れんこんの保存方法・日持ちは?冷蔵庫・常温など1ヶ月も長持ちさせる方法を紹介!

れんこんの保存方法を知っていますか?冷蔵庫で1ヶ月も長持ちさせることができるのでしょうか?今回は、〈冷凍・冷蔵・常温〉などれんこんの保存方法や、日持ち・保存期間を紹介します。れんこんの日持ちするおすすめレシピも紹介しますので参考にしてください。

目次

  1. れんこんの保存方法は?長持ちさせるには?
  2. れんこんを長持ちさせたい場合は冷蔵or冷凍保存がおすすめ
  3. 【冷蔵】れんこんの保存方法・日持ちは?
  4. 【切ったあと:水につけて】れんこんの冷蔵保存方法・日持ち【1ヶ月ほど長持ち】
  5. 【切ったあと:ラップで】れんこんの冷蔵保存方法・日持ち【1週間】
  6. 【丸ごと:泥・土つきのまま】れんこんの冷蔵保存方法・日持ち【2週間】
  7. 【常温】れんこんの保存方法・日持ちは?
  8. 【冷凍】れんこんの保存方法・日持ちは?
  9. れんこんの冷凍保存方法・日持ち
  10. れんこんの水煮の保存方法・日持ちは?
  11. 【冷蔵】れんこんの水煮の保存方法・日持ち
  12. 【冷凍】れんこんの水煮の保存方法・日持ち
  13. れんこんの日持ちするおすすめレシピ3選!
  14. ①れんこんのきんぴら
  15. ②れんこんの土佐炒め
  16. ③れんこんチップス

れんこんの保存方法は?長持ちさせるには?

大量に購入したり食べ切れなかったりしたれんこんは、風味や食感を保って長期間保存できるのでしょうか。根菜類の野菜であるれんこんを、鮮度を保ち長持ちさせる保存方法について紹介します。

れんこんを長持ちさせたい場合は冷蔵or冷凍保存がおすすめ

保存方法 日持ち(切ったあと) 日持ち(丸ごと)
冷蔵 1週間 約2週間
冷凍 約1ヶ月 約1ヶ月
常温 保存不可 1週間

れんこんは正しい方法で冷蔵庫や冷凍庫に入れておくと、乾燥を防いで新鮮な状態で保存期間を延ばせます。一節丸ごとのれんこんは常温で保存できますが、切ったあとの物は切り口から乾燥して風味や食感が劣化します。長期保存する場合は、必ず冷蔵か冷凍保存してください。

【冷蔵】れんこんの保存方法・日持ちは?

冷蔵保存方法 日持ち メリット デメリット
切ったあと:水につけて 10日 変色を防止する 水をこまめに変える必要がある
切ったあと:ラップで 1週間 乾燥を防ぐ 鮮度が落ちやすい
丸ごと:泥・土つきのまま 2週間 鮮度が長持ちする 保存スペースを広く取る

れんこんは、使ったあとの残りかそのままかによって保存方法が異なります。乾燥に弱いれんこんは正しい方法で保存すれば、風味や食感を保って長期間日持ちさせることが可能です。れんこんの正しい冷蔵保存方法や、どの程度日持ちするのかを説明します。

【切ったあと:水につけて】れんこんの冷蔵保存方法・日持ち【1ヶ月ほど長持ち】

薄切りまたは食べやすく切ったれんこんはすぐに酢水にさらす下処理をしておくと、酸化を防いで変色しにくくなります。れんこんは生のまま長く酢水につけておくと劣化が早くなったり栄養分が流れ出たりするので、水はこまめに変えて保存期間内であっても早めに食べ切るようにしましょう。

またれんこんを縦半分に切ってから保存しておくと、その都度作る料理に合わせたサイズにカットできます。

【れんこんを切ったあと、水につけて冷蔵保存する手順】
1.れんこんの皮を剥いて、食べやすい大きさまたは薄くスライスする
2.カットしたれんこんを保存容器か保存袋に入れる
3.全体がつかる程度の酢水を入れて密閉し、冷蔵庫へ入れる
4.2日に1回程度、酢水を変える

