ベーグルの冷凍保存・日持ち期間は?レンジなど解凍方法・美味しい食べ方も紹介!
ベーグルの冷凍保存方法を知っていますか?今回は、〈手作り・市販〉のベーグルの冷凍保存方法や、〈電子レンジ・自然解凍・トースター〉などの解凍方法・美味しい食べ方を紹介します。冷凍したベーグルの日持ち・保存期間や、クリームチーズベーグルは冷凍できるのかも紹介しますので参考にしてください。
目次
ベーグルは冷凍できる?日持ち期間は何日?

焼き立てのベーグルは香ばしく弾力のある食感が特徴ですが、常温保存するとすぐに固くなってしまいます。しかし、ベーグルを冷凍しても大丈夫なのかと疑問に思う人もいるでしょう。冷凍保存したベーグルはいつまで日持ちするか、冷凍時の注意点を紹介します。
ベーグルは冷凍すると1ヶ月ほど日持ちする!
ベーグルは常温では2日ほどしか美味しさを保てませんが、冷凍保存すれば賞味期限を約1ヶ月に延ばせます。手作りベーグルも冷凍によって内部の水分が保たれ、弾力のある食感を維持できるのが特徴です。冷凍時は乾燥を防ぐため、ラップや保存袋で密閉しましょう。
ただしベーグルにクリームチーズなどが入っている場合は冷凍に向かない
ベーグルサンドやクリームチーズ入りのベーグルは、チーズや具材に含まれる水分が凍結と解凍の過程で分離しやすく、食感や風味が変わってしまいます。特にフルーツや生野菜を使ったベーグルは、解凍時に水分が出てパンがべたつきやすくなるため、冷凍には不向きです。冷凍保存する場合は、具材を抜いた状態で保存し、食べる直前に中身を挟みましょう。
ベーグルの冷凍保存方法は?
ベーグルを冷凍保存する時は、水分を逃さず空気に触れさせないことが大切です。焼き立てのまますぐ冷凍すると粗熱がこもり、霜や食感の劣化につながります。必ず冷ましてからラップで包み密閉して保存しましょう。ベーグルサンドの場合は、具材に水分が多いため、袋ごと保存せずパン部分だけを冷凍し、具材は食べる直前に加えると安心です。
【ベーグルの冷凍保存方法】
1.ラップで1個ずつ包む
2.ベーグルを冷凍用保存袋に入れる
3.空気をできるだけ抜き、密閉状態で冷凍保存する
冷凍ベーグルの解凍方法は?
冷凍保存したベーグルは、解凍の仕方によって食感や風味が変わるため、自分に合った方法を知っておくことが大切です。時間や状況に合わせて選べる、2つの解凍方法を紹介します。
①自然解凍がおすすめ!

冷凍ベーグルは、常温で30分ほど置けば柔らかくなります。冷蔵庫に入れるとベーグルの水分が抜けてしまうので、基本的には常温で自然解凍してください。ただし、半日以上置く時や夏場はベーグルが傷まないように冷蔵庫で時間をかけて解凍しましょう。解凍したベーグルはそのまま食べるのも一つの方法ですが、軽くトーストすれば香ばしさが引き立ちます。
②時短したい人は『電子レンジ』
お弁当作りで忙しい朝や、すぐに食べたい時には電子レンジのみで解凍する方法が便利です。冷凍ベーグルに霧吹きで水をかけた後ラップで包み、500Wで両面を20秒ずつ加熱しましょう。温め方を間違えると固くなるので、水分が抜け過ぎないように様子を見ながら加熱してください。
解凍したベーグルの温め直し方・美味しい食べ方は?
解凍したベーグルの加熱方法を間違えると、弾力のある食感が失われることもあります。電子レンジやトースターなど、使う機器によって仕上がりが変わるため、食べるシーンに合わせた温め方を選ぶことが大切です。解凍したベーグルの温め直し方を紹介します。
解凍したベーグルはオーブントースターで仕上げるのがおすすめ

