グラタンを冷凍で作り置き!お弁当用・焼く前&後の保存・解凍方法を紹介!

グラタンを冷凍で作り置きする方法を知っていますか?今回は、グラタンを冷凍で作り置きする際のポイントや、〈お弁当用・焼いた後・焼く前〉別の保存方法・日持ちを紹介します。冷凍グラタンの解凍方法や作り置きレシピも紹介しますので参考にしてください。

目次

  1. グラタンは冷凍で作り置きが便利!
  2. グラタンを冷凍する時のポイントは?作り置きはどこまで?
  3. ①冷凍に不向きな具材は使わない
  4. ②マカロニは硬めに茹でる
  5. ③グラタンの作り置きは焼く前までの状態がおすすめ
  6. 【焼く前】グラタンを冷凍で作り置きする方法は?日持ちは?
  7. グラタンを冷凍で作り置きする方法
  8. 冷凍で作り置きしたグラタンの解凍方法
  9. 【お弁当用】グラタンを冷凍で作り置きする方法は?日持ちは?
  10. グラタンを冷凍で作り置きする方法
  11. 冷凍で作り置きしたグラタンの解凍方法
  12. 【焼いた後】グラタンを冷凍保存する方法は?日持ちは?
  13. グラタンを冷凍保存する方法
  14. 冷凍したグラタンの解凍方法
  15. グラタンの作り置きレシピ3選!
  16. ①定番のマカロニグラタン
  17. ②白菜とベーコンの和風グラタン
  18. ③ミートソースグラタン

グラタンは冷凍で作り置きが便利!

グラタンはホワイトソース作りに具材の加熱と手間がかかりやすい料理のため、作り置きができれば手軽に楽しめます。家庭で作ったグラタンを適切に扱えば、長く冷凍保存できる料理です。グラタンの加熱前後やお弁当向けと状況別に、グラタンの冷凍保存から解凍の仕方を保存期間とともに紹介します。

グラタンを冷凍する時のポイントは?作り置きはどこまで?

冷凍グラタンを作り置きする際は、いくつか注意するべき点があるのです。特にグラタンの具材として定番のマカロニやチーズ、じゃがいもなど材料の扱い方や、グラタンを冷凍するのに相応しいタイミングを説明します。

①冷凍に不向きな具材は使わない

状況に合わせて冷凍したグラタンは日持ちしますが、水分が多めの具材は食感が変わるので冷凍には適していません。冷凍に向いていない具材は、冷凍前にあらかじめ取り除く必要があります。ただし、じゃがいもは加熱してマッシュ状につぶし、ゆで卵は白身をつぶした状態にすれば冷凍しても問題ありません。

【冷凍に不向きな具材】
・じゃがいも
・ゆで卵

②マカロニは硬めに茹でる

時間が経つと茹でたマカロニは伸びてしまうので、茹で時間はパッケージの表示より2分ほど短めにして硬めに仕上げます。茹でたマカロニを冷ますため冷水に浸ける際、長い時間浸けるとマカロニが水を吸いふやけるので、短時間でザルに上げてください。

さらに、マカロニ同士がくっつかないように全体にオイルをまぶし、ホワイトソースにマカロニ全体をからめてから保存しましょう。

③グラタンの作り置きは焼く前までの状態がおすすめ

具材にチーズを使う場合はグラタンを焼く前に冷凍すると、加熱時に溶けて、チーズがあふれる美味しいグラタンを味わえます。自宅用だけでなく、お弁当にもふんだんにチーズがかかったグラタンは、食欲をそそるでしょう。

【焼く前】グラタンを冷凍で作り置きする方法は?日持ちは?

