アップルパイの保存は冷凍が一番?常温・冷蔵庫は日持ちしない?賞味期限も紹介!

手作りアップルパイの正しい保存方法を知っていますか?今回は、アップルパイの〈冷凍・冷蔵庫・常温〉別の保存方法や日持ち・賞味期限を、〈手作り・市販〉に分けて紹介します。冷凍した手作りアップルパイの解凍の仕方や、サクサクに戻す方法も紹介しますので参考にしてください。

目次

  1. 手作りアップルパイの保存方法は?冷凍できる?
  2. 手作りアップルパイの保存方法・日持ち一覧
  3. 手作りアップルパイに常温保存は不向き
  4. 手作りアップルパイを長期保存したい時は冷凍がおすすめ
  5. 【冷凍】手作りアップルパイの保存方法は?
  6. 【焼いた後】手作りアップルパイを冷凍保存する方法
  7. 【焼く前】手作りアップルパイを冷凍保存する方法
  8. 冷凍保存したアップルパイの解凍方法
  9. 【冷蔵】手作りアップルパイの保存方法は?
  10. 【常温】手作りアップルパイの保存方法は?
  11. アップルパイの温め直し方は?サクサク感を戻すには?
  12. 市販のアップルパイの保存方法・日持ちについても!

手作りアップルパイの保存方法は?冷凍できる?

焼き立ての手作りアップルパイは、保存方法によって翌日の味わいが変わります。常温や冷蔵庫、冷凍などそれぞれに合う保存の仕方があり、季節や温度に合わせた工夫が大切です。保存方法ごとの日持ちの目安と、アップルパイの美味しさを保つためのポイントを紹介します。

手作りアップルパイの保存方法・日持ち一覧

常温 冷蔵 冷凍
焼く前 推奨できない 推奨できない 約3週間
焼いた後 当日中 1~3日 約2週間~1ヶ月

手作りアップルパイは、選ぶ保存方法によって日持ちが変わります。常温では数時間で味や食感が落ちて日持ちしないので、当日までには食べ切りましょう。一方で、冷凍は風味を保ちやすく日持ちもしますので、手作りアップルパイを美味しく保存できる最も効果的な方法です。

手作りアップルパイに常温保存は不向き

常温での保存は、湿気や温度変化によって手作りアップルパイが傷みやすくなります。特に夏は数時間で雑菌が繁殖しやすく、食中毒の原因になるおそれがあります。冬でも生地が水分を吸って食感が悪くなるため、長時間の放置は避けましょう。

手作りアップルパイを長期保存したい時は冷凍がおすすめ

手作りアップルパイをできるだけ長く日持ちさせたい場合は美味しさが保てるように、焼く前、焼いた後でも冷凍保存が最適な方法です。また、焼く前の生地を冷凍しておくと、焼いた時に生地の食感を保ちやすく、約3週間日持ちします。冷蔵庫で保存すると生地が柔らかくなりやすいのが特徴ですが、冷凍すれば細菌の繁殖を防ぎ、風味も保てます。

【冷凍】手作りアップルパイの保存方法は?

手作りアップルパイの日持ちを長くしたい場合は、冷凍保存が便利です。焼く前と焼いた後では冷凍の手順が少し違います。手作りアップルパイを冷凍保存する方法を紹介します。

【焼いた後】手作りアップルパイを冷凍保存する方法

焼き上げた手作りアップルパイは、生地の食感が悪くならないように冷凍する前にしっかり冷ますことが大切です。二重に密封すると風味を保ちやすく、冷凍庫で約2週間から1ヶ月ほど日持ちします。さらにフリーザーバッグに入れて、アップルパイが冷凍焼けするのを防ぎましょう。

【焼いた後の手作りアップルパイを冷凍保存する方法】
1.焼き立てアップルパイの粗熱を取り、常温で完全に冷ます
2.食べやすいサイズにカットする
3.1切れずつラップで密閉する
4.フリーザーバッグに詰めて、空気を抜いて密封する
5.冷凍庫で保存する