ベーグルをトースターで焼くと、外は香ばしく中は柔らかな食感になります。焼き方は解凍したベーグルをアルミホイルで包み、トースターで時間は2〜3分温めるだけです。最後にアルミホイルを外して表面に焼き色がつくまで30秒ほど加熱すると、より香ばしさが際立ちます。
解凍したベーグルの再冷凍はNG
一度解凍したベーグルを再び冷凍すると、パン内部の水分が再凍結することで、解凍時にべたつきやパサつきが発生しやすくなります。特に具材入りのベーグルは水分量が多く、再冷凍によって風味が損なわれるのが特徴です。食べる分だけを取り出し、解凍したベーグルはその日のうちに食べ切りましょう。
冷凍保存できるベーグルのおすすめレシピ3選!
ベーグルは時間が経っても風味が残りやすく、冷凍保存に向いたパンです。朝食やおやつとして作り置きしておけば、忙しい日でも手軽に食べられます。冷凍保存しても食感が変わりにくいベーグルの手作りレシピを紹介します。
①プレーンベーグル

【材料】
・強力粉:250g
・砂糖:15g
・塩:4g
・ドライイースト:3g
・水:150ml
冷凍保存しても風味が落ちにくく、アレンジもしやすい定番のベーグルのレシピです。
【作り方】
1.ボウルに強力粉と砂糖、塩、ドライイーストを入れ、水を加えて10分ほどこねる
2.表面がなめらかになったら丸め、ラップをかけて40分発酵させる
3.ガスを抜いて4等分し、丸め直したあと中央に指で穴を開けてベーグル型にする
4.沸騰したお湯に砂糖を少し加え、片面30秒ずつゆでる
5.180℃のオーブンで20分焼く
ベーグルをゆでるお湯に少量の砂糖を入れると表面にツヤが出て、焼き上がりがよりきれいになります。
②ブルーベリーベーグル

【材料】
・強力粉:250g
・砂糖:20g
・塩:4g
・ドライイースト:3g
・水:150ml
・ドライブルーベリー:50g
ブルーベリーの甘酸っぱさと香りが広がる、華やかなベーグルのレシピを紹介します。
【作り方】
1.ドライブルーベリーは湯通しして水気を切っておく
2.生地をこね、なめらかになったらブルーベリーを加え、軽く折り込むように混ぜる
3.生地を丸めてラップをかけ、40分発酵させる
4.ガス抜き後、4等分して成形し、中央に穴を開けてリング状に整える
5.沸騰したお湯で片面30秒ずつゆで、180℃のオーブンで20分焼く
ブルーベリーは混ぜすぎると果汁が出て生地がベタつくため、こね終わりに手早く加えるのがポイントです。
③プレッツェルベーグル

【材料】
・強力粉:250g
・砂糖:10g
・塩:4g
・ドライイースト:3g
・水:150ml
・重曹:大さじ1
独特の焼き色と香ばしさが特徴のプレッツェルベーグルの手作りレシピです。
【作り方】
1.ボウルに強力粉と砂糖、塩、ドライイーストを入れ、水を加えて10分ほどこねる
2.丸めて40分発酵させ、ガス抜き後に4等分する
3.中央に穴を開けてリング状にし、成形したまま10分ほど休ませる
4.鍋にお湯を沸かし、重曹を加える
5.片面30秒ずつゆでる
6.オーブンを200℃に予熱し、約15〜18分焼く
プレッツェルベーグルを茹でる時は、お湯に重曹を入れます。重曹入りのお湯で茹でた後にオーブンで焼くと、より色鮮やかなプレッツェルベーグルに仕上がります。
ベーグルの冷凍保存や解凍方法を知ろう
ベーグルは正しい方法で冷凍保存すれば約1ヶ月ほど日持ち、焼き立てのような美味しさを長く楽しめます。食べる時は自然解凍するか、電子レンジで軽く加熱すると中まで柔らかさが戻ります。手軽で保存しやすいベーグルを、毎日の食卓に取り入れましょう。