グラタンを焼く前に冷凍して作り置きをすれば、火を通す回数が少なくて済むのがメリットです。加熱前の冷凍グラタンの日持ちや、作り置き手順を紹介します。

グラタンを冷凍で作り置きする方法

グラタンを加熱する前に冷凍保存すれば、1ヶ月ほど日持ちします。グラタン皿にラップを敷いてグラタンを乗せてから冷凍することで、冷凍庫内の少ないスペースでも保存が可能です。さらに、冷凍する際にグラタンを金属トレイに乗せて急速冷凍すれば、新鮮さが保てます。

【焼く前のグラタンの冷凍保存方法】

1.耐熱皿にラップを十字に大きめに敷き、粗熱が取れたグラタンを耐熱皿に入れ、最後にチーズを乗せる

2.ラップでグラタン全体を包み、皿ごと冷凍庫に入れる

3.グラタンが皿の形状に固まったら、空気をぬいて冷凍用保存袋に入れ冷凍する

冷凍で作り置きしたグラタンの解凍方法

解凍する方法は冷凍グラタンをそのまま加熱する場合と、前日の夜に冷蔵庫にグラタンを移す場合で異なり、前者のほうが温め方は簡単です。加熱時間を何分にするかは、グラタン皿の重さや料理の量、加熱器具の機種で変わりますので、様子を見ながら調整してください。電子レンジで温める際は、グラタンの中が温まっているかどうかをフォークなどで確認します。

【焼く前のグラタンの解凍方法】

1.ラップを外し耐熱皿に移す

2.前日に冷蔵庫に移している場合は、電子レンジで軽く温める

3.冷凍庫から出した直後の物を解凍する場合は、グラタン500gにつき電子レンジ500wで12分温める

4.予熱したオーブントースターにグラタンを天板に乗せて入れ、200℃で7分表面に焦げ目が付くまで焼く

【お弁当用】グラタンを冷凍で作り置きする方法は?日持ちは?

冷凍グラタンの作り置きはお弁当に詰めても大丈夫な料理で、お弁当用に作る場合はグラタンを焼く前に冷凍しましょう。少量用のグラタンは、お弁当ばかりでなく、夕食時に1品おかずを増やしたい時にも重宝します。

グラタンを冷凍で作り置きする方法

お弁当用のグラタンを冷凍保存すれば、1ヶ月ほど日持ちします。冷凍保存の際に、紙やシリコン製のカップではなく耐熱性のアルミカップやアルミ皿を使うのは、解凍する際にオーブントースターを利用するためです。アルミカップは場所をとらないので、何個も作り置きができて便利です。

保存袋を使って密閉することで酸化を防ぎ、グラタンの美味しさを持続できます。

【お弁当用のグラタンの冷凍保存方法】

1.オーブントースターが可能なアルミカップやアルミ皿に、お弁当のために調理したグラタンを入れる

2.グラタンの粗熱が完全に取れてから、最後にチーズを乗せる

3.ひとつずつ空気が入らないように、アルミカップやアルミ皿をラップで包む

4.保存袋にラップで包んだグラタンを入れて、冷凍庫で保存する

冷凍で作り置きしたグラタンの解凍方法

グラタンをラップで包んだままオーブントースターで加熱すると、ラップが破れるほか溶けてグラタンに入る恐れがあるため、必ずラップを外します。お弁当の持って行き方は、解凍のため火を通したグラタンを冷ました状態にする必要があります。グラタンを加熱した際に表面が焦げるようならば、途中でグラタンを取り出してアルミホイルをかぶせると良いでしょう。

【お弁当用のグラタンの解凍方法】

1.ラップを取り、120gのグラタンにつき予熱したオーブントースターで200℃で15分、焦げ目が付き中が熱くなるまで焼く

2.グラタンをしっかりと冷ましてから、お弁当に詰める

【焼いた後】グラタンを冷凍保存する方法は?日持ちは?

グラタンを加熱した後に冷凍保存すれば、大量に作って余った時に役立ちます。焼いた後にグラタンを冷凍保存する手順やポイント、解凍方法について詳しく紹介しましょう。

グラタンを冷凍保存する方法

グラタンを加熱した後に冷凍保存すれば1ヶ月ほど日持ちしますので、大量に作って余った時に役立ちます。火を通したグラタンを冷凍して作り置きをするには、耐熱対応のふた付き冷凍向け保存容器を使うことがポイントです。保存容器に大きさ違いの物があれば、好みの量に合わせて1食や2~3食分と使い分けができて便利です。

【焼いた後のグラタンの冷凍保存方法】
1.グラタンを冷ます
2.耐熱の冷凍用の保存容器に入れ、ふたをして冷凍庫に入れる

冷凍したグラタンの解凍方法

解凍する際は、前日の夜に冷蔵庫にグラタンを移す場合と冷凍庫のグラタンをそのまま加熱する場合がありますが、どちらも温め方は電子レンジを使うだけで手間がかかりません。加熱時間は目安なので様子を見ながら調整して、グラタンの中ほどまで温まっているか確認しましょう。

【焼いた後のグラタンの解凍方法】
1.冷凍向け保存容器のふたは外さないでずらす
2.前日に冷蔵庫に移している場合は、電子レンジで500Wなど少し低いW数で温める
3.冷凍庫から出した直後に解凍する場合は、グラタン250gにつき電子レンジ500Wで7分温める

グラタンの作り置きレシピ3選!

