ういろうの賞味期限・日持ちは?切れても大丈夫?保存方法や腐るとどうなるかも紹介!
ういろうの賞味期限を知っていますか?未開封・開封後でどれほど違うのでしょうか?今回は、ういろうの賞味期限・消費期限や、〈1週間・1ヶ月〉など賞味期限切れはいつまで大丈夫なのかを紹介します。ういろうが腐るとどうなるかや、日持ちする保存方法も紹介しますので参考にしてください。
目次
ういろうの賞味期限・日持ちはどのくらい?

| 保存方法 | 賞味期限(未開封) | 賞味期限(開封後) |
| 常温 | 1~2週間 | 非推奨 |
| 冷蔵 | 非推奨 | 非推奨 |
| 冷凍 | 1~2週間 | 1~2週間 |
ういろうは和菓子の中でも独特の食感と風味が楽しめる人気の品ですが、賞味期限や日持ちについては意外と知られていません。保存方法や温度管理によって品質が変わるので、正しい知識を持っておくことが大切です。ういろうの賞味期限や日持ちの目安について紹介します。
そもそも賞味期限と消費期限の違いは?
賞味期限と消費期限は、どちらも食品の品質や安全性を示す表示ですが、その目的が異なります。賞味期限は主に味や食感などの美味しさを保つ期間を指し、消費期限は安全に食べられる期間を示しているのが特徴です。ただし、開封後は保存環境が変わります。どちらの期限であっても、開封後は早めに食べ切ることが大切です。
【賞味期限の定義】
・美味しさを保てる期間
・日持ちの良い加工食品に表示される
【消費期限の定義】
・安全に食べられる期間
・傷みやすい生鮮食品や加工品に表示される
【未開封】ういろうの賞味期限
未開封のういろうの賞味期限は、製造方法や保存状態によって変わります。保存料を使用していない場合1週間前後、日持ちするよう添加物を加えたり真空パックに入れられた物でも2週間ほどが目安です。ただし、店舗によっては賞味期限ではなく消費期限を表示している場合もあります。購入時に必ず確認し、期限内に食べ切ることが大切です。
【開封後】のういろうの賞味期限
ういろうは開封後の劣化が早く、多くの商品が開封後は早めに食べ切るようパッケージに注意書きをしています。水分が多く含まれる生菓子なので、品質を保てる期間が短いのが特徴です。添加物を使用している場合でも、開封した後は当日中に食べ切るようにしましょう。
ういろうの賞味期限切れはいつまで大丈夫?

ういろうは生菓子で日持ちが短く、賞味期限を過ぎた後は傷みやすくなります。しかし、保存状態や製造方法によっては、期限を少し過ぎても食べられる場合もあるでしょう。ういろうの賞味期限切れがどの程度まで大丈夫なのかを紹介します。
ういろうの賞味期限切れは腐っていなければ食べられる
賞味期限が切れたういろうでも、見た目や匂いに異常がなければ食べられる場合もあります。ういろうは比較的傷みやすい生菓子ですが、保存状態が良ければすぐに腐るわけではありません。期限を過ぎた物は品質が落ちている可能性があり、食べる際は味や匂いを確かめることが大切です。ただし、胃腸が弱い人は食べるのを避けましょう。
【1〜3日】賞味期限切れのういろう
賞味期限が1~3日過ぎたういろうは、特に変化がなく食べられる可能性が高いです。念のために匂いや見た目などをよく確認する必要はありますが、変化がなければ食べられるでしょう。ただし、お腹を壊す可能性はあるので自己責任で食べてください。
【賞味期限が1~3日過ぎたういろう】
・見た目の変化なし
・匂いの変化なし
・食感の変化なし
・味の変化なし
・食べられる場合が多い
【1週間】賞味期限切れのういろう
一般的に、ういろうは長期保存に適さないお菓子です。賞味期限が1週間過ぎても見た目や匂いなどに変化はありません。しかし、内部が傷んでいる可能性があり危険です。その商品の元々の賞味期限にもよりますが、安全性を考えると食べない方が無難といえます。
【賞味期限が1週間過ぎたういろう】
・見た目の変化なし
・匂いの変化なし
・味の変化なし
・食感の変化なし
・食べられない可能性もある
【1ヶ月以上】賞味期限切れのういろう
賞味期限が1ヶ月過ぎると、ういろうの匂いや見た目に変化が起こるでしょう。見た目の変化が無いとしても、微生物が繁殖し、食べるのは危険な可能性があります。ういろうはリスクが低いとされていますが、腹痛、嘔吐、麻痺、最悪は死に至るボツリヌス菌が繁殖する可能性のある食品です。どのような状態であっても、賞味期限が1ヶ月切れたういろうは食べないでください。
【賞味期限が1週間過ぎたういろう】
・変色している
・膨らんで変形している
・酸っぱい臭いがする
・変な味がする
・食べられない
ういろうが賞味期限切れで傷む・腐るとどうなる?見分け方は?

賞味期限が切れたういろうは、必ず傷み具合を確認してください。食べ物が腐敗する時、微生物が増殖し食べ物に含まれる成分が分解され、独特な臭いが生じます。また、色の変化も微生物によるものです。少しでも見た目や匂いに変化があれば口にせず、処分をしましょう。
【傷んだういろうの特徴】
・酸っぱい臭い
・甘い臭い
・アルコールに似た臭い
・白や緑のカビ
・変色
ういろうの日持ちする保存方法は?

ういろうは水分を多く含む生菓子なので、正しい方法で保存することが大切です。適切な保存を行えば、できるだけ長く美味しい状態を保てます。ういろうの日持ちを良くする保存方法について紹介します。
ういろうは常温保存が基本
ういろうは基本的に常温で保存してください。直射日光を避け、日の当たらない場所に置くことが大切です。例えばキッチンの棚や机の引き出しなどが適しています。ただし、見えにくい場所に保管すると期限を忘れ、腐敗の原因になるので注意が必要です。なお、日本工業規格や食品衛生法では、常温はおよそ15℃から25℃の範囲と定めています。
長期保存したいなら冷凍もおすすめ
ういろうを冷凍する際は空気に触れないようにラップで包み、さらにフリーザーバッグに入れましょう。賞味期限に関係なく冷凍開始日から約1ヶ月の保存が可能です。解凍する際は蒸すか電子レンジで温めると食感が戻りやすくなります。ただし、冷凍すると多少食感が変わったり、冷凍焼けが起きる場合があります。
ういろうの賞味期限を知っておこう
ういろうの賞味期限は製造方法や保存状態によって異なりますが、適切な保存を心掛ければ美味しさを長く保てます。常温保存が基本ですが、長期保存を希望する場合は冷凍も有効です。賞味期限を過ぎてもすぐに傷むわけではありませんが、見た目や匂いに注意し、異変を感じたら無理に食べないでください。正しい知識を持ち、美味しくういろうを食べましょう。
