手作りクッキーの賞味期限は?保存は冷凍・冷蔵庫・常温?湿気防止や腐るとどうなるかも!

手作りクッキーの日持ち・賞味期限を知っていますか?冷凍で保存できるのでしょうか?今回は、焼いた後の手作りクッキーの〈冷凍・冷蔵庫・常温〉別の保存方法や日持ち期間を、美味しい解凍方法とともに紹介します。クッキーが湿気るのを防ぐコツや腐るとどうなるかも紹介しますので参考にしてください。

目次

  1. 手作りクッキーの賞味期限はいつまで?日持ちする?
  2. 手作りクッキーの保存法別の賞味期限・日持ち
  3. ただし手作りクッキーは水分量が多いと日持ちしない
  4. 焼いた後のクッキーの正しい保存方法は?
  5. クッキーは基本的に常温保存がおすすめ
  6. クッキーを長期保存したい時は冷凍保存しよう!
  7. クッキーの冷凍保存・解凍方法は?
  8. クッキーの冷凍方法
  9. 冷凍クッキーの自然解凍はNG
  10. ちなみにクッキー生地のまま冷凍しても良い?
  11. クッキーを保存する時のポイントは?湿気るのを防ぐには?
  12. ①焼いた後は完全に乾燥させる
  13. ②蓋がしっかり閉まる密閉容器に入れる
  14. ③乾燥剤と一緒に保存する
  15. クッキーが湿気ってしまった時の対処法は?
  16. 手作りクッキーが腐ると?見分け方も知っておこう

手作りクッキーの賞味期限はいつまで?日持ちする?

手作りクッキーは、自分の好みに合わせて生地や形をアレンジできて市販の物とは違った美味しさが味わえます。しかし、市販のクッキーに比べて日持ち期間や保存方法に注意が必要です。手作りしたクッキーはどのくらい日持ちするのか、正しい保存方法を紹介します。

手作りクッキーの保存法別の賞味期限・日持ち

常温 冷蔵庫 冷凍庫
手作り 3~4日 5日~1週間 1ヶ月
市販 4~5日 1週間 1ヶ月

クッキーは市販、手作り共に常温での保存が可能で冷蔵庫、冷凍庫で保存すればより日持ちします。市販のクッキーは保存料や酸化防止剤などの添加物を含んでいるため、未開封であれば数ヶ月から1年の長期保存が可能です。しかし、開封後は冷凍庫で保存しても1ヶ月が限度なので注意してください。

手作りクッキーはシンプルな材料のみで保存料などが含まれていません。そのため、冷凍以外の保存方法では、市販のクッキーより賞味期限がやや短めです。

ただし手作りクッキーは水分量が多いと日持ちしない

クッキーの賞味期限がプリンやケーキに比べて長いのは、水分量が少ないからです。しかし、使う材料によってクッキーの水分量は変わるため注意が必要になります。生クリーム入りのソフトクッキーや、ドライフルーツを使ったクッキーなどは水分量が多く、通常より保存期間が短くなるので早く食べ切りましょう。

焼いた後のクッキーの正しい保存方法は?

クッキーを美味しい状態で長く楽しむためには、適切な保存が大切です。クッキーを焼いた後はどのように保存したらいいのか、日持ちさせる方法と併せて紹介します。

クッキーは基本的に常温保存がおすすめ

クッキーは基本的に、直射日光の当たらない涼しい場所で密閉容器に入れて常温保存してください。冷凍庫や冷蔵庫で保存すると、常温に戻した時にしけるため、食感が損なわれてしまいます。

ただし、手作りクッキーには防腐剤が入っていないため適切に保存をしないと、微生物が繁殖して異臭やカビが発生することがあります。梅雨や夏場の高温多湿な時期は、ラップで包んで冷蔵庫や冷凍庫で保存しましょう。

クッキーを長期保存したい時は冷凍保存しよう!

すぐに食べ切れない時など、クッキーを長持ちさせたい時は冷凍保存が適しています。クッキーは冷凍保存すると1ヶ月日持ちしますが、時間とともに風味や味が落ちてしまうので2週間を目安に食べ切りましょう。詳しい冷凍保存の方法は、次で紹介します。

クッキーの冷凍保存・解凍方法は?