グラタンは具材やソースにバリエーションを持たせやすい料理なので、1品あれば食卓やお弁当が豊かになります。大人から子供まで楽しめる作り置きグラタンのレシピを紹介します。

①定番のマカロニグラタン

【材料】
4人分
・鶏肉:200g
・玉ねぎ:1個
・バター:40g
・小麦粉:大さじ5
・牛乳:800ml
・コンソメ:2個
・マカロニ:80g
・チーズ:100g
・粉チーズ:適量


定番の具材を使ったマカロニグラタンの作り方を紹介します。

【作り方】
1.マカロニを時間より2分前後短く茹でザルにあげ、オリーブオイルを軽くふる
2.玉ねぎを薄切り、鶏肉を一口大に切る
3.鍋にバターを入れ、玉ねぎと鶏肉を焦がさないように炒める
4.火を止め小麦粉を入れ、粉っぽさがなくなるまで混ぜる
5.牛乳、コンソメ、マカロニを入れ、火をつけとろみがつくまで混ぜる
6.グラタン皿に入れ、グラタンの粗熱が取れたらチーズと粉チーズを乗せる
7.トースターかオーブンで表面に焦げ目が付くまで焼く


チーズを使うので、冷凍保存はグラタンを焼く前に行うのがベストです。鶏肉を鮭に変えたり、マッシュルームやコーンを加えたりとアレンジがしやすいレシピです。マカロニを茹でた後にオリーブオイルを振ると、くっつくのを防げます。

②白菜とベーコンの和風グラタン

【材料】
2~3人分
・白菜(1cm幅に切る):1/8カット
・ベーコン(7mm幅に切る):3~4枚
・バター:大さじ1
・薄力粉:大さじ2
・牛乳:250cc
・だし醤油:小さじ1
・柚子胡椒:小さじ1/2
・塩と胡椒:少々


白菜とベーコンの和風グラタンの作り方を紹介します。

【作り方】
1.フライパンにバターとベーコンを入れ弱めの中火で炒める
2.バターが溶けたら白菜を入れ中火で炒め、全体に油がまわったら薄力粉をふりかけ炒める
3.粉っぽさがなくなったら牛乳を加え、時々かき混ぜながら加熱する
4.とろみがついてきたら、だし醤油と柚子胡椒をよく混ぜ合わせた物をフライパンに入れ、塩と胡椒で調える
5.耐熱皿に入れ、トースター1000wで10分焼く


洋風のイメージが強いグラタンを、だし醤油と柚子胡椒で和風味に仕立てたグラタンのレシピです。だし醤油はめんつゆでも代用できます。塩分がある具材をいくつか使うことで塩気が変わるので、味見をしてから塩と胡椒で調えましょう。

③ミートソースグラタン

【材料】
4人分
・余ったミートソース:150g
・ペンネ:1袋
・チーズ:15g
・パン粉:大さじ4


ミートソースグラタンの作り方を紹介します。

【作り方】
1.オーブンを180℃に予熱する
2.ペンネを時間通りに茹でる
3.耐熱皿に2のペンネ、ミートソース、チーズ、パン粉の順に乗せる
4.オーブンに入れて180℃で30分焼く


定番のホワイトソースではなく、余ったミートソースを使ったグラタンのレシピです。ペンネは茹で過ぎに注意しましょう。パン粉は焦げ目をつけるための物で、使わなくても問題ありません。

グラタンを冷凍で美味しく作り置き!

調理に手間がかかりやすいグラタンを冷凍して作り置きすれば、1ヶ月ほどの日持ちで重宝するばかりでなく、時短料理になり気軽に楽しめます。好みの具材を使った冷凍グラタンを作り置きして、日常の食卓やお弁当を豊かにしましょう。

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