山錦 黄色 強い甘味で酸味が少なく、果肉が締まっている
香夏錦 黄色みのある赤~赤色 強い甘味とまろやかな酸味、果肉は柔らかい
南陽 紅色 甘味が強く、酸味が少なくてジューシー
大将錦 赤色 果肉は硬くしっかりしており、甘味が強く、穏やかな酸味が残る
サミット 黒い赤色 甘味と共に少し酸味もあり、柔らかくジューシー

さくらんぼと一口にいっても、甘さや酸味、果肉の食感、粒の大きさなどにそれぞれ違いがあります。代表的な品種から個性豊かな種類まで、その特徴を知って比較すると、自分好みのさくらんぼを見つけられるでしょう。さくらんぼの主な種類と品種について分かりやすく紹介します。

①佐藤錦

【母の日】山形産 「佐藤錦」 150g ※チョコ箱手詰め (造花カーネーション付)

【母の日】山形産 「佐藤錦」 150g ※チョコ箱手詰め (造花カーネーション付)

さくらんぼ王国・山形の「佐藤錦」を一粒一粒、丁寧に手詰めしました

産地:山形県 内容量:150g(24粒・Lサイズ・秀品)

お届け目安:5月5日~10日頃 申込〆切:4月30日

¥150円税込・送料別
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※天候等により出荷時期が前後する場合があります。詳細は予約ページをご確認ください。

・色:紅色
・大きさ:8~12g
・味:酸味が少なく、ジューシーで甘味が強い
・産地:山形県、北海道、山梨県


日持ちに優れるナポレオンと甘味の強い黄玉を組み合わせた品種です。佐藤錦は、国内市場で長年トップシェアを維持しており、有名な産地である山形県などのさくらんぼ狩りでも定番の品種として親しまれています。佐藤錦は、種が小さく、食べられる果肉の割合が多いのも特徴の一つです。収穫期は、6月中旬から7月上旬頃で、紅秀峰や紅さやかの親品種でもあります。

ディノスでは、山形県産の佐藤錦を母の日シーズンに合わせてハウスで育て、色合いや形の整った物を厳選して販売しています。ベテランの技で一粒ずつ丁寧に詰められており、チョコ箱包装でカジュアルなギフトにもよいでしょう。

②紅秀峰

・色:紅色
・大きさ:10g前後
・味:酸味は少なめで、甘味が強い
・産地:山形県、北海道、山梨県


この品種は、佐藤錦と天香錦を交雑して育成されました。ややまだらのある濃い赤色で、佐藤錦よりも見た目は劣りますが、コクのある濃厚な風味が楽しめるさくらんぼです。紅秀峰の実は粒が大きく、果肉がしっかりしているので歯応えがあり、食べ応えも十分に感じられます。紅秀峰の国内生産量は、佐藤錦に次いで2位です。

紅秀峰の収穫時期は6月下旬から7月中旬頃で、他の種類のさくらんぼよりもやや遅いのが特徴です。

③紅王

・色:紅色
・大きさ:16g前後
・味:甘くて酸味が少ない
・産地:山形県


山形県が20年以上の歳月をかけて開発し、2023年に本格流通を開始した新しい種類のさくらんぼです。収穫時期が佐藤錦と紅秀峰の間の6月下旬から7月上旬頃なので、山形県でさくらんぼの出荷を途切れさせない役割も担っています。最大の特徴は圧倒的な大きさで、見た目のインパクトだけでなく、食べ応えや糖度の高さも評価されています。

④高砂

・色:紅色
・大きさ:5~7g
・味:適度に酸味があり、甘味も強い
・産地:山形県、山梨県


アメリカのオハイオ州で育成された種類のさくらんぼで、日本には明治時代に導入されました。アメリカではロックポート・ビガローと呼ばれていますが、国内ではカタカナではなく高砂と命名され、山梨県で古くから栽培されてきた早生品種です。収穫期は5月中旬から6月頃で、さくらんぼシーズンの序盤に出回ります。