手作りしたクッキーは常温保存だと保存期間が短いため、長く楽しみたい時は冷凍保存が最適です。クッキーを美味しく食べるための冷凍方法と解凍する時のポイントを紹介します。

クッキーの冷凍方法

クッキーを冷凍する場合は、酸化しないように空気を抜いて保存してください。さらに冷凍庫の開け閉めはできるだけ少なくし、開ける時間も短くすると、クッキーに霜が付きません。

【クッキーの冷凍方法】
1.クッキーを1個ずつラップで包む
2.密閉できる保存容器に入れて冷凍庫で保存する

冷凍クッキーの自然解凍はNG

冷凍したクッキーを食べる時は、冷蔵庫に移してゆっくりと解凍してください。常温での自然解凍でも食べられますが、温度差で結露が発生し、クッキーが湿気ってしまいます。湿気ってしまった時は、トースターで1分ほどを目安に加熱するとクッキーらしい食感が戻ります。

また、凍ったままのクッキーを電子レンジで1分半ほど加熱すれば、水分を飛ばしながら温められ、食感を損なわず美味しく食べられるでしょう。

ちなみにクッキー生地のまま冷凍しても良い?

焼く前のクッキー生地を冷凍しておけば、風味や食感を損なわずに美味しい状態をキープできます。型抜き用生地の冷凍は、薄く伸ばして保存容器に入る大きさにカットして、ラップで包みます。アイスボックスクッキーの場合は、棒状に成形したクッキーを1度に焼く分量ずつにカットし、ラップで包み保存します。

完全に解凍すると生地がゆるくなって扱いづらいので、半解凍の状態で型抜きやカットをしましょう。

クッキーを保存する時のポイントは?湿気るのを防ぐには?

クッキーは適切な保存で管理をしないと食感や味が悪くなります。クッキーを美味しく保存するためのポイントや湿気を防ぐ方法を紹介します。

①焼いた後は完全に乾燥させる

クッキーが焼けた後、高温のまま密閉すると水滴が付着し、カビが生えたり、風味が損なわれたりするのです。ケーキクーラーの上に並べて十分に冷ましてから、空気に触れないよう密閉し、保存してください。

②蓋がしっかり閉まる密閉容器に入れる

クッキーが空気に触れると、酸化して味が落ちます。常温保存だけでなく、冷蔵、冷凍保存も臭い移りや霜を防ぐために、クッキーは保存袋や蓋付きの密閉容器に入れましょう。ラップで一つずつ包むとさらに密閉されて、より風味が損なわれにくくなります。

③乾燥剤と一緒に保存する

乾燥剤を一緒に入れると、湿度の高い時期でもクッキーの食感を損なうことなく保存ができます。乾燥剤の面積は、クッキーの重さを1.5で割った大きさになる物を選んでください。クッキーの量に対して小さい乾燥剤シートを使用すると、十分に効果を得られないので注意しましょう。

クッキーが湿気ってしまった時の対処法は?

クッキーが湿気ってしまったら電子レンジで加熱をして、水分を飛ばすと食感が元に戻ります。耐熱皿にクッキーを並べる時は重ならないように気をつけてください。電子レンジで加熱しすぎると、焦げたり硬くなったりしますので様子を見ながら温めましょう。

【クッキーの食感を戻す方法】
1.耐熱皿にクッキーを並べる
2.500〜600Wの電子レンジで20〜30秒加熱する

手作りクッキーが腐ると?見分け方も知っておこう

市販のクッキーに比べて劣化しやすい手作りクッキーは、見た目や臭いに違和感があれば注意が必要です。

カビが一部分にしか生えていなかったとしても、劣化や腐敗が進んでいるサインなので食べずに廃棄をしましょう。湿気を吸って食感が変わったり、バターの油分が酸化して悪臭がしていたりするクッキーも、体調を壊す危険があるので、口にするのは避けてください。

【腐ったクッキーの見分け方】
・白色や緑色のカビが生えている
・悪臭がする
・食感や味がおかしい

クッキーを正しく保存して日持ちさせよう

手作りしたクッキーは常温で3~4日ほど日持ちします。冷蔵庫で保存する方が日持ちしますが、乾燥して食感が悪くなるので、すぐに食べない場合は冷凍庫で保存しましょう。また、クッキー生地のまま冷凍保存すればいつでも焼きたてのクッキーを味わえます。

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