みょうがの保存方法・期間は?冷蔵・冷凍で日持ちのコツは?長期保存レシピも紹介!

みょうがの保存方法を知っていますか?常温でも良いのでしょうか?今回は、〈冷蔵・冷凍〉などみょうがの保存方法や、日持ち・保存期間を紹介します。みょうがの〈塩漬け・味噌漬け〉などの長期保存レシピも紹介しますので参考にしてください。

目次

  1. みょうがの保存方法・日持ちは?常温でも良い?
  2. みょうがの保存方法・日持ち一覧
  3. みょうがの常温保存は避けよう
  4. 【冷蔵】みょうがの保存方法・日持ちは?
  5. みょうがを水につけて冷蔵庫で保存する方法|約2~3週間
  6. みょうがを冷蔵庫の野菜室で保存する方法|約10日
  7. 【冷凍】みょうがの保存方法・日持ちは?
  8. みょうがは冷凍保存で2ヶ月ほど日持ちする
  9. 【長期保存レシピ】みょうがの保存方法・日持ちは?
  10. ①甘酢付け|約2ヶ月
  11. ②塩漬け|約1年
  12. ③味噌漬け|約6ヶ月
  13. 新鮮なみょうがの選び方も知っておこう

みょうがの保存方法・日持ちは?常温でも良い?

香り高く風味豊かなみょうがは、薬味や和え物などいろいろな料理に幅広く使える野菜です。しかし、みょうがは傷みやすく取り扱いには少し注意が必要です。そこで、手元にあるみょうがを無駄にせず使い切る保存方法について紹介します。

みょうがの保存方法・日持ち一覧

保存方法 日持ち
冷蔵 約10日
冷凍 約2ヶ月
甘酢漬け 約2ヶ月
塩漬け 約1年
味噌漬け 約6ヶ月

みょうがは保存方法によって日持ちの長さに大きな差が出ます。比較的、短期間で使い切るなら冷蔵保存が適していますが、数週間から数ヶ月の保管を考える場合は冷凍など日持ちを長くする方法にしましょう。冷凍や酢、塩漬けなどの加工による保存は、それぞれ特性が異なり日持ち期間もさまざまです。

特に塩漬けは長期間の保存に向き、他の方法と比べても日持ちが優れています。用途や使用予定に合わせて、保存期間を基準に保存方法の使い分けをしてください。

みょうがの常温保存は避けよう

みょうがは室温では日持ちしない野菜です。気温が高い場所で保存しておくと風味が抜けやすく、すぐに品質が低下します。そのまま放置すると花が開き、内部がスカスカになる場合もあります。みょうがの日持ちを保つには冷蔵または冷凍など、適切な保存が不可欠です。みょうがを購入したら、できるだけ早めに使い切るように心がけましょう。

【冷蔵】みょうがの保存方法・日持ちは?

みょうがを比較的早く使い切る場合は、冷蔵での保存が適しています。風味や食感をできるだけ損なわずに保つには、いくつかのポイントを押さえておくのが大切です。みょうがの冷蔵保存の方法と、日持ちの目安について紹介します。

みょうがを水につけて冷蔵庫で保存する方法|約2~3週間

水を使った冷蔵保存は簡単に鮮度を保てる方法です。密閉できる容器や深めの皿に水を張り、みょうがを浸して冷蔵庫に入れるだけで通常よりも日持ちが長くなります。水に浸すとみょうが独特の食感はやや柔らかくなり、香りが控えめになりますが、味そのものは大きく損なわれません。

【みょうがを水につけて保存する方法】
1.水でよく洗い表面の汚れを落とす
2.保存容器に入れ、みょうがが浸る位の水を入れる
3.容器のフタを閉じるかラップをして、冷蔵庫の野菜室に入れる
4.2日に1回を目安に水を交換する

みょうがを冷蔵庫の野菜室で保存する方法|約10日

みょうがを冷蔵庫の野菜室で保存した場合の日持ちは約10日で、水に浸す方法より保存期間はやや短くなります。みずみずしい状態を保てるのがメリットで、みょうが本来の歯ごたえや独特の風味を損ないません。保存する前にはみょうがの先端や軸など、傷んでいる部分があれば切り落としましょう。

【冷蔵庫の野菜室で保存する方法】
1.水でよく洗い表面の汚れを落とす
2.ペーパータオルを水で濡らし固く絞る
3.濡らしたペーパータオルにみょうがを2~3個ずつ包む
4.ポリ袋に入れ冷蔵庫の野菜室に入れる
5.2~3日に1回、ペーパータオルを交換する

【冷凍】みょうがの保存方法・日持ちは?

