レモンの賞味期限・日持ちは?冷蔵庫の保存期間や1ヶ月後は大丈夫かも紹介!

レモンの賞味期限・日持ちはいつまでかを知っていますか?今回は、レモンの賞味期限・保存期間を〈常温・冷蔵庫・冷凍〉や〈丸ごと・切った後〉別に分けて紹介します。レモンが賞味期限切れで腐るとどうなるかや、長持ちする保存方法も紹介しますので参考にしてください。

目次

  1. レモンの賞味期限はいつまで?冷蔵庫の日持ちは何日?
  2. 【丸ごと】レモンの賞味期限・日持ち
  3. 【カット】レモンの賞味期限・日持ち
  4. レモンを日持ちさせる保存方法は?
  5. レモンは基本的に冷蔵保存する
  6. レモンを長期保存したいなら冷凍保存もおすすめ
  7. レモンが賞味期限切れで腐ると?見分け方は?
  8. レモンを日持ちさせたい時は新鮮なものを選ぼう!
  9. レモンの賞味期限内に消費するレシピ3選!
  10. ①レモンジャム
  11. ②はちみつレモネード
  12. ③レモン鍋

レモンの賞味期限はいつまで?冷蔵庫の日持ちは何日?

状態 常温 冷蔵 冷凍
丸ごと 約1~2週間 約1ヶ月 約1ヶ月
カット 非推奨 約2~3日 約3~4週間

レモンは保存方法や温度によって日持ちが変わります。適切に扱わないとすぐに乾燥して風味が落ちてしまうため、常温、冷蔵、冷凍それぞれの保存期間を理解しておくことが大切です。丸ごとのレモンと切った後のレモンの賞味期限の目安を紹介しますので、参考にしてください。

【丸ごと】レモンの賞味期限・日持ち

丸ごとのレモンは保存場所によって賞味期限が変わり、常温では約1〜2週間、冷蔵庫の野菜室なら約1ヶ月保存できます。丸ごと冷凍すると香りや風味をキープしたまま約1ヶ月保存ができ、細胞が壊れるため食感は柔らかく変化して果汁が絞りやすくなります。

【カット】レモンの賞味期限・日持ち

カットしたレモンは、酸化が早くすぐに風味が落ちてしまうため、常温保存は推奨できません。冷蔵庫で保存すれば、香りや酸味を保ちながら2~3日程度日持ちします。長期間保存したい場合はスライスして冷凍する方法が適しており、3~4週間程度が賞味期限の目安です。

レモンを日持ちさせる保存方法は?

レモンを新鮮なまま長く保つには、適した方法での保存が欠かせません。香りやみずみずしさを維持でき、賞味期限も延ばせます。レモンの常温、冷蔵、冷凍それぞれの保存方法を紹介します。

レモンは基本的に冷蔵保存する

レモンは水分が抜けると香りや風味も弱くなるので、乾燥を防ぐために1個ずつキッチンペーパーや新聞紙またはラップで包み、さらにポリ袋や密閉袋に入れて口を閉じましょう。カットしたレモンは断面が乾きやすいため、ラップで包んで、密閉容器に入れて冷蔵すると日持ちします。

【レモンを日持ちさせる冷蔵保存の方法】
1.キッチンペーパーや新聞紙を使って、レモンが完全に隠れるように包む
2.包んだレモンをポリ袋に入れて口を閉じる
3.冷蔵庫の野菜室に、レモンを入れたポリ袋を保存する

レモンを長期保存したいなら冷凍保存もおすすめ

使い切れなかったレモンは輪切りにしてラップで密着させ、冷凍用保存袋に入れて空気を抜き、冷凍庫で保存しましょう。冷凍用保存袋に入れて中の空気を抜くことで霜付きが抑えられ、香りの劣化を防げます。果汁は製氷皿で凍らせておくと長持ちし、必要な分だけ取り出せて便利です。

レモンが賞味期限切れで腐ると?見分け方は?

古くなったレモンは香りが弱まり、酸味のある刺激的な臭いに変化します。皮に白、緑、青、黒色のカビが見える場合は、内部まで菌が広がっている可能性があります。鮮度の高いレモンは皮に適度な硬さがあるのが特徴ですが、手で触れた時に柔らかい場合は腐敗が進んでいる状態です。

また保存期間が半年を超えたレモンや、冷蔵庫で1年ほど保存した物は安全に食べられない可能性が高いので、処分しましょう。

【腐ったレモンの臭いや見た目】
・異臭や発酵臭がする
・皮にカビが生えている
・表面が柔らかくなっている
・果肉が茶色や黒くなっている
・触ると液体がにじむ

レモンを日持ちさせたい時は新鮮なものを選ぼう!

