冬が旬の食べ物・食材といえば?野菜・果物・魚介を使った料理も紹介!
冬が旬の食べ物・食材といえば何があるか知っていますか?今回は、冬に旬を迎える食べ物・食材を〈野菜・果物・魚介〉のジャンル別に一覧で紹介します。冬が旬の食べ物・食材を使った料理・レシピや、〈12月・1月・2月〉が旬の食べ物・食材も紹介しますので参考にしてください。
目次
冬が旬の食べ物・食材といえば?

冬は寒さとともに食材が甘みや脂を蓄え、味覚が深まります。畑では葉物や根菜が一層甘くなり、海では脂がのった魚が旬を迎えます。寒い時期の食事に欠かせない美味しい旬の食材は、鍋や煮込みといった料理にもよく合うのが特徴です。冬に旬を迎える食べ物や食材を野菜、果物、魚介のジャンル別に紹介します。
【野菜】冬が旬の食べ物・食材の一覧
冬の野菜は寒さにあたると、甘みや旨味が一層増します。鍋や煮物で活躍する代表的な冬野菜を、産地やおすすめの食べ方とあわせて順に紹介します。
①大根

大根は晩秋から冬が本来の旬で、寒さが増す時期ほど甘みとみずみずしさが引き立つのが特徴です。千葉や北海道が主な産地で、冬は煮物やおでん、鍋物の主役になります。正月明けの七草がゆに使う「すずしろ」は大根を指し、冬の行事食としても古くから親しまれてきました。部位で味わいが変わるため、料理に合わせて使い分けましょう。
【大根を使った料理・レシピ】
・ぶり大根
・おでん
・大根おろし
②白菜

白菜が最も美味しいのは霜が降りる11~2月で、鍋が美味しくなる時期と重なります。茨城や長野が主な産地で、鍋物を食べたくなる冬に出回りの盛りを迎えます。今の形の白菜が日本に定着したのは明治から大正にかけてで、野菜の中では比較的新しい部類です。繊維に沿って切るとシャキシャキ感が残り、繊維を断つように切ると柔らかく煮上がります。
【白菜を使った料理・レシピ】
・白菜と豚肉の鍋
・浅漬け
・煮浸し
③ねぎ

ねぎが最も甘く美味しくなるのは晩秋から春先で、冬は旬の盛りを迎えます。埼玉や千葉、茨城が主な産地で、寒さで甘みととろみが増す冬が食べ頃です。鍋や鴨南蛮、すき焼きなど、体を温める冬の料理に欠かせません。火を通すと辛みが和らいで甘みが立ち、汁物や鍋で溶けるような口当たりになります。
【ねぎを使った料理・レシピ】
・ねぎま鍋
・焼きねぎ
・ねぎのぬた
④ほうれん草

ほうれん草の本来の旬は11~1月の冬で、色が濃く栄養が増して甘みも強まります。埼玉や群馬、千葉が主な産地で、寒締めのほうれん草は冬の鍋やお浸しに向きます。霜に当たると葉が肉厚になり、甘みが増してえぐみも和らぐのが特徴です。鉄分やビタミンを含み、寒い季節の食卓で重宝される青菜です。
【ほうれん草を使った料理・レシピ】
・お浸し
・胡麻和え
・ほうれん草とベーコンのソテー
⑤れんこん

れんこんは晩秋から冬が旬で、寒い時期のものは粘りが出て甘みも増します。主な産地は茨城の霞ケ浦で、全国のおよそ半分が作られています。栽培の中心は、中国種の改良品種である支那白花種です。歯切れの良い食感と、粘りの強さをあわせ持つのが持ち味です。
【れんこんを使った料理・レシピ】
・きんぴら
・はさみ揚げ
・筑前煮
【果物】冬が旬の食べ物・食材の一覧
冬から春にかけては、甘みののった果物が次々と店頭に並びます。贈り物にも選ばれる冬が旬の果物を、産地や代表的な品種とあわせて紹介します。
①みかん
みかんは秋から旬を迎え、冬には中生から普通温州が出回り、甘みが濃くなるのが特徴です。和歌山や愛媛、静岡が主な産地で、甘みと酸味のバランスの良さを楽しめます。手で皮が剥ける手軽さもあって、冬の果物として長く親しまれています。
みかんは暖房や直射日光の当たらない涼しい場所に置き、濡れていれば水気を拭き取っておきましょう。
②りんご
りんごは秋から冬が旬で、蜜の入ったふじは冬に食べ頃の盛りを迎えます。国内のりんごは青森産が大半を占め、長野や山形が続きます。代表品種のふじは、硬く締まった歯応えと、強い甘みの中の程よい酸味が持ち味です。貯蔵がきくため、冬から春にかけても市場に出回ります。
りんごはポリ袋で密封して冷蔵庫の野菜室に入れると、みずみずしさを長く保てます。
③いちご