【焼く前】手作りアップルパイを冷凍保存する方法

焼く前の手作りアップルパイは、生地を丁寧に包んで冷凍することで風味と形の劣化を防げます。まず、乾燥を防ぐために生地をラップで隙間なく包み、空気が入らないように密封することが大切です。包んだ後は冷凍焼けを防ぐために、冷凍用保存袋に入れて口をしっかり閉じ、日持ちするよう冷凍庫で保管しましょう。

【焼く前の手作りアップルパイを冷凍保存する方法】
1.生地をラップで隙間なく包む
2.冷凍用保存袋に入れて密封する
3.冷凍庫で保管する

冷凍保存したアップルパイの解凍方法

小分けにして冷凍した手作りアップルパイを解凍する時は、急激な温度変化を避けるために常温に出すのは避けて、冷蔵庫に移します。また、ホールの場合は解凍に時間がかかるので、冷蔵庫に一晩程度置いておきましょう。急いでいる場合は、小分けのアップルパイを電子レンジ500Wで1~2分温めれば解凍できます。

【冷凍保存したアップルパイの解凍方法】
1.冷凍庫から冷蔵庫へアップルパイを移す
2.小分けの場合は2~3時間かけて解凍する

【冷蔵】手作りアップルパイの保存方法は?

アップルパイを短期間だけ日持ちさせたい場合は、冷蔵が適しています。焼いた後の手作りアップルパイは乾燥や臭い移りを防ぐため、1切れずつラップで包み、密閉容器に入れて冷蔵庫で保存しましょう。冷蔵保存の目安は翌日から3日ほどですが、乳製品や卵を多く使ったフィリングは日持ちしにくいため、翌日までに食べ切るのが安心です。

【手作りアップルパイの冷蔵での保存方法】
1.アップルパイを1切れずつラップで包む
2.密閉容器や保存袋に入れて、冷蔵庫で保存する

【常温】手作りアップルパイの保存方法は?

手作りアップルパイを常温で保存する時は、熱が残っていると水蒸気で生地が柔らかくなるため、焼いた後はしっかり粗熱を取りましょう。保存する時は通気性を確保するために、クッキングシートを軽くかぶせます。常温での保存期間は当日中が目安で、気温が高い季節は数時間以内に食べ切ってください。

【手作りアップルパイの常温での保存方法】
1.焼き立てのアップルパイを冷ます
2.クッキングシートを軽くかぶせる
3.涼しい場所に置き、当日中に食べ切る

アップルパイの温め直し方は?サクサク感を戻すには?

冷めた手作りアップルパイを美味しく温め直すには、オーブントースターの使用が最適です。電子レンジだけで加熱すると生地が柔らかくなり、バターの香りも弱まってしまいます。オーブントースターで温めれば、外側の生地はほどよい食感に戻り、中のフィリングもなめらかに仕上がります。焦げるのが不安な場合は、アルミホイルを軽くかぶせて加熱しましょう。

【アップルパイの温め直し方】
1.予熱した180℃前後のオーブントースターで、3~5分加熱する
2.焼き色がついたら取り出し、粗熱を取る

市販のアップルパイの保存方法・日持ちについても!

市販のアップルパイも、基本的な保存方法は手作りの物とあまり変わりません。常温に長く置くと風味が弱まりやすいため、開封後は冷蔵庫または冷凍庫で保存するのが良いでしょう。

商品によっては防腐剤や糖分の作用で日持ちするタイプもありますが、保存の仕方や賞味期限はパッケージに記載された内容を守ることが大切です。市販のアップルパイを開封した後は、表示期限内であっても早めに食べ切りましょう。

手作りアップルパイを冷凍保存してみよう

アップルパイは風味が落ちやすく、賞味期限も短いお菓子です。冷蔵庫での保存は翌日から3日が目安ですが、常温では日持ちしません。長く楽しみたい場合は、冷凍保存が最適でしょう。焼く前でも焼いた後でも冷凍でき、密封すれば生地の食感を保てます。食べる時は冷凍庫から取り出し、オーブントースターで温め直しましょう。

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