実の大きさに対して、種がやや大きいという特徴があります。酸味のある爽やかな味わいで、甘いさくらんぼが苦手な人にも食べやすいでしょう。

⑤ナポレオン

・色:紅色
・大きさ:5~6g
・味:濃厚な甘酸っぱさがある
・産地:山形県、北海道、山梨県


17世紀頃からヨーロッパで栽培されてきた歴史のある品種で、日本には明治時代初期にアメリカから導入されました。ナポレオンは、山形県でさくらんぼ栽培が広がる中、その基盤を支えた有名な品種として知られています。ナポレオンはしっかりとした食感があり、そのまま食べても美味しい味わいですが、ジャムなどの加工にも向いているのが特徴です。

ナポレオンの国内栽培の約8割は山形県が占め、収穫期は6月下旬から7月上旬頃になり、紅秀峰とほぼ同時期に出回ります。

⑥水門

・色:赤色
・大きさ:7g
・味:甘さが強く、適度な酸味もあって濃厚
・産地:北海道、青森県


北海道小樽市の農園で明治時代に偶発実生として、発見された品種です。発見場所の水源地近くにある水門に由来する名前が付けられており、北海道では北光の別名でも古くから親しまれています。果皮は黄色に濃い赤が着色する2色のコントラストで、雨による裂果が少ないのも特徴です。水門の果実はハート形をしており、7月上旬から中旬頃に収穫されます。

⑦紅さやか

・色:紅色~黒色
・大きさ:5~7g
・味:甘味もあるが、酸味が強い
・産地:山形県、秋田県


佐藤錦とセネカを交配した早生品種で、6月上旬に収穫期を迎えます。紅さやかは、収穫の後期になるにつれて果皮が濃くなり、色が濃いほど糖度が高い傾向があります。

果皮だけでなく果肉まで赤く染まるのもこの品種ならではの特性で、見た目がアメリカンチェリーに近い印象です。紅さやかは佐藤錦や紅秀峰と比べると酸味が際立つ種類なので、生食よりもジャムや焼き菓子の素材として利用するとよいでしょう。

⑧紅てまり

・色:紅色
・大きさ:10~11g
・味:強い甘味の中に程よい酸味
・産地:山形県、北海道


ビックと佐藤錦を交配してできた晩生品種で、紅秀峰など他の種類のさくらんぼより成熟が遅く、7月上旬頃に収穫されます。果皮と果肉ともに硬さがあるので日持ちに優れており、上手に保存すれば最大1週間程度は品質をキープできるので、ギフトとして選ばれることも多い種類のさくらんぼです。

⑨ビング

・色:黒い赤色
・大きさ:8g前後
・味:濃厚な強い甘味と程よい酸味
・産地:アメリカ


アメリカのオレゴン州で、育成されたさくらんぼの品種です。日本に輸入されるアメリカンチェリーの約9割を占める主力品種で、カリフォルニア州、ワシントン州、オレゴン州の3地域で主に栽培されています。中でもワシントン州産のビングは、大粒で味がよいと評判です。

黒みを帯びた濃い赤色の果皮は光沢があり、大粒で丸みのある果実の果肉は硬さがあるので日持ちがしやすいのが特徴です。国内産のさくらんぼの収穫が始まる前の5月上旬から店頭に出回り、シーズン序盤に楽しめます。

⑩豊錦

・色:赤色
・大きさ:6g程度
・味:程よい甘味と優しい酸味
・産地:山梨県


ジャボレーや高砂、佐藤錦などが植えられた山梨県の農園で偶発実生として発見された品種で、来歴は明確になっていません。早生品種で、熟期は5月下旬から6月上旬と早めになります。果実はハートの形をしており、果肉はクリーム色で柔らかいのが特徴です。