いちごは冬から春に旬を迎えて12月頃に店頭へ並び始め、ケーキやデザートでも人気が高まりまる果物です。主な産地は栃木で、これに茨城や福岡が続きます。ハウス栽培が中心のため、クリスマスあたりから春先にかけてが食べ頃で、甘みと酸味のバランスが良いのが特徴です。
④柿
柿は秋から初冬が旬で、富有柿などの甘柿は11~12月上旬まで多く出回ります。生で食べられる甘柿と、渋抜きしてから味わう渋柿があり、冬の初めまで店頭に並びます。富有柿は岐阜県で生まれた完全甘柿で、強い甘みと柔らかな果肉が持ち味です。全体が均一に色付き、重みのあるものが食べ頃です。
柿の歯応えの良さを残すなら、乾燥を防ぐためラップで包んで冷蔵庫の野菜室で保存します。
⑤キウイ
キウイは国産のもが11~5月に出回り、冬から春に旬を迎えます。緑色の果肉のグリーンキウイと、黄色いゴールドキウイが多く出回るのが特徴です。国産は和歌山や愛媛などで多く作られています。代表品種のヘイワードは甘酸っぱく、追熟して柔らかくなった頃が食べ頃です。
硬いキウイの場合は、りんごと一緒に袋に入れておくと追熟が早まります。
【魚介・海鮮】冬が旬の食べ物・食材の一覧
冬の海では、脂を蓄えた魚介類が次々と旬を迎えます。寒い時期ならではの代表的な魚介を、産地やおすすめの食べ方とあわせて確認しましょう。
①ぶり

ぶりは冬が旬で、寒さが厳しくなるほど脂がのり、最盛期のものは「寒ブリ」と呼ばれます。日本海側の佐渡や能登、富山湾の氷見などが、寒ブリの産地として有名です。
脂がのった大物の寒ブリは高級魚扱いで、冬の食卓を代表する一尾です。大きく育つほど呼び名が変わる出世魚としても知られ、縁起物として正月にも好まれます。また、ぶりは青魚の仲間で、DHAやEPAを豊富に含んでいます。
【ぶりを使った料理・レシピ】
・刺身
・ぶり大根
・照り焼き
②たら

たらの旬は鍋の季節である冬で、特に12~2月に身が締まります。寒い時期はオスの白子も大きくなり、鍋料理や汁物に欠かせない冬の味覚です。北海道が国内最大の産地で、宮城や岩手が続きます。クセのない淡白な白身は、鍋やムニエル、フライなど幅広い料理に向いています。
【たらを使った料理・レシピ】
・鍋
・ムニエル
・フライ
③牡蠣

真牡蠣は冬が旬で、11月頃から身が太り始め、寒い時期に旨味が濃くなるのが特徴です。広島が国内最大の産地で、宮城や岡山が続きます。寒い時期の牡蠣は栄養を蓄えて身が膨らみ、濃厚な旨味を味わえます。生牡蠣のほか、カキフライや土手鍋など、加熱しても美味しく食べられます。
また、牡蠣は亜鉛が豊富で、食品の中でも有数の含有量を誇るのが持ち味です。
【牡蠣を使った料理・レシピ】
・フライ
・土手鍋
・酒蒸し
④さば

さばに脂がのって美味しくなる旬は秋から冬で、この時期のものは「寒さば」と呼ばれます。真さばは各地で水揚げされ、茨城や長崎などで多く獲れます。12~2月の寒さばは脂のりが良く、しめさばや味噌煮で持ち味が引き立つのが特徴です。また、塩焼きや煮付けなど、幅広い調理方法に向いています。
さばの脂はEPAやDHAが豊富で、青背魚の中でも群を抜く含有量を誇ります。
【さばを使った料理・レシピ】
・味噌煮
・塩焼き
・しめさば
⑤ほたて

ほたては産卵を控えて身が大きくなる冬が旬で、肉厚の貝柱が出回るのが特徴です。主な産地は北海道で、オホーツクや宗谷などで全国の8割以上が水揚げされています。ほたては甘味のある肉厚の貝柱が持ち味で、刺身では生のまま、溶けるような味わいを楽しめます。焼き物やバター焼き、フライなど、加熱するのも人気の食べ方です。
【ほたてを使った料理・レシピ】
・刺身
・バター焼き
・フライ
12月・1月・2月が旬の食べ物・食材は?

冬の食材は、時期が進むごとに少しずつラインナップが変化します。12月は年末年始に向けて大根やぶり、牡蠣が出揃い、1月は七草がゆやおせちに使う根菜が主役です。
2月になると、ふきのとうや菜の花など春の走りの味覚も徐々に旬を迎えます。秋から冬、そして春へと、月ごとに旬の顔ぶれは移り変わります。
冬が旬の食べ物・食材を堪能しよう
冬は甘みを増した大根や白菜などの野菜、みかんやりんごなどの果物、脂がのった魚介類魚介が揃い、味覚が深まる季節です。冬の旬の食材は栄養が豊富で、鍋や煮込みにすると体の芯から温まります。寒い季節ならではの食材を使って、冬の食卓を豊かに彩りましょう。