【切ったあと:ラップで】れんこんの冷蔵保存方法・日持ち【1週間】

カットしたれんこんや使いかけで余った物は穴から空気が通りやすくなるので、切り口に湿らせた新聞紙やキッチンペーパーをあてて乾燥を防ぎます。れんこんは空気に触れると水分が失われて変色するので、風味や食感を落とさないためにラップで隙間なく包み、冷蔵庫のなかでも温度の高い野菜室で保存しましょう。

【れんこんを切ったあと、ラップに包んで冷蔵保存する手順】
1.れんこんの切り口に湿らせた新聞紙やキッチンぺーパーをあてる
2.れんこんをラップで包む
3.れんこんをビニール袋に入れて冷蔵保存する

【丸ごと:泥・土つきのまま】れんこんの冷蔵保存方法・日持ち【2週間】

冷蔵庫内は乾燥するため泥や土がついているれんこんを保存する場合は、濡れた新聞紙などで包んで水分を保ちます。また包んで保存することで空気に触れるのを防ぎ、風味や鮮度を落とさずに長期保存が可能です。泥を洗い落としたれんこんの日持ちは約10日程度ですが、泥や土つきのままだと2週間程度まで保存期間が延びます。

【れんこんを丸ごと冷蔵保存する手順】

1.湿らせた新聞紙やキッチンペーパーでれんこんを包む

2.れんこんをビニール袋に入れて空気を抜いて閉じ、冷蔵保存する

【常温】れんこんの保存方法・日持ちは?

れんこんは水田、泥で育つ野菜のため空気や直射日光にさらすと乾燥して劣化が早くなります。湿らせた新聞紙などを使って包むことで長持ちする野菜ですが、れんこんに泥や土がついている場合は、洗わずにそのまま包んで保存するとより日持ちします。

れんこんは常温で約1週間程度日持ちし、泥や土がついたまま包むと約10日間の保管が可能です。なお常温で保存する場合は気温が約25℃以下の時が望ましいので、夏場などの暑い時期は避けましょう。

【れんこんを常温で保存する手順】
1.れんこんを湿らせた新聞かキッチンペーパーで包む
2.包んだれんこんをビニール袋に入れる
3.袋の口をゴムなどで縛る
4.冷暗所かつ風通しの良い場所で保存する

【冷凍】れんこんの保存方法・日持ちは?

れんこんは冷蔵庫、常温などさまざまな方法で保存が可能な野菜ですが、冷凍庫で凍らせて日持ちを長くできるのでしょうか。冷凍庫でれんこんを保存する方法や、日持ちがどの程度かを紹介します。

れんこんの冷凍保存方法・日持ち

れんこんは好みの形にカットして酢水に2~3分つけてから冷凍すると、アク抜きができるうえに変色を防いで保存が可能です。れんこんに酢の匂いが移るので、長時間酢水にさらすのは避けましょう。れんこんが大量にある場合は、皮を剥いた物をすりおろして酢やレモン汁を加えれば、保存袋やラップで小分けにして冷凍できます。

また、れんこんは下茹でしてからの冷凍保存も可能です。下茹でする場合は酢を入れて沸騰させたお湯で硬めに茹でると、れんこんの風味や食感を残せます。茹でたれんこんは粗熱を取ったら水気を取り、空気を抜いた保存袋に入れて保存しましょう。冷凍庫でれんこんを保存した場合、約1ヶ月程度まで日持ちを長くできます。

れんこんの水煮の保存方法・日持ちは?