すぐに使う予定がないみょうがは、冷凍しておくと長く日持ちします。みょうがが余ってしまった時や、ストックしておきたい時もあるでしょう。みょうがを冷凍保存する方法や日持ちについて紹介します。

みょうがは冷凍保存で2ヶ月ほど日持ちする

みょうがをよく洗って1個ずつラップに包み、密封できる袋に入れて冷凍保存しておけば2ヶ月ほど日持ちします。みょうがは冷凍保存すると風味や歯ごたえがやや変化しますが、加熱調理に使う分には気になりません。

みょうがをあらかじめみじん切りや小口切りに切って、1回分に小分けしておくと必要な分だけ取り出して使え、味噌汁や炊き込みご飯などに重宝します。冷たい状態のまま料理に加えられるので、冷製うどんやそうめんの薬味とする時も、料理の温度を変えません。なお、急速冷凍の機能を使用すると、みょうがの風味を残しやすくなります。

【長期保存レシピ】みょうがの保存方法・日持ちは?

みょうがは日持ちしにくいのが難点ですが、調味料に漬けると保存性が高まります。保存性が高まる上に、料理の一品としてそのまま使えるのもメリットです。みょうがを長く日持ちさせる保存方法について紹介します。

①甘酢付け|約2ヶ月

【材料】
・みょうが:5~6個
・酢:100ml
・塩:ひとつまみ
・砂糖:大さじ3~4


みょうがの甘酢漬けのレシピを紹介します。

【作り方】
1.みょうがを洗い水気を拭き取る
2.小鍋に酢、塩、砂糖を入れ中火で加熱する
3.沸騰したら火を止めて粗熱を取る
4.保存袋や保存容器にみょうがと甘酢を入れて冷蔵庫で保存する


保存期間が長いほど、みょうがに甘酢が染み込んで美味しくなります。保存期間の長さに応じて味わいが変わるので、好みのタイミングで食べましょう。

②塩漬け|約1年

みょうがの塩漬けはさまざまな方法の中でも、特に長い保存が可能です。みょうがを買い過ぎてしまい、すぐには消費し切れない時や長くみょうがを楽しみたい時に、みょうがの塩漬けが役立ちます。

【材料】
・みょうが:4個
・塩:100g


みょうがの塩漬けのレシピを紹介します。

【作り方】
1.みょうがを洗い水気を拭き取る
2.みょうがを保存容器に入れる
3.みょうが全体を塩で覆う
4.フタをして冷蔵庫で保存する


2~3日するとみょうがから水分が出てきます。定期的に水を捨て、塩を振り直してください。薬味や料理に使う時は、塩漬けしたみょうがを水に30分さらし塩抜きをします。

③味噌漬け|約6ヶ月

みょうがの味噌漬けは小さく刻んで薬味にしたり、チーズと和えてお酒のつまみにするなど、さまざまなアレンジを楽しめます。

【材料】
・みょうが:好きな数
・味噌:適量


みょうがの味噌漬けのレシピを紹介します。

【作り方】
1.みょうがを水で洗い水気を拭き取る
2.みょうがを容器に入れる
3.みょうが全体を味噌で覆う
4.フタをして冷蔵庫で保存する


冷蔵保存で2日目から食べられます。10日ほどするとみょうがの水分が抜けて、かなり塩辛くなります。みじん切りにして、ご飯のおかずにすると良いでしょう。

新鮮なみょうがの選び方も知っておこう

みょうがをできるだけ長く美味しく楽しむには、購入時に鮮度を見極めるのが大切です。みょうがが茶色や黒くなっている、乾燥していてツヤがないなどの変化は劣化のサインです。保存の効果を最大限に活かすには、購入時点で状態の良いみょうがを選びましょう。

全体の色合いや断面、手に取った時の感触など、いくつかのポイントを確認すると新鮮なみょうがを見分けられます。

【新鮮なみょうがの特徴】
・穂先が閉じている
・鮮やかなピンク色をしている
・切り口が白くみずみずしい
・ツヤがある
・重みがある

みょうがの保存方法や日持ち・保存期間を知ろう

みょうがは保存方法によって風味や鮮度の持ちに大きな差が出る野菜です。冷蔵や冷凍、漬け込みといった方法を上手に使い分け、用途や料理のレシピに合わせた保存方法を取り入れてください。購入時の選び方にも気を配りながら状態の良いみょうがを適切に保管し、最後まで無駄なく使い切りましょう。

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