皮にハリのあるレモンは水分を多く含み、果汁が豊富で料理にも使いやすいのが特徴です。ヘタが枯れていない物は収穫してから日が浅い証拠です。果実に重みがあるほど果汁が多く、冷蔵庫で保存しても風味を保ちやすいでしょう。一方で、軽くて乾いたレモンは古くすぐに傷むことが多いため、選ばないようにしてください。

【新鮮なレモンの特徴】
・皮にハリとツヤがある
・ヘタがみずみずしく、緑色を保っている
・果実を持つと重みを感じる
・色が均一で、全体が鮮やかな黄色
・表面にシワや傷が少ない

レモンの賞味期限内に消費するレシピ3選!

レモンは料理やドリンク、デザートなど幅広く使える食材です。保存期間や賞味期限を意識して保存すれば、レモンを長持ちさせながら最後まで無駄なく使えます。レモンを賞味期限内に使えるドリンクや料理を紹介します。

①レモンジャム

【材料】
・レモン:100g
・砂糖:100g


レモンを丸ごと使う、香り豊かなマーマレード風ジャムのレシピです。

【作り方】
1.レモンを皮ごとよく洗い、水から鍋に入れて沸騰後30分ほどゆでる
2.ゆでたレモンを冷まし、薄くスライスして種を取り除く
3.鍋にスライスしたレモンと砂糖を入れ、中火で煮詰める
4.皮が柔らかくなり、とろみが出てきたら完成


皮が厚いレモンを使う場合は、初めの煮る工程で加熱時間を長めにしてください。焦げつきやすいので、木べらで時々混ぜましょう。冷めるととろみが増すため、ややゆるい状態で火を止めるのがコツです。保存期間の目安は、冷蔵庫で約1ヵ月、冷凍で約半年です。

②はちみつレモネード

【材料】
・レモン:2個
・はちみつ:大さじ2
・水:400ml


爽やかな酸味とやさしい甘さが楽しめる、はちみつレモネードのレシピを紹介します。

【作り方】
1.レモンを皮ごとよく洗い、くし切りまたは輪切りにして種を取り除く
2.ピッチャーにレモンと水、はちみつを入れ、スプーンでよく混ぜる


はちみつの量は甘さに合わせて調整し、酸味を強めたい時はレモンを追加しましょう。作ってから1週間経過したら、新鮮なレモンに交換してください。寒い季節はお湯で割ってホットレモネードにすれば、喉のケアにも適しています。

③レモン鍋

【材料】
・レモン:1〜2個
・白菜:1/8個
・しめじ:1/2株
・鶏もも肉:1/2枚(約150g)
・豆腐:1/2丁
・しらたき:1/2袋
・水菜:1/2束
・ニンニク:1/2片
・水:400ml
・鶏ガラスープの素:小さじ2
・酒:大さじ1と1/2
・塩:小さじ1/2

・粗挽きコショウ:適量

賞味期限が近いレモンを美味しく使い切れるレモン鍋のレシピです。

【作り方】
1.レモンを輪切りにし、飾り用に2〜3枚残して残りを絞る
2.ニンニクをスライスし、その他の材料は食べやすい大きさに切る
3.鍋に水を入れて鶏肉と野菜、豆腐、しらたきを加えて火が通るまで中火で煮込む
4.鶏ガラスープ、酒、塩を加えて味を整えて最後に水菜とレモン汁を加える
5.火を止めてから飾り用のレモンをのせ、粗挽きコショウをふれば完成


スライスしたレモンは煮込みすぎると苦味が出やすいため、仕上げに入れてください。手軽に作れる料理で、具材は冷蔵庫にある野菜で自由にアレンジできます。残ったスープは翌日、雑炊やうどんにすると最後まで美味しく食べられるでしょう。

レモンの賞味期限・日持ち期間を知っておこう

レモンは丸ごとの場合、常温で約1〜2週間、冷蔵庫や冷凍庫で1ヶ月ほど保存できます。賞味期限や保存期間を過ぎると香りや酸味が弱くなるため、できるだけ早めに使い切ることが大切です。賞味期限に気を付けながら、今回紹介した保存方法やレシピを参考にレモンを長持ちさせて、最後まで美味しく楽しみましょう。

関連する記事