スーパーなどで購入できるれんこんは冷蔵や冷凍で保存できますが、水煮でも保存して長持ちさせられるのでしょうか。れんこんの水煮の保存方法や日持ちを、冷蔵と冷凍に分けて説明します。

【冷蔵】れんこんの水煮の保存方法・日持ち

れんこんの水煮は未開封と開封後によって、保存方法が異なります。未開封の場合は袋が密閉されているため、常温で製造日から180日ほど保存できます。ただし、その際は必ず直射日光や高温多湿の場所を避けて保存してください。開封後のものは、蓋つきの容器に入れるかラップをして乾燥を防いで冷蔵庫で保存すれば、約5日間日持ちします。

【冷凍】れんこんの水煮の保存方法・日持ち

れんこんの水煮は食べやすい大きさに切って冷凍しておくと、約1ヶ月間の長期保存が可能です。カットしたれんこんは、ラップに包んで密閉袋に入れて保管しましょう。れんこんの水煮は歯ごたえの良い食感に欠けるため、きんぴらなどの炒め物には向いていないことから、煮物などの煮込み料理に使用すると良いでしょう。

れんこんの日持ちするおすすめレシピ3選!

れんこんはどのように調理すれば、より日持ちして長期間美味しく食べられるのでしょうか。れんこんの日持ちするおすすめのレシピを3つ紹介します。

①れんこんのきんぴら

【材料】
・れんこん:300g
・人参:150g
・ごま油:大さじ1
・白だし:大さじ2
・酢:大さじ2
・砂糖:大さじ1.5
・和風だし:2g
・白いりごま:大さじ1


約8人分作れるれんこんのきんぴらの作り方を紹介します。

【作り方】
1.3mmの厚さに切ったれんこんを約5分水につける
2.人参を2mmの厚さに切っておく
3.れんこん、人参、水を耐熱容器に入れてラップをかけ、600Wの電子レンジで7分加熱する
4.フライパンに加熱したものとごま油を入れて、中火にかける
5.白だし、酢、砂糖、和風だしを入れて水分が飛ぶまで炒める
6.最後に白いりごまをかけて混ぜたら完成


酢を使って日持ちを長くしているので、保存食やお弁当のおかずとしても良いでしょう。食感も良く、れんこんの大量消費にも向いているレシピです。

②れんこんの土佐炒め

【材料】
・れんこん:100g
・酢水:水200ml、酢小さじ半分
・鰹節:1袋
・みりん:小さじ2
・醤油:大さじ1
・砂糖:小さじ2
・ごま油:小さじ1
・水:大さじ2


甘めの味つけに仕上げるれんこんの土佐炒めの作り方を紹介します。

【作り方】
1.れんこんの皮を剥いて半月切りにし、200mlの水と酢を混ぜた酢水につける
2.フライパンでごま油を熱して、れんこんを中火で約3分炒める
3.弱火にして水、鰹節、みりん、醤油を加えて水気がなくなるまで炒める

副菜や常備菜などにできる土佐炒めは、七味や刻み海苔をかけても美味しく食べられます。
また小分けにして冷凍も可能なので、お弁当のおかずにも良いでしょう。

③れんこんチップス

【材料】
・れんこん:1節
・オリーブオイル:適量
・塩:少々
・粉チーズ:大さじ3
・青のり:大さじ1


おつまみにもなるれんこんチップスの作り方を紹介します。

【作り方】
1.オーブンを220℃に予熱しておく
2.れんこんを薄くカットして水につけておく
3.れんこんの水気をよく切ったら天板に広げる
4.れんこんにオリーブオイルを塗って、塩を満遍なく振る
5.220℃のオーブンで約20分焼く
6.粉チーズと青のりを混ぜた物をまぶす


粉チーズと青のりの風味を楽しめる、常備菜レシピです。油で揚げずにオーブンを使用して作るため、ヘルシーで低カロリーに仕上がります。

れんこんの保存方法・日持ちを知ろう

れんこんはさまざまな方法で保存できる野菜ですが、日持ちを長くしたい場合は冷蔵庫や冷凍庫で保管すると良いでしょう。れんこんは酢水にさらしたり切り口をラップで隙間なく包むなどの下処理をしたりして、風味や食感をそのままに保存してください。

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