カヌレの賞味期限は?手作りは日持ちしない?常温・冷凍・冷蔵など保存方法別に紹介!
カヌレの日持ち・賞味期限はどのくらいかを知っていますか?今回は、〈手作り・市販〉カヌレの日持ち・賞味期限を〈常温・冷蔵・冷凍〉別に正しい保存方法とともに紹介します。カヌレの賞味期限切れは食べられるかや、腐るとどうなるかも紹介しますので参考にしてください。
目次
カヌレの日持ち・賞味期限はどのくらい?常温で何時間?

フランスのボルドー地方が発祥のカヌレは、上品な甘さや内側と外側で異なる食感が特徴です。焼菓子であるカヌレの賞味期限や日持ちは、どの程度なのでしょうか。市販の物と手作り別に説明します。
【市販】カヌレの日持ち・賞味期限
常温 | 冷蔵 | 冷凍 | |
市販 | 2~3日 | 3~5日 | 1ヶ月 |
市販のカヌレは店の包装や添加物の有無で、常温での日持ちが変化します。常温保存した場合の日持ちは2~3日が基本ですが、商品によっては1週間近く賞味期限が続く物もあります。基本的に賞味期限が短いので、長期間楽しみたい人は冷凍保存すると良いでしょう。冷凍保存した物は自然解凍し、トースターで軽く加熱すると焼き立てに近い味わいに戻せます。
【手作り】カヌレの日持ち・賞味期限
常温 | 冷蔵 | 冷凍 | |
手作り | 1~2日 | 2~3日 | 2~3週間 |
手作りしたカヌレは保存料が入っておらず、市販の物より日持ちが短くなるため、早い内に食べ切るのが良いでしょう。手作りの物を常温で保存する場合は2日間日持ちしますが、夏場など温度や湿度が高い状態で保管しておくと傷みやすいので、当日中に食べ切るようにしてください。
カヌレを日持ちさせる正しい保存方法は?

基本的に日持ちが短いカヌレですが、一日でも長く美味しさを保つにはどういった方法で保存すれば良いのでしょうか。カヌレを日持ちさせる保存方法やポイントを、常温や冷蔵、冷凍別に紹介します。
①常温での保存方法・ポイント
カヌレを常温で置いておく場合は、密閉できる袋や容器に入れて乾燥を防ぐことで日持ちを延ばせます。直射日光や高温多湿を避けた冷暗所が最適ですが、夏などの暑い時期は冷蔵庫で保存しましょう。なお手作りのカヌレを常温に置きたい時は、必ず粗熱が取れてから保存してください。
【カヌレを常温で保存する手順】
1.カヌレを密閉袋や蓋のついた容器に入れる
2.直射日光が当たらない場所で保管する
②冷蔵での保存方法・ポイント
カヌレを冷蔵保存する場合は一つずつラップで包むと、外側のカリカリとした食感や内側の弾力ある生地感を最大限保てます。カヌレの冷蔵保存は3日程日持ちしますが、冷蔵庫のドア近くに置くと温度変化による結露が発生しやすいため、奥側で保管するようにしてください。
【カヌレを冷蔵庫で保存する手順】
1.カヌレを一つずつラップで包む
2.密閉できる容器や袋に入れて保存する
③冷凍での保存方法・ポイント
冷凍保存は冷蔵保存と同様にカヌレを一つずつラップで包みますが、これは冷凍焼けを防いで美味しさを保つ効果があります。冷凍庫での保存は1ヶ月と日持ちしますが、徐々に風味の劣化が見られるので、2週間を目安に食べ切ると良いでしょう。
【カヌレを冷凍庫で保存する手順】
1.カヌレを一つずつラップで包む
2.密閉できる容器や袋に入れて保存する
カヌレの賞味期限切れはいつまで食べられる?

賞味期限が切れたカヌレは、いつまで美味しく食べられるのでしょうか。カヌレの賞味期限が切れても食べられるのかについて説明します。
カヌレの賞味期限切れでも腐っていなければ食べられる
カヌレだけでなく、食品には賞味期限と消費期限が設定されています。中でも賞味期限は、比較的傷みにくい食品に表示され、美味しさなどの品質が保たれる期限です。カヌレは、期限が切れてもすぐに安全性に問題は発生しないため賞味期限が設定されており、腐っていなければ食べられます。ただし賞味期限が切れている物は、自己責任で食べるようにしましょう。
なお消費期限は安全に食べられる期間を指し、急速に劣化して日持ちしない商品に表記されるので、切れた物は食べないようにしてください。
カヌレの賞味期限切れで腐るとどうなる?見分け方は?

カヌレはカラメルで覆われているため、外側を見ただけでは腐っているか判断がしにくい食品です。賞味期限が切れている物は見た目に問題がなくても、必ず手で割って中の状態や食感を確認してから食べるようにしてください。腐って劣化している物を食べると食中毒を発症するなど体に悪影響を及ぼすので、廃棄するようにしましょう。
【賞味期限切れでカヌレが腐った時の特徴】
・カビが生えている
・変色している
・糸を引いている
・食感に粘り気がある
・酸味がある
・異臭や腐敗臭がする
カヌレを賞味期限内に食べ切るアレンジレシピ3選!
日持ちの短いカヌレを、美味しく食べ切るにはそのまま食べる他に方法はあるのでしょうか。カヌレを賞味期限内に食べ切るアレンジレシピを、3つ紹介します。
①チョコカヌレ

【材料】
・カヌレ:7個
・ダークチョコレート:50g
・ホワイトチョコレート:50g
・ナッツ類:適量
・カカオニブ:適量
手軽に作れるチョコカヌレの作り方を紹介します。
【作り方】
1.2種類のチョコレートを包丁などで細かくし、約50℃の湯煎にかける
2.カヌレの底に木でできた棒などを刺す
3.木の棒の下を持って、カヌレを湯煎して溶かしたチョコレートにつける
4.チョコレートが固まる前に、ナッツ類などのトッピングをかける
5.シートの上に並べて、冷凍庫で30分程冷やす
チョコレートをコーティングするだけで作れる、簡単なアレンジレシピです。冷凍庫で冷やし固めることで、チョコレートの歯ごたえの良い食感を感じられ、アイスのようなカヌレに仕上がります。
②和風カヌレ

【材料】
・カヌレ:好みの量
・あんこ:適量
和風カヌレの作り方を紹介します。
【作り方】
1.カヌレを皿に置く
2.カヌレの中央のくぼみにあんこをのせる
カヌレにあんこをトッピングして、洋菓子を和風の味わいにアレンジさせるレシピです。バターやマーガリンがある人はあんこと一緒にのせて食べると、より濃厚な味わいで美味しく食べられます。
③アイスデザートカヌレ

【材料】
・カヌレ:適量
・バニラアイス:適量
アイスデザートのように食べられるカヌレのアレンジレシピを紹介します。
【作り方】
1.カヌレを皿に置く
2.カヌレの横にバニラアイスを添えて、のせながら食べる
バニラアイスは添えるだけでなく、カヌレを半分に切ったところに挟んでも美味しく食べられます。お好みのジャムやキャラメルソースをかけて食べても、バニラアイスやカヌレと相性抜群です。
カヌレの日持ち・賞味期限に気をつけよう
市販のカヌレの日持ちは常温で2~3日、冷蔵庫で3~5日と日持ちが短く、手作りの物は保存料を使用していないため、さらに賞味期限が短くなります。美味しさを保って長く保存したい時は、一つずつラップで包んで密閉袋に入れて冷凍庫で保管するようにしましょう。