熟すにつれて味わいが深まりますが、完熟すると軸が取れやすくなるので扱いに注意が必要です。流通量が限られており、希少なさくらんぼの種類として知られています。

⑪月山錦

・色:黄色
・大きさ:10~15g
・味:甘味が強く、酸味が少ない
・産地:北海道、山形県、山梨県


中国の大連市で誕生した品種で、「さくらんぼの女王」とも称されます。生産農家が少なく1本あたりの収穫量も限られているので、市場での流通量は非常に少ない希少な種類です。収穫期は6月下旬から7月上旬頃です。温度変化に弱くデリケートな品種なので、冷やしすぎると風味が損なわれてしまいます。

⑫香夏錦

・色:黄色みのある赤~赤色
・大きさ:6~7g
・味:まろやかな酸味と強い甘味
・産地:山形県、秋田県


佐藤錦と高砂を交配して育成された品種で、昭和の終わり頃に登録されました。佐藤錦の豊かな甘味と多汁でみずみずしい食感、高砂の果肉の柔らかさを引き継ぎ、さくらんぼのサラブレッドともいわれています。早生品種で、市場に出回るのは5月から6月中旬頃になり、佐藤錦よりも早い時期に収穫を迎えます。

⑬南陽

・色:紅色
・大きさ:8~10g
・味:甘味が強く、酸味が少ない
・産地:北海道、山形県


ナポレオンの自然交雑によって生まれた品種で、山形県で発見されました。育成された地域は山形県ですが、色付きのよさから主産地は北海道の余市町となっています。果皮は黄色の地色に日光が当たることで紅色に着色し、丸みのある美しいハートのシルエットが特徴です。収穫期は北海道では7月中旬から下旬頃、山形県では6月下旬頃と産地によって異なります。

⑭大将錦

・色:赤色
・大きさ:10g
・味:甘味が強くジューシー、穏やかな酸味が後味に残る
・産地:山形県


山形県内の農園で発見された種類のさくらんぼで、この農園では佐藤錦やナポレオン、高砂などが植えられていましたが、親品種が何かは特定されていません。大将錦は大粒で、硬く引き締まった果肉の中の種はやや大きいサイズです。大将錦の収穫期は7月上旬からで、さくらんぼシーズンの後半に出回ります。

⑮サミット

・色:黒い赤色
・大きさ:10~13g
・味:甘味と少し酸味があり、すっきりとした後味
・産地:青森県、北海道


カナダ生まれの品種で、ヴァンとサムの交配から育成されました。国内では主に北海道と、青森県の名川地区などで栽培されています。「日本一大きなさくらんぼ」と称されることもある大粒の品種で、収穫期は6月下旬から7月上旬頃になります。上部にややくぼみのあるハート形で、若い時は果肉が硬く、熟していくと柔らかくなるのが特徴です。

美味しいさくらんぼの見分け方は?

ほとんどの種類のさくらんぼでは、鮮やかなルビー色に近づくほど収穫の適期を迎えている目安とされ、一般的に色が濃いほど甘味が増す傾向があります。果皮がしなびていたり実が柔らかくなったりした物は、鮮度が低下しているため避けてください。

軸は実に栄養を届ける役割を担っており、太く緑色を保っている物は鮮度が高い証しです。軸が茶色く枯れている物は実の鮮度も下がっているため、選ばないようにしましょう。表面にツヤがあり、傷や変色のない物を選んでください。

【美味しいさくらんぼの見分け方】
・実の着色がよく、濃い色の物
・軸が太い物
・実の粒が大きく、張りがある物

さくらんぼの種類・品種を知ろう

ナポレオンのような歴史ある品種から、紅王のように近年登場した品種まで、さくらんぼにはさまざまな種類があります。甘みや酸味、日持ちなど、求める味わいや用途によって選ぶべき種類が変わります。品種の誕生の経緯や交配の組み合わせ、産地ごとの特徴を知ると、さくらんぼ選びがより楽しくなるでしょう。

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